校長ブログ

2020年11月の記事一覧

持久走で体力づくり(校長ブログ)

またぐっと冷え込みました。
風も冷たく、暖かい部屋の中で過ごしたいところです。
それはそれとして、今日は持久走練習がありました。



運動するので薄着です。見てる方が震えそうでした。
理由があって徒歩での参加の児童もいます。

体にそれなりの負荷がかかる運動なので、学校では、プールや持久走の時は特別に健康観察をお願いしています。今年度は、ご家庭への負担は少しでも軽くなるように考えて、
ウイルス対策の健康観察と兼ねています。ただ、押印を含めて、きちんと記入されていることで初めて走ることができるので、漏れのないようにご確認お願いいたします。



走り終わると顔が真っ赤な子どもたちがたくさんいます。
力一杯に走った様子がわかります。

持久走は、毎日ではありませんが、寒さに負けない丈夫な体づくりのチャンスです。昨日より今日、今日より明日の成長のために、がんばれ、東っ子。

寒い季節がやってきましたが、できるだけ外で元気に過ごすことで丈夫な体づくりつなげていきたいです。

先ほど配信したすくすくメールでもお伝えしましたが、改めまして左の「コロナウイルス対策」枠内の①から④をご確認くださいますようお願いいたします。
良い週末をお迎えください。

投てき板とウイルス対策について(校長ブログ)

6年生が下絵を描き、黒のペンキで縁取りまで終わっていた8枚の板にいよいよ色をつけていきます。
スタートは2年生です。水色の水性ペンキで大きな大きな空を塗りました。


カッパや赤白帽子で衣服や髪の毛をガードして取り組みました。最初の内は黒い線に触れないように気をつけながら色をつけようとしている子もいましたが、使い慣れていない筆とペンキ、あまり気にせず塗るように話し、みな思い思いに色を塗っていきました。板の中央部分を塗る時は板に乗り、足の裏にペンキがついてしまった子もたくさんいました。調子に乗って私に怒られた子もいました。
短い時間でしたが、仕上げまで一生懸命にがんばる2年生の姿が見られました。

乾いてきたところで、つぶれてしまった黒い線をなぞりました。明るくかわいい絵ができあがりそうで、楽しみです。

さて、ウイルス対策についてです。昨日、左の「コロナウイルス対策」枠にを付け加えました。


6月に学校が始まる当初の本校の考え方としては、ガイドラインをもとにしながら、「お家で健康観察をした元気な子どもたちが、登校し、手洗いうがいをして『ウイルス0』の状態で学校生活を始める」というものでした。職員にも、必要以上にピリピリせずに諸活動に取り組むよう話してきました。10月からは「不特定多数と接することがない活動」を考慮し、個々人の意識も高めることを目標に学校での活動を考え、56年生の自然体験学習(日帰り林間、日帰り修学旅行)、委員会やクラブ、等の活動も始めました。


しかしながら、市中感染が増え、家庭内感染が原因の一つとなっている今、「ウイルス0でのスタート」になっているのかが不明です。わかりません。特に子どもたちは無症状の場合もあるとのことで見えません。健康かどうかの手がかりとして、本人の症状以外に、ご家族の症状も関わることについてはご理解いただけると思います。もちろん、それは子どもだけのことではなく、学校に来る全ての人についてのことですから、我々教職員も自分の家族の健康状況を知っておくことは大切なことです。

病気ですからかかることは悪いことではありません。それは絶対にそうです。
それでも、今の状況下で、お子さん登校を心配している親御さんは少なくないと感じています。昨日付け足したについてはもちろん、それ以外でも、不安なことがあるときは遠慮なくご連絡ご相談ください。

病気のもとを体に入れない努力をすることと同時に、病気に負けない抵抗力をつけていくことも大切なことです。恐れて縮こまるだけでなく、運動(元気な体・心づくり)、栄養(好き嫌いを言わずによく食べること)、休息睡眠(無理をせずに体を休めること)を心がけていきましょう。

晩秋(校長ブログ)

昨日火曜日は土曜参観の振替で休業でした。
ここ数日で、予報通り寒くなりました。これが例年通りとは言え、体にはこたえます。しかも今日は朝から冷たい雨となり、寒さを余計に感じました。

各教室も換気をしている関係で、暖房をつけても、ひんやりした感じを受けた時間帯もありました。








感染予防対策で「換気」はできることの一つとして続けていきます。しかしながら、寒さで体調を崩さないように気をつけなければなりません。個人でできることとして、衣服での調節があります。
その内容で、
先週の土曜参観の日に、すくすく特別号を出しました。

