サーバー室のとなりから

サーバー室のとなりから発信です

第1回情報教育担当者連絡会

  1214時から市立小中高等学校の情報教育担当者が青少年センターに集まり、上記連絡会が開催された。この連絡会は年2回開かれるがその1回目である。
 始めに教育研究所から、情報化への取り組みとして、27年度の実態調査および教職員研修の結果、実践事例、9年間の情報リテラシー・情報モラル計画等が報告された。
 次にITアドバイザーからITAO(ITアドバイザーオンライン)や情報ファイル等、ウチダエスコから教育用ネットワークの説明がなされた。
 最後に9地区に分かれて学区内の情報教育担当者が情報教育リテラシーと情報モラルの実態等を話し合った。
  
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関東ローム層って何?


  柏の大地は関東ローム層でおおわれているが、その厚さや色、何でできているかなどは観察できる露頭がほとんど見当たらず不可能である。しかし、昭和の時代にはまだ市内でも露頭があった。その写真を使って学習しようというのがこのコンテンツである。このコンテンツの一部だけを使うのもいいだろう。
  
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学校の地面を40m掘り下げたら


 中学校理科にはNHKや「理科ねっとわーく」など多くのコンテンツがあるが、ITアドバイザーオンライン(ITAO)のフラッシュ教材にもパワーポイントで作ったものが相当数ある。その中のいくつかを順次紹介していきたい。
 中学校の理科、地層の学習では露頭を実際に見せたいが、市内では難しい。昭和54年、柏中学校で校舎を建てる際に調査した40mの地下ボーリング資料があった。どんどん地面を掘り下げらどんな地層が出てくるだろうか。アニメーションで見られる教材である。
  
 
 
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学校HPアクセス数増

 この4月から小中学校62校のホームページがCMS化で全面リニューアルされた。その効果だろうか、まだ今月18日だが、全小中学校の27年度4月一か月分のアクセス数を超えた。昨年4月は13万5千、今年はすでに15万を超えている。
 この傾向が今後も続くのかどうかは、各学校の情報更新の質と量(回数)によるだろう。まだ今年度の情報がアップされていない学校も見受けられる。更新が簡便にできるだけに早く発信体制を整え、花を咲かせてほしい。
  
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会えたぞ、寺子屋のお師匠さんに


  手賀の丘の森の中に「深山平左衛門勝正」という寺子屋のお師匠さんの筆子碑がある。江戸末期から明治時代にかけて近在の子が習いに通った寺子屋のお師匠さん、明治14年に亡くなった後、習った子(筆子)たち50人近くが建てた謝恩碑である。
  そのお師匠さんの肖像画が残っていると聞いて、一度ぜひ見たいものだと思っていたが、先月末、それが実現した。明治14年、もう135年も前に亡くなった人である。今なら写真で残すだろうが、実に細密な手描き、生き生きとした表情、感動の出会いである。
  
 
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春の野草にも目を向けて


 あわただしい新学期、、ITアドバイザーも新年度の準備で忙しい日々を送っている。メンバーに変更はないのでチームワークはOKだ。仕事場がオープンスペースなので勝手が違う。もう向かいのサーバー室に人はいない。今年度「サーバー室のとなりから」綴っていきたい。人間勝手なものであのサーバーの熱気もファンの音もなつかしい気がする。 せめて気持ちにゆとりをもちたいもの、道端の野草に目を向けるのもいいだろう。  
   
 名前は、ヒメオドリコソウ、ナズナ、スギナ(つくし)である。
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北側から南側へ引っ越し


 雪柳や菜の花が咲き誇る3月末、教育研究所が2階から4階に引っ越し、これに伴いITアドバイザーの机も移った。これまでもITアドバイザーは4階にいたが、10年近く仕事をしたサーバー室は北側であり、一時的に昨年移動したパソコン研修室も同じく北側だったが、今回は南側に引っ越し、所属する教育研究所に合流した。
 窓から筑波山や日光連山は見えなくなったが、東京スカイツリーや富士山が見える。
  
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27年度最終打ち合わせから


  研究所のICT関係者が集まって毎月打ち合わせを行なっているが、27年度をふり返って最終の打ち合わせがあった。そこで出た二つの話題を載せ、年度末としたい。
  一つは中学校側は学区のどの小学校も同様にローマ字入力ができると考えていることである。キー入力に差が出ないように3年生全学級でITアドバイザーが授業を行っているが、その後のフォローがないと大きな差がでてしまうので注意したい。
  もう一つはカラー写真等が含まれた印刷を大量にプリンターでするのは問題だということである。パソコンからプリンターへデータが転送されると容量が何十倍にも増え、印刷速度ががくんと低下するし、インク代もかかる。一枚印刷したら後はコピー機がいい。
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学校HP続々リニューアル

4月からの市内小中学校のホームページが全面的に切り替わるが、すでに新しいものに移行し更新を始めた学校が12校、先行3校計15校ある。
これまでのHPは学校によって開設時期が異なり、個性が強く出ていた。今回は一斉に同じコンテンツ マネジメント システム(CMS)を使っているので似たものになっている。

