校長ブログ

旅立ちの日(校長ブログ)

今年もまたこの日がやってきました。
卒業式です。
生まれてから12年間。そのうちの半分を占める6年間を過ごした小学校を子どもたちが旅立つ日です。
本校では42回目となりました。
3段2mの間隔を空け、換気もしっかり行いながらの卒業式でした。
証書を授与し




式辞として「夢を持って生きていってほしい」という話をしました。

真の6年生として立派な姿でした。



その姿を、4、5年生もしっかり見届けました。

小学校で一番お兄さんお姉さんになったこの子たちも、中学生になったらまた1年生からのスタートです。

昔、ある幼稚園の先生から「あんなに幼稚園で色々なことができるようになったのに、小学校に入学すると赤ちゃん扱いになって、できていたこともできなくなる」なんて話を聞いたことがあります。関わり、育てた身としてはきっとそんな思いにもなるんだろうなと思いながらその話を聞いていたのを覚えています。
しかし、これから卒業、入学、や就職、異動、転職など、節目というものは必ずやってきます。「謙虚な気持ちで、新しい場所で1からスタートしなさい。わかったような気になってはいけませんよ。」そんな意味があるように思います。謙虚さがあればいつでも成長することができます。子どもに限った話ではありませんね。
12名の卒業生も、この6年間でできるようになったことはたくさんあることは財産として、「新しい場所で」「謙虚に新しい気持ちで」良い人間関係をつくり、さらに力をつけていってほしいと願っています。

保護者のみなさん、改めましてご卒業おめでとうございます。


感染症対策として地域のご来賓のみなさんのご参加は叶いませんでしたが、引き続き富勢地区の子どもたちを見守ってくださいますよう、この場を借りてお願い申し上げます。

6年生のみなさん、夢に向かって進んで行ってくださいね。卒業おめでとう。