校長ブログ

校長ブログ(令和2年度)

終わります、そして始まります。(校長ブログ)

教員になって33年が終わります。担任として20年、算数指導1年、教務主任3年、教頭7年、校長2年。担任として、のべ700人の子どもたちと関わってきました。最初に担任した子どもたちは今年43才になります。(一番下は21才です。)未だに交流のある子どもたちもいますし、そうでない子どもたちもいます。

関わった全ての子どもたちの今を知っている訳ではありません。しかしながら、長い経験から言えることとして「今、目の前にいる子どもたちがそのまま大人になるわけではない」ということがあります。

小学生の時は、色々なことで手がかかった子どもたち。勉強面だけでみても「一体、どうなっちゃうんだろ?」と心配した子どもたちもいました。しかし、中学、高校と進み、大学などの学校に進む者、就職する者、また、結婚、出産、子育て・・・と進んでいく中で、一人一人が立派に自分の人生を生きているなあと感じることばかりです。
人は、子どもという生き物から大人に生まれ変わる、と私は思っています。成長していく教え子たちを見ていると、それは確信できることでもあります。
今目の前にいる子どもは、子どもという生き物であり、大人の小さい版ではないのだな、理屈は通らなくて当たり前なのだな、と。
もちろん、今、関わる大人として、未熟な子どもたちに伝えなければならないことはあります。それを無しにほったらかしにはできません。温かな、それでいて真剣な関わりは大人として欠かせません。それが大人の役割ですし、それが無い中での成長は期待できません。

一度言ったぐらいではわからない、そんな「子ども」だからこそ、何度も何度も、根気よく関わる、伝えるということが必要です。これは、私が関わった子どもたちから教えてもらったこととも言える、個人の思いだけではないものです。ぜひぜひ、今後も、根負けせず、子どもたちに想いを伝え続ける大人でありましょう。
2019年4月に本校に着任し、その時その時に感じたことや、思いついたこと、子どもたちの様子などを記事にして毎日本ブログにて発信してきました。事実だけで無く、個人的な思いも書いてきましたし、立場上、個人の意見では済まないな、と思いながら続けてきました。アクセス数をブログ上で話題にしたことはありませんが、記録だけは取ってきました。今年度4月1日の326693から本日3月31日の601460まで1年間で約27万アクセス(1日平均約800アクセス)でした。連日家庭数68の10倍以上の数字で、計算上は保護者のみなさんが1人で毎日10数回見ていただいたことになります。ありがとうございます。学校HPをたくさんの方に見ていただけたことは励みになるとともに自分自身への緊張感にもつながりました。

ブログに関して言えば、見てるよと声をかけてくれた子どもたち、励ましの言葉をかけてくださった保護者のみなさんや先輩方、同僚、ほめてくださったり、誤字脱字を指摘してくださった退職校長先生方もいらっしゃいました。学校HPを通して、多くの方々に見守られていると感じられた2年間でした。読んでくださったたくさんのみなさん、ありがとうございました。
柏生まれ、柏育ちの先輩の1人として、富勢東小学校の子どもたちを応援しています。
本当に素直でかわいい子どもたちでした。みんな大好きです。
保護者のみなさん、地域のみなさん、改めましてご理解ご協力ご支援ありがとうございました。2年間お世話になりました。
明日から令和3年度が始まります。引き続き、富勢東小学校をよろしくお願いいたします。

修了式(校長ブログ)

修了式を行いました。

校長の話です。
ちょこちょこしていましたので、注意されたり、叱られたりが多かった自分の小学生時代。それでも学校は楽しいところでしたし、今この立場になってもそうあってほしい、そう思っています。
もちろん学校は、○○ランドや○○遊園地のような「楽しませるところ」ではありません。
だから「自分たちで楽しい学校にしよう。」と呼びかけてきたつもりです。

3つの柱「失敗をおそれずにやってみる」「本当のことを話せる」「自分の命は自分で守る」ことで、楽しい学校にしていくんだよ、ということを子どもたちに伝えてきました。耳にたこができるほどではなく、年に数回ではありましたが。
その中でも、「自分でやってみる」ことで楽しくなるという話を今日は多めにしました。
今、もし学校が楽しくないなと思っている人がいたら、自分が何かをしてみるんだよ、楽しいことはやってくるものではないからね、って話をしました。
その後、今日、担任の先生から渡す通知票と修了証書の話もしました。



通知票は担任の先生と校長先生が認めたものです。はんこが押してあります。修了証書はみんなが本物の○年生になったという証ですという話です。
でも、勉強だけで言っても、今の学年の内容でできていないこともあることを忘れずにがんばってください、と伝えました。



令和2年度最後の最後も、子どもたちはこちらをよく見てしっかり話を聞いていました。
素直な心は成長のために欠かせないものです。本校の児童の良い点の1つです。
4月からも「自分でやってみること」を心がけて、楽しい学校にしよう、と話して校長の話を終えました。

令和2年度はウイルス対策の1年になりました。何度もこの場でお伝えしてきましたが、子どもたちは本当によくがんばりました。そのかげに保護者のみなさんのご苦労や、がんばりがあったことと思います。ありがとうございました。
職員も健康に気をつけてよくがんばりました。
引き続き個人でできる対策はそれぞれが怠らずにいきましょう。

大きな事故などなく、令和2年度が終わることをありがたく思います。
保護者のみなさん、本校学校教育にご理解ご協力いただき、本当にありがとうございました。
地域のみなさん、交流のできない1年でしたが、地域の子どもたちを見守ってくださってありがとうございました。
子どもたちは変わることなくこの富勢東小学校で、友達と一緒にすくすく育っています。来年度もどうかよろしくお願いいたします。

※3月中に、あと1回だけブログを更新いたします。

今日の東っ子(校長ブログ)

「あと1日で1年生が終わるよ、校長先生。」
登校してきた1年生の男の子が声をかけてきました。


1年生の鉢のチューリップも急に伸びて、今にも咲きそうです。

真の1年生まであと1日だね。みんな大きくなったね。

1年生が、体育館で4月の何かの準備をしています。わかる人にはわかる、あれです。お兄さん、お姉さんぶりを披露してもらうあれです。元気いっぱいで、見ていて思わず笑顔になります。

先生の話をきちんと聞く2年生。

課題に取り組み、先生に見てもらっている3年生。


友達の発表をきちんと聞きながら学習する4年生。

そして、何やら楽しそうな5年生。
自分たちが作ったもので、遊びを通して交流しています。

生き生きとした活動ぶりです。どうせ学ぶなら、楽しいことの中で学べれば最高です。



こういった活動からも学べることはたくさんあります。テストに出るような力ではないけれど、生きていく上できっと役に立つ、そういう力。義務教育という、人としての基礎を身に付ける場所での体験活動は大切です。
今年は学校行事としてできることは少なかったけれど、この5年生のように各クラスで工夫してできることをしながらここまで来ました。

きっと来年度も状況が大きく変わることはないと予想できますが、その中で、色々な力をつけていく体験活動ができるように頭を使いたい、使ってほしいと願います。
私も遊ばせてもらいました。

景品をいただきました。ありがとう、5年生。

解除とは言え(校長ブログ)

バックの曇り空が残念ですが、校庭の桜が綺麗です。
1都3県の緊急事態宣言が解除になりました。
レベル3からレベル2になります。

年度末、そして新年度スタートはこのレベルでガイドラインを根拠にしながらの学校生活となります。
「マスク」「手洗い」など個人個人の高い感染予防意識が求められるのは変わりません。
学校としてはさらに「換気」「三密を避ける」という予防対策。
ご家庭ではさらに「栄養」「睡眠」となります。
うん、今までと変わりません。
ウイルス対策ですからね。丈夫な体が何より大切です。






子どもたちは今日も元気に登校し、友達や先生と真面目に楽しく半日を過ごしました。年度末に向け、座学が減っています。その代わりにいろいろな活動で関わり合っています。

昨日、市内小学生の交通死亡事故が報道されました。
「市道」「自転車」「横断歩道のない道を横断」というキーワードが新聞記事から拾えます。
原因は何かしらあるにしても、小学生が亡くなったということはとても痛ましいことです。
放課後の過ごし方についてや、自転車の乗り方については本日子どもたちにも放送で注意を呼びかけました。自分が気をつけていても事故になる例はたくさんあります。とすれば、まず、ルールを守ることは自分を守るために一番大切なことです。お家でも話題にしてくださるようお願い申し上げます。

自己肯定感1(校長ブログ)

年度末、通知票の季節です。
今年度は6月からのスタートでしたので、年間2回としました。

6年生は一足早く仕上げて、卒業前に渡してあります。
今は、1年生から5年生分です。
まずは下書きです。担任が作ったものを別の学年の先生→教務主任→教頭先生→校長と回してチェックします。

子どもたちががんばってできるようになったことがあれこれ書かれています。みんなよくがんばって成長したなあと感じました。

もちろん、たくさんの教科でたくさんのことを習うわけですから、その全てが完璧にできるということはなかなかありません。得手不得手もあります。

今日、なかよしタイムに1年生の男の子が「校長先生、(鉄棒の)空中前回り見て!」と走って近寄ってきたので、そばで見ていました。

男の子ができたら、となりでがんばっていた女の子もできました。1年生で空中前回りとはびっくり。
「触るよ。」とひと声かけてから「すごいすごいすごい」と言いながら頭をなでました。
この瞬間に思い出したことがあります。


プールで水泳の話です。
25mプールで20mを初めて泳げた我が子(あるいはクラスの子)に、なんと声をかけるかという話です。
「すごい、もう少しで25mだよ。次はがんばって!」
見ている大人としては自然な声かけのようにも感じます。

しかし、子どもにとっては「がんばってここまで泳いだのに、もっとがんばれと言われた」という気持ちになる、ほめられた気持ちになれない。今の状態を丸ごとほめて「よく泳げたね、すごいすごい!」こう言われたら、子どもは自ら次のステップに向かうものだ。

できないこともある、そしてそれを言いたいんだけど、ぐっとこらえて、まずできたことに目を向けて今を受けとめてあげる、それが自らの成長につながっていく、そんな話でした。

通知票がそのように、子どもたちにとって次に気持ちよくつながるものになったら良いなあと思います。
いずれにしても、通知票は、その子のほんの一部のことであり、全てではありません。


この紙にはとても表せないすごいところを子どもたちはたくさん持っています。
(写真は今日の子どもたちの様子であり、本文の内容と直接関係はありません。)

次は君たち(校長ブログ)

今日の6年生の教室です。

当たり前のことですが、誰もいません。みんな昨日卒業していきました。
中学校の入学式までの約3週間、卒業の余韻を感じつつ、次への心の準備を少しずつのんびり始めてください。始まってしまえば、もう考えなくてもみなさんの日々がみなさんを中学生にしてくれます。大丈夫、応援しています。(苦手意識がある勉強があったら少し見ておくことはおすすめします。)

5年生の教室には担任の仁藤先生のメッセージが。

「今日から最高学年。」
うん、でも、焦らなくて大丈夫。
4月からの日々が、みなさんを少しずつ少しずつ6年生にしてくれます。
できることばかりではないでしょう。
失敗もあるでしょう。心配いりません。次に生かしつつ、目の前のことに丁寧に取り組むことで必ず成長します。

まずは真の5年生まであと少し。その後、1年かけて真の6年生になっていけば良いのです。

他の学年も同じです。もう少しで
4年生は真の4年生に。

3年生は真の3年生に。


今、すべきことに丁寧に取り組んでいる子どもたちです。

2年生は、感謝の気持ちをありがとうカードに表しています。


誰にありがとうを言いたいのかな。

1年生はこの1年間でできるようになったことを文章化しています。


毎日毎日先生や友達とがんばってここまできた1年生。真の1年生まであと少しです。

21日に緊急事態宣言解除の方向、と話題になっていますが、引き続き個人でできることにきちんと取り組むことが大切です。

学校でも、何も変わりません。粛々と感染予防対策を続けています。引き続きの健康観察をよろしくお願いいたします。

旅立ちの日(校長ブログ)

今年もまたこの日がやってきました。
卒業式です。
生まれてから12年間。そのうちの半分を占める6年間を過ごした小学校を子どもたちが旅立つ日です。
本校では42回目となりました。
3段2mの間隔を空け、換気もしっかり行いながらの卒業式でした。
証書を授与し




式辞として「夢を持って生きていってほしい」という話をしました。

真の6年生として立派な姿でした。



その姿を、4、5年生もしっかり見届けました。

小学校で一番お兄さんお姉さんになったこの子たちも、中学生になったらまた1年生からのスタートです。

昔、ある幼稚園の先生から「あんなに幼稚園で色々なことができるようになったのに、小学校に入学すると赤ちゃん扱いになって、できていたこともできなくなる」なんて話を聞いたことがあります。関わり、育てた身としてはきっとそんな思いにもなるんだろうなと思いながらその話を聞いていたのを覚えています。
しかし、これから卒業、入学、や就職、異動、転職など、節目というものは必ずやってきます。「謙虚な気持ちで、新しい場所で1からスタートしなさい。わかったような気になってはいけませんよ。」そんな意味があるように思います。謙虚さがあればいつでも成長することができます。子どもに限った話ではありませんね。
12名の卒業生も、この6年間でできるようになったことはたくさんあることは財産として、「新しい場所で」「謙虚に新しい気持ちで」良い人間関係をつくり、さらに力をつけていってほしいと願っています。

保護者のみなさん、改めましてご卒業おめでとうございます。


感染症対策として地域のご来賓のみなさんのご参加は叶いませんでしたが、引き続き富勢地区の子どもたちを見守ってくださいますよう、この場を借りてお願い申し上げます。

6年生のみなさん、夢に向かって進んで行ってくださいね。卒業おめでとう。

我が校にも春が(校長ブログ)

昨夜のニュースで都内の桜が咲いたと報じていました。
早速、朝、校庭の桜を見に行きました。

今にも咲きそうです。

登校してくる児童に「朝の風は冷たいね。でも昼間は温かくなるみたいだよ。」と声をかけました。「22度って言ってました。」と返事がきました。

天気予報を見てから来ているんですね。

今日は1年生から5年生の給食最終日でした。
ということは、通常日課も今日までです。この1年、元気によくがんばった子どもたちです。







2時間目の3年生の体育の授業で外に出たときに


飯塚先生が「桜が咲いてますよ」と言うので指を指す方へ行ってみました。見上げてみると

咲いてるじゃありませんか。高いところです。
今朝も低いところばかりを見ていたので気づきませんでした。
富勢東小の桜もついに咲き始めました。春がやってきました。6年生の旅立ちを祝ってくれているようです。

今日は、5年生と4年生による準備もできました。ご苦労様でした、ありがとう。先生方もお疲れ様でした。
さあ、いよいよです。

6年生給食最終(校長ブログ)

6年生は、今日が最後の給食でした。

今日は「卒業お祝い献立」でした。


栄養士の先生が栄養バランスを考えた毎日の給食で、子どもたちは大きくなってきました。「好き嫌いはあっても良い、嫌いでも食べることができる」それが大切なことです。これからもよく食べることで自分の成長を支えていってほしいです。

なるともスープの中でみなさんの卒業をお祝いしていましたね。

土曜日は大雨、日曜日は風、と荒れた天気でしたが、今日は朝から良い天気でした。風は少し冷たかったです。

校庭の桜のつぼみも、緑が濃くなっています。

卒業式も近づいていますが、

他の学年の児童が登校する日にちも両手でたりるほどになってきました。






今過ごしている教室での学びもあと少し。最後の日にそれぞれが真の1年生、真の2年生、真の3年生、真の4年生、真の5年生、そして真の6年生になれるよう、今学ぶことはしっかり学びながら1日1日を過ごしてほしいです。

緊急事態宣言について、病床について、人出についてなど色々な情報が耳に入ってきますが、引き続き私たち一人一人にできることを続けながら、元気にがんばりましょう。

手洗い、マスク、換気で予防、栄養、睡眠、運動で免疫力アップです。

みんな最後の最後まで(校長ブログ)

今日の給食です。

小林栄養士の話によると、今日の献立は、6年生が入学後、教室で初めて食べた献立なのだそうです。(カレーの肉の種類は違うとのことですが。)ここから、6年生にとっての給食が始まったのですね。みんな、大きくなりました。

今日は、卒業式の予行練習を行いました。(少人数なので、距離の確保がしっかりできます。
卒業式は、換気などの感染予防対策もきちんと行った上で実施します。)


今日の校長式辞のコーナーでは、本番とは違う「思い出とは」という話をしました。

練習中の真剣な6年生の姿をご覧ください。




マスクはしていますが、
12名全員のキリッとしたまなざしが分かります。(6年生の視線の先には、在校生の代表として参加している5年生と4年生の姿があります。)

6年生の教室のカウントダウンカレンダーは、本当にもうあと少しです。


卒業式は、6年生が最も格好良い最後の日。
積み上げてきた毎日によって真の富勢東小学校の6年生になる日。

それでもまだまだその日ではありません。最後の最後まで、小学校生活を大切に過ごしてほしいです。

放送担当として予行練習に参加した3年担任の飯塚先生が教室に戻った後、予行練習の時の真剣な456年生の様子を子どもたちに話していました。

「きっと良い卒業式になる。」と子どもたちに語りかけていました。



2年前までのように全校で参加することはできませんが、6年生への思いは送る会でたっぷり伝えました。あとは、6年生が安心して卒業できるように、自分たちにできることを毎日がんばることです。


2日間の短縮日課でした。下校時の交通事故や下校後の遊び方に注意するよう、放送で呼びかけましたが、大丈夫でしたでしょうか。
週末です。毎度のことですが、緊急事態宣言下は変わりませんので、健康管理の上、みなさんが元気に過ごせますように。

3.11(校長ブログ)

東日本大震災から10年がたちます。

新聞やテレビなどでも数日前から「地震」「津波」「避難」「引き渡し」など様々な角度からあの日のことを取り上げています。

藤木先生が、半月ほど前から、ブックルームに10年前の小学生新聞を展示してくださっています。

3月最初の広報かしわでは災害について扱っていました。

広報かしわ | 柏市役所 (←大きくご覧になりたい方はこちらから)

今日、子どもたちには「あの日お亡くなりになったたくさんの方々のためにも、私たちは元気に生活をしよう」というような話を放送で呼びかけました。

お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。




学校では、定期的に地震や火事などへの対応を想定した避難訓練を行い、年に1度は引き渡し訓練を行っています。訓練の度に、子どもたちには「学校にいるときは、そこにいる先生の話に耳を傾けることが大切」と話しています。みんながバラバラなことをすることで混乱するのを避けるためです。となると、我々教職員の「子どもたちを守る」という意識の高さも必要になります。


施設面では、校舎や体育館には耐震工事が施されています。外が安全か、中が安全かは、その災害の種類や規模によって判断します。


本校は、柏市の避難場所、避難所として指定されています

が、「洪水は×」となっています。
決して高くはない土地なので、洪水の場合はここに避難してはいけません、ということです。災害に応じて避難の仕方も考える必要がありますし、少しでも高いところに一時避難することも想定しておかねばならないことを再確認しました。

以前に購入して読んだ本です。教頭先生も読みました。

「最悪を想定して」「慎重に」かつ「素早く」「空振り覚悟」の判断の大切さを強く感じます。

ちなみに、10年前のあの時、共働きの我が家の娘(当時高校3年生)はお向かいの家から声をかけてもらいそのお家で過ごさせてもらっていました。大きくなってはいましたが、とても心細かったと思います。その暖かさに感謝しています。ご近所とのつながりの大切さも感じます。

今日の子どもたち(校長ブログ)

日中の暖かさは「春」でした。

桜のつぼみも順調に膨らみ、校長室窓下の花壇の花も色鮮やかに元気が出てきたように見えました。


春は別れと出会いの季節。

最高学年である6年生の卒業が近づいています。

カウントダウンカレンダーの数字も

ついに片手に・・・。


1年間、社会を担当した教務主任笠井先生の話を真剣に聞く6年生の様子です。卒業のその瞬間まで、小学校での1時間1時間を大切に過ごしてほしいと願うばかりです。

算数の展開図の学習をしている5年生です。

めりはりのある良い生活ぶりです。

音楽室での対策をとった上で歌を歌う4年生です。

「赤い屋根の家」を心を込めて丁寧に歌っていました。優しい、良い歌声です。

たんぽぽ学級では体を動かしている場面でした。

パプリカを元気に踊っていました。毎朝校長室に顔を見せに来てあいさつをする二人です。

3年生は社会科です。

休み時間にはいつも元気な3年生の、授業中のけじめある態度。

2年生は算数。

わかるときも、わからないときも元気いっぱいです。

1年生が勉強してます。授業中なのであたりまえですが、

大変よくがんばっている15名の7才児です。
富勢東小学校で「よく学び」「よく遊び」「よく食べ」、もうすぐ真の1年生となります。

それぞれの子どもたちが、それぞれの場所で、担任やそれ以外の先生方とも関わりながら、またひとまわり大きくなります。環境が人をつくるのです。どんな出会いも学びになります。そんな言葉は思いつきもしない、考えてもいない子どもたちだからこそ、ぶつかりながら、悩みながら、それでもここまできたんだな、そして前へ進んで行くんだな、と思います。

頭でいろいろ考えてしまう大人とは違いますね。子どもなんです。

あいさつ(校長ブログ)

おはようございます!と今日も子どもたちが元気に登校してきました。


先週末に見守り隊のお一人から嬉しいお話をうかがったと、教頭が私の所に来ました。
ある児童のあいさつについてです。


毎朝、その子とあいさつを交わす時に、一言添えてくれるのが嬉しいというお話でした。詳しく聞いてみると、「地面が滑りやすいから気をつけてください」とか「寒いので気をつけてください」のような気遣いの言葉であったり、「元気にがんばってきます」のような本人の決意であったりするのだそうです。その方のメモを見せていただいたのですが、そのコメント力、なかなかのものでした。


小学校時代、声が大きいだけで「伊藤はあいさつだけはいいな!」と先生にほめられたことがありますが、もう全然レベルが違います。

このような話を伺うと温かい気持ちになります。さらには、そのように感じてくださったことを伝えていただいたことを嬉しく思います。ありがとうございます。引き続き子どもたちの見守りをよろしくお願いいたします。




そんな中、5年生の取り組みに足を止めました。


子どもたちが書いた提案文を廊下に掲示しています。

あいさつについて書いている児童がいました。


今すでに「気持ちの良いあいさつができる」または「気持ちの良いあいさつをしてみたい」「あいさつでこんなことをしてみたい」という子どもたちには、ぜひその調子で取り組んでほしいと思います。


私にとって、あいさつは「自分がすると気持ちが良いから」という理由でしてきたものなので、できない子にとって「しなさい」と言われ続けてできるようになるものではないと思っています。しかし、形から入ることの大切さもわかっているので、小学校での学校としてのあいさつについての取り組み方には難しさを感じている部分です。


これまで、中学生になって、自分の気持ちで元気な良いあいさつをしている子どもたちの姿もたくさん見てきました。というわけで、自分からあいさつができることはとても大切なことですが、小学校では「まずは大人からする」「子どもはそれにきちんと返す」ことが学校としての取り組みのスタートだな、と思って日々声をかけています。

そして延長(校長ブログ)

今週は雨からのスタート

子どもたちは、傘をさして、気をつけて登校してきました。今日もよく来たね。


先週金曜日に1都3県の緊急事態宣言の2週間延長(3月21日まで)が決定しました。
学校は「感染リスクの高い教科活動を行わない」というレベル3での対応を続けます。

3学期のここからの行事は、卒業式と修了式です。まずこの2つの行事には、飲食を共にしたり、長い時間対面で会話が続いたり、入り交じったりするような活動は一切ありません。今までと同様に「マスク着用」「換気」の上で、「密にならないように」「できるだけ短時間で」を意識して落ち着いて取り組みます。

金曜日のブログに書いたように、その他の活動についても同様です。対策としてできることを毎日毎日行っていきます。






保護者のみなさん。
「体調がすぐれないときには、ゆっくり休ませる」というある意味幅の広い判断への対応についてご協力いただき、感謝申し上げます。子どもたちは今日も元気にしっかり学んでいました。引き続きご協力をお願いいたします。


6年生を送る会で6年生への職員からのメッセージを、卒業式の体育館装飾の1つとして掲示することにしました。
6年生も、動画内ではかみしめられなかった一つ一つのメッセージをしっかり読んでくださいね。

対策は続く(校長ブログ)

桜の開花が、例年より早くなりそうというニュースがありました。冬に暖かい日が多かったことが影響しているようです。
そこで、校庭の桜の木を見てみました。
冬にはじっと春を待つように固かったつぼみが膨らんでいました。
世の中の状況など関係なく、季節は巡っています。春はもうすぐそこまで来ています。

今日も、子どもたちは元気に登校してきました。

今夜決定と言われている緊急事態宣言の延長。そうなっても学校としての取り組みはここまでと同様です。

①登校時に検温、消毒。

②食事以外の時間はマスク着用原則、手洗い、換気、できるだけ3密を避けての活動。







③そして、太陽の下で元気に体を動かす。病気に負けない体づくりです。



元気でいれば、ウイルスもボールのように跳ね返せるかも!
こんなふうに!


