サーバー室のとなりから

初めてのローマ字入力

   3年生が初めてローマ字入力をするコンピュータリテラシー授業をみる機会があった。両手の各指を所定の位置において「あいうえお」をキー入力する。ITアドバイザーの細かな指示で、か行、さ行とローマ字入力が進む。練習直後のテストで全問当たると「いぇい!」という歓声があがる。実に楽しそうだ。

   難しかったのは「自分の名前」をローマ字入力し漢字に変換することだ。特に通常の漢字変換では出てこない名前の児童は苦労する。最近の名前は実に凝っていて、先生が読めない場合も多い。でも、漢字で自分の名前を画面に出したいもの、挙手した児童の所へ、ITアドバイザーも担任もコンピュ-タ室をあちこち動き回る。名付けた親はこんなことを予想しただろうか。時間等で 漢字変換をカットする場合もある。授業のゴール「キーボー島アドベンチャー」の入口まで導くのがITアドバイザーの役目だ。