サーバー室のとなりから

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コミュニティサイトに起因する事犯

警察庁(http://www.npa.go.jp/cyber/)から「平成28年におけるコミュニティサイト等に起因する事犯の現状と対策について 」が発表になっています。
 
 
平成2 8 年におけるコミュニティサイト等に起因する事犯の現状と対策について
同資料1~9 
参考資料

 スマホが使われていることが多いことや,出会い系サイトの事犯はかなり減ったものの,コミュ二ティサイト等の事犯は,出会い系サイトの被害等が最大だった頃を超えていることなどが課題が多く示されています。
 特に被害児童数が多いサイトとして, Twitter が取り上げられています。きっとニュースなどでは,Twitter が問題だと取り上げられるのだろうなぁ などと思ってします。
 ぎゃるる ひま部 友達作りTalk などの名前が出てますが,私たちの世代ではしらない人の方が多いのではないでしょうか。検索をしてみると,若い世代向けの出会いアプリということができそうです。
 
 となると,こういったアプリを入れている人は要注意,使わない方が良い ということになりがちです。 
 でも,そうしたら,1番多いTwitterを使っている方はたくさんいて,みんな危ない人?出会いを求める怪しい人? ってそんなことはないのでは?
 区市町村が,公的な情報伝達ツールとしてたり,行政のトップの方も使ってたりもするのですから,まさに使いようなのだということに,良い使い方を考えていけるといいなぁと思います。






 
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ITミーティング

IT教育支援アドバイザーが,毎月 1~2回集まって,情報交換等のミーティングを行っています。今日は,年度初めに,研究所のメンバーや,新しいITアドバイザーさんが入ったので,自己紹介や,基本的な打ち合わせでした。
学校での教育活動がスムーズに進むように,おこりがちなトラブル,それを防ぐための対応などの情報が共有されていきます。

ITアドバイザー は,学びフロンティアプロジェクト校に定期的に常駐で支援するメンバーと,学校からの派遣申請に応じて巡回対応をするメンバーに分かれて活動をしていますので,こうしたミーティングの中で調整をしていきます。
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年間400万回に迫る

 市内小中学校のホームページがCMS化されてやがて1年が経過する。この1年間で62校全体のアクセス数は今日現在395万回、400万回に迫るものとなった。
  毎月30万回を超えるアクセス数、大まかに言って柏市民一人が月1回見ているといっていい数である。次年度も質・量ともに積極的な発信を期待したい。
 週1回のペースで6年半にわたり、サーバー室ブログを発行してきたが、ICTと関係のない内容も多く、読者の方々には不満だったことと思う。今後継続するかどうかは決まっていないが、心より感謝申し上げ、この307回目をもって筆者の区切りとしたい。
 
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磁界と電流

 前回は第二分野の「食物の消化」でITAOから中学校理科フラッシュ教材を紹介したが、今回は第一分野で理解がしにくいといわれる「磁界と電流」をとりあげる。ここでは教材に含まれる2枚のスライドを紹介する。1枚目は棒磁石の周りの磁界を方位磁針の向きから磁力線につなげるアニメーション、2枚目は直線電流のまわりにできる磁界のアニメーッションである。
 理科のデジタル教科書ができれば必ずや含まれる教材であろう。
   
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食物の消化

 久しぶりの中学校理科フラッシュ教材の紹介である。ITAO(ITアドバイザーオンライン)に載っているオリジナル教材は全部パワーポイントで作ってあるが、全部流すと長く感じるものである。そこでこのフラッシュ教材の中のたった一枚のスライドを利用して授業で活用するのも有効であろう。その例として「食物の消化」から酵素のはたらきを取り上げてみた。実際に折り紙をハサミで半分、半分と切っていく作業を並行するとより効果的だろう。
 
