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校長日記 令和4年度
校長日記:教育の情報化フォーラム登壇
3月3日、教育の情報化フォーラムが3年ぶりの対面での開催となりました。
私は、情報活用能力育成の模擬授業のお手伝いをしました。
大阪、名古屋、札幌に続いて今年度4回目のセミナー参加となります。
情報活用能力は、学習指導要領で「学習の基盤となる資質・能力」の1つに位置付けられたことにより,校内研究のテーマとして扱う学校が増えてきました。
手賀東小の研究では、情報活用能力育成を意識して学習することで、端末の活用頻度が大きく変化することも分かっています。
「学び方を学ぶ・身につける」ために、情報活用能力の育成は欠かせません。
200名近い参加希望があったそうですが、情報活用能力を意識した学習が全国に広まっていくことを期待しています。(校長 佐和)
https://www.japet.or.jp/com-edu-forum/2022/
校長日記:【教職員向け】教職員研修会のお知らせ(本日)
2月21日、22日の2日間、柏メディア教育研究会のオンライン実践発表会を行っています。
当日の参加もできますので、希望される方はご連絡ください。
昨日も、柏市だけでなく、市外や他県からのご参加がありました。
また、次の回も企画していますので、興味がある先生方はご連絡ください。(校長 佐和)
校長日記: プログラミングの授業をしました
先週のことですが、5年生にプログラミングの授業をしました。
算数の正多角形をプログラミングでかく活動です。
昨年度の全国学力・学習状況調査に出題されましたが、全国的に正答率がよくなかった内容です。
まず、正方形のかき方を考えました。
「辺の長さがすべて等しい」「角の大きさがすべて等しい」という正多角形の性質に着目し、「繰り返し」の命令を使うと便利なことを発見できました。
次に、正三角形をかこうとしましたが、うまくいきません。
辺の数は3でいいのですが、角度を60にすると外に開いたままになってしまうのです。
ここで、教師の出方が問われます。
私は、いろいろな学校でこの授業を何十回も見ているのですが、教師が教えてしまうケースをよく目にしてきました。
プログラミング教育は、プログラミング的思考といわれる、論理的な思考力を育てるためにあります。
ですので、子供が困っているからといって教師がやり方を説明してしまっては、子供たちは考えなくなってしまうのです。
教師が親切すぎることは、子供たちの学びのチャンスを奪うことになりかねません。
今回は、大きな定規や分度器を用意し、子供自身が動いて考えさせました。
「まっすぐ行って、60°って、自分が行きたいところと違うよ」
「行きたいのはあっちだから、角の大きさではなく、回す角度だから‥‥」
うまくかけなかった理由や、どうすれば良いのかもわかり、バグを修正して最終的には、正百角形をかくことができるようになりました。
毎日、子供たちの授業の様子を見て回っているのですが、自分で授業をするのは、とても楽しい時間です。(校長 佐和)
校長日記: アウトプットとインプットいっぱいの1週間
先週は、アウトプットとインプットする機会に恵まれた1週間でした。
学校の実践や自分の研究を発表する場(アウトプット)は、これまでの活動の成果や反省をはっきりさせ、「次はこうしたい」というアイディアが生まれます。
他校の実践を参観する場(インプット)は、新しい情報を得て、「自校でもこういうことをしたい」というヒントをもらえます。
どちらも、来年度に向けた構想を練る上で、とても貴重な体験となりました。
関係者の皆様に、感謝申し上げます。
2月3日(金) 厚木市立小鮎小学校 校内研修会 講師
管理職(校長先生、教頭先生のどちらも)が、より良い学校作りにたいへん意欲的で、リーダーシップを発揮されていました。そのため、研修に参加されていた先生方も、「自分事」として熱心に取り組んでくださいました。プログラミング教育に関する実習も盛り上がりました。
2月4日(土) 熊本市立五福小学校 公開研究会 参加
昨年度も参観させていただきました。アップルのクックCEOが参観されたことでも有名になりました。本田校長先生の、学校内外のたくさんの人材をつなぎ、学校の教育力を高める姿はとても参考になります。 子供たちが目的をしっかりもって端末を活用している姿が印象的でした。
2月6日(月) 千葉県農業協同組合中央会 学童農園・食育支援事業活動検討会 発表
今年度、手賀東小が実践した、農業体験活動とICT教育を融合させた取組を発表しました。発表の後は、たくさんの質問を受け、手賀東小の「食農教育」と「ICT教育」を融合させる取組に関心を猛者ってもらえたようです。学力テストだけでは現れない、非認知能力を育むことの大切さを改めて感じました。
2月7日(火) 日本体育大学柏高等学校
授業参観現国と数学の授業を参観しました。高校でのICT活用が急速に進んでいることに驚きました。教師の説明はほとんどなく、動画や友達との対話で学びが進められていました。そのなかで、自然に教科書やノートも使われています。小学校でも取り入れることができそうなことを考えていきます。
2月9日(木) 多古町教職員研修会 講師
多古町の全教職員を対象に講演をしました。1人1台端末がなぜ始まったのか、そして、どんな教育を目指すのかについて、本校の事例も紹介しながら話しました。多古町委員会や学校の先生方は、手賀東小にもお出でくださっています。これからも情報交換をさせていただきながら、「創造性を育む学び」を広げていきたいと考えています。
2月10日(金) 柏市1人1台端末を活用した実践報告会
柏市で2年間研究を進めている、「1人1台端末を活用した 情報活用能力の育成」の成果について、3名の先生に発表をしてもらいました。各実践のコメント等を務めました。教科や校種は異なりますが、学びの基盤となっている「情報活用能力の育成」を視点とした発表は、オンラインで参加した市内の先生の参考になったものと感じます。
校長日記:多古町から視察
