校長ブログ

前向き(校長ブログ)

今日も、朝の検温、消毒から1日が始まりました。
先生方、お疲れ様です。


自分の植木鉢に水をやる1年生、ふせ菜の手入れをして霜柱を踏みしめる5年生。朝の風景。

昨日、来年度新入生の保護者のみなさんにお目にかかりました。校長挨拶で本校の特長などを話し、4月お待ちしています、とお伝えした後、今年度の子どもたちのことをふと考えました。

最もシンプルな形の1年間を過ごした子どもたち。


我々大人は、自分の経験やお子さんの兄弟姉妹の経験から「この1年、あれも、これも、できなかった。」ととらえてしまいがちです。もしかしたら、日々、元気にたくましく過ごしている2年生から6年生の子どもたちの中にも、そう思っている子がいるかもしれません。もちろんそれが自然なとらえかたです。あったものがなくなるというのはそういうことです。


しかし、1年生の子どもたちにとっては、比べる日々がないので、「あれがやりたかった、これもやりたかった」という思いや実感がありません。今年度の毎日が当たり前の毎日です。
入学してから、マスクをしながら、担任の先生と学び、友達と話をし、前を向きながら給食をもりもり食べ、友達と遊び・・・、あと1ヶ月と少しで富勢東小学校の立派な1年生になるための成長を続けています。立派です。


日々教室で学び、休み時間に外で元気に遊ぶ子どもたちを見ていると、じたばたせずに「これが普通なんだ」ととらえることで前向きになれる、そんな風にも思えてきます。見ていると嬉しくなります。自然と笑顔になります。

「いったいいつまで続くんだろう」そんなことを考えていると、「考えたってしょうがないじゃん、校長先生、一緒に走ろう!」子どもたちのそんな声が聞こえてきそうです。

6年生がMESHとipadを使って、プログラミングを体験しました。集中しています。

ipadを横に置いて学習するこの姿。
GIGAスクール実施の4月以降のスタンダードな風景になるのでしょうか。


12人のクラスを2グループにわけ、1人1台ずつ使えるよう担任が工夫して交代で行いました。恵まれた環境です。

明日は「建国記念の日」でお休みです。健康に気をつけて良い1日になりますように。