左メニューの「保健だより(すくすく)等」からもご覧になれます。
「頭寒足熱」という言葉もありますが、下半身を冷やさないことも大切です。そのために、衣服ではないひざ掛けなどを持たせることもかまいませんが、記名はもちろん、使っていないときの管理、衛生面での管理につきましては個人またはご家庭にお任せすることになりますのでご理解の上でよろしくお願いいたします。

暖かいときは意識していませんでしたが、もう11月25日です。後1ヶ月で今年が終わります。体調には十分気をつけ、寒い冬を乗り越えたいものです。

土曜参観(校長ブログ)

午前中に土曜参観を行いました。感染症対策については、来校される保護者のみなさんにもご協力をいただきながら行いました。ありがとうございます。

今年度において、子どもたちの活動を見ていただく数少ない機会の一つでした。そういう意味でも今日、保護者のみなさんに見ていただけたことで、子どもたちにとって張り合いのある1日になったはずです。





お子さんの様子はいかがでしたか。
見ていただいた教科は様々でしたが、今日のような毎日を1日1日積み上げながら、成長をしていく子どもたちです。年齢を重ねて行けば行くほど、生まれてからすぐの数年のような急激な変化や成長ではなく、緩やかな成長に変わっていきます。そしてその成長は一人一人で全く違うスピードでやってきます。学校では学期や学年の切れ目で評価をしていますが、子どもがそれに合わせて成長するとは限りません。
これからも、真面目に地道な努力を続けながら、昨日よりも今日、今日よりも明日、と成長していく子どもたちを根気よく見守り、励まし、支えていける大人でありたいです。

本日は子どもたちのために足を運んでくださりありがとうございました。健康に気をつけて、良い週末をお過ごしください。

季節外れ(校長ブログ)

今日の千葉日報に、昨日の我孫子の気温が記事になっていました。24.3度で11月史上最高(我孫子市比較)との内容でした。県内で25度以上の夏日となった4地点(館山市・茂原市・千葉市・市原市)も紹介されていました。

11月中旬を過ぎて、日に日に寒くなる時期にもかかわらずこの気温。教室で過ごす子どもたちの多くは半袖です。
(今日はなかよしタイムに持久走練習があったので、体操服に着替えている児童が多かったということもありますが。)







暖かいのはありがたいことですが、このまま続くわけでもなく、来週から平年並みとの予報。
この気温差に、子どもたち、そして我々大人も、体調を崩さぬよう、十分気をつけていきたいですね。

連日、感染症に関する報道が続いています。
いよいよ乾燥の季節もやってきます。できることは、手洗い・うがいをすること、3密を避けること、抵抗力が落ちないように栄養・睡眠をしっかりとること、ですね。意識して取り組んでまいりましょう。

チューリップ球根植え(校長ブログ)

あけぼの山の風車前ふれあい農園のチューリップ球根植えを行いました。風が強めでしたが、大変温かな午後、活動すると暑いぐらいでした。

外での活動ですが、出発前の手洗い・うがい・マスク着用の後、校庭に並びました。
営農組合のみなさんもマスクを着用して待機してくださいました。

挨拶をして、営農組合の方や永井先生からの説明を受けた後、ハッピーグループごとに活動開始です。


季節の花を存分に楽しむことができるあけぼの山公園。今年は、ウイルス対策で、人が集まらないように、春には綺麗に咲いたチューリップの刈り取り、夏のひまわりは植えず、と、関わっているみなさんの残念に思う気持ちは想像を超えるものだったと思います。


しかし、秋の満開のコスモス、そして、来年の春に向けてのチューリップの準備をしていただき、活動に関わらせていただいている近隣の学校として、校長として、とてもうれしく思います。そこで咲いている花は何にも悪くありません。どのように見に行くか、どのように参加するかを考えることが大切なわけです。大人ならなおさらです。


最初のうち、「暑い」「腰が痛い」と口にしていた子どもたちも、時間が経つにつれ作業のこつをつかみ、一生懸命に球根植えに取り組むことができました。2年生以上の子どもたちは昨年度までの経験を生かした手際の良い作業でした。1年生も見よう見まねで頑張りました。


今年も、お手伝いさせていただきありがとうございます。
きっと今年と同じように、みんなで植えたチューリップが春には綺麗に咲くことでしょう。そして、みんなで見に行くことができるよう楽しみにしていましょう。
少し風が強かったですね。
営農組合のみなさん、ありがとうございました。子どもたち、先生方、お疲れ様でした。

さて、おかげさまで、今のところ、大きく体調を崩している職員、児童もいない状態で学校生活を送っています。本当にご協力ありがとうございます。

2学期最後の
授業参観が近づいてきています。今のところ、参観に制限をかける予定はございません。学校でも引き続きの対策をとった上での実施となりますが、保護者のみなさん一人一人の高い意識での参観ご協力をお願いいたします。一つの場所に長くとどまらない、知り合いとお話をするときの距離感に気をつけるなど、お家や外ではない校舎内でできうることはなんだろう、という気持ちで子どもたちが頑張る姿を参観していただけたらと思います。