千葉県教育長の視察の翌日、28日に千葉県多古町からの視察がありました。
木川教育長をはじめ教育委員会の皆様と、全校(4校)の先生方です。
全クラスをまわり、ICTを駆使して主体的に学んでいる手賀東小の子供たちの姿を見ていただきました。
たくさんの方が教室に来ても、全く動じないのが手賀東小の子供たちです。
いつも通り、自分の課題解決に向けて、自分の力で取り組んでいる姿をたくましく感じました。(校長 佐和)
校長日記: 千葉県教育長が視察にみえました
千葉県教育委員会 教育長の冨塚昌子様が手賀東小の視察にみえました。
昨年度から、プログラミングコンテスト(Cygames presents CHIBA CODER CUP)の審査員としてご一緒させていただいているご縁で、お越しいただくことになりました。
手賀東小は、2018年度から全国に先駆けて1人1台端末を活用した教育に力を入れており、その実際の姿をご覧いただきました。
1年生から6年生までの全クラスをまわり、どの教室でも子供たちにやさしく声をかけてくだいました。
千葉県の教育力向上に、少しでもお役に立てればありがたいです。(校長 佐和)
校長日記: 冬至に柚子
今日は、冬至です。
「冬至に柚子湯に入ると風邪をひかずに冬を越せる」と言われています。
今年も手賀東小の柚子の木には、たくさんの実がなったので、トゲに注意しながら収穫しました。
1人5個ずつ配ることができました。
柚子湯に入って、この冬も元気に過ごしてくれることを祈っています。(校長 佐和)
校長日記:柏市民新聞に寄稿
12月9日の「柏市民新聞」に寄稿しました。
私が考えている、手賀東小がこれから進もうとしている方向性を書きました。
ご意見、ご感想をお願いします。(校長 佐和)
校長日記: 手賀の朝日を見られる幸せ
この時期は、通勤の途中で太陽が登ってきます。
今日も6時50分頃、一つ井戸を通ると、赤く染まった空から、太陽が現れました。
思わず車を停めて、眺めてしまいます。
ここのところ、晴れている日は毎日のように朝日の写真を撮っています。
こんなすばらしい景色を見て一日を始められることは、本当に幸せです。(校長 佐和)
校長日記: CHIBA CODER CUP 2022審査員
今年度で2回目の開催となるCHIBA CODER CUP 。
今年のテーマは「みんなのための『あったらいいな』」。
身の回りのちょっとした不便を解決するツールや、あったら面白いと思うゲームを募集したところ、千葉県内から236件もの応募がありました。
最終審査に進出した5名がファイナルプレゼンテーションを行い、審査会の模様がチバテレミライチャンネルにて放送されました。
プログラミングのアイディアやスキルの高さはもちろんですが、ぜひ見ていただきたいのはプレゼンテーションです。
自分の作品の良さを知ってもらうために、どの子も熱意のあるすばらしい発表をしています。
ぜひ、動画をご覧ください。
少し残念だったのは、昨年は2名いた、柏からの最終審査会進出者がいなかったことです。
また、これまでの2回、女子の進出はひとりもいません。
動画を参考にして、来年は手賀東小からも最終審査会進出者がたくさん出てくれたら嬉しいです。(校長 佐和)
Cygames presents CHIBA CODER CUP 2022 ファイナルプレゼンテーション【チバテレ公式】
https://www.youtube.com/watch?v=VH4jaoxjbDI
https://www.chiba-tv.com/info/detail/64644
校長日記: 子供はやる気と勇気がある
今月も、一輪車検定を行いました。
15名ほどの児童が合格しました。
そのなかに、合格できなくても、何度も挑戦している子供がいました。
失敗して転んでも、すぐに立ち上がります。
転倒することを怖がっている様子は、まったく見られませんでした。
私は一輪車に乗れないので、「乗れたら気持ちいいだろうなあ」と思うことがあります。
一方で、「もう無理だろう」とあきらめてしまっています。
一輪車と同様に、ピアノやそろばん、鉄棒などは、大人になると習得が難しいといわれます。
でも、時間をかけて練習さえすれば、大人になってはじめても、ある程度できるようものもあるはずです。
そうは思っても、やっぱりケガが怖いので、一輪車にはチャレンジできそうもありません。
その代わり、子供たちがいろいろなことにチャレンジできる場を多く設定し、やる気と勇気を称え、励ましていこうと思います。(校長 佐和)
校長日記: 朝霧はワクワクします
今朝は、朝霧でした。
自宅から、手賀に近づいてくると、どんどん霧が濃くなっていく感じです。
学校に着いても、まだ校庭は真っ白です。
子供たちの登校や教職員の通勤は、心配なのですが、朝霧の日は、ワクワクします。
幻想的な感じも好きですし、朝霧の日は、一日中好天となると言われているからです。
朝霧(朝靄)は、放射冷却によって、引き起こされます。
夜間に空気中の水蒸気が冷やされて、地表付近に沈んでいるのですが、夜明けの太陽光で地表が暖められて、朝霧が発生するのです。
この放射冷却現象がおきる場合は、高気圧が強くなっているので、よく晴れるのですね。
朝は真っ白な世界なのに、少し時間が経つときれいな青空を見られると思うと、良い一日になりそうな気がします。(校長 佐和)
校長日記:大学生からインタビュー受ける
過日、中学生が来校し、インタビューを受けたことを話しました。
今回は、開智国際大学の学生から、オンラインでインタビューを受けました。
教育学部の初等教育専攻の学生なので、将来、小学校の先生を目指している皆さんです。
調査目的は、
「教育現場におけるプログラミング教育の実施にあたっての現状や児童に及ぼす影響を明らかにする」
ことだそうです。
プログラミング教育の現状や課題、評価の在り方などについて、1時間ほどの会議でした。
教育に興味を持ち、しっかり学んでいる学生が、教師になってくれるのは嬉しいことです。
数年後は、どこかの学校で教師として活躍してくれていることを楽しみにしています。(校長 佐和)
校長日記:この骨、何の骨?