愛知県の公立陶生病院・感染症内科の武藤義和先生が書かれた文章のリンクを貼っておきます。後半は特に「一人一人ができること」という内容でわかりやすく書かれています。
新型コロナの「真実」 大切な人や社会を守るには 新型コロナを克服し〝明るい未来〟をつくるには WEDGE Infinity(ウェッジ)

引き続き、お子さんを含めたご家族の健康管理についてよろしくお願いします。我々教職員も同様に気をつけてまいります。

学校をきれいに(校長ブログ)

5年生が5時間目に体育館、体育館周りの掃除をしました。「卒業式に向けて、会場となる体育館をきれいにしよう」という取り組みです。


13人、みんなで力を合わせてがんばりました。
5年生ありがとう。

今週は学校全体で清掃週間となっています。3月は「教室や校舎をきれいにして次の学年に渡そう」という生活目標もあります。1年間使った教室などもきれいにすることに意識して取り組んでいます。






今年度は学校内で過ごすことが多い1年でした。みんなが室内でがんばった分、例年よりあちこち掃除のしがいがあるかもしれませんね。みんなで、学校をきれいにします。

さて、今日もみんな元気に登校し、元気に過ごしました。

外遊びもたくさんして、明日も元気に過ごそう。

ひな祭り(校長ブログ)

今年度の卒業式は42回目です。
その日まで2週間となりました。


練習は、6年生だけだったり、4・5年生だけだったり、4・5・6年生一緒だったりいろいろです。いずれの場合も、マスク着用、換気、距離を意識しての練習を続けていきます。

そして、今日はひな祭りです。


給食もひな祭りメニューで季節感たっぷりでおいしかったです。

昨年の3月3日のブログを読み返してみました。ひな祭りの「ひ」の字も出てきていません。思い起こせば、臨時休校の前日でしたから、慌ただしかった覚えがあります。最初で最後の卒業式練習を1時間だけ行ったこともブログに書きました。

ここ数日、1都3県の緊急事態宣言解除についてあちこちメディアで話題になっています。さてどうなることやら。今が最高レベルですから、これ以上、レベルが上がることだけはありません。学校は今まで通りに粛々と教育活動を続けていきます。


まだまだ制限はあるものの、子どもたちが学校で友達と会い、友達と過ごしている姿を見るとほっとします。






みんなできる限りの対策を身に付けて、毎日元気に過ごしています。引き続き、予防対策をした上で、運動、栄養、睡眠の3つでしっかり免疫力を高め、元気な体をつくっていきましょう。

雨模様(校長ブログ)

常時マスクが習慣となっているので、「マスクを忘れて花粉症がつらい」ということが今年はありません。
今日は雨スタート。花粉症にまいっている子どもたちも大人も少し楽になると良いのですが。

短い登校時間の中でも、降ったりやんだり、明るくなったり暗くなったりという不思議な天気でした。


今日から、4・5年生の卒業式練習も始まりました。

本校は全員で新入生を迎え、全員で卒業生を送るという形をとってきました。もちろん、ウイルス感染予防対策の1年でしたので、昨年度の卒業式、今年度の入学式、卒業式はその形はとれません。
ただ、人数的に密を避けることは可能なので、今年度は5年生と4年生に6年生の卒業を見守ってもらうことにしています。


今日は、4・5年生だけの練習がありました。
全校の代表として卒業式への参列です。この心構えが子どもたちの成長の肥やしになります。
2つの学年が集まります。合同練習の時は3つの学年が集まります。交流活動はありませんが、マスク、換気、となりとの距離などの感染予防対策は行いながら進めていきます。








雨は降り続くことなく、なかよしタイムやロング昼休みは外で元気に遊べました。ただ、風が強い1日でした。そして、今、風が強い中、雨が降り始めました。子どもたちの下校にかからなくてほっとしています。

3月スタート(校長ブログ)

3月です。

1日です。

月が変わって、また1からスタート、というごく当たり前な流れは大変おもしろいものだなと思います。昨日の続きの今日なのに、何か新しく始まる気持ちになります。何も変わっていなくても、切り替えにはもってこいですね。

3月はまとめの月です。学校では卒業式という大きな行事があり、そのまとめを強く意識する月です。

6年生は、6年生を送る会を終え、いよいよ卒業式に向けて会場での準備を始めました。6年間生活を共にしてきた12名の子どもたち。登校する日も今日を含めて13日。卒業式のその日に、完成した富勢東小の6年生として、堂々と胸を張り、顔を上げて参加できるように、これからの1日1日を大切に過ごしていってほしい、そんな願いも持ちながら指導を続けます。


まとめの月ということで言えば、他の学年も同じです。まだまだその学年での完成までには日があります。それぞれの教室、それぞれの場面で、今年度出会った担任の先生との時間を大切に過ごして成長を続けてほしいです。





テストをしているクラスが多くなるのも、まとめの時期ならではです。

校庭では、6年生を送る会でお披露目した新投てき板がみんながボールを当ててくれるのを待っています。

新しくて、綺麗なので、最初は抵抗があるかもしれませんが、そのためにあるのですから、思い切りボールを投げたりしてください。
とても明るくて、かわいい良い絵です。


送る会とネット環境(校長ブログ)

明るい曇り空でのスタートになりました。

今日は6年生を送る会(オンライン)本番の日です。

各クラス自分の教室で会に参加します。
6年生の保護者のみなさんは参観可としているので、パソコン室で見ていただくことにしました。

会のプログラムです。


朝から、ホストの笠井先生と各教室との接続確認等を行い、準備は万全・・・。

2時間目に会を実際に始めてみると、いくつかの教室から「音が聞こえない」「こっちの声は聞こえてるのかな」などの不安の声が聞こえ、多少の混乱を感じつつ・・・。

なんとかなるかな?
このあたりまではそう思っていました。しかし、だめでした。動画は「遅れる」「止まる」「声は途切れ途切れ」・・・。

あれこれやってみた後に、1年生から5年生は別の時間にプログラムに沿って動画を見ることとし、6年生(と、来校してくださった6年生の保護者のみなさん)を優先に、できることを考えました。

結果、3時間目に6年生の教室で、ネットを介さずに準備してあった動画を見ることにし、6年生の保護者のみなさんにも教室に入っていただきました。

各学年の発表はそれぞれの学年らしさが出ていてとても温かく良いものでした。


6年生は、一つ一つの発表を見逃すまいと、じっとスクリーンを見ていました。発表が終わる度に、拍手ももちろんしていました。
1年生から5年生のみなさん。校長先生はずっと6年生の様子を見ていましたが、みなさんの6年生への気持ちはしっかり伝わったと感じましたよ。
よくがんばりましたね。

その後、6年生の発表、先生方の発表、校長の話と続きました。6年生は最高学年らしい工夫のある発表を見せてくれました。先生方の発表は思い出のアルバム風に1年間を写真で振り返りながら、6年生への言葉を重ねました。
校長の話では、6年生の前で直接「自分を大切になんて当たり前、隣にいる友達も大切にしてね」という思いを歌にして伝えました。

卒業式とは違う場での6年生への最後のメッセージです。静かに聞いてくれてありがとう。

さあ、6年生。下級生や、先生方のたくさんの思いを受けて、卒業式までどのような気持ちで過ごしていくか、最後の勉強です。期待していますよ。

学校では、来たるGIGAスクール4月開始に向け、オンラインの会議等を行いながら、機材やソフトに慣れようと努力はしているのですが、どうにもこうにも現在の市内学校関係のネット環境は大変脆弱で時間帯によっては動画も満足に見ることができません。2時間目なら午前の早い時間だからいけるかな、が甘い考えでした。

全校の子どもたちはもちろん、来校してくださった保護者のみなさんも長い時間お待たせして、本当に申し訳ありませんでした。

最後になりますが、企画に携わった江口先生、笠井先生、プレゼントや発表の準備をしてくださった各担任の先生方、動画がうまく流れずに試行錯誤・走り回った笠井先生・・・おつかれさまでした。そして、関わったすべてのみなさん、温かく見守ってくださってありがとうございました。

良い週末をお過ごしください。

今日の子どもたち(校長ブログ)

1月は「く(行く)」2月は「げる(逃げる)」3月は「る(去る)」と言われます。

2月が終わりそうです。
1日1日を大切に、大切に・・・。

今日もからっとした良い天気でした。ただ、空気は冷たかったです。

学校での感染症対策も当たり前に行えるようになってきているなあと感じます。

特に、学校で一番小さな1年生が、きちんとマスクをして鬼ごっこや縄跳びをしている姿を見るとそう感じます。

冷たい空気の中、太陽の下で子どもたちが遊んだり、走り回ったりしていました。みんな自分にできる対策をきちんとした上で、元気に、楽しそうに過ごしています。えらいね。





授業中だってがんばっていますよ。
1、2、3年生です。




4、5、6年生です。



なるべく真面目に学習している様子を写真に収めようとするのですが、カメラを意識してさりげなくこちらを見たり、Vサインをしたりする子がいて日々そのかけひきを楽しみながら回っています。勉強の妨げにならないように気をつけてはいます。
今日は、課題が終わった5年生が思い切りVサインで写っていますがご愛敬ということで・・・。

昨日の作業で美しくなったのり面の様子です。


のり面の中腹に引っかかっていたビニール袋を取りに、試しに上がってみたのですが、乾燥している上に、なかなかの角度で、滑り落ちそうになりました。やはり、作業はプロに任せて正解の領域です。

何をしてるのでしょう2(校長ブログ)

3年生が6年生の教室にいます。
何をしているのでしょう。

3年生は、何やら、緊張している様子です。

何かを渡しに来たようです。

6年生を送る会の招待状を渡しに来たのです。
マスクをして、短時間で渡しました。
受け取った6年生もうれしそう、そしてちょっぴりはずかしそう。マスクでお互いの口元は見えませんが、どちらも笑顔です。


その後、6年生から3年生にお礼の言葉が伝えられました。

今年度の「6年生を送る会」は、緊急事態宣言下のレベル3であり、ガイドラインでの「一同に集める活動は行わない」に従い、準備開始の時点で、オンラインでできる方法を担当者が考えました。
集まらなくても、6年生への思いを伝えることはできます。関わりが少なかった1年ではありましたが最高学年である6年生が気持ちよく卒業できるように、
それぞれの学年が一生懸命に心を込めて準備をしてきました。いよいよ、明後日です。どんな会になるか楽しみです。

冬の寒さが戻ってきました。風が冷たい朝でした。







今日は、敷地内ののり面の整備(草刈り)をしていただきました。高いところなので職員では危険です。プロの力が必要です。


1年間で伸びに伸びた草を刈っていただき、

こんなにスッキリ。
やはり整った環境は大変気持ちが良いものです。業者のみなさん、
ありがとうございます。

春のような(校長ブログ)

先週末から、春のような気候が続いています。
暖かく、思わず外で体を動かしたくなる、そんな感じです。
今日も、なかよしタイムに子どもたちが外へ出てきました。






実は、元気な子どもたちは気温に関係なく外に出てくるんですけどね。それでも、気温が上がってくると、楽しそうに見えます。体の動きが軽やかに感じるからでしょうか。

2月も最終週となり2月の終わりが見えてきました。それでも子どもたちはそわそわするような所はなく、落ち着いて学習に取り組んでいます。






明日の祝日を過ぎると、また水曜日から冬の寒さに戻るとの予報です。子どもたちも大人のみなさんも体調を崩さないように気をつけて過ごせると良いですね。

成長はそれぞれ(校長ブログ)

寒い朝が続いています。

1年生の水やり、習慣になっています。
鉢植えではパンジーが咲いています。その土の中にはチューリップの球根がじっと春を待っています。
ここのところ、チューリップの芽が出てきている鉢もあります。もちろん、全ての球根が「イッセーのドン!」と同時に発芽するわけではありません。
子どもたちも、自分の球根の芽が出ていないと焦る気持ちが生まれるかもしれませんが、芽が出る時期、のび方には個体ごとに差があるので、今はじっと我慢です。

学校は、ご存じの通り、4月生まれから3月生まれの子が同じ学年になります。私は3月25日生まれです。私のクラスにいた4月生まれのA君は、私が生まれておぎゃーおぎゃーと泣くことしかできなかった3月末に、すでに1才目前です。言葉を発していたかもしれません。歩き始めていたかもしれません。スタートの時点でそれだけの差があります。それから期間として縮まることはない約1年での生活体験で当然生まれる「差」が小学校入学までに縮まるとは思えません。
また、同じ4月生まれの子が2人いたとして、全く同じように成長するとも限りません。
同じ学年、同じクラスと言っても成長は本当に人それぞれです。大人が思うようなスピードで成長していない、そういうことに不安や不満を持つことはその時々であるかもしれません。それでも、人は必ず日々成長していきます。また、お家での顔と、外での顔は違います。役割も違います。お家で見ていると「もっとしっかりしてほしい」と思ったとしても、学校では「とてもがんばっている」ということはよくあることです。がんばっている場所があるということは素晴らしいことなのです。(お子さんが、お家でがんばるか、外でがんばるかだったらどっちでがんばってほしいですか。)

そして、何かの芽が出るタイミングも花が咲くタイミングも人それぞれです。(人生100年、という長い期間でみると大船に乗った気持ちでいられますが、正直言うと、人生の前半の受験や就職が他の人たちと同じタイミングで訪れるので、周りの大人が心配になる気持ちもわかりますし、本人もそこで苦労することはあるでしょう。)

将来なりたいもの、したいことなどは今決められるものではありません。夢を持って生きることは大切なことですが、その時々で自分の力を思い知って、夢が変わることもあります。何にしても、ちょっと先、ちょっと先の目指すところを見つけながら進んでいってほしい、今を大切にいろいろな基本を知って、身に付けていってほしいなと思います。子どもたちは今日も成長を続けています。


土日も健康管理に努めて、ご家族にとって有意義な時間になりますように。

ご飯で言うと(校長ブログ)

ここ数日、職員との面談をしています。「ここまでの1年間を振り返って」ということが内容になるのですが、どうしたって「感染症対策の1年」「行事のない1年」「交流のない1年」というような言葉が共通ワードとして出てきます。

ご飯で言ったら「いつも同じおかずの毎日だった」ということになるでしょうか。(ならないかな。)「えー、またこれ?」と言ってしまって、「しょうがないでしょ。」と言われて終わる、そんな感じでしょうか。



どんな状況でも、その時に口にできるもので、お腹を満たすしかないし、その中から取れるだけの栄養を摂取しなければ倒れてしまう。不平不満を言っていても食べないわけにはいかないし、食べないことには何も始まらない。「日々、出されたものをよくかんで食べるしかない」ということが一番大切なことなのでしょう。ご飯に例えるなら。




学校生活の話に戻せば、特別なことはないけれど「日々、目の前のことに一生懸命取り組むしかない」ということになるでしょう。今、目の前にあることに一生懸命取り組む、それは実は一番シンプルで一番大切なことであり、それができる力はこれから先も必ず必要だと思います。




子どもたちは、淡々と過ぎているような毎日を「
目の前のことに一生懸命取り組み」ながら、地道に積み重ねてきました。その成長は今年度は特に目には見えにくかったかもしれませんが、精神的な部分で一回りも二回りも大きくなったと言える1年になったのではないか、学校の中で不平不満を口にせず過ごしている子どもたちを見ているとそう感じます。本当に子どもはたくましい。

新投てき板(校長ブログ)

昨日、新しい投てき板をつける作業をしていただきました。リーダーは萩原さんです。1991卒の本校卒業生であり、令和2年度は布施新町の町会長をしてくださっています。
新しい板をつける前に、支柱の確認、そして補強をしていただきました。
一つ一つの柱の周りの土を掘ってみると、材木がかなり痩せているのがわかります。
土の水分で腐ってしまっていると思われます。

コンクリートで固めて、

モルタルで仕上げです。
材木には防腐剤も塗っていただきました。
いよいよ、取り付けです。6年生が下絵を描き、全校児童が着色した8枚の板が1枚1枚取り付けられていきます。

26日に全校にお披露目をしてから、使用開始です。教頭先生と笠井先生にシートをかけてもらいました。今はまだ、全体は見られません。お楽しみ、です。

萩原さんはじめ、一緒に取り付けてくださったみなさん、1日がかりのお仕事、ありがとうございました。
綺麗になった投てき板、子どもたちもきっと喜びます。






今日も子どもたちは元気に過ごしました。そして、真面目に学習に取り組みました。

PTA運営委員会他(校長ブログ)

昨日とはうってかわった春のような日差しでした。


今日は午前中にPTA運営委員会を行いました。久しぶりに役員のみなさんにお目にかかりました。会議室は、窓を開け、常時換気を行いました。当然マスク着用です。

学校評価へのご協力に対する感謝の気持ちをお伝えするところから始めました。

ここまで、子どもたちが元気に学校に来られていること、そのためにご家庭がしっかり支えてくださっていること、教職員も元気に学校に来ていること、その全てがありがたいという話をしました。
未だ、不透明なことが多い中ではありますが、情報収集を心がけ、今日を含め、修了式まで、できることに丁寧に取り組んでまいります。
その後、各委員会からの報告、そして、今後ののPTA活動について意見交換を行いました。子どもたちや我々教職員の活動を支えてくださっているPTA活動。子育て、介護、お仕事などそれぞれに事情を抱えているわけですから、「子どものため」という思いだけでは立ちゆかない状況になっているのは間違いありません。スリム化に向けて知恵を出し合う時間となりました。



意見交換の中で、「役員になって知り合いが増えたり、学校との距離が近くなって良かった」「うんうん」というようなやり取りを目にすると安心します。


今日、PTA会議室をのぞいて、参加している保護者の方に手を振っている子がいました。学校という、家から離れた場所で、お家の方に会うと嬉しいだろうなと感じます。形は変われども、子どもがいる学校に顔を出してもらう活動は子どもたちにとっても励みになるものです。



本校のために、良い形になっていけるよう引き続きよろしくお願いいたします。

また、1年生から5年生の保護者のみなさん、本日は子どもたちの様子を見ていただけて、ほっとしています。対策についてもご協力いただき感謝申し上げます。ありがとうございました。

テスト直しからテストまとめへ(校長ブログ)

さあ、2月も中旬、折り返しです。

今日は日中の雨が激しかったですね。久しぶりの横殴りの雨でした。ただ、子どもたちの登校時や下校時に影響がなかったのが幸いでした。(激しい雨の中、傘を握りしめて、車に気をつけながら安全に登下校する体験もとても大事なことではありますが。)

さて、土日だったか、その前だったか、テレビで松丸亮吾さんが「勉強で大切なのは×を○にすること」って話をしているのを見かけました。そのまま見ていたら「テストのことについて」話していました。できていないことを知ることが本当の勉強の始まりって話でした。

まさにその通りです。「教室はまちがえるところだ」っていう詩もありますね。


子どもたちにとって「間違えること」は一大事だとは思いますが、自分の間違いに気軽に向き合えるようになると、次への一歩につながりやすくなるものです。「間違えたらいけない」から「間違えたら直す」という気持ちの切り替えができるようになってほしいし、そういう環境を整えることも大切だなって思います。
子どもたちは、毎日毎日何かしらにつまずき、成功や失敗を繰り返しながら少しずつ成長していきます。

ここで、テストの話をします。学校では昔から、テスト直しってあります。考え方としては「間違いから学ぶ」「間違いをそのままにしない」という意味で理にはかなっています。しかし、とった点数によって、作業量に差が出ます。そして100点の場合は直すところがありません。



