サーバー室のとなりから

2016年11月の記事一覧

漢方薬の話を聞いて

 先日、漢方薬の基礎的な話を聞く機会があった。筆者が「へえー!」と新鮮に感じた内容を紹介したい。
・漢方薬に使う生薬は植物、動物、鉱物、何でも含まれる
・漢方薬は複数の生薬を組み合わせる(単一じゃ使わない)
・生薬は食べ物の延長線上にある
・漢方では西洋医学的病名は不要、患者の症状で服薬する処方が決まる
・西洋医学的に同一の病名でも患者により処方が異なることがある
・西洋医学的に異なる病名の別々の患者に同一処方を使うことがある
・西洋医学的に複数の疾患をもつ患者に一つの処方で対応することがある
 何か学校における教育を考える上でヒントになりそうな考えが含まれている気がするのだがいかがだろうか。写真はドクダミ、10種の効果があり、十薬と言うそうだ。
 
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ICTメンテナンス状況

 10月末現在、市内小中学校62校が、ウチダエスコにICT関連で修理等を依頼した件数は315件に上った。件数は例年とほぼ同じ数である。必ずしも導入年度が古いから多いとはいえず、導入年度に依存しない傾向は5年以上続いている。
 プリンタのトラブルが計86件で最も多く、ハードディスク等の交換も多い、一時多かったプロジェクタは落ち着いている。「その他」に分類したトラブルが計110件となっている。
 最近目立つのは、ノートパソコンを落下させて液晶を破損する事故である。私物同様、大事に使って次の人に渡せるようにしてほしい。
 
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小学校の前身はお寺

 庁舎の近くではないが、久しぶりに筆子碑を訪ねた。
 きっかけは野田郷土博物館で「染谷亮作と川間村」という企画展が開催されていることを沼南庁舎2階郷土資料展示室にあったパンフレットで知ったからである。筆者は初めて染谷亮作という名前を聞いた。早速、野田の郷土博物館を訪ねた。
 いろいろな業績のある人物だが、一番興味を持ったのは、川間小学校を設計したことである。この川間小に統合される前の中里小学校で学んだのが亮作であった。詳細は省くが、学校の設計、その考え方は興味がつきない。
 中里生まれの亮作、学校の前は寺子屋、その満蔵寺の筆子碑を訪ねた。墓地で亮作が習ったのではないかと想像される二代目染谷岱順の墓誌に出会った(中央写真)。
    
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スクラッチ検証授業の実施

 29年度柏市内小学校4年生全学級でのプログラミング教育実施のため、実証授業が10月からいくつかの小学校で行われている。スクラッチと呼ばれるプログラミング言語を使った2時間の授業である。25年前、平成の始めに田中北小や旭東小で1年生から6年生まで行なったロゴライターによるプログラミングを懐かしく思い出す。
 授業では1時間目にネコが往復するアニメーションの作り方を学び、2時間目はそれを応用してネズミがチーズを取りに行き、それをネコが邪魔するアニメーションを作る。
 前半の1時間と後半の1時間のフランダース授業分析結果をグラフに示す。前半は教師主導、後半は生徒主体の授業であることがはっきり出ているのがおもしろい。
  
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