校長日記

校長日記:新年度のご挨拶

今年度で,手賀東小の校長,5年目になります。

大好きな手賀東小に残りたいという希望が叶い、優しい子供たちと触れ合うことのできる幸せを感じています。

さて、11日の入学式には17名の新入生を迎え,児童数は70名に増加します。ますます活気に溢れる学校になりそうです。

また,今年度は,学校創立150周年の節目の年になります。柏市で最も長い歴史と伝統のある小学校です。手賀地域の豊かな自然や文化遺産を活かした取り組みや,長い年月受け継がれてきた農業体験,1年生から6年生までの縦割り活動による異学年交流など「不易」の教育を,今年度はこれまで以上に推進していきます。

一方で,他校に先駆けて1人1台端末環境を整え,最先端の教育を進めてまいりました。4月中に本校の実践を紹介する書籍(創造性を育む「1人1台端末」活用授業 小学館)が発行されるなど,その取り組みは全国的に注目されています。これまでの一斉一律の授業スタイルの限界から抜け出し,情報活用能力や問題解決能力等の学習の基盤となる資質・能力を確実に身につけさせ,個人の進度や関心に応じた学びの場を目指す,これからの新しい時代に求められる「流行」の教育を推進してまいります。

学校規模が小さいことを『強み』とし,「不易と流行」を兼ね備えた「手賀東小ならでは」の教育を行うことで,子供たちが将来,それぞれが思い描く幸せを実現するための生きる力を,大きく伸ばす学校を目指していきます。

本校の教育活動を支えていただいております保護者や地域の皆様のご期待にお応えできるよう,鋭意努力いたす所存でございますので,何とぞ一層のご支援とご協力を賜りますようお願いいたします。(校長 佐和伸明)