さて、下のような問題で「ア」と書いて×になった時に、「イ」と書き直したからといって、これ勉強になっているでしょうか。
また、ある子が、同じ状況で「ア」か「イ」ですごく悩んでいたとする。たまたま「イ」と書いて○をもらったとして、本来ならこの部分を振り返っておいたほうが良いのですが、○だったから直すことがありません。そのままオッケーとなってしまいます。こちらも勉強として成立しているでしょうか。
そんな疑問から、テストの使い方について考えたことがあります。お家の方々に購入していただいているテストをとことん利用する、0点でも100点でも終わった後に勉強に生かす方法はないだろうかと。

で、思いつき、実践していたのが、「テストまとめ」という方法です。

テストは、大切なことがギュッとつまっているので、○×関わらず、全ての問題について振り返り、まとめておくことで、効率の良い勉強ができる、という考え方です。

記号で答えた問題も、「アは×、イが○」では「ア」や「イ」が何を示しているか分かりません。きちんとわかるようにまとめておかなければなりません。

下の写真は理科と算数の「テストまとめ」の一例です。14年前に担任した6年生から資料としてもらったものです。卒業間近の1月のものなので、かなりしっかりしています。


最初は「まとめてごらん」と言うだけでは何をすれば良いか分からないので、こんな風にはできません。時間はかかっても「テスト全てを丸写し」から始まり、まとめ方も少しずつ授業中に全体に教える所から始めました。国語は、テストまとめになじまない教科ですが、算数、理科、社会は大切なことがつまっているので、まとめがいがあります。
「今日の宿題は、テスト直しです。」というと「わー、65点だからたくさんある。」「やった、100点だから宿題なしだ。」というような反応になります。「今日の宿題はテストまとめです。」というと、それは点数に関係なく全員の課題となるので「えー」「またかー」と全員の
心地よい声が響き渡ります。今日、このノートを久しぶりに開いて、その時のことを思い出しました。

全ての人にピタッと合う勉強法があるかどうかわかりませんが、勉強の仕方の一つとして、終わったテストをとことん活用する方法をお示しいたしました。

成長(校長ブログ)

祝日と土曜日に挟まれた金曜日です。

6年生の教室で、カウントダウンが始まりました。


まだまだたくさんの時間があります。今年度は、下学年との交流がほとんどなく、関わりによる成長の実感が分かりづらい1年になりました。その分、自分の成長を自分で見つめることができる、振り返ることができる、貴重な良い機会になるのではないかと思います。
ここまで6年生として過ごしてきましたが、その完成形となるまでにはまだ日があります。1日1日を大切に日々を積み上げていきましょう。



今日も、元気に登校した子どもたちは真面目に学び、楽しげに過ごしました。

明日の土曜日は、学校運営協議会 コミュニティスクール第3回の委員会が開催されます。レベル3の状況なので、「協議会委員を参集しての実施は不可」という教育委員会からの指示に従い、オンラインで行うことになっています。

地域の力を学校へ、というコミュニティスクールです。
(HP左側「富勢中学校区学校運営協議会」枠にイメージ図を、コミュニティスクールになりましたをクリックするとイメージ図と絡めた「コミュニティスクールが目指す像」を記しています。)

地域の子どもたちの9年間(義務教育機関)の成長を支えていくという理念のもと、地域の力を学校に生かしていくためにも、子どもたちの姿や学校の施設を直接見ていただくことがスタートと考えていたのですが、このような状況であるため、残念ながら学校に自由に出入りしていただくことができずにいます。今は、組織としてどのような役割が必要か、4月からできること、について話し合いを進めているところです。

前向き(校長ブログ)

今日も、朝の検温、消毒から1日が始まりました。
先生方、お疲れ様です。


自分の植木鉢に水をやる1年生、ふせ菜の手入れをして霜柱を踏みしめる5年生。朝の風景。

昨日、来年度新入生の保護者のみなさんにお目にかかりました。校長挨拶で本校の特長などを話し、4月お待ちしています、とお伝えした後、今年度の子どもたちのことをふと考えました。

最もシンプルな形の1年間を過ごした子どもたち。


我々大人は、自分の経験やお子さんの兄弟姉妹の経験から「この1年、あれも、これも、できなかった。」ととらえてしまいがちです。もしかしたら、日々、元気にたくましく過ごしている2年生から6年生の子どもたちの中にも、そう思っている子がいるかもしれません。もちろんそれが自然なとらえかたです。あったものがなくなるというのはそういうことです。


しかし、1年生の子どもたちにとっては、比べる日々がないので、「あれがやりたかった、これもやりたかった」という思いや実感がありません。今年度の毎日が当たり前の毎日です。
入学してから、マスクをしながら、担任の先生と学び、友達と話をし、前を向きながら給食をもりもり食べ、友達と遊び・・・、あと1ヶ月と少しで富勢東小学校の立派な1年生になるための成長を続けています。立派です。


日々教室で学び、休み時間に外で元気に遊ぶ子どもたちを見ていると、じたばたせずに「これが普通なんだ」ととらえることで前向きになれる、そんな風にも思えてきます。見ていると嬉しくなります。自然と笑顔になります。

「いったいいつまで続くんだろう」そんなことを考えていると、「考えたってしょうがないじゃん、校長先生、一緒に走ろう!」子どもたちのそんな声が聞こえてきそうです。

6年生がMESHとipadを使って、プログラミングを体験しました。集中しています。

ipadを横に置いて学習するこの姿。
GIGAスクール実施の4月以降のスタンダードな風景になるのでしょうか。


12人のクラスを2グループにわけ、1人1台ずつ使えるよう担任が工夫して交代で行いました。恵まれた環境です。

明日は「建国記念の日」でお休みです。健康に気をつけて良い1日になりますように。

寒い1日でした(校長ブログ)

風の冷たい朝でした。

検温していて感じるのは、フリース素材の暖かさです。フリースで防寒している首あたりで検温すると、かなり高い数値が出ます。(もちろん、時間をおいて測り直します。)防寒には優れているんですね。

昼になっても風は冷たく、寒かったのですが、今日はロング昼休み。元気な東っ子が外に飛び出してきました。



本当はもっとあちこちで子どもたちが元気に遊んでいたのですが、写真を撮るはずの私が、途中から3年生男子とサッカーに興じてしまい、子どもたちの様子をカメラに収めることができませんでした。
全力の運動の結果
①マスクをしながらの運動は大変きついこと
②こんな寒い日でも、走り回るとしっかり汗をかくこと
この2つをきっちり体感しました。




学習は学習で大切であり、子どもたちはよくがんばっています。今年度は特に教室での学習が多くなっていますし、運動不足も心配されています。休み時間は進んで外で体を動かしてほしいです。



太陽の光を浴びることは、目にも良いことである、とNHKの番組の情報で知りました。

NHKスペシャルのホームページです。
「わたしたちの“目”が危ない 超近視時代サバイバル」 - NHKスペシャル - NHK


病気に負けない体、健康な目のためにも、外で元気に遊ぼう。

学校評価(校長ブログ)

学校評価へのご協力ありがとうございました。
集計・考察が終わりましたので、本日配付いたしました。ご確認ください。

担任もそうでしたが、私自身もなかなか保護者のみなさんと対面でお話しする機会を設けることができませんでした。正直このような1年間を過ごした学校への評価として、どのようなご意見、ご感想が寄せられるのだろうかと思っていました。
しかしながら、温かなお言葉や肯定的な数値をいただけたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

今日も子どもたちは元気に登校してきました。
ここまで子どもたちは自分たちのできることにがんばって取り組みました。そして、保護者のみなさんはその子どもたちを家庭でも健康面も含めてしっかりと支えてくださいました。このような状況ではありますが、日々お疲れ様です。


校長である私や担任が、どんなにきれいな言葉で保護者のみなさんに様子を伝えることができたとしても、実際の「子どもの姿」が全てであることは承知しています。



楽しそうに学校に通ったり、帰宅したりしていれば、「よかった」と思い、つらそうであれば心配になるのが保護者のみなさんとしては当然です。「大丈夫ですよ」と言われても「大丈夫じゃないからお話ししているんです」となります。



子どもに降りかかる様々なことは、基本的には子ども自身が乗り越えていかなければならないことではあります。しかし、まだまだ小学生です。周りの大人である教職員や保護者のみなさんで「本人が乗り越えていけるように」環境を整えることはとても大切なことです。そのために、情報共有、連携は欠かせません。


集計結果やみなさんからのご意見は先週までに全職員で確認いたしました。結果に一喜一憂することなく、引き続き子どもたちに向き合いながら、教育活動を進めてまいります。ご心配ご不安なことがありましたら遠慮なくご連絡ください。

また、冬の気候に戻りました。花粉の季節でもあります。予防に努め、体調管理を続けていきましょう。

何をしているのでしょう(校長ブログ)

今日も寒い朝でした。
毎朝、登校してすぐにふせ菜の畑の手入れに向かう5年生。
終わった後、畑の周りを歩き回っています。
何をしているのでしょう。
何かを感じながら踏みしめている感じです。
足の裏で感じる感触を楽しんでいました。
そう、霜柱です。
以前、北海道の友達が、正月に子どもを連れてきたときに、「霜柱を踏ませてやりたい」と言っていたことを思い出しました。北海道では早い時期から雪が降っていることもありますが、そもそも霜というより氷になってしまうので霜柱を体験できないと話していました。北の大地の子どもたちを連れて近所の公園へ行って楽しんでもらった覚えがあります。
学校の敷地内で、畑や花壇以外なら楽しめます。
サクサクサク・・・という感触を5年生の子どもたちと楽しみました。


緊急事態宣言の延長を受けて、再考した2月の行事について、今日お手紙を配付しましたのでご確認ください。「思い」だけで進むのはなかなか難しい状況ではありますし、その「思い」も人それぞれです。根拠はガイドラインと学校の実状です。

また、改訂ガイドラインを受け、マスクについて2つのことを職員に伝えました。
「子どもたちのマスクについてはその材質は問わない」ことと、「職員については、子どもとの距離が保てない状態、つまり子どもの行き来がある授業中は、マウスガードではなくマスクを着用する」ことです。
表情が見えるという点で本当に良いアイテムでした。

先日、市役所の方とお話しした中で、「娘の担任の先生の名前や顔が思い出せない」という話題があがりました。学校と保護者のみなさんとの関わりがかなり少なくなった1年で、同じような思いでいらっしゃる方もいるかもしれません。もしかしたら子どもたちも、数年後に今年度の担任の先生を思い浮かべたとき、マスクをしている顔を思い浮かべるかもしれませんね。

今日も子どもたちは、それぞれの学年の課題に向かって、一生懸命取り組んでいました。


宣言が解除される予定だった週末です。引き続きの対策を講じながら、健康管理に努め、良い週末になりますように。

元気な子どもたちと教育委員会の取り組み(校長ブログ)

今日も、検温、消毒から学校の1日が始まりました。
寒い中、元気に登校してきました。


子どもたちの元気な姿、明るい姿、素直な姿を見ていると、世の中の不安定な状況をふと忘れてしまいます。


こちらが、子どもたちからエネルギーをもらっているなあ、と感じます。

子どもが子どもらしくあるということは見ていて本当に気持ちの良いものです。
とは言え、世の中の状況には関係なく、子どもたちは子どもたちの世界で、楽しんだり、喜んだり、苦しんだり、悩んだりしているはずです。それはいつの時代も変わりません。
明らかにいつもと違う、おかしい、と周りの大人、つまりは保護者のみなさんや教職員が気づいて声をかけられれば良いのですが、見逃すこともあるし、見つけたとしても子どもがうまく口で表現できるとも限りません。


柏市では、来年度中に「心の健康観察」の導入を考えています。「朝の健康観察をします。伊藤君!」「はい、元気です」というおなじみの学校の朝の風景であるこのやり取り以外に、今の気分、今日の気分を、4段階の絵から選びチェックするというものです。感覚的に選べて簡単です。一人一人に配付されるタブレットで行う予定です。

今、本格的導入に向けて、何校かでお試しをしています。本校ではたんぽぽ学級、5年生、6年生がモニターとして協力をしています。(今のところはPC室で行っています。)

今朝は、5年生の入力の様子を見学しに、柏市教育委員会指導主事の小原先生がお見えになりました。
このワンクリックが早期発見のための手段の1つになれば、という取り組みです。
しかしもちろん、あくまでも手段の一つであり、子どもたちの様子を直接見ることによって、小さな異変に気づき・声をかける、早期発見・早期対応を心がけていくという最も大切な学校の姿勢は変わりません。何をおいてもまずは良好な人間関係です。



子どもたちが健やかに成長し、元気に学校に通うためにとの教育委員会の取り組みの一つをご紹介しました。

延長(校長ブログ)

昨夜、緊急事態宣言の延長が決まりました。

学校は通常登校が続きます。保護者のみなさんも、ご家庭の事情やお仕事の事情などがある中で、それぞれのご心配があると思います。我々教職員も同様です。不安なことがありましたら遠慮なく学校へご連絡ご相談ください。
目に見えないウイルスによる病気ですから、かかることは仕方がありません。もちろん、わざわざかかりに行く必要はありませんし、広めることもありません。引き続きそれぞれに予防対策を講じながら、人とのつながりは大切に生活していきましょう。

学校の対策としては、寒い季節ですが手洗い、そしてマスク着用、換気を引き続きの基本として、教職員による児童登校時の検温、手指消毒、密を回避した教育活動、学年をまたいでの活動・交流はしないなど、ガイドラインを確認しながら進めていきます。

2月の行事で「6年生を送る会」があります。
市内の各学校でこの行事を実施するかしないか、行うならどんな形で、など、校長間で情報交換をした1年前を思い出します。臨時休業になる直前のことでした。
(↓2枚の写真は昨年度)

少人数の学校だからできることがあると考えていますが、さすがに今はこの距離間での集会はできません。(繰り返しになりますが、学校の大小関係なく、柏市のガイドラインを根拠にしています。)今年のこの行事については1月中に「オンラインでの開催」を決めました。6年生への感謝の気持ちをどのように伝えるかを各学年ごとに考えながら準備を進めています。







真面目に学び続ける富勢東小の子どもたちです。

ミシンに向き合う6年生。


6年生が卒業式を迎えるまで登校する日は27日あります。土日祝を入れれば41日です。まだまだ富勢東小の6年生として成長を続けることができる期間があります。1時間1時間、1日1日を大切に過ごしてほしいです。

テレビなどで、真っ赤な山の映像が写るだけで鼻がむずむずする花粉症の季節がやってきました。風邪と花粉症の症状の違いはニュースでも取り上げられています。アレルギーによる鼻水・くしゃみ・せきなどは登校可能ですので、健康観察票にその旨記入してください。

こんなワッペンやはんこもあるみたいですね。

節分(校長ブログ)

季節の変わり目は邪気が生じる、という言い伝えから、年に4回ある季節の変わり目である「立春・立夏・立秋・立冬」の前日を節分とする、とのこと。(そう考えると、節分という日は年に4回あるってことです。)季節が変わる前の日のうちに、鬼をはらっておこう、という風習です。
節分と言えば、豆まき、ひいらぎ、いわしの頭、恵方巻き、今年は南南東・・・いくつかキーワードがありますが、今日の給食も季節のメニューということで、いわしと大豆が入っていました。

邪気をはらって、元気に過ごせるように、まず今日の縁起の良いメニューで力をつけてほしいですね。

1年生が鬼のお面を作っていました。とても楽しそうでした。

ちっちゃな鬼がたくさんいましたよ。


昼休みには、鬼のお面をかぶった鬼たちが鬼ごっこに興じていました。

柏市のガイドラインが改訂されてバージョン4となりました。バージョン3との違いにチェックを入れながら、一通り目を通しました。今後の教育活動も、このガイドラインを根拠にして進めていきます。



ガイドラインの中で6の(3)出欠席等の扱いというところに加筆された内容があります。レベル2、3では「同居する家族に発熱や風邪症状が見られるとき」には、児童の出席停止を徹底する、という内容です。家庭内感染というキーワードのもとでは、本人が元気でも、そのような対応をさせていただくことになりますので、ご家族の健康観察も含めて引き続きご協力をお願いいたします。この件に関して、判断に迷うことがあるときは遠慮なく学校へご相談ください。



朝の雨も早いうちにあがり、お昼頃は日差しがとても暖かかったです。


2月の生活目標の1つは「友達といっしょに外で元気に遊ぼう」です。暖かい日もそうでない日も、外で体を動かして、寒さに負けない体をつくってほしいです。



2月スタート!(校長ブログ)

2月が始まりました。
パラパラとあられが降る寒い朝でした。
うっすら白い体育館前

うっすら白い花壇

今日も子どもたちの検温をする教職員と、元気に登校してきた子どもたち。


手袋をしていない児童の手は赤くなっています。「手をぐーっと握ると温かくなるよ」という私の言葉に「ほんとだ!」「寒くて、握る力も出ない」・・・いろいろな反応が返ってきました。
曇り空でしたが、子どもたちの登校が終わると、雲の隙間から太陽が顔を出しました。

午後は青空が広がりましたが、それでも気温は低い1日でした。

「我慢のなんとか」「勝負のなんとか」というような次々に出てくるスローガンの元、制限のある生活は続いています。


報道などで、感染した大人の方々へのインタビューを聞くと、かなりしんどい印象を受けます。もちろん個人差があるところでしょうから、実際には、そうなってみないとわからない、というのが正直なところではあります。


子どもは感染しても「軽い」「無症状」と言われていますが、学校は子どもだけがいる場ではありません。職員もいますし、それぞれ家庭もあります。子どもが帰る場所にも別の場所で1日を過ごした親御さん、兄弟姉妹等がいるわけですから、やはり油断はできません。



今日、配付する学校便り「あけぼの」にも載せましたが、2月に予定していた長縄記録会の中止を決めました。子どもたちが交錯する活動であること、十分な練習ができていない状況で大会を行ってもねらいが達成できないことを判断材料としました。その他の主な行事についても、ご確認ください。

今日、あられの降る中で花壇で綺麗に咲いているパンジーを見ました。

じっと春を待っているようだ、とは人間の勝手な表現ですが、口がきけたなら「寒いよ」「冷たいよ」と言いたくなるところかな。確かに「我慢」をしているようにも見えます。

もしかしたら、同じように「我慢」をしているのかもしれませんが、子どもたちは、学校へ来て、友達と会い、友達と同じ場所で先生と共に学び、遊び、とても良い顔で生活をしています。授業中や、休み時間の表情、声、言葉でそう感じています。

活動に制限はあっても、彼らにとっての日常は確保されている、とその前向きな姿から感じています。とても立派で頼もしいです。

寒さも厳しくなる季節です。
引き続きの手洗い・マスク着用・換気を基本とした対策を講じながら教育活動を進めていきます。保護者のみなさんも地域のみなさんも感染症対策を健康管理に努めてください。ご理解、ご協力をお願いいたします。
(左上「コロナウイルス対策」枠内の、柏市の「学校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」がVer4に改訂されましたので差し替えました。)


縄跳びとIT授業(校長ブログ)

昨日は、日中気温がどんどん下がって、放課後には子どもたちの大好きな雪が降るほどでした。大人はヒヤヒヤです。自分たちの通勤や子どもたちの登下校に影響が出る場合がありますから。しかし、短時間で済んだのでほっとしました。

今朝は青空。

学校周りも凍結の心配もなく子どもたちは元気に登校してきました。

空気がひんやりしている上に、風が冷たいので、外での活動は寒そうです。
1時間目に体育で縄跳びをする4年生です。

「校長先生、見てて!」と技を見せる子どもたち。大変上手です。もちろん個人差はあって当たりまえ。「できないことをできるようになりたい」と、自分の目標に向かって頑張って努力する姿こそが、学びの基本です。人との比較ではありませんから。
全校で進級カードを片手にがんばっています。


昨年末から今まで、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかる児童がほとんどおらず、手洗い・マスクがいかに感染症予防に効果的か実感しています。それらの防御策に加えて、体力づくりで病気を寄せ付けない体に!という攻めの姿勢も大切です。


縄跳びは、自分のペースでいくらでもできるので冬の体力づくりには良いですね。私もささやかながら、昼休みに「つかえずに前跳び100回、ひっかかったら最初から」を課して取り組んでいます。小さなことでも続けることが大切、そう思っています。何をするにも健康が一番ですからね。

今日は3年生のIT授業がありました。

柏市教育委員会ITアドバイザーの高橋先生に「ローマ字入力②」の授業をしていただきました。


両手をホームポジションに置いて、上手に打っています。その調子です。

昨日、情報機器について書きました。
せっかくなので、高橋先生に「ご家族で情報モラルについて確認できるようなサイト」を伺ってみたところ、いくつか教えていただきました。学校でも6年生で情報モラルの学習をしますが、各家庭の状況によっては6年生になってからでは遅いこともあるかもしれませんのでご紹介します。

文部科学省

IPA独立行政法人情報処理推進機構
教育・学習(一般向け)|ここからセキュリティ! 情報セキュリティ・ポータルサイト

#今こそ考えよう 情報モラル・セキュリティ

盛りだくさんで申し訳ありませんが、わかりやすいものを見つけて、ルールづくりや話題としてぜひご活用ください。
高橋先生、3年生の授業、ならびに良い情報をありがとうございました。

情報機器(校長ブログ)

本日、柏市教育委員会と学校長連名で「教職員と児童生徒との電子メール及びSNS等のやりとりについて」というお手紙を配付いたしました。ご確認ください。



今日は情報機器について。
子ども本人用の情報機器をいつ渡すのか、渡さないのか、渡すとしたらどんなルールが必要かなど、ご家族で十分相談してください。どんなものでもそうですが、「みんな持ってる」「持ってないと話題についていけない」「持っていないと仲間に入れない」というようなお子さんの言い分はひとまず横に置いておくことをおすすめします。「うちはうち、よそはよそ」です。お家での考え方が大切です。

便利なものは一気に普及します。良い悪い関係なく、どんどん広まります。そして、それからあれこれと検証が始まります。情報機器で言えば、その使い方によって、脳や目など体への影響、心への影響、発達への影響・・・。そういったものは後からわかってきます。
「おやすみなさい」と言ってから、布団の中で遅くまでゲームなどをしている子はいないでしょうか。小学生にとって良質な睡眠は特に体づくりには大切な時期です。お家の事とは言え、心配なことの一つです。

また、アプリケーションの種類によっては、親御さんの知らないところで、友達だけでなく知らない人とつながることによる危険性もあり、それがきっかけでの連れだし等の事件が起こることもあります。本日配付のお手紙に関係する、教職員と児童生徒の個人的なつながりによる不祥事事例も報道されています。
悪いのは、悪いことを考える大人ですが、巻き込まれて傷つくのは弱い方、つまり子どもです。機器を与えるならば、巻き込まれないような環境を整えることも大切です。

