サーバー室のとなりから

2016年12月の記事一覧

油井宇宙飛行士の話

 16日、田中中学校創立70年記念講演会で油井宇宙飛行士の講演を聞くことができた。油井さんのお子さんが通学していたことでお願いできたのだろう。今月、日本の無人宇宙船こうのとりが宇宙ステーション(ISS)に物資を届けたニュースもあった。
 講演は各新聞紙上で紹介されたので、ここでは講演後、生徒とのQ&Aをとりあげる。生徒の質問に全問即答された、丁寧さ、優しさが印象に残った。
 ・宇宙食はまずい? おいしいよ、特にカレー
 ・宇宙の外は?    137億光年の先はまだ?
 ・ロシア語で言って? 〇△〇△・・
 ・最速ロケットは?  アポロかな
 ・宇宙兄弟と同じ? 訓練中、折鶴作りが思い出に
 ・つらかったこと?  宇宙服着て船外活動訓練
 ・飛行士めざしたのは?  幼い頃故郷の川上村で見た星空
 ・ISS実験では?   膨大な準備を成功に導く、衛星放出
 ・トウモロコシを食べる? お湯の量が難しい
 ・国道16号は見える? 写真に撮れる
 ・宇宙人はいる?   いると思う、ただ交信は難しい
 ・名前の由来?    亀のようにゆっくり前へ、月のウサギより先に行ってみたい
 ・一番きれいだった? 地球、恒星もまばたきしない
 400km上空のISSはサッカー場位の大きさ、90分で地球を一周する。体育館内の写真はお礼の全校合唱事前練習時のもの、一般参加者に油井さんの写真撮影は認められなかった。
    
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理科+英語+国語の授業

 今回のタイトルからどんなことを想像するだろうか。フランダース授業分析法ならではの見方を取り上げる。1学期から2学期にかけて初任者や1年経験者の授業を15回参観する機会を得て授業分析ができた。
 授業の個々の内容にとらわれず、同じ基準で記録しているので表題のような足し算も可能である。この15人の授業を全部合わせて一つの授業とみたらどんな結果になるだろうか。
 結果のグラフ、15人の総和であり、平均像とみることもできる。
 
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校長会全体研修会に参加して

 去る1日、青少年センターで開かれた柏市小・中学校長会主催の全体研修会に参加、講演を聴くことができた。講師は「これからの学校教育と教育の情報化」という演題で文部科学省の新津勝二情報教育課情報教育振興室長であった。
 我が国の教育の現状や学習指導要領、高大接続の話の後、ICT活用に入った。児童のICT活用を指導する能力が不十分、すでに黒板とチョークの時代は終わったはずだが、まだ現実は残っているということだろう。
 国はコンピュータ1台当たりの児童数の目標を3.6人としているが、柏市は全国平均の6.3人にも及ばず9人以上である。恵まれているといわれている柏市でもまだ環境整備は道半ばだと実感した。来年度からの機器更新が一層進むことを願っている。
  
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