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フェイクニュース

 アメリカの大統領選挙で「フェイクニュース」が問題になった。インターネットを通じて発信されることが多い偽のニュースである。真偽の程が定かでない微妙な情報もあるという。
 このネットで拡散するフェイクニュースも情報モラルを考える入口である。前回の透明人間につながる。誰が発信者か特定されない、特定されにくいことを利用して間違った情報を流す、興味ありげな飾りを付けて流れたニュースがどんどん拡散してしまう。一度そうなったらもはや消すことは不可能である。
 大統領選挙でも多くの透明人間がいたということになろうし、韓国でパンギムン氏が大統領立候補を断念したのもフェイクニュースだったという。情報化社会の怖さを感じるニュースである。
  
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たまたま見た番組から

 2週間位前、放送大学の「情報セキュリティと倫理」という番組が目にとまった。途中からなので理解が不十分だが、情報モラルのヒントになりそうなので綴る。
 講師が大学生10人位と話し合っている。「もし透明人間になったら何がしたい」の問いに小学6年生は「人殺し、強盗、・・・」と答えたが、大学生のみんなはどうかの問いに「テストの答えを見る、友達の日記を見る、脚を引っかける・・・」
 透明人間になれる「ギュゲスの指輪」という記述がプラトンの著作に載っている。この「ギュゲスの指輪をみんなが持っていたら」というのが次の質問であった。大学生は「無法地帯になる、人が信じられなくなる、コミュニティが保てない・・・」
 ここで講師は、ギュゲスの指輪とインターネットの匿名性が似ていないかと学生に問う。自分の姿を見られることなく、情報を発信できる点は確かに似ている気がする。
 情報モラルをギュネスの指輪を使って考えるのもいかもしれないと感じた。すでに教材になっているかもしれないが・・・。
  
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次年度、ICT機器更新

 この28年度は市内小中学校のICT機器等の更新はなかったが、次年度は5年を経過した小中学校26校でリプレイスが予定されている。
 研究所ではその準備がすでに始まり、限られた予算内でいかにハードやソフトを選ぶか思案中である。 学校代表が加わる「教育の情報化推進委員会」でも今年度継続して協議され、今月下旬には3回目の開催、さらに検討が進められる。
 5年のリース契約、いつも感じるのは5年という月日の長さである。ICTにとって5年は長い、しかし62校をほぼ10校ずつ入れ替えてきたこの方式は先人の築いた優れたやり方だと実感している。それだけに導入後の一層の活用が望まれる。
 
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情報モラル授業のフォローを

 2月2日の新聞記事を見ていただけただろうか。自分の名前をネット検索したら、犯罪歴が載っていて、これを削除するよう求めた裁判で削除を認めないとの判決である。情報公開の方が優先する事例だということだ。
 ITアドバイザーが主になって情報モラルの授業を展開して数年たつが、授業後のフォローになる大きなニュースである。新聞記事等を使って事後指導に役立ててほしい。
  
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授業で大きな円グラフ

 三学期、初任者研修では10年経験者や5年経験者の授業を参観すべく、授業者の学校を会場とした研修も開かれている。他校で先輩の先生の授業をみる機会は多くはないだろうから新鮮である。また初任者に公開する10年経験者や5年経験者にしても先輩としての緊張感があろう。
 ICT機器が普通に使われる時代になった現在、授業で先輩教員が率先して利用することが求められる。先月参観した中学校道徳の授業では大きな円グラフがスクリーンに映っていた。
 
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天気の変化

 12月の情報活用研修講座でプログラミングソフトとしてスクラッチを取り上げた。考えてみれパワーポイントでもプログラミング能力の育成が゚できるのではないか。
 パワーポイントでのアニメーション、何を、いつ、どのように動かすかはまさに、プログラミングである。そんな目で、ITAOフラッシュ教材「天気の変化」をみたらどうだろうか。
       