子どもはいつの時代も子どもであり、子どもは大人とは違う生き物です。分かっているようで分かっていない、それはそうですよね。大人に比べれば、経験値が圧倒的に低いわけですから。知識は増やせても経験が伴ってないことが多いわけですから。分かっていてもできないことが、大人より多いのは当然のことです。
今は、アプリケーションの使用や時間制限などを親機の方で管理できるものもあります。中学生の保護者の方の中には、部活などのライングループに家のタブレットで参加することで管理している方もいます。管理をするということは、大人の手間が増えることになりますが、子どもの危険を回避すると考えれば、必要なことです。
(写真は、健やかに成長を続ける東小の子どもたちの今日の様子で、直接本文とは関係ありません。)

恕(校長ブログ)

朝の検温、消毒・・・。雨が上がっていたので通常通りできてほっとしました。子どもたちは、傘を片手に元気に登校しました。


先週の土曜日に、富勢小学校でコミュニティスクールの第3回会議に向けての打合せ会をしました。その時に学校運営協議会会長の涌井さんから、4校へ本を寄贈していただきました。

早速読ませていただきました。
筆者である三遊亭究斗氏、ご自身の体験や、それを元にした思いや現在の取り組みなどがわかりやすく書かれています。題名からもわかるように子どもたちへのメッセージです。ブックルームに置きます。

その本の中に出てきた言葉で、心にとまったものがありました。
今日のブログの題名にも使ったこの字、何という字でしょう。

似てる字で「怒」がありますが、ちょっと違います。

「ジョ」という読み方があり、「思いやりの気持ち」という意味があるそうです。

論語の中で、人が一生続けていくべきこととして「
其れ恕か。己の欲せざる所は、人に施すこと勿れ」という孔子の言葉が出てきます。その言葉で使われています。「自分がされて嫌なことを人にしない。」ということです。この文章は、昔、何回か目にしたことがありますが、この字は読めなかったので調べました。



論語での言葉ですから、人が人間として人との関わりを通して生きていくために必要なこととして、昔から言われてきたのだなと思います。




また、「思いやりの気持ち」は「思いやりの心を持ちなさい」と言われて育つものではなく、「思いやりを受けることでのみ育つ」と児童心理学者の平井信義氏の本で読んだことがあります。理屈ではない、より良い人間関係があってこそのことなのだと思います。子どもを相手にする大人としては心得ておきたい言葉です。


スローガンとして飾るだけではなんにもなりませんが、

小学校という場所でこの言葉を大切にして楽しい学校を目指したいと思い、心構えとして校長室のポスターの上に張ってみました。さらには、絵に描いた餅にはならないように。


最後に、短縄で自己記録を目指す3年生。距離を保ってできる感染症予防上でも良い運動です。体を鍛えるにはもってこい。がんばってね。

使ったところが強くなる(校長ブログ)

朝方は気温が低く、寒い毎日です。
みんな暖かな格好で登校してきます。
ネックウォーマーで温まった首あたりに向けて体温を計測すると、びっくりするような高い数値が出て測り直すことがありますが、健康でいるために体を冷やさないことは大切なことです。

5年生が登校直後に「ふせ菜」畑の整備をしています。霜が降りた地面はとても冷たいのですが、よくがんばっています。



今日も子どもたちは真面目に学習に取り組んでいます。








1年生がかるたづくりをしています。国語という教科で、ひらがな、カタカナ、漢字を学んできた1年生。文字も言葉も、それを使うことで自分のものとして身についていきます。自分の思いで文章を考えたり、絵を描いたりするかるたづくりはとても良い学習です。


非常にシンプルな文章が並びます。子どもらしいものばかりでとても良いです。大人だとこうは書かないだろうなあ、と微笑ましくなります。完成が楽しみです。

習ったことはどんどん使うことで身につきますが、自分の小学校時代を思い出すと、漢字を習っても、作文はひらがなだらけ。「習った漢字は使いましょう」なんて先生に赤ペンで書かれたものです。漢字に苦手意識があったので、進んで使わなかった記憶があります。

「使ったところが強くなる」って言葉を聞いたことがあります。子どもたちには、このような楽しい活動の中で、習ったことが身についていくといいなと思います。

今日はロング昼休み。子どもたちが元気に外で遊びました。外遊びで、健康な体づくりを!




「校長先生、サッカーしましょう。」といつも元気な3年生男子が声をかけてきました。一緒に走り回りました。冷たい空気の中でも汗をかきました。健康的な時間を過ごすことができました。ありがとう。汗の始末はしっかり行わないと風邪をひきます。気をつけてほしいですね。

情報の受け方(校長ブログ)

寒い週末でした。体調はいかがですか。
さあ、今週も始まりました。朝から良い青空でした。



長く教員をしてきて子どもの同士のトラブルをたくさん見てきましたが、その原因になることに次のようなことがあります。

そして

良い情報なら全く問題はありませんが、陰口や悪口だとトラブルにつながっていきます。

その時の状況や、3人の関係性も考えながら指導にはあたってきましたが、「人の口に戸は立てられない、という昔からのことわざがあります。Aの発言をとめることはできません。大切になってくるのはBの動きです。この動きによって、トラブルを大きくすることも、止めることができます。」というような話は必ずしました。情報受けたBがとても重要だという話です。Bが次に何をするか、何もしないか・・・重要な位置にいると考えて良いわけです。




これは、子どもに限ったことではありません。大人の人間関係でも日常的にあるかもしれません。「口は災いの元」なんてことわざも、今、頭をよぎりました。


昨日のNHKの朝のニュースの中で、情報の受け方についての特集をしているコーナーを見ました。「4つのハテナ」というものです。これは下村健一氏(ジャーナリスト)が光村図書の5年生の国語の教科書用に書き下ろした「想像力のスイッチを入れよう」の中に出てくるものです。
 想像力を働かせるための4つの観点「事実かな印象かな」「他の見方もないかな」「何が隠れているかな」→「まだわからないよね」というものです。呪文のようにこの4つを唱えて一呼吸おこうということなのだと思います。

 端末の普及により、誰もが、いつでも、情報受信・発信できる、そして情報があふれている世の中です。子どもたちだけでなく、我々大人も情報の扱い方には十分気をつけなければならないところです。

教科書の文章ではありませんが下村氏の文章です。
 ↓
  
Story 2 「四つのハテナ」 | 下村 健一(ジャーナリスト) | 作者・筆者インタビュー | 小学校 国語 | 光村図書出版                                                   
デジタルメディア「mugendai∞」


日々、ウイルス感染に関わる色々な情報が飛び交っています。何が正しいかわからないこともありますし、わかっていてもできないこともあります。はっきりしていることは、「相手はウイルスだから、かからないように感染予防をしよう」です。そのために学校で必要なことは、手洗い・マスク着用・換気を基本とした対策です。続けていきます。引き続き、ご協力よろしくお願いいたします。

プログラミング(校長ブログ)

先日、6年生が算数で取り組んでいた「プログラミング」のプリントをまねしてみました。吟味していないので不備があったらごめんなさい。
A地点にロボットが向こう向きに立っています。ロボットは「向きを変えられる」「線の上を進む」「前にだけ歩く」「交差点では必ず止まる」ものとします。

さて問題「矢印のように進んで、Bに到着するようにロボットに指示をしなさい」
答え1「まっすぐ行って、つきあたったら左に進めば着く。」
これが一番簡単な指示になるでしょうか。
しかし、この指示では不備が多く、ロボットは動けません。例えば「左に進めば」という指示はいけません。横に歩けるロボットならば横歩きをしながら左に進むかもしれませんが、「前にだけ歩く」ロボットですからつきあたったら止まったままです。この指示では左に行けず、Bへ着きません。

どうすれば良いでしょう。
「向きを変えられる」とありますから「左に向く」という指示があればよいわけです。

命令されたことを正確に行うコンピュータだからこそ、意図した処理を行わせるための正確な命令が必要です。

正答例としては「4ます分歩く。左に90度向きを変える。3ます分歩く。」となります。
こういった段取り、道筋を一つ一つ丁寧に進めていくことがプログラムを作るときに大切になります。「論理的な思考」ということです。こういう力を、身につけていきましょう、というのがブログラミング学習です。

しかしながら「論理的な思考」という部分で言えば、学習のあちこちの場面で必要なものであり、日々鍛えられています。




例えば、本校の2年生の算数『大きな数』の学習で「10000は100がいくつ?」というものでのつまずきが少なくないと聞きました。
これは覚えるものではありません。
「100が10個で1000。1000が10個で10000。だから、100が100個で10000」と道筋に沿って考えれば良いわけです。途中の「1000が10個で」というワンクッションがキーです。しかし「100が」と「1000が」の部分が混乱をきたすかもしれませんし、文章だけではわかりにくい。
前にも触れた覚えがありますが「算数は(場面の絵を)かいてみる」ことが大切です。
このように算数の問題は、階段で例えると、あえて、1段抜かしや2段抜かしのものがあります。その階段を自分で1段ずつ上がっていくことをしないと、つまずいてしまうのです。
算数を教えていたときは「魚を釣っておいしそうだからといって、いきなり頭からかぶりつく人はいないだろう。食べるには、うろこを取り、生か焼くか煮るか考えてさらに調理をする。そしてやっと口に入れるわけだな。算数も同じだよ。」なんて例え話もしました。
別の例です。
一気に答えを出そうとせずに、上のように、「途中の式を書く」「必要な筆算を書く」「繰り上がりを書く」そして、最後の見直しのために「書いたものを消さない」というようなことが本当に大切です。一つ一つを丁寧に行えば、必ず答えにたどり着けます。(小中の子どもたち、だまされたと思ってやってごらん。)こういうことを丁寧に意識して行うことで、論理的な思考は身についていきます。

子どもにとっては、「やっていて楽しい」ことは大変重要なので、パソコンに向かった方が「楽しい」でしょうけれど。



プログラミング教育、プログラミング学習、言葉を聞くと難しそうですが、そのために必要な論理的思考を育てる場所はあちこちにあります。しかし、会話1つにしても、あまり小さなうちから生活がきゅうくつになってしまったら何にもなりません。日常的に育てるなら「楽しく」は忘れずにいたいですね。

宣言が出て3回目の週末です。感染症対策を講じた上で、健康で有意義なものとなりますように。

習慣(校長ブログ)


保護者のみなさん、日々のご家族の健康管理、毎日の健康観察、お疲れ様です。ありがとうございます。
新年を迎えたから何もかもリセットなんてもちろん思っていませんでしたけれど、さらに気をつけることが増えるとも思っていませんでした。
それでも、まず朝の昇降口前での検温、消毒は、職員や子どもたちの習慣になっています。

2年生の教室の様子です。
常時マスク着用で、と呼びかけているわけですから、やって当たり前に見えますが、7、8才の子どもたちですよ。

改めてこうして見てみると、小さいのに立派だな、よくがんばっているな、と思います。大人と同じことを求められて、文句も言わずにマスクをして授業を受けているのですから。
もちろん、他の学年も同じです。






一番大きな6年生だって11、12才ですからね。

でも、こうした毎日を過ごしながら、病気にならないための、手洗いやうがい、マスク着用が習慣になって、みんなが健康で元気に過ごせることは良いことです。

昨年度の5月にこのブログで「継続は力なり」について書いた文章の一部を載せます。↓


「継続は力なり」って努力を続けるイメージが浮かびますけれど、実はどんなことでもそうなんです。例えば「あいさつをしない」という、努力を要しないことでも毎日こつこつ継続すると「あいさつをしない」という習慣が身につく、そういうことです。子どもはどんなことでも吸収し、身につけていきます。良い習慣って大切です。

今の状況の中で、継続的に感染予防を続け、病気に対する良い習慣が身につくことを願います。さらに広い意味で「自分の体や他人の体を守ろうとする子どもたち」に育ってほしいです。

大寒(校長ブログ)

朝の検温担当職員も1周しました。
朝早くから、ありがとうございます。


今日は東葛飾教育事務所から特別支援アドバイザーの松本敏先生に来ていただき、1年生から3年生の子どもたちの様子を見ていただきました。

松本先生はかつて柏市内で校長先生をされていた方です。各学年1時間ずつ授業を見ていただきました。子どもたちの様子から、より良い関わり方のアドバイスをいただきます。管理職と共に各担任が放課後に松本先生と面談をしました。
貴重なアドバイスは明日からの指導に生かしていきます。松本先生、1日ありがとうございました。

今日は「大寒(だいかん)」で、1年で最も寒い時期と言われています。冬らしいピリッとした空気で1日が始まりました。元気な子どもたちが登校し、真面目に学習に取り組みました。







寒さに負けずにがんばっています。

空気・照度検査とマスク(校長ブログ)

学校薬剤師の島田先生による空気・照度検査を行いました。抽出学級を4年と6年としました。


子どもたちの机あたりの明るさや教室内の空気などは学校保健安全法という法律の規定をもとにした学校環境衛生基準で決められている数値があります。それを満たしていれば学習環境として良好となります。
検査結果は「良好」でした。安心して学習ができます。島田先生、ありがとうございました。

さてマスクについてお話しします。

マスクをすることが習慣となったこの1年。そのおかげと言って良いのでしょう、秋から冬に突入しましたが、風邪やインフルエンザにかかる児童がほぼいません。(手洗いもしっかりしていますから。)
ただ、教室で子どもの前に立つ教職員の表情が隠れてしまうのは残念かなと思います。保育園などで小さな子を相手に保育する方々の表情が見えないことによる子どもへの影響が話題になったこともありました。

6月に↑マウスシールドが教育委員会から配付されたときにこんなものがあることを知り驚きました。担任など、子どもたちに直接関わる職員分のみの配付だったので、学校でもいくつか用意して、他の職員にも配りました。


しかしながら、国の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル2020.12.3Ver.5」P42にも「マスクに比べ効果が弱いことに留意」と記されているように、使用については気をつけなければなりません。このあたりは報道でも耳にしたことがあり、子どもたちや保護者のみなさんの中には心配している方もいらっしゃるかもしれません。
「一斉指導中はフェイスシールド、個別指導中はマスク、と使い分ける」ように、職員には伝えています。
もちろん、常時マスク着用の職員もいます。そこは、任せています。





引き続き、感染症対策を行いながら、子どもも大人も安心安全を心がけて学校生活が送れるように進めてまいります。

柏市のガイドラインでは、「児童生徒が濃厚接触者に特定された時(PCR検査の結果が陽性、陰性に関わらず)、2週間を基本とした健康観察期間(お休み)」となっています。そのご家族のお仕事にも影響が及ぶ可能性もあります。繰り返しになりますが、本人またはご家族で体調が良くない場合は決して無理をすることのないようにお願いいたします。不安なときはご相談いただければと思います。

遊具撤去(校長ブログ)

老朽化により修繕不可となった3つの遊具が撤去されました。
ビフォー          アフター
 
 
 
一つずつ新規に設置される予定ですが、一気には入らず、年度をまたいで一つずつとなりそうです。

遊具と言えば小学生の頃、母校の校庭に回旋塔というものがありました。同じ年代の方はきっと遊具の形や、遊んだときの光景が浮かぶと思います。今は、どこも撤去され見ることはなくなりました。

小5ぐらいまで自由に遊んでいました。他の遊具では体験できない浮遊感が得られるので、楽しくて仕方ありませんでした。手を離したら危ないことだけはわかりますから必死です。自信が無い子は近寄りませんし、積極的に遊んでいた私も手がすべって空を飛んだこともあります。

上の2枚の絵のように対面で2人で遊んだり、数人と一人に分かれて遊んだりしました。

ある日、担任の先生から、回旋塔の遊び方について話がありました。「今後は、みんなでつかんでぐるぐる走り回るだけ」とルールが変更になりました。ショックを受けたことを覚えています。
きっとこの遊具に関わるけが人も多かったのでしょう。当時の先生方も話し合いを重ねたのでしょう。
そしていつしか、この遊具も校庭から姿を消しました。

学校だけでなく、公園でも、色々な遊具の危険性が指摘された時期があり、昔の遊具は次々に姿を消しています。少し寂しい気もしますが、色々な年齢層の子どもたちが遊ぶ場所であれば仕方ないことなんだろうなと思います。








今回は老朽化による遊具の撤去でした。子どもたちの安全にも気をつけていただいて、1日がかりの作業になりました。ありがとうございました。


今日のあれこれ(校長ブログ)

昨日と今日の2日間で、校内書き初め展を行いました。

1、2年生は硬筆です。

3年生以上は毛筆です。


丁寧に心を込めて書くことができていますね。
ご来校いただいた保護者のみなさん、感染症対策へのご協力ありがとうございました。

朝の風景です。検温、消毒にて校舎内へ。この流れも少しずつ慣れてきました。


消毒前に手袋を外すタイミングも上手になって、混雑しなくなってきています。「習うより慣れよ」まさにこれです。

今日は太陽も出ていない寒い中でしたが、
予定通りに避難訓練を行いました。地震、火事などは緊急事態宣言下など関係なく起こるものなので感染症対策を意識した上で、今回は火事を想定して避難をしました。


集合時は、横の間隔を開けられるようにコーンを置いておきました。縦が詰まりやすいので、教頭先生が「両手間隔」に開くよう指示を出しました。

校長の話では
①「お・か・し・も」の確認
②大人がいるときは大人の指示を聞くこと
③大人がいないときは危ないことから離れるように動くこと
を伝えました。

とは言え、蜂の巣があると聞けば「どれどれ」と近づく子どもたち、蛇がいると聞けば「どれどれ」と近づく子どもたち、危ないと頭ではわかっていても足が向いてしまうということは好奇心旺盛な子どもたちですから十分考えられます。実際、2年間、本校でそのような場面は何度もありました。そんな子どもたちの現実も伝えた上で、「危ないところに近づいてはいけない、自分の命は自分で守る」と話して終えました。

緊急事態宣言が出て、1週間。子どもたちは元気に過ごすことができました。保護者のみなさん、日々の健康管理お疲れ様です。先生方、朝早くからの児童の検温や日常的な気遣いの中での教育活動ありがとうございます。子どもたちもご苦労様でした。それぞれ、感染症対策をしっかりして、よい週末をお過ごしください。

本日の広報かしわの1面です。ご協力を、です。

最後のページです。基本的対策です。

↓全体はこちらでご覧ください。

広報かしわ:令和3年1月15日号(1617号) - 柏市役所

健康観察(校長ブログ)

朝一番、登校してすぐに5年生が数人で何かしています。
うずくまって何をしているのでしょう。

ふせ菜の畑で、枯れ葉や雑草を抜いています。
自分たちが種をまいたふせ菜の成長を見守っているのですね。さすがです。寒い中ご苦労様です。


今日も子どもたちが元気に登校してきました。

1日の始まりです。
校舎に入る前の検温を初めましたが、もしここで高い体温だった時は、保健室で改めて検温をして、状況によってはご家庭にご連絡いたします。「高い熱がない」「手指の消毒をする」その上で校舎に入っています。
その後、養護教諭が健康観察票を集めて、本人とご家族の体調を確認をします。そして、校長に報告です。

簡易的な健康観察票ではありますが、現在の状況下ではこれが児童やご家族の健康を知る大切な資料になり、判断の材料にもなります。
毎日、朝のご多用な時間にお手数をおかけしますが引き続き、記入漏れ等ないようにご協力をお願いいたします。








子どもたちにとって、毎日学校に来るということは大切なことです。「先生」「友達」という家族とは違う人からの刺激は、子どもたちの心にとって必ずや成長のためになると考えるからです。行事がなくなったとしても、活動に制限があったとしても、「学校という場所で生活すること」そのこと自体に意味があります。
緊急事態宣言下の学校が、子どもたちにとって安全で安心して生活できる場所であるように、学校、ご家庭それぞれで、できることを続けていきましょう。

乾燥注意(校長ブログ)

朝の様子です。
花壇のパンジー

鉄棒

プール

敷地の地面

霜、氷・・・あちこちの景色が寒々しい朝でした。

マスクをした子どもたちが登校してきました。
昇降口前に並びます。

今日の担当の先生方が検温をします。朝早くからありがとうございます。

元気に一日が始まりました。

冷え切っていた空気も10時のなかよしタイムのころには暖かな日差しで穏やかになっていました。

1年生と3年生男子が太陽の下でマスク着用の上で遊んでいました。病気に負けない体づくりにつながりそうです。

一人で黙々と委員会活動で落ち葉掃きに取り組む4年生もいました。

立派です。思えば昨日の5年生も1人でがんばっていたなあ。立派です。

今日1日の中でも気温差がありました。その上、空気もかなり乾燥していました。マスクの着用が習慣になったことで、冷たく乾燥した空気がのどに直接当たることは少なくなっていますが、その反面で水分の補給頻度が少なくなってはいませんか。あれこれ気にしながらの生活はやっかいではありますが、全ては自分の健康のため、そして周りの人の健康のため。学校でも、子どもたちに上手に声をかけていきます。








今日も元気に過ごした富勢東っ子です。





通常日課開始(校長ブログ)

3連休も終わり、給食が始まりました。通常日課の開始です。
大変寒い朝となりました。

保護者のみなさんの高い意識もある中で、「登校してきた児童は元気である」ということを前提として活動を進めてきました。これからも引き続きよろしくお願いいたします。
ただ、世の中の状況をふまえて、柏市の学校がガイドラインレベル3対応となり、少し慎重に進めていくことにいたします。
例えば、朝は、校舎に入る前に「検温」「手指の消毒」を実施します。


職員が毎日交代で対応することにしました。

全員の「熱なし」を確認した上で校舎内に入ります。
養護教諭が各クラスで集めた健康観察票を、保健室で1枚1枚丁寧にチェックします。

明日からはご家族の健康についての項目が入った票での健康観察をお願いいたします。(本日配付いたします。)

今日は、朝の会の時間に、教頭先生が放送で、各クラスに貼ってある「富勢東小の感染症対策10のやくそく」に沿って1から10まで読み上げながら、気をつけることを再確認しました。みんな言われたとおり指を折りながら話が聞けたかな。

配膳時のフェイスシールド着用、登校から下校まで常時マスク着用、「はなれて」を「両手感覚」と具体的な言葉に変更など、付け足したことも含めて説明しました。

本日、「
新型コロナウイルスの感染予防について」というA3表裏のお手紙を配付いたしましたので、ご確認くださいますようお願いいたします。
10のやくそくがない簡略版は↓こちら。
0112新型コロナウイルスの感染予防について.pdf