お家のみなさんに見ていただく中での学習は、子どもたちにとって、ほどよい緊張感もあり、励みにもなります。良い時間になりますようによろしくお願いいたします。

本との出会い(校長ブログ)

今日は、年に1度のオープン読み聞かせでした。
9名の教職員が前もって本を選びます。
1年生の担任で司書教諭でもある萩原先生が取りまとめてリストを作ります。
リストに書かれた本の題名を手がかりに、前もって子どもたちが聞きたい本を選びます。読み手の先生が誰なのかは当日のお楽しみです。
こんな流れで今日を迎えました。

1年生から6年生までという年齢の幅や、限られた時間の中での本選びは悩ましいところですが、私は「あんなになかよしだったのに」という、かさいまりさんの作品を選びました。


私の場所はブックルーム(高学年図書室)でした。1、4、5、6年生7名が集まりました。本の題名がつないでくれた出会い、ご縁だなあと感じます。

それほど長い本ではないので、時間を見ながら子どもたちと本について話題にしてあれこれ話す時間もとりました。

今、子どもたちが興味を持っている本のことを聞かせてもらった後、私と本の出会いについても話しました。大学生になって電車通学中に始めた読書がきっかけで本を読むようになったこと、高校卒業までは本を読むのが好きではなかったのでほとんど読んでこなかったこと、などを話しました。
また、これは聞いた話で、私自身が「その通り」と思ったことなのですが、「読みたいと思って手にした本でも、途中で『合わないな』『おもしろくないな』と思ったら、最後まで読まなくても良い」ということも伝えました。
興味が薄れている中で、絶対最後まで読まなければ、というような苦行になってしまっては、本嫌いになるきっかけとなるかもしれないからです。しかし、親御さんとしては、お金を出して買ったのですから、最後まで読んでほしいと思うのは当然です。
お家ではお家ルールで取り組ませてください。子どもたちよ、お家ルールに従って読書を楽しむのですよ。そう考えると、学校の図書室や市の図書館で借りられるようにしておくことはとても便利ですね。
色々な本を手に取って、本当に自分の好きな世界に出会えたら最高です。

9つの場所で読み聞かせを行いました。どの教室でも、子どもたちが静かにお話を聞く穏やかな時間になったようです。








千葉県でも学校図書館活用は推進しているところで、読書に対する意識は私が子どもだった頃より高くなっていると思います。とても良いことだと思います。私としては、ただただ、子どもたちが、今回のオープン読み聞かせも含めた色々な場面で、本とは良い出会いを通して、長く付き合っていってほしいと思っています。

遊び(校長ブログ)

今日はロング昼休みでした。暖かさが戻ってきて、過ごしやすい気温でした。普段の昼休みより多くの子どもたちの元気な姿が見られる時間です。






太陽の光を浴びて、元気いっぱいに活動する子どもたちからは大きなエネルギーを感じます。
入学式の時に、1年生に「まじめにべんきょう」「たくさん遊び」「好き嫌い言わずに食べる」をできるように、という話をしました。基本的なことで、どれも大切なことですが、やはり、小学生には、子どもの時にしかできない「遊び」をたくさんすることを通して多くのことを学びながら、大きくなってほしいと願っています。こんな風に遊べるのは小学校までですからね。


ここのところ、1年生が縄跳び練習をしている姿が見られます。学校で寒い季節の運動と言えば、持久走と縄跳びです。

縄をうまく回して、タイミングを合わせてジャンプするという行為は、とても難しいものです。たかが前跳びというなかれ。同時にいろいろな動きをしなければならないので大変なのです。今は、練習台でそれぞれの力に応じて頑張って練習しています。

根気よく続ければ必ずいろいろな跳び方ができるようになります。あきらめずにがんばってほしいです。

その横で、委員会の児童が落ち葉はきをしていました。なかよしタイムの様子です。この時期たくさんの木々から、たくさんの葉っぱが落ちるので、限界はありますが、できるところから少しずつ作業をしています。

担当の高学年のみなさん、ありがとう。

教育長のメールを受けて(校長ブログ)

金曜日の夕方に柏市教育委員会教育長からのすくすくメールが配信されました。
6月に学校が再開し、各学校で対策をしながら様々な活動が行われる中で、まだまだ変わらない市内での感染状況をふまえて「今ここで改めて」という思いでのメールだと思います。