数日前、2年生の男子数名が、校長室に駆け込んできました。
「骨を見つけた!」と大騒ぎです。
手賀東小のシンボルツリーである大王松の近くを掘っていて、偶然、見つけたそうです。
「なんの骨?」と聞かれたのですが、私には分かりません。
でも、そこで終わらないのが、手賀東小の子供たち。
外部の専門的な知識を持った方のところに行き、骨を見てもらったところ、
「イノシシの子供の骨」だと分かったそうです。
「学校にイノシシが来たのかな? でも他の骨はみつからないよ。」
「じゃあ、鳥が運んできたのかな?」
「くちばしでは重くて持てないから、鷹が足でつかんだのかも?」
など、いろいろと推測していました。
好奇心がいっぱいで、自然体験を通して発見した課題を、自分たちの力で解決しようとする子供たち。
手賀東小の子供たちは、すばらしい!(校長 佐和)
校長日記: 秋のいろどり
養老渓谷や柏の葉公園、本土寺など千葉県内には紅葉で人気な場所がたくさんあります。
でも、手賀東小の秋の景色も、とても美しいです。
遠くに筑波山が見えますし、様々な木々や草花が秋を彩っています。
自然豊かな学校ですので、子供たちにも身近な自然を楽しんでほしいと思います。(校長 佐和)
校長日記: 校長室で指導された思い出
校長室にいると、
「校長先生、面白い実験をしているから、見に来て!」
と、3年生が窓から声をかけてくれました。
いっしょに行くと、虫めがねで日光を集める実験でした。
日光を集めたところは熱くなり、段ボール紙から煙が出て、穴も開きます。
その様子を見ながら、自分が小学生の頃の出来事を思い出しました。
理科室の掃除をしていた時のことです。
当時は、先生が学校でたばこを吸うことが許されていた時代です。
理科室に灰皿があり、そこにたばこの吸い殻をみつけました。
とても晴れていた日でしたので、
「もしかしたら、虫めがねでたばこに火が付くかも・・・」
と、思いつき、さっそく男子の友達数名と実験を始めました。
灰皿に残っているたばこの紙の白い部分を黒いペンで塗り、数人の友達と一斉に虫めがねで日光を集めると、思っていた通り白い煙がのぼってきました。
「やったぞ!」
と、思った瞬間、理科室のドアが開き、いつもは来ないはずの担任の先生がはいってきました。
おそらく、女子が言いつけたのでしょう。
担任の先生にこっぴどく叱られたのはご想像の通りですが、
「校長先生にも、叱ってもらいます!!」
と、校長室に連れていかれたのでした。
校長先生は、集会の時くらいしか見たことがなく、どうなってしまうのかとても不安な気持ちでいっぱいでした。
校長室のフカフカのソファーに座ると、
「君は児童会の子だよね?」
「はい。」
「理科好きなの?」
「はい。」
「灰皿の中でやったの?」
「はい。」
「でも、万が一、火事になると困るからダメだぞ。」
「はい。」
大声で怒鳴られるのかと思っていたので、少し拍子が抜けた気分でした。
怖くて校長先生の顔を見ることもできなかったので、どんな顔で話されていたのか分かりませんが、その時は、
(校長先生って偉い人だなぁ)
と、なぜか感心したのを覚えています。
今、自分の学校で、同じことが起こったら、校長としてどう対応するでしょう。
絶対に学校で火事を起こすわけにはいかないですが、もともとは教職員が残していた吸い殻ですので、子供だけの責任にはできません。
担任がしっかり指導したので、これ以上厳しく言う必要はないかもしれません。
子供の理科への関心や、好奇心は育てたい。
など、いろいろと考えて悩みます。
状況が異なるでしょうから、 答えはでませんが、子供を指導することって、本当に難しいですね。
50年くらい前のことを忘れないのですから。
念のため、タバコに火をつけて、吸うつもりではなかったことは、付け足しておきます。
あくまで、理科の実験のつもりでした。
校長先生、担任の先生、ごめんなさい。(校長 佐和)
校長日記:今年度も研究論文が入賞できました
2年ぶりに、公益財団法人日本教育公務員弘済会千葉支部が主催する教育実践研究論文に応募し、「優秀賞」をいただくことができました。
今回の論文の主題は、「子供と保護者に選ばれ・満足される学校を目指して~学校存続をかけた小規模特認校の挑戦~」です。
柏市小規模特認校の手賀東小に着任してからの5年間の取組をまとめたものです。
着任後3年間は、学区内の児童数が激減する中、学区外からの児童はなかなか増えませんでした。
そこで、新たに、「1人1台端末による最先端の教育」を手賀東小の特色としたことで、起こった変化とその理由を分析したものです。
論文が公開されましたら、改めてお知らせいたします。
また、令和2年度には、千葉支部で「最優秀賞」をいただいています。