今日も学校では色々な活動を行いました。感染症対策は続きます。



1年生もしっかりマスク着用で遊んでいました。マスクをしながらのサッカーはきつい!と3年生が話していました。気持ちはわかりますよ。でも今は、しっかり対策をして活動していくことが大切です。何せ緊急事態宣言下ですから。がんばっていこう。

安心して学べるように(校長ブログ)

昨日1都3県に緊急事態宣言が出ました。
学校には休業を求めないということがつけ加えられました。令和2年6月の学校再開は緊急事態宣言期間明けでした。今回は緊急事態宣言下での学校生活です。
より緊張感を持って臨むことになります。


柏市の学校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインVer3において、レベル3の対応をすることになります。(ガイドラインについては、左枠「コロナウイルス対策」コーナーをご参照ください。)


新たな対策の一つとして、例えば、健康観察については、ご家族の健康観察についての項目が付け加えられます。先日の柏市教育委員会河嶌教育長からのメッセージでありましたように、本人に限らず、ご家族で体調不良の方がいた場合、万が一のことを考えて登校を控えていただくことになるからです。新しい様式の観察票は火曜日に配付いたしますので、水曜日からご協力をお願いします。


本校は少人数の学校なので、幸いなことに、教室では密を避けながら活動することができます。


それでも、誰がかかってもおかしくない今の状況下で、できうる限りの対策をとる必要性を感じています。

今日の午後、教職員間で2月7日までの対応の確認をしました。具体的な内容については、来週の火曜にお手紙で保護者の皆様にはお知らせいたします。特別に準備が必要なものはありません。高い意識を持っていただいておく、ぐらいでしょうか。


世の中の状況に左右されることなく、毎日真面目にがんばっている子どもたちが、引き続き安心して富勢東小で学び続けられるように、我々もがんばります。

引き続き、子どもも大人も、日々の栄養・睡眠・体力づくりで免疫力を高め、元気に生活していけるよう努めていきましょう。良い3連休をお過ごしください。

鉄棒復活(校長ブログ)

静かに一日が始まりました。
ピリッとした冷たい空気、寒々しい空です。

老朽化などを理由に校庭の遊具の使用を制限していましたが、鉄棒の工事が終わりました。

鉄棒自体の問題ではなく、基礎の部分です。もともと鉄棒の支柱を支えているコンクリートは地中にあるものですが、雨風で土がなくなり少しずつ地面に顔をだしてしまう例が多く、つまずいたり、落下したりしたときのけがが心配されます。今回、コンクリートを緑色の樹脂のような物に代えてあります。冬は冷たい鉄棒ですが、使用可能になりました。
(他の使用禁止遊具については順番に撤去が決まっています。その後、1つずつ新規に設置していく予定です。撤去、設置は学校が行うものではなく、柏市が行うものであることを付け加えておきます。)

今日は発育測定を行いました。
1年生の待つ姿、美しいですね。普段元気に駆け回っている子どもたちも、ピシッとするときはします。大切なのはやるべき時にやるというめりはりです。けじめです。

富勢東小学校の1年生として成長を続けています。

身長、体重を計測しました。
「増えることは良いことですよ」と保健の福谷先生から子どもたちに声かけをしました。しっかり寝て、しっかり食べて、しっかり遊ぶ、小学校時代は体づくりが大切です。みんな、結果はどうだったかな?


もちろん、一人一人終わるたびに、消毒をしました。福谷先生、笠井先生、ありがとうございました

給食開始まで午前中授業が続きます。




スロースタート2日目ですが、みんな元気に真面目に勉強を始めています。3学期、良いスタートがきれています。



始業式(校長ブログ)

令和3年が始まりました。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

朝一番は3℃だった体育館も、教頭先生と教務主任の笠井先生の準備のおかげで

12℃まで暖まりました。ありがとうございます。

常時換気、マスク着用、入退常時アルコール消毒、前後左右距離確保の上で、体育館で始業式を行いました。

年明けの校長の話です。

新年のあいさつをしてから、昨年の12月にALTでチェコ生まれのマルチナ先生とした話をしました。チェコでは「あけましておめでとうって言うの?」と聞いてみたところ、言わないとのこと。「良い年になりますように」という意味のことをあいさつで言うとのことで、日本の「おめでとう」がわからないとマルチナ先生はおっしゃっていました。そんな話を子どもたちにしました。そして、どうして「おめでとう」なんだろ、と思ったら調べてみてねと伝えました。その後、次のように続けました。

みんなが元気に学校に来られたことはおめでたいことだと思っています。心も体も元気であることはとても大切。今週、緊急事態宣言が出そうだけれど、学校は感染する可能性が低いから、休みにならないって話。こんなにたくさん人がいるけれど、みんなが、マスクをつけて、手洗いをしっかりしているからだと思うよ。引き続きマスク・手洗いはしっかりしていこうね。

さて、3学期だけれど、次の学年への準備の期間ではありません。今の学年のまとめの期間です。今できないことが、次の学年になったら急にできるようになったりはしません。1月2月3月、先のことはわからない。どの学年も同じだけれど、特に6年生は、中学生になったらということばかり考えて浮かれずに、富勢東小学校での一日一日を大切に過ごしてください。そうやって過ごせば、きっと良い4月が迎えられるはずです。みんなで元気にがんばろう。


体育館への入場時に一人一人の顔を見ておはようのあいさつをしましたが、子どもたちはみな元気な笑顔でした。久しぶりに登校して、友達や先生に会えてうれしい気持ちなんだろうな、と感じました。丁寧に新年のあいさつをしてきた子どもたちもいて、お家での声かけや素直な子どもの様子を私自身うれしく思いました。

式の後半で、保健の福谷先生が話をしました。

手洗いの話です。給食前に必ず流れる手洗いの曲に合わせて、8人の手洗い名人が、手洗いの確認をしてくれました。


昨日、柏市教育委員会河嶌教育長からのすくすくメールもありましたが、3学期も引き続き、緊張感を持っての予防対策が大切です。我々も同様ですが、同居家族も含めての健康管理に努めていきましょう。


今週大きな動きが予想されます。学校としてできることは、この場でも発信していきます。

ありがとうございました(校長ブログ)

2学期の終業式でした。
体育館では、一人一人の距離を保ち、マスク、手指の消毒、換気、使用後すぐにマイクの消毒等の感染予防対策を講じた上で実施しました。
校長の話で子どもたちに次のような話をしました。

「8月24日から今日12月25日まで、ちょっぴり長かった2学期。よくがんばりました。がんばったからと言っても、できること、できないことはある。それでも、がんばることができる元気があったことがすばらしい。」

「色々な行事がなくなって、つならない、つまらない、つまらない、と言っていても時間は過ぎていく。1学期の終業式の日にこの場での2年生の子の発表で『2学期は1日1日を大切に過ごしたいです』という言葉があったことを先生は覚えています。授業中や休み時間のみなさんの様子を毎日校長先生は見てきました。みんなそういう気持ちでがんばったんだろうな、と思います。」

「こんな状況であっても、学校は楽しいところであってほしい。でも、楽しい学校って、楽しませてもらう学校ではありません。校長先生は、3つのことができることになることで、楽しい学校にしてほしいと思ってきました。①失敗をおそれずに何でもやってみる。②本当のことを言う③自分の命は自分で守る。」
心がけたかどうか、一つ一つについて、手を上げさせてみました。もちろん、手の上がり具合はバラバラです。簡単にできることではありません。
「これからもこの3つができるようがんばって、楽しい学校にしようね。」

「マスク、手洗いなどで守りながら、体もきたえてください。一人でもできる縄跳びがおすすめです。
1月6日に元気に会いましょう。良いお年をお迎えください。」



子どもたちも先生方も本当によくここまで元気にがんばりました。保護者のみなさんも、子どもたちの健康管理に気を配りながら、元気に登校させてくださりありがとうございます。
年末も、そして年が明けても、今のところ何も変わらないでしょうから、引き続き
できることは、免疫力を下げることなく予防に努めることです。どんな感染症に対しても同じことです。
繰り返しになりますが、病気にかかることは悪いことではありません。仕方がないことです。もちろん、かかるより、かからない方が良いのも間違いありません。ただ、「絶対かかるなよ!」なんてことは言われてもどうしようもありません。全ての活動をやめ、誰とも会わず、布団の中でじっとしているわけにはいきませんから。

保護者のみなさん、
今年も、ここまでのご理解、ご協力、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

地域のみなさん、日頃より温かな見守りありがとうございます。引き続き、地域の子どもたちの成長を見守っていただけますようお願い申し上げます。

子どもたちのご家庭での生活が11日間続きます。「マスク・手洗い・換気での予防、栄養・睡眠・運動での免疫力保持」を心がけ、良いお年をお迎えください。

(次回ホームページの更新は1月6日の予定です。)

保護者のみなさんの思い(校長ブログ)

先日保護者のみなさんに「学校評価アンケート」をお願いし、ご提出いただきました。ありがとうございました。「ご意見」の欄に思いを書いてくださったものを読ませていただきました。


今年度の状況を冷静に受け取り、このような中でも我が子の成長を喜ぶ保護者のみなさんのあたたかな空気を感じました。



同時に、学校への励ましやねぎらいのお言葉を頂戴し、ありがたく思います。学校に来校された際の保護者の皆様の様子から、本校を温かく見守っていただけていることは感じてきましたが、ご多用にもかかわらず、言葉で表現していただけたことは本当にうれしいことです。学校長として心より感謝申し上げます。


学校というものを語るときに、
子ども一人一人がどんな表情で登校しているか、どんな表情で学校で過ごしているか、どんな表情で帰宅したか、という事実が全てであり、綺麗な言葉でごまかせるものではありません。


今回頂戴した課題を含めた全てのご意見は、全職員で真摯に受け止め、明日の子どもたちの笑顔へとつなげていけるよう努力いたします。

引き続き、ご協力をお願いいたします。
いよいよ、2学期もあと1日を残すところとなりました。
感染予防対策は続きます。子どもも大人もみんなで気をつけて過ごしていきましょう。

おいしい給食ありがとうございました(校長ブログ)

子どもたちの健康を支えている給食。
小林栄養士さんが栄養バランスを考えて毎月の献立を作成しています。それをもとに調理員さんたちが毎日朝早くから作ってくださっています。

今日は2学期最後の給食でした。
きちんと手洗い。

感染予防を意識した配膳。




感染予防を意識して、前を向いての食事。

これが今の食事の仕方と言われたからには、きちんと守っていますよ。先生方も子どもたちも真面目に守っています。静かな中で、食べることに集中して、よくかんで、その一口一口が、みんなの成長の栄養になっています。すくすく大きくなりました。

普段は給食提供のない8月の暑い季節も、冬の寒い季節も、衛生管理に気をつけながら、安全に安心できる給食を作ってくださった久保田チーフを初めとする調理員のみなさん、ありがとうございました。

さて、柏市からのメールが届きました。
内容はこちらです。↓
病床確保計画におけるフェーズ4(最高レベル)への移行について | 柏市役所

手洗い、マスク、換気!予防に努めましょう。

元気もらってます(校長ブログ)

「先が見えない」って言うことがあります。基本的に「先は見えない」ものです。先のことですから。それでも、自分としては「おそらくこうなるだろうな」と予想したり、イメージしたりしてここまで毎日を生きてきたんだろうな、と思います。先のことははっきりわからないけれど予想はつくってことは、決して安定しているわけではないのだけれど、それほど不安定でもない、それがいわゆる普通の生活だったのだろうと思います。



しかし、今年に関しては、「本当に先が見えない」つまり「予想がつかない」日々の連続だった、つまりは「本当に不安定」な感じの日々だったなと感じます。今年については、精神的な不安定さ、心細さがあるのは当たり前のこととして自分で受け入れて折り合いをつけていかないと、つらかっただろうと思います。子どもも大人も。


「一日一日を大切に過ごしたいです」とは、1学期の終業式に発表した2年生の作文にあった言葉です。まさに、今を大切に、今日を大切にという子どもの言葉にぐっときたことは今でも覚えています。



友達と教室で過ごす日常を、毎日大切に過ごしている子どもたちの様子を見ていると、子どもは順応性に富んでいるなと感じます。もちろん、心の中まで見ることはできません。七夕の時に笹の葉に飾られた「早く前のような毎日になりますように」と書かれた短冊を目にしたとき、子どもたちも不安を抱えているのだ、と感じたことも覚えています。しかしながら、今見える子どもの行動からはたくましさを感じます。そんな姿から、毎日のように元気をもらっています。

子どもたちよ。引き続き、予防に努めて、体もきたえよう。そして、今、今日を大切にがんばっていこう。



GIGAスクールに向けて(校長ブログ)

8月24日から始まった少し長い2学期も最後の週となりました。


暑さ対策をどうするかが気になった猛暑の8月が遠い昔のようです。
今日も朝から青空でしたが、厳寒。子どもたちは衣服で調節しながら元気に過ごしています。それにしても、1年生は本当によく外で遊びます。素晴らしい。

勉強にもきちんと取り組んでいます。ほら。






体育館で書き初めの練習会を行いました。

(写真は3年生の様子です。)
体育館も極寒ですが、朝から教頭先生ができる限りの数のストーブに灯油を入れて、温めておいたので凍えることなく練習できました。教頭先生、ありがとうございます。

さて、教室後方ロッカーの上にスチールの棚が設置されました。

なんだろ、これ?
しっかり固定されています。鍵もかかります。

これは令和3年度4月スタートの柏市GIGAスクールに向けた、1人1台端末の充電&保管庫です。中身はまだまだこれからです。

こう見てみると、保管庫で掲示板が見えなくなってしまって、「そこにあった掲示物をどこに貼れば良いのか・・・」と考えたくなるかもしれません。これからの教室のあり方として、前面だけでなく側面・背面の壁も子どもたちの学びのために黒板(ホワイトボード)にしていく形になっていきます。(
このことはGIGAスクールとは直接関係ありません。)グループごとに前面、側面、背面のホワイトボードを活用して話し合いをしたり、作業をしたりして学ぶというようなことができるようにするためです。学びの形の変化に合わせて、教室環境も少しずつ変わっていきます。教室の掲示のスペースは減っていくことになるでしょう。

今年度、市内の土小学校が長寿命化工事(
現校舎の骨組みは残して建物をリニューアルする工事)を行っています。土小のホームページを見ると、黒板からホワイトボードへ変わる様子、教室の様子が少し見えますので良かったらのぞいてみてください。
今日は図書室の引っ越しです - 柏市立土小学校

引っ越しの準備・・・・ - 柏市立土小学校

もちろん、市内一斉にリニューアルはできませんので、順次、計画的に行っていくことになっています。
学校施設リニューアルプロジェクト(学校施設長寿命化改良計画) | 柏市役所





引き続き対策を(校長ブログ)

学校では、10月から異年齢の活動も可能な限り再開しましたが、昨日のクラブ活動で今年の異年齢活動は終了しました。
終業式まで、各クラスの活動が続きます。予防意識を高く持ちながら過ごしていきます。






毎日の報道の感染者の数字を見ると驚きますが、検査数も相当増えているんだろうと思います。そういう意味でも、数字に一喜一憂することはありませんが、言えることは「6月の再開以降、特に何も変わっていない」ということです。ということは、対応も続けていくことが大切であるということです。引き続き、マスク・手洗い・換気+運動・栄養・睡眠で元気に過ごしていきましょう。

3年生が豆電球の学習でランプシェードを作りました。




少しでも暗いところへ、ということでコンピュータ室で投影しました。


模様が写って大成功!

もっと明るくしたいな、もっと色がつけられないかな、と思ったでしょう?3年生!それとっても大切な思いです。もう一歩興味がわいたら、お休みの日にでもお家でやってみてごらん。どんな工夫ができるかな。



極寒(校長ブログ)

3時間目に体育館で1年生が体育の授業で縄跳びをしていました。
空気がものすごく冷たかったので、温度計を見たら、3.8℃でした。ものすごい寒さです。

それでも、子どもたちは元気に体を動かしていました。
体育の授業に限らず、1年生はよく外に出て体を動かして遊んでいます。6月スタートとなったこの不思議な年度でも、勉強や生活、先生や友達との関わりの中で富勢東小の1年生として成長を続けています。
本格的な寒い季節の到来で、気温も低くなっているのでウイルス対策の一つとして体を鍛えることはとても大切です。小学校生活最初の冬を元気に乗り越えてほしいです。

もちろん、他の学年の子どもたちも元気に乗り越えてほしいのは同じです。








5年生の教室の壁に相談ポストがありました。
「相談にのります」って書いてあります。
子どもが子どもの相談にのってくれるようです。
いいですね。5年生はどんなことを相談するのかな。

今年、感染症対策で、自由に人と会えないことも理由かもしれませんが、人とのつながりの大切さを感じるとともに、人と話をすることの大切さを特に感じました。
みなさんはいかがですか。
自分が今どう考えているか、どう感じているか、わざわざ口にするまでもないことでも口にしてみる、相手はどう考えているか耳を傾けてみる、そんな、普通のことが、大切だったなあと感じています。人の中で生きている中で、考えたり、悩んだり、苦しんだりすることは誰にでもありますね。どんなことでも、乗り越えるのは自分自身ですけれども、抱え込まずに外に向けて表現してみることは大切ですね。

校長室前の小さな花壇。
寒くても、コロナ禍でもじっと綺麗に咲いています。

どこでがんばるか(校長ブログ)

良い天気が続いていますが、気温が低く、寒い1日でした。
そんな中でも子どもたちは元気に登校しています。

昨日は、弁天マラソンを行い、子どもたちのがんばりをお伝えしました。

今日のテーマは
「どこでがんばるか」。

子どもたちは、主にお家と学校で生活をしています。
子どもたちにどこでがんばってほしいですか。

家族というつながりがある家は、温かいところであってほしい。
昔の言葉で「家を一歩出たら、7人の敵あり」みたいな言葉があるように、外はつらいところ。となれば、家族ではないメンバーと生活する学校というところは、子どもにとって緊張する場所と言えるでしょう。


そこに身を置いているだけで、相当がんばっているのでは?と思うわけです。


がんばるということは結果がどうとか、そういうことではありません。
昨日のマラソンもそうですよね。
がんばったらみんな1位になれるわけではないし、その時にその子ががんばっているのは姿からわかる。はあはあ苦しそうだし、それでも前に進んでいる、順位がどうとか記録がどうとかそんなこととは関係ない。
目の前にいる子どもたちが、寒い中一生懸命走っている・・・、その状況を「がんばってる!」ととらえて、我々は心揺さぶられるのですよね。


毎日、学校での子どもたちの姿を見ていると、よくがんばっていると思います。
繰り返しになりますが、できないこともありますよ。失敗もトラブルもあります。
でも、みな、学校という場所でがんばっています。



大人だって、休みたいときはある、怠けたいときはある。子どもだけは家でも学校でもがんばり続けなければならん、ということはありません。
「今の状態で満足せずに、もっともっとがんばってほしい」という願いを持つのは親心(先生心、大人心・・・)ですし、その願いを伝えることは悪いことではありません。
でも、マラソンに限らず、富勢東小の子どもたちは、毎日学校でがんばっているんだな、ということは忘れないでほしいな、と思います。

弁天マラソン(校長ブログ)

弁天マラソンを行いました。全員が参加しました。

昨年も良い天気でしたが、今日も最高の青空の下で、子どもたちのがんばる姿をたっぷり見ることができました。

空気は冷たかったのですが、日差しが心地よく、マラソン日和でした。

開会式では、「自分の目標に向かってがんばってほしい。校長先生としては、自分のペースで、最後まで走ることをがんばってほしい。」という話をしました。

6年生にとっては最後の弁天マラソン。
マスク着用にて、しっかり選手宣誓も行いました。

例年は風車側を児童待機場所としていましたが、今年度は密を避ける工夫として、歩道側を待機場所として、縁石を目安に間隔を空けて並ぶようにしました。

保護者のみなさんの応援場所を、風車側にしました。保護者のみなさん、密に気をつけて応援できましたか。

そして、児童の応援は、声ではなく、旗を振る形にしました。


みんな、気持ちを込めて手作りの旗を振って応援しました。

1年生は初めての弁天マラソン、6年生は最後の弁天マラソン。


今回は、スタートで転倒することもなく、みな上手に走ることができました。


どの学年も、一人一人が、力一杯最後まで走りました。
会場でのけがも体調不良もなく、元気に行って、元気に帰ってきました。

閉会式では
「走るのが好きでも嫌いでも得意でも不得意でも、全員が最後まで力一杯走る姿をゴールで確かに見ました。自分の気持ちに関係なく、そうやって取り組むことがすばらしい。」という話をして、全体に向けて、拍手をしました。

スポーツの良さは、仲間やライバルとともに高めあうところにもありますが、自分との勝負、というところにもあります。特に生涯スポーツとして、長く楽しむためには、比較対象を自分に置くことも大切だと思います。

色々な想いで今日を迎えた子どもたち。
みんな、素敵でした。格好良かったよ。
大会途中で「校長先生、来年は距離を短くしてください。」と声をかけてきた4年生がいました。「5年生になると距離が伸びるよ」「えー」なんてやり取りになりました。でも「きっと、この子たちも来年になったらなったで、最後までがんばって走りきるんだろうな」と思うとうれしくなりました。そう感じさせるエネルギーがある東っ子たちです。

さて、弁天マラソン大会ではあけぼの山農業公園付近の一般の道路を走路として使用します。前もって柏警察に書類を提出し許可をいただいています。また、農業公園には、敷地や施設利用をさせていただいています。申請の上で行っていることではありますが、地域のみなさんには、実施に当たって、お気遣いをいただいたり、ご迷惑をおかけしたりしたこともあったと思います。ご理解ご協力の上で無事に開催できたことをうれしく思います。地域のみなさん、ありがとうございました。
また、お手伝いの保護者のみなさん、安全安心な運営のためにありがとうございました。応援に来てくださった保護者のみなさん、全ての子どもたちのがんばる姿を見ていただけて良かったです。応援ありがとうございました。

最後に、今日はもちろん、今日まで準備を進めてきた先生方、ありがとうございました。お疲れ様でした。


先日、全校でお手伝いをさせていただいた、チューリップの球根を植えた花畑では、ビオラが綺麗に咲いています。土の中のチューリップの球根は、必ずやってくる春に向けて、じっとエネルギーをためています。