  逆に、この制約下でどう学校の特色を出すかおもしろさもあろう。更新のしやすさはどの学校でも同じになったのだから、各学校のよさがにじみでるような情報発信を楽しみにしたい。

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エクセルでグラフを作ると

河津桜が散り始め、若葉に代わっています。学校は卒業式の準備で忙しい日々でしょう。

世の中には様々な統計があり、本やネットで公開されている。
この数字だらけの表をエクセルを使ってグラフにするとすっきり見えてくるものがあっておもしろい。たとえば、自動車は今、なくてはならないものだが販売台数の多い国はどこだろうか。ふとそんな疑問がわいた。アメリカいや中国、日本だろか。早速ネットで調べた。2014年、中国、アメリカ、日本の順だった。ベスト20をグラフにすると右のように上位2つの国が際立つのがわかる。
ところで、人口が違うんだからと疑問は広がった。確かに中国は圧倒的に販売台数が多いが、人口は日本の10倍くらいである。そこで人口も調べ、千人当たりの販売台数の表を作ってグラフ化してみた。見事に先進国と呼ばれる国々が浮かび上がり、ちょっと感動するグラフとなった。

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教育の情報化推進委員会開催

 今年度3回目、最終の「教育の情報化推進委員会」が2月23日14時から柏第二小学校で開催された。内田所長と西田委員長の挨拶後、別室で1時間ほど新しいICT機器のプレゼンテーションが業者の方々に来ていただいて行われた。授業での生徒と教師のコミュニケーションを図るツール等の紹介が目を引いた。

   その後、PC教室に戻り、協議がなされた。27年度の取り組み状況が研究所から報告され、質疑も行われた。さらに本委員会の主要な役目である今後のICT環境整備について各委員から意見が出された。28年度は機器等の更新はないが、29年度以降、新しい学習指導要領の趣旨を踏まえた取り組みが協議された。

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学校ホームページCMS化研修会

2月16~18日の3日間、柏中学校PC教室において、4月から全校共通でCMS(コンテンツ マメネジメント システム)化される小中学校ホームページの操作研修会が開かれた。すでに今年度から柏第二小学校、大津ケ丘第一小学校、高柳中学校ではCMSで運用されている。この3校と同じ方式に切り替えるための操作研修会である。

   研修会終了後、3月19日まではテスト運用期間になっており、この期間に新しいホームページに切り替えることもできる。希望する学校はITアドバイザーオンライン「業務依頼掲示板」にて申し込む。旧ホームページのデータは平成27年度分のみ移行されるので、それ以前の古いデータを残す場合は各学校で対処することになる。なお、この研修会後現行のスクールメールを切り替えるための説明会も同会場で行われた。

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情報教育担当者連絡会開催

   2月9日14:00~16:30青少年センターで「第2回情報教育担当者連絡会」が開かれた。

   教育研究所から今年度のICT機器等の更新および情報活用研修講座の状況、ICT実践事例公開などについて報告された。なお、次年度の機器等の更新はなく、次のリプレイスは29年度である。

続いて年度更新について文溪堂からTe-Comp@ss、ITアドバイザーから学校ホームページのCMS化とアクティブメールの移行そして年度末・年度初めの更新作業について説明された。

この後小中市高が北部2・中部3・南部2・東部2の9地区に分かれて情報教育(情報モラル・ICT活用)に関する話し合いが行われ、第1回の結果を踏まえた発表がなされた。

   (13時半グラウンドわきの桜でコゲラが2羽、幹をたたいていた。不鮮明だが写真をのせる。)

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理科支援員へのICT支援研修

    去る1日、市内全小中学校に勤務する理科支援員が庁舎に集まって研修会が開かれた。その中で小松ITアドバイザーから学校におけるICT機器等の活用をはたらきかける情報提供が行われた。

   内容はまず各学校のコンピュータ教室や普通教室等に導入されている機器の説明、中でも使い勝手のいい電子情報ボードがPRされた。

   教育研究所のITアドバイザーオンライン(通称ITAOイタオ)に含まれている、「NHK学校放送オンライン」や「理科ねっとわーく」は理科授業に使えるコンテンツがたくさんあること、さらに柏市で独自に作成した理科のフラッシュ型コンテンツも紹介された。ユーチューブの利用や理科支援員連絡掲示板の有効活用にも触れ1時間の研修が終了した。

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明治22年高等小学読本の「万物の元素」

   今回は巻7の第21課「万物の元素」を取り上げる。当時、知られていた元素はいくつ位あっただろうか。本文をみると、六十有余と記述されている。現在、原子の周期律表を見れば100以上の元素が載っている。もっとも自然界に安定して存在するのは92番のウランまでである。新しい元素を作る試みが世界で進められているが、亜鉛とビスマスから作った113番目の元素は日本が命名権を得た。日本で初めての快挙である。

