サーバー室のとなりから

サーバー室のとなりから発信です

天気の変化

 12月の情報活用研修講座でプログラミングソフトとしてスクラッチを取り上げた。考えてみれパワーポイントでもプログラミング能力の育成が゚できるのではないか。
 パワーポイントでのアニメーション、何を、いつ、どのように動かすかはまさに、プログラミングである。そんな目で、ITAOフラッシュ教材「天気の変化」をみたらどうだろうか。
       
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研修講座アンケートから

 先週は12月実施の「冬季情報活用研修講座」の様子を載せた。2日間、4コマの講座では終了時に毎回アンケートに答えていただいた。その結果からいくつかを紹介したい。

 2日間4コマの総受講数が116名だったことを報告したが、その年齢、いや経験年数分布はどうなっていただろうか。若い人が多い?ベテランが多い?いや中堅が多い?経験年数によらず、講座希望率が一定なら現在の経験年数分布と似たグラフになるだろう。

 次に講座内容は役立っただろうか。積極的に受講している先生方だから、高い評価が出そうに思う反面、物足りなさを感じる場合も予想できる。期待が大きければ、役に立たないと感じる人もでるかもしれない。
 今後はどのような講座を希望しているのだろうか、主催者側は気になる。授業か、校務か、情報モラルは、講座のレベルはもっと高くいやもっと易しく、このアンケート結果をサーバー室の隣で検討したい。     
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冬季情報活用研修講座終わる

 12月26,27日に柏第二小学校および柏中学校をお借りして講座を開いた。年末の忙しい中、2日間4コマで合計116名の先生方が受講、近年ない多数の参加となった。
 26日柏二小、ムービーメーカーとパワーポイント講座。ムービーメーカーは26名受講、操作方法を学んだ後、校舎内をスレートPCを持ち歩いて撮影、その写真や動画で作品を作った。午後のパワーポイントは16名、授業に生かせる教材作りのため5つの課題に取り組んだ。〇×クイズのハイパーリンク、英会話の録音など内容は多岐に及んだ。
 27日柏中、プログラミングとNHK for School・先生のための話しことば講座。プログラミングは33名、後半はコーダドウジョウー宮島さんの音楽、多角形、クイズ等スクラッチで授業用教材作りも行われた。午後は41名、NHK for Schoolのコンテンツ紹介「考えるカラス」おもしろい、続いて話しことば、早口言葉、順序、一文の長さ、間、等興味深かった。
 なお、教研ホームページにも本講座の記事が掲載されている。
     
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油井宇宙飛行士の話

 16日、田中中学校創立70年記念講演会で油井宇宙飛行士の講演を聞くことができた。油井さんのお子さんが通学していたことでお願いできたのだろう。今月、日本の無人宇宙船こうのとりが宇宙ステーション(ISS)に物資を届けたニュースもあった。
 講演は各新聞紙上で紹介されたので、ここでは講演後、生徒とのQ&Aをとりあげる。生徒の質問に全問即答された、丁寧さ、優しさが印象に残った。
 ・宇宙食はまずい? おいしいよ、特にカレー
 ・宇宙の外は?    137億光年の先はまだ?
 ・ロシア語で言って? 〇△〇△・・
 ・最速ロケットは?  アポロかな
 ・宇宙兄弟と同じ? 訓練中、折鶴作りが思い出に
 ・つらかったこと?  宇宙服着て船外活動訓練
 ・飛行士めざしたのは?  幼い頃故郷の川上村で見た星空
 ・ISS実験では?   膨大な準備を成功に導く、衛星放出
 ・トウモロコシを食べる? お湯の量が難しい
 ・国道16号は見える? 写真に撮れる
 ・宇宙人はいる?   いると思う、ただ交信は難しい
 ・名前の由来?    亀のようにゆっくり前へ、月のウサギより先に行ってみたい
 ・一番きれいだった? 地球、恒星もまばたきしない
 400km上空のISSはサッカー場位の大きさ、90分で地球を一周する。体育館内の写真はお礼の全校合唱事前練習時のもの、一般参加者に油井さんの写真撮影は認められなかった。
    
