校長日記

校長日記: アウトプットとインプットいっぱいの1週間

先週は、アウトプットとインプットする機会に恵まれた1週間でした。

学校の実践や自分の研究を発表する場(アウトプット)は、これまでの活動の成果や反省をはっきりさせ、「次はこうしたい」というアイディアが生まれます。

他校の実践を参観する場(インプット)は、新しい情報を得て、「自校でもこういうことをしたい」というヒントをもらえます。

どちらも、来年度に向けた構想を練る上で、とても貴重な体験となりました。

関係者の皆様に、感謝申し上げます。

 

2月3日(金) 厚木市立小鮎小学校 校内研修会 講師

管理職(校長先生、教頭先生のどちらも)が、より良い学校作りにたいへん意欲的で、リーダーシップを発揮されていました。そのため、研修に参加されていた先生方も、「自分事」として熱心に取り組んでくださいました。プログラミング教育に関する実習も盛り上がりました。

2月4日(土) 熊本市立五福小学校 公開研究会 参加

昨年度も参観させていただきました。アップルのクックCEOが参観されたことでも有名になりました。本田校長先生の、学校内外のたくさんの人材をつなぎ、学校の教育力を高める姿はとても参考になります。 子供たちが目的をしっかりもって端末を活用している姿が印象的でした。

2月6日(月) 千葉県農業協同組合中央会 学童農園・食育支援事業活動検討会 発表

今年度、手賀東小が実践した、農業体験活動とICT教育を融合させた取組を発表しました。発表の後は、たくさんの質問を受け、手賀東小の「食農教育」と「ICT教育」を融合させる取組に関心を猛者ってもらえたようです。学力テストだけでは現れない、非認知能力を育むことの大切さを改めて感じました。 

2月7日(火) 日本体育大学柏高等学校 

授業参観現国と数学の授業を参観しました。高校でのICT活用が急速に進んでいることに驚きました。教師の説明はほとんどなく、動画や友達との対話で学びが進められていました。そのなかで、自然に教科書やノートも使われています。小学校でも取り入れることができそうなことを考えていきます。 

2月9日(木) 多古町教職員研修会 講師

多古町の全教職員を対象に講演をしました。1人1台端末がなぜ始まったのか、そして、どんな教育を目指すのかについて、本校の事例も紹介しながら話しました。多古町委員会や学校の先生方は、手賀東小にもお出でくださっています。これからも情報交換をさせていただきながら、「創造性を育む学び」を広げていきたいと考えています。 

2月10日(金) 柏市1人1台端末を活用した実践報告会

柏市で2年間研究を進めている、「1人1台端末を活用した 情報活用能力の育成」の成果について、3名の先生に発表をしてもらいました。各実践のコメント等を務めました。教科や校種は異なりますが、学びの基盤となっている「情報活用能力の育成」を視点とした発表は、オンラインで参加した市内の先生の参考になったものと感じます。