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2020年6月の記事一覧
校長日記:講演動画が公開されました
第4回オンライン授業に関するJMOOC ワークショップ『初等中等教育を取り巻くICT環境』で,オンラインで発表した際の動画が配信されました。
講演と質疑応答を含めると45分ほどです。
手賀東小のオンライン授業の取り組みをたっぷり話す機会をいただいたことに感謝します。
(校長 佐和)
https://www.jmooc.jp/workshop2020-4/
https://www.youtube.com/watch?v=V4u3mtK53FQ&list=PLFeZwssfFic8GH0IKdEAgNaGfo97ubCwU&index=4&t=0s
校長日記:JMOOC で発表します
オンラインでの研修会です。
参加される皆様,よろしくお願いします。
【日時】2020年6月20日(土)15:30-17:20
【主催】(一社)日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)
【協力】放送大学情報コース・情報学プログラム
【対象】主に小学校・中学校・高校教諭/学生/一般
【参加方法】ライブオンライン
【参加費】無料
【締切】2020年6月20日(土)14:00
【プログラム】
15:20 サイト開場
15:25 ワークショップ参加にあたっての注意事項
15:30 開会の挨拶 白井克彦 JMOOC理事長
15:35 趣旨説明:初等中等教育を取り巻くICTの現状と課題
中川一史:放送大学教授
15:50 学びを止めないために何をしたか 〜オンライン学習と家庭学習〜
佐和伸明:千葉県柏市立手賀東小学校校長
16:30 外国人教員とI C T活用教育
青木久美子:放送大学教授
16:45 高校学校の情報教育と大学への接続
辰己丈夫:放送大学教授
17:00 まとめ
中川一史:放送大学教授
17:10 今後のワークショップの予告
17:15 閉会の挨拶
17:20 サイト閉場
https://www.jmooc.jp/workshop2020-4/
https://peatix.com/event/1520055/view
校長日記:校長会の書籍に掲載されました
全国連合小学校校長会編 教育研究シリーズ第58集 自ら未来を拓き「ともに生きる力」を育む 学校経営Ⅰに,原稿を掲載してもらいました。
「プログラミング教育の意義を共有することで推進を図る取組」というタイトルです。
本シリーズは,全国の校長室の本棚に置かれているものなので,とても光栄だと感じています。
また,手賀東小の実践を全国にしってもらえることも,嬉しいことです。
これからも,手賀東小の新しい取り組みを認めてもらえるよう,本校の教職員と力を合わせて,努力していきます。(校長 佐和)
校長日記:放送大学の番組に出演します
放送大学「効果を高める!遠隔学習支援コンテンツ」の収録がありました。
いくつかの自治体で制作された動画コンテンツを紹介した上で,番組の最後に,オンライン学習や家庭学習の進め方,動画コンテンツ制作のポイントを解説するものです。
放送大学の中川一史教授のお声がけで,出演する機会をもらいました。
全部で,30本のうち,本日は15本の収録がありました。
見ても分からないかと思うのですが,メイクもしてもらい,収録の途中で,時々メイクさんが直してくれるのは,照れくさかったです。
放送は,BSで6月22日からとのことですので,詳細が分かりましたらお知らせします。
7月の日曜日に,残りの収録もあるので,準備を進めていきます。(校長 佐和)
校長日記:メダカの授業をしました
5年生理科,「メダカの単元」のおすとめすの見分け方の授業を,飛び込みで行いました。
昨年から校長室で育ててきたメダカを一匹ずつビーカーにいれ,教室に持っていきました。
1人ずつペットボトルの水槽を用意しましたので,そこに,おすとめすを選んでいれさせます。
教科書のイラストをプロジェクターで模造紙に映し,おすとめすの体の形を太いペンで描き写し,背びれとしりびれの違いを気づかせました。
この方法だと,描いたものをそのまま教室の掲示物にできるのでオススメです。
その後は,いよいよ子供たちにメダカのおすとめすを見分けさせます。
自分の水槽で飼育することになるので,とても真剣にまなざしで見分けていました。
校長室から,嫁入り(婿入り)したメダカが,5年生に飼育されるのは嬉しいものです。
教科書には書いてないのですが,おすとめすの見分け方に加え,「どうしてひれの形が違うのか」について考えさせ,解説しました。
これを知っていれば,おすとめすを間違えないはずです。
ひれの形が異なる理由を知りたい方は,5年生に聞いてみてください。(校長 佐和)
校長日記:優秀賞をもらいました
昨年度,本校の研究は,パナソニック教育財団の助成を受けていました。
その研究成果を認めていただき,「優秀賞」をいただきました。
たいへん名誉なことだと思っています。
引き続き,子供たちのために教育研究を推進していきます。
ありがとうございました。(校長 佐和)
以下,パナソニック教育財団ホームページより転載
http://www.pef.or.jp/db/pdf/2019/2019_07.pdf
柏市立手賀東小学校の研究報告書は、大変優れたもので、特に次の3つの観点が評価され、優秀賞に選ばれました。
まず、研究に至る背景が明確であり、現場のニーズや課題に基づいて研究が行われている点です。手賀東小学校では、算数科における子どもたちのつまずきの課題を明確に捉え、子どもがどこで、なぜつまずいているかについてのエビデンスを収集、分析しながら、指導支援の手段を提案しています。
次に、手賀東小学校が提案する研究のモデルが学校の現状に基づいたものであり、参考になる点です。本報告書では、2つのモデルが提示されていました。ひとつは、授業改善のためのKKDDモデルです。これまでの教師の「勘(K)」「経験(K)」「度胸(D)」に支えられた授業設計を否定するのではなく、「データ(D)」をいれることで、エビデンスに基づいて改善していこうというものです。もうひとつは、課題の改善(解決)に向けてPDCAサイクルのC(チェック)の部分にエビデンスベースを取り入れること、また、PDCAサイクルの前に子どものつまずきをリサーチ(R)することを含めたR-PDCAサイクルを提案していることです。既存のモデルをそのまま使うのではなく、学校の現状や課題に即してモデルの意味を深めたり、新しい要素を加えたりしながら、独自性のあるモデルを提案している点も評価できます。そしてそのモデルをいかに研究のプロセスで実施したのかがよくわかるような事例が示されておりました。
加えて、多様なデータを複合的に組み合わせて考察している点です。問題の正答率、学力調査の結果、学年ごとの成果、授業の変化、子どもの変化など多様なデータを収集し、その成果と課題について考察されていました。また、他の学校が参考にしやすい表現、たとえば、事例の示し方、図表での示し方についても、高く評価されました。