https://www.nikkyoko.or.jp/images/business/research/pdf/no27.pdf
令和3年度は、日教弘教育賞(全国)で「優秀賞」をいただいています。
https://www.nikkyoko.or.jp/images/business/research/pdf/no27.pdf
論文を書くことは、これから行おうとする教育に対して明確なビジョンを持ち、その結果についてきちんと振り返ることで、教育実践を見直し、改善を図ることにつながると考えます。
正直、論文を書くための時間を生み出すことはたいへんですが、今後もチャレンジしていきたいと思っています。(校長 佐和)
校長日記:デジタル推進委員に任命されました
デジタル庁より、デジタル推進委員の任命状をいただきました。
「デジタル推進委員は、デジタル機器やサービスに不慣れな方にきめ細かなサポートなどを行うことで、社会全体として、デジタル社会の利便性を誰一人取り残されず享受できる環境を作っていくための取組(デジタル庁のHPより)」です。
私は学校現場にいますので、教職員の働き方改革でデジタル化を進めていきます。
また、これからの変化の激しい社会を生きていく子供たちに、デジタル技術は不可欠です。
これからも効果的、効率的にICTを活用する学びの場を充実していきます。(校長 佐和)
校長日記: 皆既月食を楽しみました
11月8日は埼玉県の久喜市の小学校に呼ばれていました。
車で行ったので、その帰り道にちょうど皆既月食が見られました。
運転しながらでは危ないですし、よく見えないので、途中のコンビニ等に何度も車を停めて観察と撮影をしました。
月の左下から欠け始め皆既月食が始まり、赤銅色に染まった美しい月に目を奪われました。
翌朝、子供たちと出会うと、皆既月食のことを話してくれる子供がたくさんいました。
手賀の方がきっと美しい月を見上げることができたのではないかと思い、出かけていたことが少し残念です。(校長 佐和)
校長日記:中学生からインタビューを受ける
柏から都内の私立中学校に通う中学校2年生が、私のところに取材に来ました。
テーマは、「ICTを活用した教育」についてです。
・ICTをどう使っているのか
・ICTを使う効果は
・問題点は
など、新聞社や雑誌の方のインタビューと変わらない内容でした。
私のことも、ネットでみつけてくれたそうですし、私が監修した書籍も事前に読んでくれていていました。
実際に会いに行くことで、ネットや書籍ではわからないたくさんのあると学びがあると思います。
手賀東小では、情報活用能力の育成や創造性を育む学びを推進していますが、さすがに子供ひとりでのインタビューはまだ行っていません。
社会科の学習の一環だそうですが、すばらしい教育をしている中学校だと思います。
どんなレポートにまとめてくれるか、楽しみです。
校長日記:稲刈りの様子が紹介されました
先日の稲刈り様子がWebで紹介されています。
みんなのミュージアム「人と街の記憶」9月分。
全文は、以下のURLでご覧ください。
https://kashiwa-museum.com/conversation/vol22_saijiki09.html#%E6%9C%882209-5
校長日記:おじいさんの応援に感謝です
先日、本校に在籍している子供のおじいさんが、たくさんの金魚を学校に届けてくださったことを紹介しました。
中庭の池で元気に泳いで、子供たちの目を楽しませています。
今週は、別の子どものおじいさんが、中庭の庭木の手入れをしてくださいました。
庭師のお仕事をされている、プロの方です。
しかも、どちらのお子さん(お孫さん)も学区外から通学しており、ご自身の母校ではないのです。
ご家族の皆様から大切にしてもらえる手賀東小は、本当に幸せな学校です。
運動会にお越しになりましたら、池と中庭をご覧いただけたら幸いです。(校長 佐和)
校長日記: 黒板で絵のリレー
黒板は、明治初期にアメリカ経由で持ち込まれたと言われています。
手賀東小の創立は、明治5年度ですので、開校された頃から黒板があったのでしょう。
150年経った今でも、黒板は健在です。
毎日、教師や子供が板書(教育用語で黒板に文字や絵をかくこと)しています。
しかし、最近は教室環境が劇的に変わってきました。
教師がプロジェクターを使って資料を提示したり、子供たちが1人1台端末の画面を投影したりすることが多くなってきています。
もしかすると、いずれはホワイトボードや電子黒板に替わり、教室から黒板がなくなっているかもしれません。
だからというわけでもないのですが、子供たちに黒板で表現活動をさせてみたいと思いました。
たまたま、担任がいない時間があったので、3年生と6年生といっしょに「絵のリレー」をしてみました。