最後まで(校長ブログ)

1週間が始まりました。

元気に登校してきています。

10時ごろは青空の下で持久走練習ができました。



どの学年の子どもたちも元気に走っていました。見学で歩いている児童もだいぶ減りました。


今日は昼休みに校庭での雑談中に「マラソン大会嫌です、やめてください」と笑顔で言った子がいました。「大会」「順位」「全児童応援」「保護者応援」・・・となれば、気持ちもわからなくもありません。「じゃ、やめちゃうか、って訳にもいかないよなあ」と答えたら、笑っていました。
色々な思いをもって当日を迎える子がいるとは思いますが、「自分のペースで、最後まで走る」を目標にがんばってほしいと思っています。もともと、持久走、マラソンってそういうものですからね。超えるべきは、昨日の自分です。










午後になってかなり冷えてきました。空もどんより・・・。


今年は、風邪をひく子が少ないように感じています。
手洗い、マスク着用が徹底しているからでしょうか。病気の予防に努めている成果の一つかもしれません。

2学期の登校も残すところ2週間となりました。
今年もあと約半月です。
「忘年会」「良いお年を」など年末によく耳にしてきた言葉がいくつかありますが、今の状況から考えると、年が明けたら「さあ、去年のことは忘れてリセット!新たな気持ちで!」とはならないであろうことは予想がつきます。
それでも、いつか必ず来る、ウイルス以前のような日常を迎えるために、心身共に健康に気をつけて、今は、とにかく一日一日を大切に積み上げていきたいですね。

寒さ対策(校長ブログ)

来週の天気予報を見てみると・・・
千葉県北西部(千葉)の天気
ぐっと冷え込むようです。
弁天マラソンの日はかなり寒そうです。当日はどの学年も現場での待ち時間があるので、

寒さ対策の一つとして、学校で使い捨てカイロを一人1個ずつ分購入しました。当日児童に配ります。

今年度の弁天マラソンでは大きな声を出しての応援をしませんので、

こんな物を作っています。

色塗ってますね。何でしょう、これ。

手作りの応援旗です。
体育主任の仁道先生が形を作ったものに色をつけ、柄をつけてできあがり。

当日は自分で作った旗を振って応援します。1時間ぐらいなら持ちこたえるかな。

今日は朝からの霧がなかなか晴れず、太陽の光が届かない中、持久走練習がありました。見るからに子どもたちは寒そうでした。


「(寒いと感じている)子どもの気持ちがわかるから、校長先生も脱いでください」なんて口にしてた子どもたちも、走り出せば元気いっぱい。さすが「子どもは風の子」です。




子どもたちの表情を観察するために反対回りの先生も、滑りやすいカーブのところを見守っている先生も、寒い中ありがとうございます。

今日も、寒い中、一人一人自分のペースでがんばった子どもたち。お疲れ様。


私が小学生の時もマラソン大会はありました。
柏五小だったのですが、もうかれこれ45年ぐらい前のことです。昔話ですね。
当時は、学校を出て、地域の住宅街がコースになってました。のどかな時代です。練習は校庭で、試走と本番は道路を走りました。しかも、速い子・普通の子・遅い子3人一組で跳び縄のようなロープを持って、ゴールまで離さないことが約束で走りました。↓こんな感じです。

遅い子への配慮なのか、児童数が多かったからなのか、わかりませんが、考えてみると妙な形でした。
今でもその時の様子が壁画として柏五小の体育館後方に飾られているはずです。今の人たちは、それを見てマラソン大会の絵だとはわからないかもしれません。
走るのが苦手で、本当に遅かったので、運動会などこの手の行事はとにかく嫌でした。このあたりの話は折を見てまた。

千葉の感染者数が3桁になったと、千葉日報一面に大きく載っていました。






かかることは仕方のないことです。ただ、どんな病気でもかかるとつらいのはその本人です。かからないに超したことはありません。引き続きできる限りの予防対策(手洗い、マスク、換気)を行っていきましょう。健康で良い週末になりますように。

感染症対策(校長ブログ)

校長室の机上、いつでも手に取れる場所に、ピンク色の紙ファイルがあります。

この中には、文部科学省からの「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」~「学校の新しい生活様式」~」2020.12.3Ver.5、千葉県教育委員会からの「新型コロナウイルス感染症 学校における感染対策ガイドライン」令和2年8月1日版、柏市教育委員会からの「学校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」2020.10.9Ver.3がとじてあります。
その他にも、ネットで入手した

公立陶生病院感染症内科の武藤先生の資料なども参考資料としてとじてあります。
今は、様々な情報が飛びかっていますし、自治体ごとに日々状況は変わっています。柏市立学校として、学校教育を進めていく上での根拠は柏市教育委員会発のガイドラインです。


本校は1クラスあたりの児童数が少ないことで、教室での席の感覚を広くとることができます。教室では密を避ける状況を作りやすいので、予防に努めた活動がしやすいと言えます。
左は授業風景、右は給食風景です。


しかしながら、色々な場面を改めて見てみると、「全く課題はありません」ということもありません。その場のスペース、教職員の意識、声かけ、子どもたち自身の意識によって、密を避けられたり、避けられなかったり・・・、ということはありそうです。










子どもと対面する上で、表情が見えるため「これは良い」と活用していたマウスシールドも、文科省のマニュアルでは「マスクに比べ効果が弱いことに留意」とあり、活用する際も「身体的距離をとりながら」となっています。
学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~:文部科学省(P42)

マスクだけにするか、併用するか考えていくことになります。情報は状況と共に変わっていくものですね。

今現在の柏市の状況を踏まえた上で、学校における色々な場面をよく観察してみると、「人数が少ないからできる」と簡単に判断できるものではないことを思い知らされます。
改めて、「手洗い、マスク、換気」この3つをまずきちんと行うことを予防のスタートとして、引き続き取り組みます。学校でもお家でも、穏やかな声かけのもとで子どもたちの予防意識が高まると良いと考えています。

本との出会い方(校長ブログ)

数字というものを使えなかった時代のことです。ある牧場で牛をたくさん飼っていました。朝、その牛全てを放牧し、夕方小屋に戻します。逃げてしまった牛がいないかどうかの確認をする(朝と夕方で数が合っているかの確認ということですね)方法を考えなさい。
数字が使えるなら、例えば朝32匹いたから、夕方も数を数えて32匹いればオッケー、となるわけですが、数字が使えないと、この当たり前の処理ができないわけです。
さてどうする?

遠い昔に、高学年担任だった時の子どもたちに問いかけたことがある問題です。私自身は、先輩教師から聞いたものだったと記憶しています。なぜ、そんなことを思い出したかというと・・・。

今日、ブックルーム(高学年図書室)をのぞいてみたら

こんな表示がありました。


そして、該当図書が並べられたコーナー。

で、そのうちの1冊をぱらぱらめくってみたのです。そうしたら、上の問題が載っていたのですよ。昔からある数の問題なのでしょうね。そんなわけで、たまたま手にした初めての本で、その問題に関わる小さな思い出がよみがえってきたというわけです。(ちなみに、問題の答えは、このコーナーの本のどれかに書いてあります。)


本との出会いについては以前にも書きましたが、本にとっても、手に取られるかどうかが出会いです。棚の中でじっとその時を待つしかありませんから。
今、このコーナーにあるのは、残念ながら本校では10年間貸し出しまで至らなかった本たちです。「10年間、誰にも借りられなかった、ある意味貴重な本」として手に取ってみたら、そこにものすごい発見があるかもしれませんよ、みなさん。それも出会い。縁です。

日差しの届かない寒い1日でしたが、元気に持久走練習に励む子どもたちです。




走り終わったら、顔は真っ赤っかです。

よくがんばりました。

さて走った後は手洗いです。
水は冷たくても、予防には大切なことです。
教頭先生が持久走後と昼休み後、2回放送で手洗いを呼びかけました。指先だけちょっと濡らして「洗いました!」ということはないように、冷たさに負けず、思い切って洗いましょう。しつこく呼びかけていきます。

遊ぶことは学ぶこと(校長ブログ)

日差しの暖かさが心地よい中で、ロング昼休みでした。

通常の日は、給食→昼休み→掃除と続きますが、本校の火曜日は給食→昼休み→掃除の時間も昼休みとなります。昼休みが掃除の時間分長くなるので「ロング昼休み」と呼びます。火曜日は、遊ぶ時間が増えます。

ロング昼休みにはクラスレクをするクラスが多いので、校庭が賑やかになります。

走ったり、ボールを蹴ったり、ボールを投げたり、元気いっぱいに遊ぶ様子が見られました。


小学生にとって「遊びと学び」は直結しています。特に複数で遊ぶときは、その遊び方をはじめ、楽しく過ごすために気をつけなければならないことがたくさんあります。みんなが楽しく過ごすためにはルールが必要ですし、それを守ることも大切です。そういったルールだけでなく、人とのつながりや関わりの中で学ぶべきことがたくさんあります。

もちろん学校で子どもたちにとって学ぶ場面はたくさんありますが、特に「遊び」という、子どもにとって好きなもの、楽しいものを通して「学べる」ということが大切です。ルール1つにしても他のことをしている場面より、身につきやすいはずです。楽しく過ごしたいですからね。

今日も子どもたちはたくさん遊びました。つまり、たくさん学びました、ってことです。

もちろん座学もいつも通りがんばる子どもたちです。







気温が低くなり、感染症対策で大切な手洗いがおっくうになる季節です。水がとても冷たいところですが、流水での手洗いの大切さはずっと言われているものです。寒さに負けずに手洗いもしっかりと行っていきます。明日、放送で「ちゃんとできてる?」と呼びかけます。

12月2週目スタート(校長ブログ)

1週間のスタート。
空は快晴。気持ちの良い冬晴れでした。

朝晩の冷え込みが激しくなるとの今週の予報でした。
今朝もなかなかの寒さでしたね。

ちば県民だより12月号の一面の記事が「防ごう 冬の感染症」でした。
ちば県民だより(令和2年12月号)/千葉県

インフルエンザ、ノロウイルスなどなどこれからの時期は例年でも感染に注意を呼びかけられる時期です。「人混みを避ける」「無理をしない」など、感染症の種類に関係なく注意すべき点は大きく変わりません。今年、冬から、春、夏、秋とずっととってきた対策を引き続き行い、感染症を防ぎたいものです。

学校でも、距離を保ててもマスク着用で授業。

距離を縮めての作業ならもちろんマスク着用です。

どの教室もきちんと換気。






今日も、しっかり感染症対策を意識した上で、学習に取り組んだ子どもたちです。

さて、本日この場をお借りして。
おととい、
富勢地区青少協会長として、富勢地域ふるさと協議会体育部部長として、また近隣センターでのはらぺこさんなどで、子どもたちのための活動を支えてくださった方の告別式に参列してきました。
デニムのベストがトレードマークで、会うときはいつもお元気な方でした。富勢西小の通学路で毎朝旗を振っていた姿も印象的でした。小学生だけではなく、高校生やサラリーマンの方々にも笑顔で挨拶をしている姿を毎日車の中から眺めながら横を通り過ぎていました。本校にも時々顔を出してくださり、9月の末には、奥様と一緒にふるさと協議会の広報誌「ふるさと富勢」の原稿依頼でお見えになり、お話をしました。思えば、それが最後となってしまいました。
(ふるさと富勢294号 本校紹介ページ)
地域のために長きにわたり本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。
(2017八朔相撲にて)
天国で富勢地区の子どもたちのがんばる様子を見ていてください。

スクールカウンセラー(校長ブログ)

今日は、地区の担当であるスクールカウンセラーの小和瀬先生の本校勤務日でした。小和瀬先生には約6年間にわたって本校に関わっていただいています。子どもたちの成長を一緒に見守り考えてくださっています。

2学期も終盤となり、今日は6年生一人一人とお話をする時間をとっていただきました。

卒業、入学という節目を迎えるに当たって、少人数である本校ならではの取り組みです。
小和瀬先生、本日もありがとうございました。



大人でも子どもでも、人に話を聞いてもらうことで、気が楽になったり、一歩踏み出せたりすることはあるものです。最後は自分で決めて乗り越えなくてはならないことばかりですが、背中を押してもらうことが一つのきっかけになることはあります。



少し古い記事ですが、4年前の柏市発信のページです。

6時間目「学校に、子供の気になることを相談できるところがあると聞いたのだけど・・・」 | 柏市役所

スクールカウンセラーについて書かれているページです。
小学校では地区ごとにお一人のカウンセラーが配置されています。記事の中にあるような相談を「お子さんが」「親御さんが」することができます。


お子さんのことで相談したいことがあっても、どこに相談すれば良いかわからない、というような時は、まず、学校にご連絡ください。担任の先生を通してでも教頭あてでも構いません。スクールカウンセラーの先生との面談につなげることができます。
事情があって、人知れず相談したいという場合は、
↓こちら(教育支援室)へ相談することもできます。
教育相談 - 柏市教育委員会沼南庁舎

パンフレットはこちら

教育相談パンフレット.pdf

もちろん、その前に、学校自体でも、校長、教頭、担任、養護教諭、特別支援コーディネータなどがそれぞれの立場でお話をうかがいますので、どうぞ遠慮なく連絡してください。

今日は晴れました。



素晴らしい青空の下であの子もこの子もみんな力一杯走りました。
今週末も、基本的な対策を行って、良い週末をお過ごしください。

九九(校長ブログ)

2年生の算数で九九があります。

子どもたち、がんばっています。先生に聞いてもらったり、友達に聞いてもらったり。お家でも親御さんをつかまえて聞いてもらっているかもしれません。

学校だけでなく、お家のトイレやお風呂などなどあちこちの場所で、日本中の2年生が呪文のように唱えていることでしょう。そして、我々大人も8才の頃、同じように唱えたものです。「さんし」「さんしち」や「ししち」「しちしち」など言いにくく、混乱しやすい所もありますね。私も当時そうであったように、今の子どもたちにとっても難儀です。
たし算、ひき算、かけ算、わり算を四則と呼び、算数の基本でもあります。
九九は、かけ算ですがわり算でも使うので大切です。語呂で覚える良さがあるので、ぜひ、頑張ってほしいですね。算数は覚えたことを使って、次のステップに向かう教科の一つですから、ここでつまずいて「算数、きらい」とならないように願います。

ただ、やるだけやっても、「ろくは(6×8)をいつも間違えちゃう」とか「7の段がちょっと自信ない」というような事は当然あります。
かけ算は同じ数がいくつか出てきたときの計算で、九九に関して言えば1けたのたし算に置き換えられますから、苦手な段の答えだけでも書き出すことができれば、九九表などなくても答えにたどり着けます。

一つの方法でうまくいかなくても、工夫で先のステップに進むことができます。九九ができないからもうだめだ、ということは全くありません。
東小はもちろん、全国の2年生。どうか、多少のつまずきがあってもあきらめずにがんばってください。そして、2年生で身につかないものも、3年生になってやってみたら「あら、簡単」というものもたくさんあります。やっぱり、簡単にあきらめないことは大切です。まずはやるだけやってみましょう。


暖かくなるとの予報は見事に外れ、寒い一日でした。


それでも元気に遊ぶエネルギッシュな子どもたち。
元気に走る子どもたち。

教室で真面目に勉強する子どもたち。






今日も東小の子どもたちは元気な一日を過ごしました。

寒い日も換気(校長ブログ)

今日は1月上旬並みの気温という予報を聞いて出勤しました。
午前11時の校長室の温度計です。

窓やドアを開けて、常時換気をしている状態なので、エアコンもかけていますが、なかなか室温があがりません。ひざ掛けも併用しています。

教室の子どもたちはどうでしょう。





いつもと変わらない風景です。ただ、空気は冷たいです。4年生の教室で、廊下側の男の子と目が合ったとき、「寒い」とつぶやいていましたので、静かにドアを閉めました。
高学年になるほど、衣服での調節がきちんとできているようには見えました。

持久走の練習日だったので、全校外に出ましたが、雨がぱらついてきたので、すぐに校舎内に戻しました。外はとても寒かったです。
そんな寒さでしたが、昼休みに外に出て遊んでいる学年がありました。


3年生男子です。全くのイメージですが、風邪も寄りつかなさそうなエネルギーを感じます。

5年生が投てき板の色つけをしました。

さすが、細かい場所の色塗りも上手です。

6年生の、卒業アルバムの文集づくりが始まっています。


例年だと10月から11月に作成スタートとなります。3月にお配りするためです。しかし、今年は各種行事がなくなったため、今年度アルバム作成担当の須山写真事務所さんと相談して、卒業証書授与式までアルバムに入れることにしました。となると、6年生の手元に届くのが来年度になってから、となりますが、了承済みです。という事情から、文集づくりも少し余裕があります。良いものができますように。

さて、昨日も、柏市民で登録されている方々に、柏市新型コロナウイルス対策本部事務局からメールが届きました。

以下ゴシック体の文字はメール本文からの引用です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
市民の皆様におかれましても,この期間,集中的な対策にお取り組みいただき,市内の感染拡大防止と医療崩壊の危機の回避にご協力をお願いします。


【集中的な対策のポイント】
〇東葛地域の飲食店での22時以降の飲酒の自粛
〇東京都や感染拡大地域等との往来を控える
〇基本的な感染防止対策(手洗い・3密回避・マスク・適度な加湿など)の徹底
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
内容はこれまでと変わりません。一人一人意識を高く持って行動していきましょう、というところですね。


師走(校長ブログ)

12月になりました。通勤途中の畑に霜がおりているのを見ました。うっすら白く見える畑の風景から冬を感じました。


今日を入れて2学期の登校は20日あります。職員一同、子どもと共に、寒さに負けずに過ごします。


なかよしタイム(大休憩)に3年生の男子たちが縄跳びを持って校庭に出てきました。(写真はありません。)
冬の体力づくりに、縄跳びはお手軽で良いです。活動スペースは小さくて済みますし、運動量もありますし、成長もわかりやすい。ぜひぜひ、継続的に取り組めると良いですね。




昨日の夕方に柏市新型コロナウイルス対策本部から「集中的な対策の実施期間」という題のメールが届きました。そのメールに貼ってあったリンク先です。お時間がありましたらご確認ください。

感染拡大防止のための集中的な対策の実施について(11月30日)/千葉県

この中の、対策内容3 基本的な感染防止対策の徹底
①こまめな手洗い・手指消毒(「うつらない うつさないためのマスク」の着用、換気しながら適度な加湿)
②3密(密接、密集、密閉)の回避
③感染リスクの高い「5つの場面」での注意
④テ
レワーク、時差出勤の積極的な推進

がありますが、学校現場としてできることは①と②です。
何かと気ぜわしくなる年末ですが、落ち着いた雰囲気の中で良い習慣が身につくように、
引き続き声をかけていきます。

今日はロング昼休みでした。子どもたちが、暖かな日差しの元で元気に遊びました。





元気な子どもたちの姿は見てるだけでうれしくなります。

11月末(校長ブログ)

令和2年の11月も30日まで来ました。
今年も残すところ1ヶ月です。
考えてみれば、1年間のほとんどの時間を一つの病気について考えながら生活してきました。こんなことは今までありませんでした。いくつもの行事がなくなって大きな変化のないシンプルな毎日の中で、子どもたちは変わらずに真面目に学び続けています。









体育で一通りの運動が終わったとき、「腕や手が痛い人はいませんか」と子どもたちに確認。

ちょうどこの場面に出くわしました。この一手間、大切です。

日々、新規感染者の数、国の施策についてや人出などについての報道がなされ、何をなすべきか考える毎日は続いています。
換気、してます。

体力づくり、してます。

子どもたちは今日も元気に活動しました。

朝が本当に寒くなりましたね。

朝、目覚めて、鼻が詰まってたり、喉がイガイガすると「ドキッ」とします。その後、朝ご飯を口にして「味がする、良かった」と胸をなで下ろす、そんな日もあります。
大人も子どもも健康第一。栄養・睡眠・適度の運動で病気に負けない体づくりを目指しつつ、手洗い・マスク着用・換気など予防に努めながら寒さに負けずに元気に過ごしましょう。

持久走で体力づくり(校長ブログ)

またぐっと冷え込みました。
風も冷たく、暖かい部屋の中で過ごしたいところです。
それはそれとして、今日は持久走練習がありました。



運動するので薄着です。見てる方が震えそうでした。
理由があって徒歩での参加の児童もいます。

体にそれなりの負荷がかかる運動なので、学校では、プールや持久走の時は特別に健康観察をお願いしています。今年度は、ご家庭への負担は少しでも軽くなるように考えて、
ウイルス対策の健康観察と兼ねています。ただ、押印を含めて、きちんと記入されていることで初めて走ることができるので、漏れのないようにご確認お願いいたします。



走り終わると顔が真っ赤な子どもたちがたくさんいます。
力一杯に走った様子がわかります。

持久走は、毎日ではありませんが、寒さに負けない丈夫な体づくりのチャンスです。昨日より今日、今日より明日の成長のために、がんばれ、東っ子。

寒い季節がやってきましたが、できるだけ外で元気に過ごすことで丈夫な体づくりつなげていきたいです。

先ほど配信したすくすくメールでもお伝えしましたが、改めまして左の「コロナウイルス対策」枠内の①から④をご確認くださいますようお願いいたします。
良い週末をお迎えください。

投てき板とウイルス対策について(校長ブログ)

6年生が下絵を描き、黒のペンキで縁取りまで終わっていた8枚の板にいよいよ色をつけていきます。
スタートは2年生です。水色の水性ペンキで大きな大きな空を塗りました。


カッパや赤白帽子で衣服や髪の毛をガードして取り組みました。最初の内は黒い線に触れないように気をつけながら色をつけようとしている子もいましたが、使い慣れていない筆とペンキ、あまり気にせず塗るように話し、みな思い思いに色を塗っていきました。板の中央部分を塗る時は板に乗り、足の裏にペンキがついてしまった子もたくさんいました。調子に乗って私に怒られた子もいました。
短い時間でしたが、仕上げまで一生懸命にがんばる2年生の姿が見られました。

乾いてきたところで、つぶれてしまった黒い線をなぞりました。明るくかわいい絵ができあがりそうで、楽しみです。

さて、ウイルス対策についてです。昨日、左の「コロナウイルス対策」枠にを付け加えました。


6月に学校が始まる当初の本校の考え方としては、ガイドラインをもとにしながら、「お家で健康観察をした元気な子どもたちが、登校し、手洗いうがいをして『ウイルス0』の状態で学校生活を始める」というものでした。職員にも、必要以上にピリピリせずに諸活動に取り組むよう話してきました。10月からは「不特定多数と接することがない活動」を考慮し、個々人の意識も高めることを目標に学校での活動を考え、56年生の自然体験学習(日帰り林間、日帰り修学旅行)、委員会やクラブ、等の活動も始めました。


