校長日記

校長日記:怪鳥の幸せを祈ります

手賀地区に長く住みついていた,ミナミジサイチョウが捕獲されました。

私たちは2月の初めから何度も見ていたので,ここにいることが当たり前のように思っていました。

それが突然マスコミで取り沙汰されて,大騒ぎになりました。

私の所には,テレビ局の番組が6本,新聞が4社,取材に訪れました。

5日に捕まった映像をテレビで見て,とても複雑な気持ちになりました。

それは,ミナミジサイチョウにとって,何が幸せだか分からなかったからです。

手賀の豊かな自然の中で,自由に飛びまわって暮らすほうがいいのか,

人に飼われて,寒さや餌の心配せずに暮らす方が幸せなのか。
もちろんサバンナで暮らすことが一番良いはずですが,それは難しいでしょう。

いずれにしても,ミナミジサイチョウが幸せに暮らせることを祈るばかりです。(校長 佐和)

※下の写真は,今になって見つかったものです。マスコミにも出していません。