「絵のリレー」は、元の絵から思いついたイメージを、どんどんつなげていくものです。
思っていた以上に子供たちは喜び、黒板いっぱいに絵がつながっていきました。
日本で初めて、当時神聖なものであった黒板を児童に開放したと言われる熊谷元一さんが撮影した写真を、長野県で見たことがあります。
昭和30年頃の子供たちが生き生きと黒板に落書きをしていました。
現代の手賀東小の子供たちも、黒板にお絵かきをするのは大好きなようです。(校長 佐和)
校長日記:休み時間のできごと
休み時間の教室の様子を見回っていると、6年生の教室に何名か残っていたので、
「外で遊ばないの?」と聞くと、
「友達と勉強を教え合っている」とのこと。
答えを教えるのではなく、丁寧にやり方を教えている姿は、まるで教師のようでした。
教えている子供も、教えてもらっている子供も楽しそうです。
その途中で、
「児童会のクラスルーム(ネット上)の入り方が分からないので、教えてください。」
と、3年生がはいってきました。
すると、すぐにそばに駆け寄って、分かりやすく教えていました。
「分からないから教えて」と友達に言えるのは、日ごろから信頼関係があるからだと思います。
全校児童が仲の良い手賀東小の子供たちを見ていると、心が温かくなります。(校長 佐和)
校長日記: 教育実践ライブラリVol.2に掲載
令和4年8月1日に発行された「教育実践ライブラリVol.2 GIGAの日消化で変わる授業づくりの今とこれから」に本校の実践が紹介されました。
今回は、特別活動と家庭学習を連動させることで、特別活動の目標である、「自主的、実践的な態度を育てること」を達成するために、宿泊体験学習のコースを子供たちがプランニングした事例を中心に紹介しています。
また、1人1台端末で学校と家庭をシームレスにつなぐ方法について記述しました。
4ページありますが、ここでは全文を公開することができませんので、書店やネットで目にしましたら、お読みいただけると幸いです。(校長 佐和)
校長日記: 書評を載せていただきました
手賀東小と大津一小で研究パートナーとなり、二校の実践をまとめた書籍が4月に発行されました。
その内容について、月刊「視聴覚教育」に書評が載りました。
一般社団法人 日本視聴覚教育協会様、放送大学 教授 中川一史様、ありがとうございました。
1人1台端末で、子供主体の学びを実施しようとしている先生方にお読みいただけると幸いです。(校長 佐和)
校長日記: 関西教育ICTに登壇しました
情報活用能力を育むためのセミナーにコメンテーターとして参加しました。
これからの社会で求められる情報活用能力を育成のセミナーです。
全国から、たくさんの先生方が参加してくださいました。
少しゆっくりすることもできる夏季休業中なのに、子供たちのために自ら学ぼうとしている先生方を尊敬します。
このような教師の姿勢は、きっと子供たちにも伝わり、自ら学ぶ子供になるのではないかと思います。
茨城大学 小林祐紀先生、浜松市立浅間小学校 菊地寛先生、大変お世話になりました。(校長 佐和)
校長日記: ICT教育ハンドブック2022に掲載
一般社団防振 日本教育情報化振興会が毎年発刊している「ICT教育環境整備ハンドブック2022」に手賀東小の取り組みが紹介されました。
事例が紹介されたのは、全国で2つの小学校だけです。
全国の学校や教育委員会に配布されます。
各校のGIGAスクール推進の参考にしていただけたら幸いです。(校長 佐和)
画像の文字が読みづらい場合は、下記の添付ファイルでお読みください。(校長 佐和)
校長日記: 教職研修8月号で紹介されました
教育開発研究社が発刊している、月刊『教職研修』8月号の表紙に本校の紹介が掲載されました。
主に校長、副校長・教頭が読む教育雑誌です。
手賀東小の特色ある教育を、多くの学校に知ってもらえたら嬉しいです。(校長 佐和)
以下、紹介文
千葉県柏市立手賀東小学校
創立150周年を迎える小規模特認校です。
体験活動とICTを融合させた教育に力を注いでおり、 今年度は「端末を小脇に抱え、地域を駆け回る子」を目指す児童像に、 1年生から6年生までの縦割りグループで学習を行っています。
写真は、地域での農業体験の際、端末の使い方を上級生がやさしく教えている様子です。
校長日記: プログラミングコンテストがあります(子供たちへ)
千葉県教育委員会と千葉テレビ放送株式会社の共催による、Cygames presents CHIBA CODER CUP 2022が今年も開催されます。
昨年度に引き続き、審査委員を務めることになりました。
最終審査会進出者のプレゼンテーションは今年もテレビで放送されます。
今年のテーマは「みんなのための『あったらいいな』」!
