サーバー室のとなりから

フェイクニュース

 アメリカの大統領選挙で「フェイクニュース」が問題になった。インターネットを通じて発信されることが多い偽のニュースである。真偽の程が定かでない微妙な情報もあるという。
 このネットで拡散するフェイクニュースも情報モラルを考える入口である。前回の透明人間につながる。誰が発信者か特定されない、特定されにくいことを利用して間違った情報を流す、興味ありげな飾りを付けて流れたニュースがどんどん拡散してしまう。一度そうなったらもはや消すことは不可能である。
 大統領選挙でも多くの透明人間がいたということになろうし、韓国でパンギムン氏が大統領立候補を断念したのもフェイクニュースだったという。情報化社会の怖さを感じるニュースである。