しかしながら、市中感染が増え、家庭内感染が原因の一つとなっている今、「ウイルス0でのスタート」になっているのかが不明です。わかりません。特に子どもたちは無症状の場合もあるとのことで見えません。健康かどうかの手がかりとして、本人の症状以外に、ご家族の症状も関わることについてはご理解いただけると思います。もちろん、それは子どもだけのことではなく、学校に来る全ての人についてのことですから、我々教職員も自分の家族の健康状況を知っておくことは大切なことです。

病気ですからかかることは悪いことではありません。それは絶対にそうです。
それでも、今の状況下で、お子さん登校を心配している親御さんは少なくないと感じています。昨日付け足したについてはもちろん、それ以外でも、不安なことがあるときは遠慮なくご連絡ご相談ください。

病気のもとを体に入れない努力をすることと同時に、病気に負けない抵抗力をつけていくことも大切なことです。恐れて縮こまるだけでなく、運動(元気な体・心づくり)、栄養(好き嫌いを言わずによく食べること)、休息睡眠(無理をせずに体を休めること)を心がけていきましょう。

晩秋(校長ブログ)

昨日火曜日は土曜参観の振替で休業でした。
ここ数日で、予報通り寒くなりました。これが例年通りとは言え、体にはこたえます。しかも今日は朝から冷たい雨となり、寒さを余計に感じました。

各教室も換気をしている関係で、暖房をつけても、ひんやりした感じを受けた時間帯もありました。








感染予防対策で「換気」はできることの一つとして続けていきます。しかしながら、寒さで体調を崩さないように気をつけなければなりません。個人でできることとして、衣服での調節があります。
その内容で、
先週の土曜参観の日に、すくすく特別号を出しました。

左メニューの「保健だより(すくすく)等」からもご覧になれます。
「頭寒足熱」という言葉もありますが、下半身を冷やさないことも大切です。そのために、衣服ではないひざ掛けなどを持たせることもかまいませんが、記名はもちろん、使っていないときの管理、衛生面での管理につきましては個人またはご家庭にお任せすることになりますのでご理解の上でよろしくお願いいたします。

暖かいときは意識していませんでしたが、もう11月25日です。後1ヶ月で今年が終わります。体調には十分気をつけ、寒い冬を乗り越えたいものです。

土曜参観(校長ブログ)

午前中に土曜参観を行いました。感染症対策については、来校される保護者のみなさんにもご協力をいただきながら行いました。ありがとうございます。

今年度において、子どもたちの活動を見ていただく数少ない機会の一つでした。そういう意味でも今日、保護者のみなさんに見ていただけたことで、子どもたちにとって張り合いのある1日になったはずです。





お子さんの様子はいかがでしたか。
見ていただいた教科は様々でしたが、今日のような毎日を1日1日積み上げながら、成長をしていく子どもたちです。年齢を重ねて行けば行くほど、生まれてからすぐの数年のような急激な変化や成長ではなく、緩やかな成長に変わっていきます。そしてその成長は一人一人で全く違うスピードでやってきます。学校では学期や学年の切れ目で評価をしていますが、子どもがそれに合わせて成長するとは限りません。
これからも、真面目に地道な努力を続けながら、昨日よりも今日、今日よりも明日、と成長していく子どもたちを根気よく見守り、励まし、支えていける大人でありたいです。

本日は子どもたちのために足を運んでくださりありがとうございました。健康に気をつけて、良い週末をお過ごしください。

季節外れ(校長ブログ)

今日の千葉日報に、昨日の我孫子の気温が記事になっていました。24.3度で11月史上最高(我孫子市比較)との内容でした。県内で25度以上の夏日となった4地点(館山市・茂原市・千葉市・市原市)も紹介されていました。

11月中旬を過ぎて、日に日に寒くなる時期にもかかわらずこの気温。教室で過ごす子どもたちの多くは半袖です。
(今日はなかよしタイムに持久走練習があったので、体操服に着替えている児童が多かったということもありますが。)







暖かいのはありがたいことですが、このまま続くわけでもなく、来週から平年並みとの予報。
この気温差に、子どもたち、そして我々大人も、体調を崩さぬよう、十分気をつけていきたいですね。

連日、感染症に関する報道が続いています。
いよいよ乾燥の季節もやってきます。できることは、手洗い・うがいをすること、3密を避けること、抵抗力が落ちないように栄養・睡眠をしっかりとること、ですね。意識して取り組んでまいりましょう。

チューリップ球根植え(校長ブログ)

あけぼの山の風車前ふれあい農園のチューリップ球根植えを行いました。風が強めでしたが、大変温かな午後、活動すると暑いぐらいでした。

外での活動ですが、出発前の手洗い・うがい・マスク着用の後、校庭に並びました。
営農組合のみなさんもマスクを着用して待機してくださいました。

挨拶をして、営農組合の方や永井先生からの説明を受けた後、ハッピーグループごとに活動開始です。


季節の花を存分に楽しむことができるあけぼの山公園。今年は、ウイルス対策で、人が集まらないように、春には綺麗に咲いたチューリップの刈り取り、夏のひまわりは植えず、と、関わっているみなさんの残念に思う気持ちは想像を超えるものだったと思います。


しかし、秋の満開のコスモス、そして、来年の春に向けてのチューリップの準備をしていただき、活動に関わらせていただいている近隣の学校として、校長として、とてもうれしく思います。そこで咲いている花は何にも悪くありません。どのように見に行くか、どのように参加するかを考えることが大切なわけです。大人ならなおさらです。


最初のうち、「暑い」「腰が痛い」と口にしていた子どもたちも、時間が経つにつれ作業のこつをつかみ、一生懸命に球根植えに取り組むことができました。2年生以上の子どもたちは昨年度までの経験を生かした手際の良い作業でした。1年生も見よう見まねで頑張りました。


今年も、お手伝いさせていただきありがとうございます。
きっと今年と同じように、みんなで植えたチューリップが春には綺麗に咲くことでしょう。そして、みんなで見に行くことができるよう楽しみにしていましょう。
少し風が強かったですね。
営農組合のみなさん、ありがとうございました。子どもたち、先生方、お疲れ様でした。

さて、おかげさまで、今のところ、大きく体調を崩している職員、児童もいない状態で学校生活を送っています。本当にご協力ありがとうございます。

2学期最後の
授業参観が近づいてきています。今のところ、参観に制限をかける予定はございません。学校でも引き続きの対策をとった上での実施となりますが、保護者のみなさん一人一人の高い意識での参観ご協力をお願いいたします。一つの場所に長くとどまらない、知り合いとお話をするときの距離感に気をつけるなど、お家や外ではない校舎内でできうることはなんだろう、という気持ちで子どもたちが頑張る姿を参観していただけたらと思います。

お家のみなさんに見ていただく中での学習は、子どもたちにとって、ほどよい緊張感もあり、励みにもなります。良い時間になりますようによろしくお願いいたします。

本との出会い(校長ブログ)

今日は、年に1度のオープン読み聞かせでした。
9名の教職員が前もって本を選びます。
1年生の担任で司書教諭でもある萩原先生が取りまとめてリストを作ります。
リストに書かれた本の題名を手がかりに、前もって子どもたちが聞きたい本を選びます。読み手の先生が誰なのかは当日のお楽しみです。
こんな流れで今日を迎えました。

1年生から6年生までという年齢の幅や、限られた時間の中での本選びは悩ましいところですが、私は「あんなになかよしだったのに」という、かさいまりさんの作品を選びました。


私の場所はブックルーム(高学年図書室)でした。1、4、5、6年生7名が集まりました。本の題名がつないでくれた出会い、ご縁だなあと感じます。

それほど長い本ではないので、時間を見ながら子どもたちと本について話題にしてあれこれ話す時間もとりました。

今、子どもたちが興味を持っている本のことを聞かせてもらった後、私と本の出会いについても話しました。大学生になって電車通学中に始めた読書がきっかけで本を読むようになったこと、高校卒業までは本を読むのが好きではなかったのでほとんど読んでこなかったこと、などを話しました。
また、これは聞いた話で、私自身が「その通り」と思ったことなのですが、「読みたいと思って手にした本でも、途中で『合わないな』『おもしろくないな』と思ったら、最後まで読まなくても良い」ということも伝えました。
興味が薄れている中で、絶対最後まで読まなければ、というような苦行になってしまっては、本嫌いになるきっかけとなるかもしれないからです。しかし、親御さんとしては、お金を出して買ったのですから、最後まで読んでほしいと思うのは当然です。
お家ではお家ルールで取り組ませてください。子どもたちよ、お家ルールに従って読書を楽しむのですよ。そう考えると、学校の図書室や市の図書館で借りられるようにしておくことはとても便利ですね。
色々な本を手に取って、本当に自分の好きな世界に出会えたら最高です。

9つの場所で読み聞かせを行いました。どの教室でも、子どもたちが静かにお話を聞く穏やかな時間になったようです。








千葉県でも学校図書館活用は推進しているところで、読書に対する意識は私が子どもだった頃より高くなっていると思います。とても良いことだと思います。私としては、ただただ、子どもたちが、今回のオープン読み聞かせも含めた色々な場面で、本とは良い出会いを通して、長く付き合っていってほしいと思っています。

遊び(校長ブログ)

今日はロング昼休みでした。暖かさが戻ってきて、過ごしやすい気温でした。普段の昼休みより多くの子どもたちの元気な姿が見られる時間です。






太陽の光を浴びて、元気いっぱいに活動する子どもたちからは大きなエネルギーを感じます。
入学式の時に、1年生に「まじめにべんきょう」「たくさん遊び」「好き嫌い言わずに食べる」をできるように、という話をしました。基本的なことで、どれも大切なことですが、やはり、小学生には、子どもの時にしかできない「遊び」をたくさんすることを通して多くのことを学びながら、大きくなってほしいと願っています。こんな風に遊べるのは小学校までですからね。


ここのところ、1年生が縄跳び練習をしている姿が見られます。学校で寒い季節の運動と言えば、持久走と縄跳びです。

縄をうまく回して、タイミングを合わせてジャンプするという行為は、とても難しいものです。たかが前跳びというなかれ。同時にいろいろな動きをしなければならないので大変なのです。今は、練習台でそれぞれの力に応じて頑張って練習しています。

根気よく続ければ必ずいろいろな跳び方ができるようになります。あきらめずにがんばってほしいです。

その横で、委員会の児童が落ち葉はきをしていました。なかよしタイムの様子です。この時期たくさんの木々から、たくさんの葉っぱが落ちるので、限界はありますが、できるところから少しずつ作業をしています。

担当の高学年のみなさん、ありがとう。

教育長のメールを受けて(校長ブログ)

金曜日の夕方に柏市教育委員会教育長からのすくすくメールが配信されました。
6月に学校が再開し、各学校で対策をしながら様々な活動が行われる中で、まだまだ変わらない市内での感染状況をふまえて「今ここで改めて」という思いでのメールだと思います。




目に見えないウイルスによる
病気ですから、対策をしてもかかることはあります。何度も繰り返しになりますがかかることは悪いことではありません。8月25日の校長ブログ「誰がかかっても」に書いた思いは変わりませんし、そこに載せた新潟県見附市役所の公式フェイスブック(7月14日の投稿)のように、ウイルス禍において、人が人を傷つけるようなことはしてはならないという思いも変わりません。
様々な活動を進めていく中で、我々人間にできることは、「できる限りの感染症対策を行うこと」「調子の悪いときに無理をしないこと、させないこと」「いじめ・差別を許さないこと」です。大人も子どももです。



考えてみれば、特別なことではありません。昨年までの風邪やインフルエンザなどの感染症に対する心構えと同じです。マスクの着用に慣れてきたように、必要以上にぴりぴりすることなく生活できると良いと思います。


持久走練習が終わり、子どもたちが担任の先生のところに集まります。
2年生担任の山内先生の声が聞こえてきました。

「はい、両手感覚を広げて1mぐらい離れて集まるよ。」
いつもの指示プラスこの一言。大切です。大人の意識としてこれが当たり前になって、さらに聞き手の子どもたちも意識できれば良いなあと思います。

引き続き、本校では、
不特定多数と接触しない」「3密を避ける」「できる限り個人の予防」を念頭に置き、学校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインVer3を判断基準として活動を行っていきます。

昨日の日曜日の新聞の折り込みに「まなふる第2号」がありました。


広報かしわの別冊です。
「頑張る柏の先生たち」という題で何校かの低学年における取り組みや先生方の思いが掲載されていました。どの学校も、あれこれ工夫をしながら活動をしている様子がわかります。
最後のページには改めての感染症対策について掲載されていました。

家庭数で配付できるよう、学校に届いていますので、後日ご確認ください。

子どものすること(校長ブログ)



山・・・

学校に続く道路のあちこちに文字や記号

落書きです。

落書きは良いことではないとわかっているはずです。しかし、やってしまう。いけないと知っていても、わかっている、できているとは限らない。「わかっちゃいるけど・・・」という学校では日常的にあることです。



「廊下を走ったら危ないから歩こう」なんて言葉は、私が子どもの頃からずっとあるものです。でも、なくならない。世の中が情報化社会になろうが、グローバル化が進もうが、あり続ける。



それは、いつの時代も「子どもは子どもである」からです。先に生まれた先生やおうちの人が先回りしてどんなに豊富な知識を与えたとして、立派なことが言えるようになったとしても「わかる」「できる」とはかぎらない。全く別のことです。それが「子ども」です。だからこそ。やってみて初めてわかる・わからない、できる・できないという体験とつながることが大切。失敗は次に生かすことができれば財産です。そうやって少しずつ成長していくものです。

さて落書きの件です。
現場の写真を撮りに行って、正門に戻ったところで、担任と該当児童と会いました。担任にうながされて、口々に謝ってきたので、道路は危ない、寄り道はいけない、悪いとわかったらもうしない、という話をしました。その後、担任と一緒にたわしと水の入ったペットボトルを持って、消しに行きました。自分たちのしたことです。反

出発前に改めて自分の気持ちで「もうしません。」と言いにきた子がいました。「悪い事ってわかったね、もうしないんだよ。」と改めて伝えました。こういうやりとりも大切です。

「僕は1回しかやってない」
「僕は1個しか書いてない」
「僕は最初は注意した」
というような言葉も聞こえましたし、放課後になって、友達から指摘されて謝りに来た子もいました。
ね、このあたりは子どもですよね。


いずれの児童も、日頃教室で頑張っている姿を目にしています。当然です。やればできる子たちですから。一時が万事ではありませんから。

今日の、大人の反応、たわしの手触りや水の冷たさを忘れずに、次へ進んでほしいです。
全校には、放送で今回のことも含めて、寄り道をせずにまっすぐ帰ることなどを教頭先生が呼びかけました。

昨日の校内研修で指導主事の北村先生が用意してくださった資料にあった言葉で「子どもは小さな大人ではない」というものがあります。北村先生は小児科医の先生からうかがった言葉であると言っていました。私は、全く別の書籍でこの言葉を目にした経験があります。

成長途中の子どもたちです。良いこともそうでないことも起こります。しかし、一日も早く物わかりの良い大人になることを推進する必要はありません。大人になる、その時は必ずきます。それまでは、当然起こるトラブルに慌てるそぶりを見せず、どう次に生かすか考えていける大人でいたいです。


今日も、本文の内容とは直接関係のない写真をはさんだ箇所があります。今日頑張った子どもたちの姿です。保護者のみなさん、地域のみなさん、引き続き、子どもたちの成長のためにご理解ご協力をお願い申し上げます。


大人として(校長ブログ)

今日は、教育委員会児童生徒課指導主事の北村大明先生を講師としてお招きして研修会を行いました。

たんぽぽ学級の国語の授業を通しての研修です。キーワードは「ユニバーサルデザイン」です。困っている一人のためのわかりやすさは、全体のわかりやすさにつながります。本校では、ここ数年、この言葉をキーワードに研修をしてきました。


放課後には理論研修を行いました。
日々子どもたちに向き合う上での貴重なお話を伺うことができました。

今日学んだたくさんのことは、明日から各クラスの実態に合わせて生かしていきます。

北村先生、ご多用の所ありがとうございました。

さて、今日の朝日新聞にも載っていましたが、大人にも子どもにも大人気の最近話題のアニメ映画について、「(一見)残酷なシーンを含んでいること」に不安を抱えている親御さんが出てきたという報道をここ数日でいくつか目にしました。

教育者として、また、子どもを持つ親として、このような状況に直面した時、どう子どもに向き合ってきたか、向き合っているかを、教頭先生と養護の福谷先生と話しました。


教頭先生はこのアニメの内容を知っているので、物語の中での残酷と言われるその行為の意味について話題にするであろう、と言っていました。福谷先生はこのアニメの内容は知らないので、これは物語の中のことで現実とは違うよ、という話をするであろう、と言っていました。


考えはいろいろなのだと思います。しかしながら、共通していたのは、その瞬間を「見過ごさない」という所でした。大人として「不安だ」「心配だ」「気になる」という状況が生まれたなら、その気持ちを遠慮無く素直に目の前の子どもに話すことだろうね、ということです。

子どもは、危ないもの、怖いもの、いかがわしいものなど、いわゆる、大人が「できれば避けてほしい」と願うものにうっすら関わりながら大きくなっていきます。この、「うっすら」が大切なポイントです。昔は、そういったものに、経験が伴わないうちにどっぷりはまることは少なかったのですが、今は情報があふれている中で生活しているので、特に端末を自由に使える環境では、興味があることにどんどん突き進んでいくことが危険につながることもあります。

だれかが規制してくれるのを待っている間にも子どもたちは成長を続けます。昔から「だめなものはだめ」「よそはよそ、うちはうち」という言葉もあります。自分が気になったら自分が発信することが大切だろうと思います。「お父さんはこう言ってたな」「お母さんがああ言ってたな」そういう日常が子どもたちの心を育んでいきます。

これは我々教員も意識すべきところです。「その言葉遣いどうだろう」「今の態度は気になるなあ」などなど声をかけられる場面はたくさんあります。お互いに、気になることは遠慮せずに伝えていける大人でありたいですね。
(後半の話題と写真は直接関係ありません。本日の子どもたちの様子です。)

コミュニティスクール(校長ブログ)

本年度から、学校・家庭・地域が一体となって「地域とともにある学校づくり」の推進を図るために、富勢中学校区4校の富勢中学校・富勢小学校・本校・富勢西小学校がコミュニティスクールになりました。

ホームページ左側に新しく作った「富勢中学校区学校運営協議会」枠に貼ってあるイメージ図は、昨年度から4校学校長で話し合いを重ねて、共通の思いで作成したものです。作成に当たっての思いも掲載していますので、お時間のあるときに左枠内のコミュニティスクールになりました、をクリックしてぜひご覧になってください。

「地域の子どもたちを育てていく」ために、保護者のみなさんも含めた地域からの支援を生かしつつ、地域と学校のより強い連携・協働体制の構築を図っていくことになります。

その基板となる学校運営協議会のメンバーは約30名の地域の方で構成します。地域の団体で活動されている方々が多くいらっしゃいます。地域のために様々な活動をしてくださっている各団体とのつながりを生かしながら進めていくことになります。

コミュニティスクールのスタートとして、「学校を」「子どもたちを」見ていただくことから始めたいところでしたが、今年度は、保護者のみなさんや地域のみなさんに自由に学校に来ていただくことができない状況です。
来年度になったら、全て解禁、ということでもないので、できることから少しずつとなっていくとは思います。

第1回学校運営協議会は8月29日(土)に富勢中で行われました。私が印象に残った言葉は「子どもをおいてきぼりにしない」というものです。大人の思いだけで進めないようにということです。それぞれの学校の良さや子どもたちの姿を生かしながら丁寧に進めていきたいです。

今日、3年生のパソコンの授業がありました。

ローマ字入力の練習です。柏市教育委員会のITアドバイザーの伊藤先生から、子どもたちの様子について「ローマ字自体に慣れているわけではない状態で、それでも真面目に取り組んでいた。できないことがあっても諦めずに頑張る姿がすばらしかった。」というコメントをいただきました。

富勢東小の子どもたちの良さの一つを感じていただけたことをうれしく思いました。こういった子どもたちの良さを見ていただく、知っていただく、そして、富勢地域みんなで伸ばしていく、そんなことに1日も早く取り組めたらいいな、と思います。
(最後の3枚の写真以外は、本文とは直接関係のない本日の子どもたちの様子です。)

コミュニティスクール資料
①文部科学省関連サイト
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度) - 学校と地域でつくる学びの未来
②千葉県関連サイト
千葉県のコミュニティ・スクール/千葉県
②-1千葉県市町村立学校用リーフレット
市町村立学校用リーフレット.pdf













健康第一(校長ブログ)

「本日の欠席児童はいません。」朝一番、養護教諭の福谷先生からの報告がありました。

学校に来た子どもたちが心身ともに健康であることはうれしいことです。それが全員であれば、なおのことです。うれしいスタートでした。

学校には、出席簿という公簿があります。そこには月ごとに出席率というものがパーセントで出ます。
あるクラスで月に一人も欠席がなければ、その月の出席率は「100%」となります。
100という数字は達成感につながる数字です。結果としてそうなったらクラス内でみんなが健康であることに感謝したりと何かしら反応しても良いところです。

しかし、それを目指して、先生や子どもが無理をするようなことは絶対にあってはなりません。無理をするような空気になりそうなら、最初から出席率のことには触れない方が無難でしょう。(これは学校職員に言うことですね。)

健康であることは大切なことです。しかし、体調が崩れてしまったときにその状態をきちんと受け止めることはもっと大切なことです。



なんとしても出席にカウントするために、熱があるのに朝だけ登校したり、放課後に顔を出したりするなんてことがあってはいけません。自分の不調をきちんと受け止められる子どもであってほしいし、お子さんの不調をきちんと受け止められる大人であってほしいと願います。


特に今年度は、自分のために、周りのために、調子が悪いときは無理をせず積極的に休みをとる、という考え方に世の中が変わっています。健康が何よりも大切であるということです。「自分の命は自分で守る。」大人も子どもも同じですね。(写真は本文の内容とは直接関係のない本日の子どもたちの様子です。)

