サーバー室のとなりから

カテゴリ:教育の情報化の動向

GIGAスクール構想

昨年12月に出てきたGIGAスクール構想はが進んでいます。
文部科学省からの情報は https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm にまとめられ,常時アップデートされています。情報の更新が早く,最新の情報が提供されているのが,おの事業の特徴です。
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一人一台での学び

昨年末にこれまでのICT環境整備計画を前倒しするGIGAスクール構想が発表され,一人一台の端末を使って学習を進めることが身近になってきています。
これまでは パソコン室で あるいは パソコン室等から端末を持ってきて,それぞれが端末を使うという授業の形
これからは,常に身近(教室内)にあり,必要に応じて,それぞれが端末を使うという授業の形
先生方にとっても,子どもたちにとっても,未経験のこと。

その背景には,学び続ける子どもを育てること があります。
学校でだけ学ぶのではなく,卒業をしても,大人になっても学ぶということが必要になってきています。学校では,その基礎となること,学び方,考え方を学ぶということが必要になり,そのためにはパソコンやタブレットを活用した学びが必要になっています。
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ムーミンがセンター試験に

大学入試改革が進み,これまでの試験のあり方が変わろうとしている中で,センター入試の地理の問題に ムーミンが出たことが話題になっています。

この問題は報道などでも公開されています。
 http://www.asahi.com/edu/center-exam/shiken2018/mondai01day/chiri_b_05.html

ムーミンについての知識を問うものではなく,ノルウェー,スウェーデン,フィンランドの,地理や気候の特徴を踏まえて,絵から判断して答えることを求めています。「知識を使う」というこれからの時代に求められている力を問うものだったと思われます。

しかし,設問の中で「ノルウェーとフィンランドを舞台にしたアニメーション」とあることから,「ムーミンの舞台はムーミン谷でノルウェーでもフィンランドでもないのでは」という声も出ています。
 http://www.sfs.osaka-u.ac.jp/user/swedish/

 これからの時代に生きるために求められる力。それをどう見取っていくか,大きく動き出していると感じました。 
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学習指導要領の中での情報

各学校の情報教育担当者があつまりました。
 
柏市では,教育の情報化への取り組みに力をいれてきています。各学校で,その中心になって進める先生方です。中学校区で,9年間を見通して,情報リテラシー,情報モラルリテラシーの育成にどう取り組むか,情報交換も行いました。

小学校では,平成32年,中学校は33年から完全実施になり,小学校では来年度から移行措置が始まる新学習指導要領に向けて,各学校は準備を進めています。報道でも言われているように,道徳が特別な教科となり,英語が5,6年生でも始まることが大きな関心を集めています。
情報教育担当の先生には,「情報」という視点で学校の中で働きかけて欲しいことを伝えました。一つの具体的な例として,「情報」「情報活用能力」という言葉の増え方です。それだけ,重点となってきていることとして取り組んでいく必要があります。
総則には,小学校も中学校も,言語活用能力と並んで,学習の基盤となる資質・能力という書き方がされています。その情報教育を中心となって進めていく立場として,学校での取り組みを進めていって欲しいと思います。

 
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