校長日記

2021年6月の記事一覧

校長日記: 「ばらっぱまんじゅう」いただく

学校協議委員の小野里様から,「ばらっぱまんじゅう」をいただきました。

「ばらっぱまんじゅう」は,千葉県の北総地域で古くよりつくられており,以前は手賀でもよく作られていたそうです。

まんじゅうを蒸す時に,ばらっぱ(サルトリイバラの葉)を下に敷いたので「ばらっぱまんじゅう」とのこと。

サルトリイバラは,ユリ科の落葉つる性樹木で,葉の特徴として丸くて表面がつるつるしているため,まんじゅうを包むのに適しているそうで,本校のやまゆりマラソンコースにも自生しています。

人の集まりがあると材料を持ち寄ってつくられ,夏祭りやお盆なと「ハレの日」に食されることが多かった「ばらっぱまんじゅう」を,これからもこの地域に残していきたいものです。(校長 佐和)

校長日記:誰が食べたの?

カブトムシが成虫になりました。

餌としてカブトムシ用のゼリーをあげています。

お休みを終えて学校に来たら,ケースの横に袋ごとおいていたゼリーのふたを突かれて,全部食べられていました。

目撃した人の話だと,「ハトのような鳥だった」そうです。

ノバトでしょうか?

手賀は,野生の生き物がすぐ近くにいます。(校長 佐和)

校長日記:睡蓮鉢のメダカと水泳指導

メダカを飼っている鉢に,睡蓮の花が咲きました。
毎年咲く,黄色い花です。
その下をメダカが気持ちよさそうに泳いでいます。

今,私が頭を悩ませていることの1つは,今年度の水泳指導についてです。
コロナ感染対策を具体的にどう行うか,考えているところです。
これから暑くなりますので,子供たちもメダカのように気持ちよく泳がせたいのですが,これまで通りには行うことはできそうにありません。
それでも,子供たちの体験が増やせるよう,しっかり策を考えていきます。(校長 佐和)

校長日記:五つ葉のクローバー見つける

実は,子供の頃から,四つ葉のクローバーを見つけるのが得意です。

というか,クローバーがあると見つけたくなります。

公園でも,野原でも自然に立ち止まってしまいます。

立ったまま俯瞰して,ちょっと違和感があるもの確かめると,四つ葉だったりします。

1つみつけると,その近くで見つかることもよくあります。

そうなるとなかなかやめられません。

 

今朝は,校庭を見回っていて,四つ葉のクローバーを見つけた後に,五つ葉もみつけました。

花言葉では,四つ葉は「幸運」というイメージがよく知られていますが,五つ葉は「不幸」になるとも言われているようです。

その反面,「財運」という意味もあるようですから,見つけて喜んで良いのか,悲しんだ方がいいのか,気持ちが揺れてしまいます。

それでも,四つ葉の発生率は1万分の1で,五つ葉の発生率は100万分の1(0.0001%)だということですから,とりあえず見つけたことを喜んでおきます。(校長 佐和)

校長日記:怪鳥の幸せを祈ります

手賀地区に長く住みついていた,ミナミジサイチョウが捕獲されました。

私たちは2月の初めから何度も見ていたので,ここにいることが当たり前のように思っていました。

それが突然マスコミで取り沙汰されて,大騒ぎになりました。

私の所には,テレビ局の番組が6本,新聞が4社,取材に訪れました。

5日に捕まった映像をテレビで見て,とても複雑な気持ちになりました。

それは,ミナミジサイチョウにとって,何が幸せだか分からなかったからです。

手賀の豊かな自然の中で,自由に飛びまわって暮らすほうがいいのか,

人に飼われて,寒さや餌の心配せずに暮らす方が幸せなのか。
もちろんサバンナで暮らすことが一番良いはずですが,それは難しいでしょう。

いずれにしても,ミナミジサイチョウが幸せに暮らせることを祈るばかりです。(校長 佐和)

※下の写真は,今になって見つかったものです。マスコミにも出していません。