あなたの身の回りのちょっとした不便を解決するツールや、あったら面白いゲームなどをプログラミングして、ドシドシ応募してください。
みなさんの想いのこもった作品に出合えることを楽しみにしています。
手賀東小の子供たちも応募してほしいなぁ・・・(校長 佐和)
詳細や応募は、こちらから
校長日記:卒業生が来てくれました
今年の春、手賀東小を巣だっていった卒業生が、全員揃って学校に来てくれました。
卒業の時に、「扇風機カバー」を学校にプレゼントしてくれて、それを外しに来てくれたのです。
通学の途中などにたまに会うことはありましたが、全員揃った姿を見るのは約3か月ぶりです。
中学校の制服の子供もいて、なんだか少したくましく感じました。
それにしても、母校の役に立とうと、放課後にわざわざ来てくれるなんて、感激です。
卒業生の皆さん、ありがとうございました。
手賀東小は、いつまでも皆さんの学校です。
いつでも気楽に遊びに来てください。待ってます。(校長 佐和)
校長日記: 熊本の研修会で講演しました
熊本大学教職大学院情報教育研修会で、講演をしました。
本校が、小学館から出版した『創造性を育む「1人1台端末」活用授業』の実践をする上で留意すべきことを話し、創造性を育む授業をする上で重要なことを話し合ってもらう内容でした。
土曜日の午前中3時間の長丁場でしたが、たくさんの意見をお聞きして私自身が刺激を受けたり、学んだりすることがたくさんありました。
このような機会で、学校外の方からいただいた意見を、手賀東小の子供たちの教育に活かしていきます。(校長 佐和)
校長日記: AI時代の教育学会に参加
6 月18日(土)に開催された、AI時代の教育学会に参加しました。
「学校全体で取り組む情報活用能力の育成」というテーマで、私からは、昨年度から学校体制で取り組んでいる『創造性を育む学びを実現するための情報活用能力』について発表しました。
本校は小規模校ですが、先日学校に訪問した船橋市立葛飾小学校の秋元大輔校長は、大規模校での取り組みを、熊本大学の前田康裕教授は、熊本市全体への働きかけをご発表されました。
学習指導要領において、情報活用能力の育成は学習の基盤として位置付けられています。
学校規模に関わらず、全国的にどの子にも育成していくことが求められており、そのために1人1台端末の活用が効果的に機能すると考えています。
最後に、コーディネーターを務めた放送大学の中川一史教授からは、今後の課題も提示されました。
本校では、今年度も子供たちの情報活用能力の育成に力を注いでいます。
昨年度の研究をさらに充実させ、その成果を「創立150周年記念行事」で披露したいと考えています。(校長 佐和)
校長日記:ツバメが今年も巣をつくる
今年も昇降口の上に、ツバメが巣を作りました。
・ツバメの巣ができた家には、幸運が訪れる
・巣ができた年には、病気や火事にならない
・ツバメは衰えている家には巣を作らない
などの言い伝えからも、ツバメは幸せを運んでくる鳥としても有名です。
また、ツバメが巣をつくるところには、とても優しい人たちが暮らしているといわれているそうです。
ツバメは自分たちの巣が、人間の手で壊されそうなところには、巣を作らないということでしょう。
昇降口は、手賀東小の全校児童が毎日出入りするところです。
その場所を選んでくれたのは、手賀東小の子供たちが「みんな優しい」ということに気づいてもらえたようで、とてもうれしいことです。(校長 佐和)
校長日記:プレゼンの聞き方が変わった
6年生が5年生にプレゼンをしていました。
内容は、「テガニッキ」で紹介しますが、注目したのはその「聞き方」です。
以前は、大切だと感じたことは、手がきで紙にメモをしていました。
それが、今では端末で写真を撮ったり、キーボードで打ち込んだりしながら聞いています。
スライドの写真や絵などは写真に撮った方が記録しやすいですし、今の子供たちのタイピング力ならキーボードを打ちながらプレゼンを見ることも可能です。(手賀東小の高学年は、1分間の平均入力数は、約50文字です。)
よく考えれば、研究会や講演会等で大人も同じようなことをしています。
大人だから「端末」を使い、子供は「手がき」という区別はなくなってきています。
手がきでも、キーボード入力でも、写真でも、動画でも、やりやすくて後に活かせるものを自分の判断で選択することは、当然なことではないでしょうか。
1人1台端末という新たなツールを手にしたことで、子供たちの学ぶスタイルがどんどん変化していっています。(校長 佐和)
校長日記: 最近の子供は虫嫌い?
昼休みに高学年の女子が、「クモの子供がたくさんいる」と校長室に呼びに来ました。
やまゆりコースに行ってみると、まさに、『蜘蛛の子を散らす《蜘蛛の子の入っている袋を破ると、蜘蛛の子が四方八方に散るところから、大勢のものが散りぢりになって逃げていくことのたとえ》』を目の当たりにしました。
その様子を気持ち悪がって逃げるのではなく、みんなで観察をしています。
なかには、子供のカマキリを見つけて遊んでいる子供もいました。
最近の子供は、虫嫌いが増えたと言われます。
確かに、カブトムシやクワガタでも触ることができない子供がいます。
一方で、手賀東小には虫採りや虫の観察など虫に興味津々の子供もたくさんいます。
子供が虫嫌いになる理由はいくつかあると思いますが、大きな理由は、
「自然体験不足で虫に触れる機会が乏しい」
ことではないでしょうか。
命の大切さや生きるために食べることなど、虫の飼育や観察を通して学ぶことはたくさんあると思います。
また、小さいころから虫に慣れていれば、過剰に怖がることも少なくなります。
このような自然体験ができる手賀東小は、とても恵まれているといってよいでしょう。(校長 佐和)
校長日記: 放送大学中川教授との対談記事
放送大学の中川一史教授と対談した内容が、小学館のWebサイトで掲載されました。
GIGAスクール時代の授業づくりや教師に必要な力について、じっくり話しています。https://kyoiku.sho.jp/154735/
お読みになりましたら、ご意見・ご感想をいただけると嬉しいです。(校長 佐和)
https://kyoiku.sho.jp/154735/
校長日記:端末を自由に使うこと
1年生の教室に行くと、端末を使って「森」という漢字を書いている子供がいました。
まだ習っていないはずなのに、どうして「森」を書いているのだろうと疑問に感じながら、廊下を歩いていると、メディアルームの前に毎日掲示されている『今日は何の日』は、「森林の日」でした。
子供には確認していませんが、これを見て「森」に興味を持ったのかも知れません。
何かに興味を持ったら、すぐに調べることができるのは、端末の良いところです。
教師に教わったものだけを学習するのではなく、自分が興味を持ったり、疑問に感じたりしたことを進んで学ぶことで、知識が増えたり、学び方を身に付けたりすることにつながります。
手賀東小では、教師の指示がなくても端末を自由に使って良いことにしているのは、このような子供たちを育てたいと考えているためです。(校長 佐和)
校長日記:自然での遊びは創造性を育む
昨日のことですが、ロング昼休み(手賀東小は週に2回、45分間の昼休みがあります)に、校庭のクローバーがたくさん生えている場所にいました。
子供たちを見回すと、
・四つ葉のクローバーを探す子
・クローバーにお水をあげている子
・バタン!と倒れ込んでいる子
・うさぎに葉っぱを食べさせている子
など、同じ場所でもいろいろな遊び方をしています。
ゲーム機やルールが決められている遊びでは、ここまでバリエーションはないでしょう。
「自然の中で遊ぶことで、子供たちの創造力が育まれるんだなあ。」
と、改めて実感しました。(校長 佐和)
校長日記: 子供は秘密基地を作りたがる?