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研修講座アンケートから

 先週は12月実施の「冬季情報活用研修講座」の様子を載せた。2日間、4コマの講座では終了時に毎回アンケートに答えていただいた。その結果からいくつかを紹介したい。

 2日間4コマの総受講数が116名だったことを報告したが、その年齢、いや経験年数分布はどうなっていただろうか。若い人が多い?ベテランが多い?いや中堅が多い?経験年数によらず、講座希望率が一定なら現在の経験年数分布と似たグラフになるだろう。

 次に講座内容は役立っただろうか。積極的に受講している先生方だから、高い評価が出そうに思う反面、物足りなさを感じる場合も予想できる。期待が大きければ、役に立たないと感じる人もでるかもしれない。
 今後はどのような講座を希望しているのだろうか、主催者側は気になる。授業か、校務か、情報モラルは、講座のレベルはもっと高くいやもっと易しく、このアンケート結果をサーバー室の隣で検討したい。     
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冬季情報活用研修講座終わる

 12月26,27日に柏第二小学校および柏中学校をお借りして講座を開いた。年末の忙しい中、2日間4コマで合計116名の先生方が受講、近年ない多数の参加となった。
 26日柏二小、ムービーメーカーとパワーポイント講座。ムービーメーカーは26名受講、操作方法を学んだ後、校舎内をスレートPCを持ち歩いて撮影、その写真や動画で作品を作った。午後のパワーポイントは16名、授業に生かせる教材作りのため5つの課題に取り組んだ。〇×クイズのハイパーリンク、英会話の録音など内容は多岐に及んだ。
 27日柏中、プログラミングとNHK for School・先生のための話しことば講座。プログラミングは33名、後半はコーダドウジョウー宮島さんの音楽、多角形、クイズ等スクラッチで授業用教材作りも行われた。午後は41名、NHK for Schoolのコンテンツ紹介「考えるカラス」おもしろい、続いて話しことば、早口言葉、順序、一文の長さ、間、等興味深かった。
 なお、教研ホームページにも本講座の記事が掲載されている。
     
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油井宇宙飛行士の話

 16日、田中中学校創立70年記念講演会で油井宇宙飛行士の講演を聞くことができた。油井さんのお子さんが通学していたことでお願いできたのだろう。今月、日本の無人宇宙船こうのとりが宇宙ステーション(ISS)に物資を届けたニュースもあった。
 講演は各新聞紙上で紹介されたので、ここでは講演後、生徒とのQ&Aをとりあげる。生徒の質問に全問即答された、丁寧さ、優しさが印象に残った。
 ・宇宙食はまずい? おいしいよ、特にカレー
 ・宇宙の外は?    137億光年の先はまだ?
 ・ロシア語で言って? 〇△〇△・・
 ・最速ロケットは?  アポロかな
 ・宇宙兄弟と同じ? 訓練中、折鶴作りが思い出に
 ・つらかったこと?  宇宙服着て船外活動訓練
 ・飛行士めざしたのは?  幼い頃故郷の川上村で見た星空
 ・ISS実験では?   膨大な準備を成功に導く、衛星放出
 ・トウモロコシを食べる? お湯の量が難しい
 ・国道16号は見える? 写真に撮れる
 ・宇宙人はいる?   いると思う、ただ交信は難しい
 ・名前の由来?    亀のようにゆっくり前へ、月のウサギより先に行ってみたい
 ・一番きれいだった? 地球、恒星もまばたきしない
 400km上空のISSはサッカー場位の大きさ、90分で地球を一周する。体育館内の写真はお礼の全校合唱事前練習時のもの、一般参加者に油井さんの写真撮影は認められなかった。
    
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理科+英語+国語の授業

 今回のタイトルからどんなことを想像するだろうか。フランダース授業分析法ならではの見方を取り上げる。1学期から2学期にかけて初任者や1年経験者の授業を15回参観する機会を得て授業分析ができた。
 授業の個々の内容にとらわれず、同じ基準で記録しているので表題のような足し算も可能である。この15人の授業を全部合わせて一つの授業とみたらどんな結果になるだろうか。
 結果のグラフ、15人の総和であり、平均像とみることもできる。
 
