校長日記

2019年6月の記事一覧

校長日記 子供の未来を見つめる

今日は、修学旅行で子供達と東照宮にいます。

子供達は班別行動をしているので、三猿の彫刻の前で待っている時、何気なく有名な三猿の左の彫刻が目に入りました。

恥ずかしいことに、何を意味しているのかわからなかったので、解説を読んでみたら、子の未来を見ているものだとわかりました。

この彫刻のように、子供達の未来がバラ色で実り豊かなものになるといいなぁと思います。

また、そのために手賀東小の時代にしてあげられることを、いっぱい考えて実現いこうと思います。

この2日間はとても楽しい時間でした。
しっかり行動してくれた子供達に感謝したいです(校長  佐和)



校長日記:NEE2019登壇

今年度も,New Education Expo 2019のセミナーに登壇させてもらいました。

発表したのは,本校の1人1台タブレット端末の活用事例です。

発表タイトルを「学力向上を実現するための1人1台の端末整備と活用プラン」とし,

〇問題作りを通した協働学習

〇学習者用デジタル教材(教科書)

〇プログラミング学習

について,本校での実践事例をご紹介しました。

発表後,たくさんの方に質問や意見をいただきました。

独りよがりの研究にならないよう,このように外部の方の意見をいただく場を大切にしたいと考えています。(校長 佐和) 

https://edu-expo.org/registration/2019/?hall=T&new=true#timeline

学校から見える景色って

今週のはじめに,静岡県三島市の小学校にプログラミング教育の校内研究会講師として伺いました。

廊下の窓から富士山がきれいに見える学校でした。

思わず写真を撮っていると,6年生の子供から,

「何,撮ってるの?」

と,聞かれたので,

「もちろん富士山だよ。きれいだね。」

と,答えると,

「もう,見慣れたなぁ・・・」

と,言われました。

 

本校からは,遠くに筑波山が見えますが,たしかに子供たちはあまり関心なさそうです。

普段見慣れた景色というのは,そういうものかもしれません。

でも,大人になったときに,きっと懐かしく思い出すのでしょう。(校長 佐和)

校長日記:実践研究助成贈呈式

パナソニック教育財団の「2019年度(第45回)実践研究助成」の助成先に選んでいただいたため,贈呈式に参加しました。

研究テーマは,「算数科のつまずきを解消し,学ぶ意欲を育むR-PDCAサイクルの確立」です。

簡単に説明すると,これまで長年行ってきた柏市や本校の学力調査の結果から,よくできる問題と,全くできていない問題があることが,はっきりしました。

できていない問題は,6年間ほぼ同じ問題でした。

このことは,同じような教え方をしていたのでは,この先も同じ結果(できないまま)になってしまう心配があるということです。

そこで,子供たちがつまずく問題をデータ分析によってピックアップ(R)し,どうしてできないのか,どうしたらできるようになるのか分析し,できるようになるための授業を考えます(P)
そして,計画に基づいた授業を行い(D),その結果を類似問題によって評価し(C),その結果に応じて修正を図る(A)というものです。

本校の研究の特色は,つまずきを解消するための一斉指導場面と,その結果をみとり,個別に学習を進める場面で,一人一台のタブレット端末を効果的に活用するというものです。

この研究により,子供たちが算数でつまずく場面が少なくなり,「わかった!」「できた!」「あしたもやりたい!」と思えるような授業を行っていくことが,私たち手賀東小教職員の目標です。(校長 佐和)
http://www.pef.or.jp/school/grant/grant_list/