  さらにこの六十有余の元素を分類して記述が続く、まず金属48種と非金属15種あり、大気は2元素、海水には30元素が含まれるが、今後新しい分析法で分離できれば元素数は増えるだろう。また、砒素やアンチモニーのように金属と非金属の両方の性質をもつものもあると記述されている。

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サーバー室から研修室へ

    昨年末にサーバー室から隣のPC研修室に引っ越した。ひと月過ぎて新しい部屋にやっと慣れた感じである。引っ越し理由はサーバー室に新しいサーバーが入り手狭になったためである。

   PC研修室は広いが、教育研究所創設35年余りの間に集めた書籍等がたくさんある。この蔵書を学校の図書館のようにデータベース化する作業が今月から始まった。廃止された市立幼稚園にあった研究所からこの庁舎に本を移す際に大分整理したがそれでも貴重な本や研究紀要が多数ある。言葉は悪いが、死蔵状態だったこれらの書籍が市内の先生方の役に立つ日がやがて来ると思うとうれしい。筆者が一昨年整理した明治期の古い教科書もデータベースに含まれることになるだろう。

   この「サーバー室ブログ」もサーバー室がオフィスでなくなったのでタイトルを変更するべきだろう。というより筆者が担当して5年半、新鮮味が薄れたことでもあるし、そろそろ交代時期かもしれない。

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島田重礼が芳野金陵の資料に

   沼南庁舎2Fの柏市郷土資料展示室では2月28日まで「金陵 近代日本を見据えた松ヶ崎の大儒」という柏の歴史企画展が開かれている。その企画展でいただいた資料をめくって島田重礼の名を見つけた

    島田重礼の名が筆者の頭になぜあったかは、あの大青田小学部の碑文(写真)を書いた人だからである。大青田の村人はどうやって島田重礼を知り、碑文を頼めたのだろうか、とても気になっていたのである。

   多分、幕末、幕府の学問所の儒官同士だった金陵を通じて重礼に依頼するルートができたにちがいないと思い、合点がいったのである。もちろんこの推測があっているかどうかは分からないが、大青田と松ヶ崎の距離は近い。展示物の中には重礼の書いた詩文もある。

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冬の情報活用講座終わる

    新年あめでとうございます。今年もできるだけ週一回は更新できればいいなと考えています。

昨年12月24、25日柏二小と中原小をお借りして「柏市教職員冬季情報活用研修講座」が開かれた。

   24日の柏二小、午前中はタブレットPCを使って算数の授業を児童の身になって体験した。市内全小学校に算数の指導者用デジタル教科書は今年度導入完了したが、児童用はまだない。もっとも教科書会社から少しずつ提供され始めたというのが現状である。そんな児童用のデジタル教科書の先行体験であった。

   午後は去る12月5日各中学校から代表2名が参加しネットモラル防止会議で用いた「コラボノート」というコミュニケーションツールの研修であった。このソフトは以前ワイワイレコーダーといわれたものの改訂版で全小中学校に入っている。参加者が同じ画面に書き込みができる特長がある。4人組で実際に新聞づくりを体験した。

   25日の中原小、午前中はパワーポイント、基本的な操作を学んだ後、アニメーションやリンク、録音まで幅広い内容であった。授業で先生方が独自に動きのある教材を作るにはこのソフトが一番だろう。

  午後は理科ねっとわーくの紹介であった。実際に理科ネットワークを体験する前にICT全体を含んだ内容の詳しいプレゼンがJST(科学技術振興機構)の方から行われた。137の項目を全部見ることはできなかったが、理科授業で活用できるものがたくさんありそうである。

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アクセス数100万回突破

    平成27年度、柏市小中学校全体のホームページアクセス数がこの12月に100万回を超えた。来年度からは新しい形で各校のホームページが出発するが、保護者に向けた情報発信はますます重要になるだろう。

一口に100万回というが、4月から12月までの9か月間、毎日1回3700人がアクセスしないとこの数にならない。印刷物で配ろうとしたらどれだけの手間と費用がかかるだろうか。三学期、しっかり準備して新しいホームページをどの学校も4月からスタートできるようになるといい。

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明治22年高等小学読本の太陽系

   明治22年初版巻6、第35課の「太陽系」をとりあげる。120年以上前の記述だけに興味がわく。惑星を遊星とよんでいるが、水星から海王星までで冥王星は載っていない。100年以上も後に冥王星が惑星から外されることを予期していたわけではないだろうが。

   また、はやぶさ2がめざす小惑星も小遊星として112個あると書かれている。現在小惑星は軌道が確定し番号が付けられたものだけでも30万を超え、それ以外を含めると60万近い数になるという。火星と木星の間にあるだけに、大きなものしか当時は確認できなかったのだろう。

   遊星の周りを回る衛星、この呼び方は衛星で今と変わらない。地球に月、木星に4個、土星に8個などと載っている。天文学の進歩を実感できる35課である。

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