今朝は今年度一番の冷え込みだったそうですね。それにしても、子どもたちは元気です。長袖で過ごす子が増えてきましたが、半袖の子どももいます。


先週末に立冬を迎え、気温も低くなってきます。とは言え
気温の感じ方は人それぞれですから、脱ぎ着のタイミングも人それぞれだとは思います。寒いと感じたときには羽織れるような、活動の妨げにならない脱ぎ着しやすいものがあると安心です。


並べ方と組み合わせ方(校長ブログ)

昨日は暖かな日曜日でした。天気は今日の方が良かったですね。綺麗な青空の1日でした。

今日はまず、裏門の左側(校庭から見て)にある桜の木の枝下ろしをしていただきました。
かなり太い木が、道路の方に伸びてました。
市内の学校の桜は4、50年経っているものが多く、立派な花を咲かせてくれる反面で大風で太い枝が折れることもあり、注意が必要です。

朝からありがとうございます。

6年生が算数の学習で「並べ方と組み合わせ方」という学習をしています。


3つのものから2つ選ぶ場合の話。
例題A
 1、2、3の数字が1つずつ書いてあるカード3枚から2枚選んで、2桁の数字を作る。何通りできるか。

例題B
 バニラ、チョコ、いちごのアイスクリームの中から2つ選んで買います。買い方は何通りあるか。

例題Aは

と考える。
例題Bは

と考える。同じ事をしているようですが、Aとの違いは「2つの並び方に関係ないBの方はだぶっているものを省くから3通りになる」というところです。

しかしながら、ふと、思いました。
2つのアイスを選ぶという場面の捉え方が、生活体験によって異なるかもしれない。下のように縦に積んだ場合を思い浮かべた子がいた場合、この2つを同じと考えるだろうか、ということです。

この2つは別物だろ、ということです。先にチョコに触れるか、いちごに触れるかは子どもにとって大問題だ。となれば、例題Bも6通り?と考えるのか。

そんなことを、近くにいた子を交えて話しました。「うん、これは対話的な深い学びだ、うん、子ども同士ではなく、相手は校長だけれど」などと考えていたら、一人の児童が教科書を見せてくれました。文章問題のそばに挿絵がありました。

あっ、アイスが横に並んでる!
じゃ、「チョコといちご」「いちごとチョコ」は同じ物としてカウントだね、この場合なら3通りでよし、となりました。挿絵で混乱を避けるあたり、さすが教科書、というところです。

子どもたちの捉え方によって、混乱が起きないように、答えが変わることが無いように、教科書は本当に良く考えられて作られているなあ、と思います。







子どもたちよ。
寒い朝は起きづらい。しかし、寒さに負けることなく張り切っていこう。

深まる秋(校長ブログ)

日帰り修学旅行の日に、太陽の下でお昼ご飯を食べました。その時、風が冷たかったのですが、あれが木枯らし1号だったようです。秋が深まっていて、朝の冷たい空気で身が引き締まります。


本校正門方面のあけぼの山農業公園駐車場から出たT字路の道路に「トマレ」の表示を書いていただけるということを10月22日にお知らせしましたが・・・

ありがとうございました。できあがりました。

表示が何もなければ素通りするところでも、一つ表示があることで、「?」と気になるものです。表示はありますが、どちらから通る場合でも、なお一層気をつけての通行を心がけてまいりましょう。

また、本日すくすくメールにてお知らせいたしましたが、このT字路斜め前方の畑の一部が、バスの転回場所になります。バス停も新設されます。

今、あけぼの山公園入口バス停から入口までは少し距離がありますが、ここにバス停ができれば公園へのアクセスが便利になります。本校へのバスでのアクセスも同様です。

ただ、完成後は歩道をまたいでのバスの進入になるため、歩行者はバスに注意が必要になります。

工事期間3ヶ月の間も、歩道が使えない期間も出てきます。車道にはみ出す形で歩道を仮設し、ガードマンもつけてくださることになっていますが、十分に気をつけて通行する必要があります。実際、工事が始まったら、子どもたちには説明をします。

冷たい空気の中、曇り空のもと、持久走の練習をしました。



自分のペースで元気に力一杯走る子どもたち。








ここのところ、北海道や東北地方などの寒い地域でのウイルス感染増加の状況を鑑み、寒くても部屋の換気を呼びかける報道がされています。学校も、暖房をつけてはいるものの、換気をしながらの学習です。窓際やドア近くは冷気を感じます。着る物での調節が必要になります。動きやすい格好であることが大切ですが、暖かく活動できるよう考えていきたいと思っています。

日帰り修学旅行を終えて(校長ブログ)

昨日、6年生といくつかの体験学習をしてきました。
お天気に恵まれ、何をしていても気持ちが良い一日でした。
活動中に「このまま、泊まりたいな・・・」そんな声も聞こえました。
子どもたちにとって、おうちから離れて、友達と過ごす時間はとても楽しみなものだったと想像できます。私の今までの経験からも、「夜、みんなで寝ないで話したこと」を思い出の一つとする子どもは少なからずいました。
しかしながら、今の状況がわからない子どもたちではありません。受け入れるしかないことはわかっているのでしょう。いつまでもそれを口にするわけではありませんでした。目の前にあることに一生懸命取り組んでいました。

昨日の6年生のめあては「チャレンジすること」であり「協力しながら楽しい思い出を作ること」でした。(活動の写真は、昨日の東小日記を見てください。)
6年生は学校にいるときは最高学年という役割を演じるわけですが、一人一人はまだまだ11才、12才の子どもです。そんな子どもたちが、やったことのないことに取り組む姿は、学校ではあまり見られない姿です。どの活動にしても、ちゃんとできるかどうか不安を抱えているわけです。そんな中で、友達と協力し、先生方の話を聞き、少しずつ良い顔になっていく場面を何度も目にしました。

到着の会で「楽しみは、自分で行うことで感じるものであること」「みんながチャレンジし、協力したことで一人一人にとって楽しい一日になったと言えること」「卒業までの4ヶ月と少し、自分で行うことにより楽しい日々を積み重ねてほしいこと」を伝えました。
さみしい気持ちもあるでしょうが、子どもたちはとても良い1日を過ごせたと思います。みなさんの笑顔がそれを感じさせてくれました。

お迎えに来てくださった保護者のみなさん、寒い中、ありがとうございました。
担任の永井先生、例年と違う中での準備、ありがとうございました。引率してくださった先生方、お迎えに出てくださった先生方、ありがとうございました。
そして、活動を支えてくださった手賀の丘少年自然の家のみなさん、ありがとうございました。

今、私たちは、過去と比べても仕方がないという思いを胸に、毎日を積み重ねています。そんな中でも、できることはなんだろうと考えているはずです。何をしていても、何を考えていても時間はどんどん過ぎていきます。今、目の前のことに一生懸命取り組める心身の健康に感謝して、前へ歩いていきたいものです。






東小の子どもたちよ、明日もはりきって行こうではないか!

持久走練習開始に伴い(校長ブログ)

いよいよ11月です。
保護者のみなさん、日々の児童の健康観察につきましては朝のご多用な時間にもかかわらずご協力ありがとうございます。集団で生活する学校が、安全安心な環境であることは大切なことであり、この健康観察がその一歩であるととらえています。

さて、今日から持久走の練習が始まりました。
ウイルス感染予防対策として行ってきた健康観察票に、持久走の項目を追加して一本化してあります。

持久走練習に関して追加した項目についてここで確認をさせていただきます。
①欠席理由は連絡事項欄に書く
②走れるか(可)、走れないか(不可)に丸をつける
③保護者印を押す(サイン不可)
本日、同様の内容をすくすくメールでも配信いたします。




今日は、初めての練習だったので、記入漏れや印漏れがあっても他の項目から健康であることを読み取って走らせるか、健康観察票に書かれているとおりの対応で走らせないか、校長・教頭・養護教諭で協議しました。今日は、カードに記入漏れ等があった児童に感しては「走らない」選択をしました。





新しいカードになったところで詳しい説明をしなかったことで、子どもたちの貴重な活動が1回無くなってしまいましたが、安全に行うことを第一に考えました。ご了承ください。

水曜日からも練習があります。内容をご確認の上、お子さんに持たせてくださるようお願いいたします。

10月22日の千葉日報に、学校からの手紙のデジタル化、脱はんこについて掲載されました。

文部科学省発の情報なので、報道でも目にした方もいらっしゃると思います。
世の中の流れで、「はんこ」というものが無くなっていくのか、押印という行為自体が無くなるのか、今のところはよくわかりません。ここまで、印鑑を押す「押印」という行為は、「責任」を表すものと認識されてきました。ペタッと押すその行為と、押された朱肉の印影は「私が確認しました」という意味で、決して軽いものではありません。
学校でもたくさんの書類に印を押します。私印であったり公印であったり、様々です。特に公印に関するその重みについては過去にお世話になった校長先生からお話やご指導をいただいたものです。今後、仕事の仕方が変わっていく中で、このあたりの捉え方も変化していくのかもしれません。
今のところは「押印」が必要です。よろしくお願いいたします。

明日は「文化の日」でお休みです。良い一日になりますように。

投てき板リニューアルに向けて(校長ブログ)

全校で取り組むことになった投てき板のリニューアル。
原画の募集を行いました。




どれも素敵で、他の学年のみんなにも見てもらえるように教室棟の1階廊下に掲示しました。保護者の皆さんも今日の参観時にご覧になりましたか。
この中から、計画委員会の児童と担当職員がいくつか代表作品を選び、その後、決定していきます。
板の準備は整っているので、原画が決まれば作業開始です。どんなものになるか楽しみです。

午前中にPTA運営委員会がありました。
検温、マスク着用の上、来校していただき、学校では名簿記入、検温のご協力をいただきました。


今年度は様々な行事が無しになったことで、保護者の皆さんの活動も激減しました。パトロールや、広報誌「ねぎぼうず」、ベルマークなどできることを中心に行っていただいています。子どもたちを支える活動、感謝申し上げます。ありがとうございます。
最後に来年度のことも話題になりました。取り組み方は例年通りにいかないにしても、行事について、早い内にお示しできるようにしたいと思います。




今日は今年度初の授業参観でした。保護者の皆さんに活動を見てもらえて、いつも良い子どもたちの姿勢がさらに良かったように見えました。
クラスの雰囲気はいかがでしたか。
子どもたちの様子はいかがだったでしょうか。気になることがあったら、いつでもご連絡ください。ともに考えていきましょう。

また急に気温が下がりました。

秋が深まってくる季節です。体を冷やさないように気をつけて週末をお迎えください。

外国の文化に触れるということで(校長ブログ)

ALTのマルチナ先生です。
今日は、何度か切られそうになりました。

グローバル社会に飛び出す子どもたちに「外国の文化に触れる」機会ということで。ハロウィンですね。

手作りのはっぴなどの衣装やおもちゃの刀を準備してくださいました。よく見ると、ひたいにメイクも。ありがとうございます。似合ってます。格好良いですね。

GIGAスクール平成3年度開始に向けて、市内の学校でいくつかの工事が入ります。
一人一台のタブレットを充電するための電源設置、保管庫の設置、無線LAN工事・・・。
子どもたちが学校にいる時間帯にはできないので、放課後や夜、休みの日などに行われることになるでしょう。

昨日は、電源設置工事がありました。
教室後方、窓側です。

昨日は夜7時半までの工事でした。教頭先生、業者の皆さん、ありがとうございました。
今後、日時は未定ですが保管庫設置にむけ、後方掲示板の掲示物は外してあります。

もの悲しい雰囲気になっていますが、しばらくこのままです。授業参観でお見えになったとき驚かないでくださいね。


外での活動が気持ちよい季節です。風邪に負けない体づくりのためにも外に出て体を動かそう。保健給食委員会のみなさん、ポスターでの呼びかけありがとう。かわいい掲示物ですね。





4年生が校外学習に行きました。テーマは「身近な自然を知ろう!手賀沼探検隊!!」でした。出張のため同行できませんでしたが、帰ってきた子どもたちは「楽しかったあ」ととびきりの笑顔でした。


良い歌声にむけて肺機能アップ中の6年生。ティッシュが壁から落ちないように息を吹きかけています。校長室でやってみたら5秒しかもちませんでした。鍛え直そう。

外部講師を招いて(校長ブログ)

6年生の版画指導のために版画家の大野隆司先生が、1年生初めてのPC・4年生プログラミング学習のために柏市教育委員会ITアドバイザー田中さん・大曽根さん2名の先生が来てくださいました。
 

多色刷りの色の付け方を学ぶ6年生


熱心に取り組む4年生。ITアドバイザーの先生がその姿に驚いていました。



午前中にオンラインの会議が入っていたので、1年生の活動を見ることはできませんでしたが、東小日記をご覧になってください。活動が終わった1年生からは「またやりたい」「次はいつやるの」という前向きな言葉があったと担任の萩原先生から聞きました。

それぞれの学年が、それぞれの活動に真剣に取り組む姿が見られました。今、目の前にあることに一生懸命取り組めるということは素晴らしいことです。特に外部の先生にご指導いただく限られた機会を大切にできるのはなおさらです。
大野先生、ありがとうございました。
ITの田中先生、大曽根先生、ありがとうございました。

いろいろな場面で見られる学びの姿は、日々の積み上げのたまものです。







今日も真面目に取り組む東小の子どもたちです。
(教室の写真を撮っていると、こちらの期待に応えて、カメラを意識したりするそぶりをするお茶目なところもとても子どもらしくて好きです。気が散っていたらごめんよ。)

いじめについて(校長ブログ)

文部科学省が22日に「問題行動・不登校調査」結果を発表しました。報道でも取り上げられて、全国の学校で認知されたいじめが61万2496件と過去最多を更新したこと、6年連続で増えたこと、が話題になりました。

いじめ防止対策推進法でのいじめの定義は「いじめとは、児童等に対して、当該児童等が在籍している等当該児童等と一定の人間関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。」という言葉で表されています。

いじめ問題への対応で大切なこととして早期発見、早期対応といわれるようになり、学期ごとのアンケート調査、必要に応じての面談など、全国の学校では早期発見のための取り組みを行っています。

調査が増え、いじめを受けたと本人が感じたらいじめ、となって、本当にたくさんの事案が出てくるようになりました。いじめ認知件数が増えているということは、すぐに解決するようなものでも表面化するようになったという望ましい傾向と捉えてよいと考えます。もちろん、最近になって増えているネットを介したやりとりの中での誹謗中傷、意地悪などについては、端末の利用方法、利用場面などを含めて常に注意が必要です。

本校では、他校と同じように、アンケートに頼らず、日々の子どもたちの様子からも早めの発見、対応を心がけています。学校の強みとして、校内の人間関係のトラブル対応で「その場で双方に話を聞き、確認することができる」ということがあります。早期発見から早期対応に向かうためには、テンポの良さは大切です。年齢が小さい子であればあるほど、時間とともに時系列はあやふやになり、思ったこと、したこと、されたことが混在することもありますから。

未熟な子どもたちです。自分の思いを上手に伝えられる子ばかりではありません。どんな子にもトラブルは必ず起こる可能性があると考え、日頃から変化に気づける大人でありたいと思います。学校では教職員、家庭では保護者のみなさん、ですね。

そして、抱え込まず情報共有のうえ早期対応。

大人でも子どもでも、人との関わりがあれば、行き違いなどのトラブルは大小関わらず必ずあります。子どものうちは自分たちだけでの解決は難しくても、周りの大人が適切に対応すれば必ず成長につながります。火は小さいうちであればあるほどすぐに消すことができます。

引き続き、気になることがあったときには遠慮無くご連絡ください。一緒に考えていきましょう。




(写真は全て本日の子どもたちの様子です。本文と直接関係はありません。)

大人の意識の大切さ(校長ブログ)

高学年の担任が、知恵を絞り、できることを模索し、合同体育を計画しました。

金曜日雨天につき延期した本日、秋晴れの青空の下、子どもたちが元気に体を動かしました。
生き生きと活動する子どもたちの素敵な笑顔を目にすることができました。

保護者の皆さん、マスク着用の上で体育の授業参観、そして拍手での応援、ありがとうございました。

須山写真事務所の須山さんも6年生の卒業アルバムに向けて活動の写真を撮りに来てくれました。


10月から、感染症予防対策はもちろん、各自の高い予防意識の上で、異学年の交流も可能としてきました。
今日の活動を見てくださった保護者の皆さんはどのように感じられたでしょうか。

子どもたちは、「良し」となれば一生懸命に取り組みますし、活動第一となって夢中になるのは当然のことであり、感染症対策への意識が薄まるのは仕方ないことだろうと思います。
となると、感染症予防に関してはそこにいる大人の意識が大きく関わってくる、と私は感じました。




10月23日(金)発行の「柏市民新聞」の第一面に「コロナ感染下げ止まり」という記事がありました。


その記事は、引き続き油断をすることなく防止策の徹底をという内容でした。学校としては子どもたちの意識を高めるためには、まずは大人からという気持ちを忘れずに事に向かわねばと改めて思いました。








10月最終週が始まりました。いよいよ、今年度も後半です。

できるようになる(校長ブログ)

読んだのがあまりに昔で出典など不明のまま話を進めます。元都内の小学校教員であった向山洋一先生が自身の本の中で紹介した「成長曲線」の話です。
(臨時休校の時期の子ども向け校長ブログ「おーい、みんな!」で紹介しようとして準備だけしながら載せていなかったものです。お付き合いください。)









これは確かにそうだな、と自分のことでも思い当たることがあります。
例えばサッカーのリフティング。
練習は毎日行うとして、今日は1回、明日は2回、あさっては3回できる、というように規則的にできる数が増えるものではない。がんばっているのに、ほんの数回しかできない日々が続く。ところが根気よく練習していると、あるとき急に30回できた!という状態がやってくる。
例えばギターの指遣い。
練習は毎日行うとして、たどたどしく、ほとんど思うように動かずにいらいらしながら楽譜とにらめっこからのスタート。うまくいかずに思うように先に進めず、もたもた。そんな日々を繰り返している内に、突然、あらどうしたことか、指が動く。なんとか最後まで曲が弾けたという状態がやってくる。
特に、楽器やスポーツなどで体験できる、この、突然飛躍的に成長が訪れるという経験、みなさんはありますか。

昨日、校庭で一輪車を練習している3年生の子どもたちの様子を見ていて、この成長曲線の話を思い出しました。

さらには、自分事ですが、28才になったわが娘が小学生の頃の話。
家にあって、ほとんど触れることがなかった一輪車。
ある時、学校から帰ってきた娘が「見て見て!」と。
私の目の前で、一輪車にすいすい乗る姿を見せてくれました。「すごいすごい、いつの間に」と問いかける私に向かって「○○ちゃんと○○ちゃんに一緒に教えてもらいながら練習したんだよ」とうれしそうに話す姿を覚えています。

その時に、子どものやる気とともに、一緒にいてくれた娘の友達の影響の大きさを感じました。


学校という場所で子どもに勉強を教えるという仕事を通して、自分では教えた気になっているだけで実はきちんと子どもに伝わっていないこともあるという経験を何度もしてきました。自分の限界を感じる中で、友達との関わりを通して成長する子どもたちの姿も目にしてきました。友達同士でともに励まし合う存在のありがたさを感じると同時に、成長に向かう学びの形はいろいろあると感じる瞬間でもありました。集団で過ごす学校ならではです。







今日は子どもたちに前期の通知票を渡しました。
子どもたちの学校でのがんばりを評価したものです。励みになる物となるよう作成しました。先日も本ブログで記載しましたが、この評価が子どもの全てではありません。今の子どもの、切り取った一部分です。これからもっともっと成長は続きます。

保護者のみなさん、気になることがあったら遠慮なくご連絡ください。そして、引き続きご協力をお願いいたします。良い週末をお過ごしください。

気になっていたこと(校長ブログ)

本校に着任して1年半。ずっと気になって、柏市にも相談していたことの一つ。それが、ここです。
あけぼの山農業公園本館駐車場に向かうT字路です。

見通しが良くないのです。来校される保護者の皆さんは感じたことありませんか。

こっちからも

こっちからも

見えにくいのです。見えないのです。
職員には、危険もあるので十分気をつけるよう話していました。
もちろん、

駐車場側からの道には線が引いてありますが、特別な表示などはなく、初めて公園に来られた方の中には、まさか、この先に学校があるとは思わなかった、車が来るとは思わなかった、と出てしまうことも十分考えられるので、
出会い頭の事故が起きないようにと願っていました。
ついに、この度、願いが叶いました。
農業公園の別の工事とあわせて、ここに「トマレ」の表示を書いてもらえることになりました。
↓イメージ写真です。

表示がついても、お互いに気をつけることに超したことはありません。運転で大切なのは「ゆずりあい」です。来校される際、帰る際は十分気をつけてくださいね。我々職員も十分気をつけて通行します。








日が暮れるのも早くなってきました。大人も子どもも交通事故には十分気をつけてほしいです。今のこの日常を当たり前に過ごしていけるよう、学校、ご家庭、それぞれで声をかけて注意喚起をしていきましょう。

地域との関わりを通して(校長ブログ)

色をつけたような朝の青空です。最高です。
学習にも、運動にも大変良い時期になりました。


昨日、富勢地区ふるさと協議会の会長である後藤さんに来校していただき、お話をしました。後藤会長さんは地域のための活動の一つとしてあけぼの山農業公園の農園営農組合の一員としてふれあい農園などのお花にも関わってくださっています。
そんなこともあり、今、風車前のふれあい農園のコスモスが綺麗に咲いている様子についてや、

来春に向けてのチューリップ球根植えについて、

弁天マラソンなどこれからの学校の行事についてが話題になりました。

お話をしながら、例えば綺麗な花がたくさん咲く場所があるとして、「そこに人が集まらないようにする」のではなく「そこへの参加の仕方を、大人が、子どもが、一人一人が考える」ことが大切になってくるのだと改めて感じました。緊急事態宣言の時のチューリップの撤去は仕方なかったのかもしれません。しかし、今回、いろいろな活動が再開されているなかで、「あなたはどう動く?」を自分たちで考えることが求められています。そのための根拠は学校としては柏市の学校ガイドラインとその時の学校事情なのだろうと考えています。(左枠のコロナウイルス対策欄に新しいガイドラインをアップしました。)












活動については、引き続き、「3密を避ける等予防対策」をとり「一人一人の高い意識」のうえ「大人の目の届く」ものを行っていきます。