秘密基地を作って遊んだことはありますか?
私は、小学生の頃、よく秘密基地づくりして遊んでいました。
家の近くの空き地に、拾ってきた材木やトタン板を使って小屋のようなものを作り、その中で、お菓子を食べたり、マンガを読んだりしていました。
強い風が吹くと跡形もなくなってしまうような粗末なものでしたが、とてもワクワクしたことを覚えています。
「令和時代の子供は、もうそんな遊び場はしないだろう。」
と、思っていたら、手賀東小の子供たちが秘密基地を作り始めていました。
3年生がリーダーとなり、2年生や1年生と楽しそうに、枝や枯れ葉を運んだり、土の階段を掘ったりしています。
とても一生懸命な姿をみて、微笑ましくなりました。
そして、なんだか、とても懐かしい気持ちになりました。
秘密基地といいながら、やまゆりマラソンコースの中で、常にみんなが横を通るので、バレバレです。
それに、「校長先生、見に来て!」と、呼びに来たぐらいですので、
はじめから秘密にしておくつもりもないのかもしれません。
いったいどんな秘密基地になるのか、しばらく見守りたいと思っています。(校長 佐和)
校長日記: 藤の花が見ごろを迎えます
日差しが強くなってきて、砂場の上にある藤の花も見ごろとなってきました。
今朝は、端末を持ちだして撮影している1年生がいました。
藤の花言葉は、
・優しさ
・歓迎
だそうです。
藤の花は、長く手賀東小にいる先輩として、新1年生を優しく迎え入れているように感じました。(校長 佐和)
校長日記:外国語の実践が紹介されました
東京教育研究所発行の「1人1台端末で躍動感あふれる小学校英語教育を!」に、手賀東小の実践が紹介されました。
外国人とオンラインでつなぎ、英語でのコミュニケーション力を育む実践です。
8ページ紹介されています。
お読みになられた方がいらっしゃいましたら、ご感想等をいただければ幸いです。(校長 佐和)
校長日記: 平塚分校を見て
白井市立白井第二小学校平塚分校は、千葉県白井市平塚にあった公立小学校です。
自治体は異なるものの、手賀東小から直線距離にしたら2キロメートルほどしか離れていません。
1873年(明治6年)3月10日開校ということなので、手賀東小開校の5日前に創立されました。
残念ながら2003年(平成15年)、本校の白井第二小学校に統合し、廃校となってしまいました。
統合・廃校となるまでの約130年間、長い歴史の中で大勢の子供がここで学び、遊び、たくさんの思い出がつまっているであろう木造校舎に、ノスタルジーを感じます。
それでも、やっぱり子供たちの声が聞こえない学校は、とてもさみしいものです。
手賀東小も、数年前に児童数が約40名になってしまいました。
学区内で生まれてくる子供も、ここ数年間は1~2名しかいません。
このままいったら、平塚分校と同じように廃校になってしまってもおかしくない状況でした。
それが、昨年度は57名になり、今年度は17名の新入生(学区外から15名)を迎え、合計70名でのスタートとなります。
そして、今年度、節目の年となる150周年を迎えます。
手賀東小の校長5年目にあたり、長い歴史と伝統ある手賀東小をますます盛り上げ、後世に引き継いでいきたいという思いを強くする見学となりました。(校長 佐和)
校長日記:新年度のご挨拶
今年度で,手賀東小の校長,5年目になります。
大好きな手賀東小に残りたいという希望が叶い、優しい子供たちと触れ合うことのできる幸せを感じています。
さて、11日の入学式には17名の新入生を迎え,児童数は70名に増加します。ますます活気に溢れる学校になりそうです。
また,今年度は,学校創立150周年の節目の年になります。柏市で最も長い歴史と伝統のある小学校です。手賀地域の豊かな自然や文化遺産を活かした取り組みや,長い年月受け継がれてきた農業体験,1年生から6年生までの縦割り活動による異学年交流など「不易」の教育を,今年度はこれまで以上に推進していきます。
一方で,他校に先駆けて1人1台端末環境を整え,最先端の教育を進めてまいりました。4月中に本校の実践を紹介する書籍(創造性を育む「1人1台端末」活用授業 小学館)が発行されるなど,その取り組みは全国的に注目されています。これまでの一斉一律の授業スタイルの限界から抜け出し,情報活用能力や問題解決能力等の学習の基盤となる資質・能力を確実に身につけさせ,個人の進度や関心に応じた学びの場を目指す,これからの新しい時代に求められる「流行」の教育を推進してまいります。
学校規模が小さいことを『強み』とし,「不易と流行」を兼ね備えた「手賀東小ならでは」の教育を行うことで,子供たちが将来,それぞれが思い描く幸せを実現するための生きる力を,大きく伸ばす学校を目指していきます。
本校の教育活動を支えていただいております保護者や地域の皆様のご期待にお応えできるよう,鋭意努力いたす所存でございますので,何とぞ一層のご支援とご協力を賜りますようお願いいたします。(校長 佐和伸明)
校長日記:『令和3年度日教弘教育賞』で「優秀賞」
『令和3年度日教弘教育賞』で「優秀賞」をいただきました。
公益財団法人 日本教育公務員弘済会が主催し、文部科学省の後援によるものです。
昨年度、千葉支部で最優秀賞を受賞し、今年度、千葉県を代表して全国に論文を提出しました。
その結果、全国でもすばらしい賞をいただき、大変うれしく思っています。
これは、コロナ禍においても手賀東小の教職員が一丸となり教育活動を推進した成果であり、新しいことに果敢にチャレンジする本校の教職員を誇りに思います。
来年度もさらに研究を深めていきます。
論文については、ネットでも公開されるようですので、またお知らせします。
表彰にお越しいただいた千葉支部の皆様、ありがとうございました。(校長 佐和)
校長日記: 今の時期にバッタの成虫⁉
昨日は、雪が降りました。
今朝も、寒い朝でした。
ところが、花壇でバッタの成虫を発見しました。
今の時期に成虫なら、冬を越したってこと?