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校長会全体研修会に参加して

 去る1日、青少年センターで開かれた柏市小・中学校長会主催の全体研修会に参加、講演を聴くことができた。講師は「これからの学校教育と教育の情報化」という演題で文部科学省の新津勝二情報教育課情報教育振興室長であった。
 我が国の教育の現状や学習指導要領、高大接続の話の後、ICT活用に入った。児童のICT活用を指導する能力が不十分、すでに黒板とチョークの時代は終わったはずだが、まだ現実は残っているということだろう。
 国はコンピュータ1台当たりの児童数の目標を3.6人としているが、柏市は全国平均の6.3人にも及ばず9人以上である。恵まれているといわれている柏市でもまだ環境整備は道半ばだと実感した。来年度からの機器更新が一層進むことを願っている。
  
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学校HPアクセス数順調な伸び

 今年度4月から市内小中学校の学校ホームペ-ジ作成が共通の方式(CMS)になり更新作業が簡便になった。その効果が月々のアクセス数に表れている。昨年までは全小中学校の毎月のアクセス総数は20万回を超えることはなかったが、今年度は30万回を超え、2学期は40万回を超える月もでている。学校からの情報発信の意義が深く理解されてきたゆえだろう。
 気になるのは学校差だが、管理職の働きかけも重要な力である。個人情報保護に注意しながら、新着情報をその日のうちに出す学校が増えてほしい。
  
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漢方薬の話を聞いて

 先日、漢方薬の基礎的な話を聞く機会があった。筆者が「へえー!」と新鮮に感じた内容を紹介したい。
・漢方薬に使う生薬は植物、動物、鉱物、何でも含まれる
・漢方薬は複数の生薬を組み合わせる(単一じゃ使わない)
・生薬は食べ物の延長線上にある
・漢方では西洋医学的病名は不要、患者の症状で服薬する処方が決まる
・西洋医学的に同一の病名でも患者により処方が異なることがある
・西洋医学的に異なる病名の別々の患者に同一処方を使うことがある
・西洋医学的に複数の疾患をもつ患者に一つの処方で対応することがある
 何か学校における教育を考える上でヒントになりそうな考えが含まれている気がするのだがいかがだろうか。写真はドクダミ、10種の効果があり、十薬と言うそうだ。
 
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ICTメンテナンス状況

 10月末現在、市内小中学校62校が、ウチダエスコにICT関連で修理等を依頼した件数は315件に上った。件数は例年とほぼ同じ数である。必ずしも導入年度が古いから多いとはいえず、導入年度に依存しない傾向は5年以上続いている。
 プリンタのトラブルが計86件で最も多く、ハードディスク等の交換も多い、一時多かったプロジェクタは落ち着いている。「その他」に分類したトラブルが計110件となっている。
 最近目立つのは、ノートパソコンを落下させて液晶を破損する事故である。私物同様、大事に使って次の人に渡せるようにしてほしい。
 
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小学校の前身はお寺

 庁舎の近くではないが、久しぶりに筆子碑を訪ねた。
 きっかけは野田郷土博物館で「染谷亮作と川間村」という企画展が開催されていることを沼南庁舎2階郷土資料展示室にあったパンフレットで知ったからである。筆者は初めて染谷亮作という名前を聞いた。早速、野田の郷土博物館を訪ねた。
 いろいろな業績のある人物だが、一番興味を持ったのは、川間小学校を設計したことである。この川間小に統合される前の中里小学校で学んだのが亮作であった。詳細は省くが、学校の設計、その考え方は興味がつきない。
 中里生まれの亮作、学校の前は寺子屋、その満蔵寺の筆子碑を訪ねた。墓地で亮作が習ったのではないかと想像される二代目染谷岱順の墓誌に出会った(中央写真)。
    
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