サーバー室のとなりから

2011年12月の記事一覧

人気のあった冬季情報活用研修講座

   26日に行われた冬のコンピュータ研修に午前46名、午後48名の申し込みがあった。このうち半数は午前午後の両方を受講された。たくさん申し込んでいただいたので当日は小学校と中学校に分け、旭東小学校と柏第五中学校のコンピュータ教室をお借りして研修に臨んだ。快く会場を提供していただいた両校に感謝したい。

   講座内容は、午前がパワーポイント、午後がフォトストーリーである。写真は小学校会場の様子であるが、満席に近い状況で研修が行われ、ITアドバイザーさんはいつも以上に指導に熱が入った。初任者は今回のパワーポイントの成果を生かして報告を仕上げてほしい。三学期、フォトストーリを見た子どもや保護者が涙する姿が目に浮かぶ。

   東日本大震災のあった今年がもう少しで終わります。来年がいい年でありますように・・・。

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寒いけど、寒いから

 今月は天体ショーが続いた。10~11日の皆既月食と14~15日のふたご座流星群である。寒さをこらえて夜空を見上げるには踏ん切りが必要、見てどうなる?という考えでは観望できない。損得勘定の話ではないから。

  そうはいっても寒い。そこで皆既月食は時間を決め、ちょっとずつ三回外に出た。21時46分の欠け始め、次が22時30分で半分欠けたとき、そして皆既月食で赤茶色になった月を23時40分、視力の下がった目でも十分楽しめた。38万kmの彼方にあるとは思えない親近感が月にわいた。

   ふたご座流星群の14日、夕方はまだ曇空、天気予報は夜になれば晴れるというが21時過ぎても雲はかかったままだ。早々にあきらめて寝たが、たまたま1時15分トイレに起きた。上着をはおってベランダから屋根へ、。月明かりで条件は悪いが、一つでも流れるのを見たら寝よう。オリオン座の左上を流れた? 少しあやふや、もう一つ、もう一つと7~8個見て1時40分室内に戻った。どこにでるかわからない緊張感が何ともいえない。月よりずっとずっと近い数100km上空を流れるが不思議とオリオンと同じ距離に感じる。寒くて、乾燥し、晴れたから見えた自然の贈り物である。

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授業分析の結果6(教師発言率と生徒活動率)

   前回は生徒活動率を取り上げたが、この生徒活動率と以前に取り上げた教師発言率との間にはどんな関係があるだろうか、今回はこの両者の相関関係を見る。教師がしゃべり続ければ生徒の活動時間は当然短くなるから両者の間には負の相関が予想できる。

   相関関係をつかむにはエクセルグラフの散布図を使うと便利である。小中学校別に相関図を示す。さらにウィンドウズ7版では傾向線の式も表示できる。グラフから「生徒活動率=100-1.3×教師発言率」で傾向線の式が求まる。教師発言率をどれ位にすれば生徒活動率がどれ位になるか予想できる。


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初めてのローマ字入力

   3年生が初めてローマ字入力をするコンピュータリテラシー授業をみる機会があった。両手の各指を所定の位置において「あいうえお」をキー入力する。ITアドバイザーの細かな指示で、か行、さ行とローマ字入力が進む。練習直後のテストで全問当たると「いぇい!」という歓声があがる。実に楽しそうだ。

   難しかったのは「自分の名前」をローマ字入力し漢字に変換することだ。特に通常の漢字変換では出てこない名前の児童は苦労する。最近の名前は実に凝っていて、先生が読めない場合も多い。でも、漢字で自分の名前を画面に出したいもの、挙手した児童の所へ、ITアドバイザーも担任もコンピュ-タ室をあちこち動き回る。名付けた親はこんなことを予想しただろうか。時間等で 漢字変換をカットする場合もある。授業のゴール「キーボー島アドベンチャー」の入口まで導くのがITアドバイザーの役目だ。

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