ということで調べてみたら、バッタ目キリギリス科の昆虫のクビキリギスでした。
冬を越すことができるようです。
バッタの仲間は夏や秋に鳴くものが大半の中、春いち早く「ジーー」という連続した大きな声で鳴き始めるようです。
まだ寒い日がありますが、春の訪れを感じさせてくれました。(校長 佐和)
校長日記: 違法・有害情報相談センターの会議に参加
違法・有害情報相談センターが主催するネット被害に関する会議に参加しました。
当センターは、総務省支援事業として、インターネット上の違法・有害情報に対し適切な対応を促進する目的で、関係者等からの相談を受け付け、対応に関するアドバイスや関連の情報提供等を行なう相談窓口です。
会議では、小中学生を含め、ネットで被害にあって困っている事例がたくさん報告されました。
学校現場にいる立場で参加させてもらっていますので、子供たちがネット被害にあわないような教育を行うとともに、被害にあった時の解決の方法を身に付けさせていきたいと思います。
子供だけでなく大人も、無料で下記の相談ができますので、万が一の時にはご利用ください。(校長 佐和)
○氏名、住所などを無断で公開された。
○誹謗中傷にあたると思われる書き込みをされた。
○自分の写真が許可なく掲載されているので、削除したい。
○誹謗中傷を書き込んだ人を特定したい。
○プロバイダ責任制限法に基づく発信者情報開示請求書/送信防止措置依頼書がきたが対応方法が分からない。
○インターネット上で、AV出演強要や「JKビジネス」等のトラブル(個人情報や動画の掲載または脅迫)にあった。
校長日記:パナソニック教育財団研究助成決定
パナソニック教育財団「2022年度(第48回)実践研究助成」助成先に決定しまた。
研究テーマは、1人1台端末による創造性を育む学びの実現~社会とつながり最適解を追求する授業デザインを通して~です。
2019年度にも研究助成を受けており、算数科のつまずきを解消し「学ぶ意欲」を育むR-PDCAサイクルの確立~データ分析に基づく授業改善を通して~という研究で、「優秀賞」をもらっています。
子供たちにとって、学びの大きい研究となるよう、しっかり実践を積み上げていきます。
11月5日(土)に、学習成果発表会を行いますので、ぜひ、いらしてください。
https://www.pef.or.jp/school/grant/grant_list/2022_grant/
校長日記: AI 時代の教育学会 2021年度 第2回研究会登壇
下記のシンポジウムに参加しました。
GIGAスクール構想により、子供たちが学校でも家庭でも端末を使うようになったことで、
ますます情報モラル教育の重要性が叫ばれています。
今回のシンポジウムでは、
・子供たちに使わせながら考えさせる
・失敗体験を学びのチャンスにする
という点において、共通した考え方でした。
「危ないから使わせない」というだけでは、包丁を使うことも、横断歩道を渡ることもできません。
インターネットも同様で、将来、ネットを使わないで仕事や生活をすることはできないでしょう。
早いうちから危険性を理解することや、対処方法を身に付けることが大切だと感じています。(校長 佐和)
■2022年3月13日(日) 13:00〜15:40
■オンライン開催(Zoom)
■シンポジウム テーマ:「一人一台端末時代の情報モラル教育」
コーディネーター:
中橋 雄(日本大学教授)
シンポジスト :
安井 政樹(札幌市立幌北小学校教諭)
郡司直孝(北海道教育大学附属函館中学校教諭)
佐和 伸明(千葉県柏市立手賀東小学校校長)
校長日記: 「ネット安全安心全国推進フォーラム」配信
2月22日に開催された文部科学省「ネット安全安心全国推進フォーラム」が、
下記URLにてアーカイブ配信されました。
私もパネリストとして参加しています。
保護者との連携の重要性が話題になりました。
ぜひ、ご覧ください。
https://youtu.be/9OakvRS07Bs