目に見えないウイルスによる
病気ですから、対策をしてもかかることはあります。何度も繰り返しになりますがかかることは悪いことではありません。8月25日の校長ブログ「誰がかかっても」に書いた思いは変わりませんし、そこに載せた新潟県見附市役所の公式フェイスブック(7月14日の投稿)のように、ウイルス禍において、人が人を傷つけるようなことはしてはならないという思いも変わりません。
様々な活動を進めていく中で、我々人間にできることは、「できる限りの感染症対策を行うこと」「調子の悪いときに無理をしないこと、させないこと」「いじめ・差別を許さないこと」です。大人も子どももです。



考えてみれば、特別なことではありません。昨年までの風邪やインフルエンザなどの感染症に対する心構えと同じです。マスクの着用に慣れてきたように、必要以上にぴりぴりすることなく生活できると良いと思います。


持久走練習が終わり、子どもたちが担任の先生のところに集まります。
2年生担任の山内先生の声が聞こえてきました。

「はい、両手感覚を広げて1mぐらい離れて集まるよ。」
いつもの指示プラスこの一言。大切です。大人の意識としてこれが当たり前になって、さらに聞き手の子どもたちも意識できれば良いなあと思います。

引き続き、本校では、
不特定多数と接触しない」「3密を避ける」「できる限り個人の予防」を念頭に置き、学校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインVer3を判断基準として活動を行っていきます。

昨日の日曜日の新聞の折り込みに「まなふる第2号」がありました。


広報かしわの別冊です。
「頑張る柏の先生たち」という題で何校かの低学年における取り組みや先生方の思いが掲載されていました。どの学校も、あれこれ工夫をしながら活動をしている様子がわかります。
最後のページには改めての感染症対策について掲載されていました。

家庭数で配付できるよう、学校に届いていますので、後日ご確認ください。

子どものすること(校長ブログ)



山・・・

学校に続く道路のあちこちに文字や記号

落書きです。

落書きは良いことではないとわかっているはずです。しかし、やってしまう。いけないと知っていても、わかっている、できているとは限らない。「わかっちゃいるけど・・・」という学校では日常的にあることです。



「廊下を走ったら危ないから歩こう」なんて言葉は、私が子どもの頃からずっとあるものです。でも、なくならない。世の中が情報化社会になろうが、グローバル化が進もうが、あり続ける。



それは、いつの時代も「子どもは子どもである」からです。先に生まれた先生やおうちの人が先回りしてどんなに豊富な知識を与えたとして、立派なことが言えるようになったとしても「わかる」「できる」とはかぎらない。全く別のことです。それが「子ども」です。だからこそ。やってみて初めてわかる・わからない、できる・できないという体験とつながることが大切。失敗は次に生かすことができれば財産です。そうやって少しずつ成長していくものです。

さて落書きの件です。
現場の写真を撮りに行って、正門に戻ったところで、担任と該当児童と会いました。担任にうながされて、口々に謝ってきたので、道路は危ない、寄り道はいけない、悪いとわかったらもうしない、という話をしました。その後、担任と一緒にたわしと水の入ったペットボトルを持って、消しに行きました。自分たちのしたことです。反

出発前に改めて自分の気持ちで「もうしません。」と言いにきた子がいました。「悪い事ってわかったね、もうしないんだよ。」と改めて伝えました。こういうやりとりも大切です。

「僕は1回しかやってない」
「僕は1個しか書いてない」
「僕は最初は注意した」
というような言葉も聞こえましたし、放課後になって、友達から指摘されて謝りに来た子もいました。
ね、このあたりは子どもですよね。


いずれの児童も、日頃教室で頑張っている姿を目にしています。当然です。やればできる子たちですから。一時が万事ではありませんから。

今日の、大人の反応、たわしの手触りや水の冷たさを忘れずに、次へ進んでほしいです。
全校には、放送で今回のことも含めて、寄り道をせずにまっすぐ帰ることなどを教頭先生が呼びかけました。

昨日の校内研修で指導主事の北村先生が用意してくださった資料にあった言葉で「子どもは小さな大人ではない」というものがあります。北村先生は小児科医の先生からうかがった言葉であると言っていました。私は、全く別の書籍でこの言葉を目にした経験があります。

成長途中の子どもたちです。良いこともそうでないことも起こります。しかし、一日も早く物わかりの良い大人になることを推進する必要はありません。大人になる、その時は必ずきます。それまでは、当然起こるトラブルに慌てるそぶりを見せず、どう次に生かすか考えていける大人でいたいです。


今日も、本文の内容とは直接関係のない写真をはさんだ箇所があります。今日頑張った子どもたちの姿です。保護者のみなさん、地域のみなさん、引き続き、子どもたちの成長のためにご理解ご協力をお願い申し上げます。