校長日記

2021年5月の記事一覧

校長日記:これからの授業にワクワクしています

6月に行う,研究授業を進めています。

いずれも,1人1台端末を使って,情報活用能力を育むことをねらいとしています。

本校では,私が委員を務めている 日本教育情報化振興会 (JAPET&CEC)で進めている「小学校版情報活用能力ベーシック」に基づいて授業を設計しています。

https://www.japet.or.jp/ActivityReport/ict-skills/

 

今,計画している授業の概要は,下記の通りです。

いずれも,学習者中心の楽しい学習になりそうで,私たち教師もワクワクしています。

 

○3年生 6月1日実施予定

社会科「いちご農家の仕事」 対面とオンラインを融合した情報収集

社会科のいちご作りについて,いちご農家を見学しました。

学習のまとめとして,「渡会いちご園のいちごがおいしいヒミツ」をリーフレットにまとめ,直売所で配ってもらう予定です。(5000枚印刷予定)

そのためには,一般的ないちごの育て方だけでなく,渡会いちご園に特化した情報が新たに必要となりました。

そこで本時では,オンラインでいちご農家の渡会さんにインタビューして,ヒミツを探ります。

 

○5年生 6月11日実施予定

外国語・総合 「ALTとオンラインで仲良くなろう」 オンラインによる協働学習

まず,グループ(5グループ)ごとに,オンラインでALTと仲良くなる活動を行います。

そして,お世話になったALTTシャツをデザインしてプレゼントすることにします。

ALTに喜んでもらうためには,ALTが好きな色や,形,食べ物,スポーツなどを聞き出さないといけません。

本時は,オンラインで子供たちからALTに英語でインタビューする活動となります。

その後は,手賀西小の友達とオンラインでデザインを相談して,ネットで注文したTシャツをプレゼントします。

 

○2年生 実施日未定(ザリガニが準備できしだい)

生活科 「ザリガニ釣り大作戦」 動画にまとめて発表する

ザリガニを釣るためには,どんな餌が良いか,どんな釣り方をしたら良いかなど,個々に課題を設定し,実験計画を立てます。

「イカの刺身で釣れるなら白い消しゴムでも釣れるかも」

「ザリガニが餌をはさんだら,そっと引っ張った方がいいのか,素早くひっぱった方が良いのか」など

そして,実際に実験(ザリガニ釣り)を行い,その様子を各自の端末を使って動画撮影をしておきます。

本時では,撮影した動画のなかから必要な部分を切り取って編集を行い,課題についての結果について発表します。(校長 佐和)

校長日記:何の花でしょうか?


上の写真は,何の花だと思いますか?

下記のヒントからお考えください。

○棚で育っています
○秋には,たくさんの果実をつけます
○ビタミンCが豊富です

○名前の由来はニュージーランドの国鳥に似ていることです
○下は,花が終わった後の写真です


正解は,「キウイフルーツ」でした。
古くから,手賀東小にあります。
(私が16年前に手賀小に来た時にはありました。)
今年もたくさんの果実をつけてくれることでしょう。(校長 佐和)

校長日記: やってみせ,言って聞かせて,させてみせ,

「やってみせ,言って聞かせて,させてみせ,ほめてやらねば,人は動かじ。」

連合艦隊司令長官を務めた山本五十六の言葉です。

今年からGIGAスクール構想による1人1台端末を用いた教育が本格的にスタートしています。

日本の約150年の教育で,経験したことのないことが始まろうとしているのです。

ですから,先生方に「使わせてみて」と口で言っただけでは,どんな子供を育てるために,どう活用したら良いか,戸惑いも大きいはずです。

そこで,まず校長である私が,実際に自分がやって見せて,しっかりと説明をして理解してもらい,その後実践させていことが必要だと感じています。

今回の研修では,いよいよ6月の研究授業の詳細について話し合いました。

本校がめざすこれからの教育のイメージを全員で共有し,力を合わせて進めていきたいと思います。(校長 佐和)

校長日記:校内研を他校と共有する

本校では,以前から,企業や他校の先生など外部の方をお呼びして教職員研修を行っています。

今回は,教科書会社の方に,算数の学習者用デジタル教科書について説明してもらう機会を持ちました。

これまでと異なるのは,研修の様子を他校にもオンラインで公開したことです。

この方法を使えば,各校の研修を広く共有できるようになります。

研修を自校の教職員に止めず,広く公開することで,教師も学ぶ機会が増えていきます。

ひいては,子供たちの学びの充実につながることを願いします。(校長 佐和)