校長日記

校長日記: 平塚分校を見て

白井市立白井第二小学校平塚分校は、千葉県白井市平塚にあった公立小学校です。

自治体は異なるものの、手賀東小から直線距離にしたら2キロメートルほどしか離れていません。

1873年(明治6年)3月10日開校ということなので、手賀東小開校の5日前に創立されました。

残念ながら2003年(平成15年)、本校の白井第二小学校に統合し、廃校となってしまいました。

統合・廃校となるまでの約130年間、長い歴史の中で大勢の子供がここで学び、遊び、たくさんの思い出がつまっているであろう木造校舎に、ノスタルジーを感じます。

 

それでも、やっぱり子供たちの声が聞こえない学校は、とてもさみしいものです。

 

手賀東小も、数年前に児童数が約40名になってしまいました。

学区内で生まれてくる子供も、ここ数年間は1~2名しかいません。

このままいったら、平塚分校と同じように廃校になってしまってもおかしくない状況でした。

それが、昨年度は57名になり、今年度は17名の新入生(学区外から15名)を迎え、合計70名でのスタートとなります。

そして、今年度、節目の年となる150周年を迎えます。

手賀東小の校長5年目にあたり、長い歴史と伝統ある手賀東小をますます盛り上げ、後世に引き継いでいきたいという思いを強くする見学となりました。(校長 佐和)