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理科+英語+国語の授業

 今回のタイトルからどんなことを想像するだろうか。フランダース授業分析法ならではの見方を取り上げる。1学期から2学期にかけて初任者や1年経験者の授業を15回参観する機会を得て授業分析ができた。
 授業の個々の内容にとらわれず、同じ基準で記録しているので表題のような足し算も可能である。この15人の授業を全部合わせて一つの授業とみたらどんな結果になるだろうか。
 結果のグラフ、15人の総和であり、平均像とみることもできる。
 
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校長会全体研修会に参加して

 去る1日、青少年センターで開かれた柏市小・中学校長会主催の全体研修会に参加、講演を聴くことができた。講師は「これからの学校教育と教育の情報化」という演題で文部科学省の新津勝二情報教育課情報教育振興室長であった。
 我が国の教育の現状や学習指導要領、高大接続の話の後、ICT活用に入った。児童のICT活用を指導する能力が不十分、すでに黒板とチョークの時代は終わったはずだが、まだ現実は残っているということだろう。
 国はコンピュータ1台当たりの児童数の目標を3.6人としているが、柏市は全国平均の6.3人にも及ばず9人以上である。恵まれているといわれている柏市でもまだ環境整備は道半ばだと実感した。来年度からの機器更新が一層進むことを願っている。
  
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学校HPアクセス数順調な伸び

 今年度4月から市内小中学校の学校ホームペ-ジ作成が共通の方式(CMS)になり更新作業が簡便になった。その効果が月々のアクセス数に表れている。昨年までは全小中学校の毎月のアクセス総数は20万回を超えることはなかったが、今年度は30万回を超え、2学期は40万回を超える月もでている。学校からの情報発信の意義が深く理解されてきたゆえだろう。
 気になるのは学校差だが、管理職の働きかけも重要な力である。個人情報保護に注意しながら、新着情報をその日のうちに出す学校が増えてほしい。
  
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漢方薬の話を聞いて

 先日、漢方薬の基礎的な話を聞く機会があった。筆者が「へえー!」と新鮮に感じた内容を紹介したい。
・漢方薬に使う生薬は植物、動物、鉱物、何でも含まれる
・漢方薬は複数の生薬を組み合わせる(単一じゃ使わない)
・生薬は食べ物の延長線上にある
・漢方では西洋医学的病名は不要、患者の症状で服薬する処方が決まる
・西洋医学的に同一の病名でも患者により処方が異なることがある
・西洋医学的に異なる病名の別々の患者に同一処方を使うことがある
・西洋医学的に複数の疾患をもつ患者に一つの処方で対応することがある
 何か学校における教育を考える上でヒントになりそうな考えが含まれている気がするのだがいかがだろうか。写真はドクダミ、10種の効果があり、十薬と言うそうだ。
 
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ICTメンテナンス状況

 10月末現在、市内小中学校62校が、ウチダエスコにICT関連で修理等を依頼した件数は315件に上った。件数は例年とほぼ同じ数である。必ずしも導入年度が古いから多いとはいえず、導入年度に依存しない傾向は5年以上続いている。
 プリンタのトラブルが計86件で最も多く、ハードディスク等の交換も多い、一時多かったプロジェクタは落ち着いている。「その他」に分類したトラブルが計110件となっている。
 最近目立つのは、ノートパソコンを落下させて液晶を破損する事故である。私物同様、大事に使って次の人に渡せるようにしてほしい。
 
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小学校の前身はお寺

 庁舎の近くではないが、久しぶりに筆子碑を訪ねた。
 きっかけは野田郷土博物館で「染谷亮作と川間村」という企画展が開催されていることを沼南庁舎2階郷土資料展示室にあったパンフレットで知ったからである。筆者は初めて染谷亮作という名前を聞いた。早速、野田の郷土博物館を訪ねた。
 いろいろな業績のある人物だが、一番興味を持ったのは、川間小学校を設計したことである。この川間小に統合される前の中里小学校で学んだのが亮作であった。詳細は省くが、学校の設計、その考え方は興味がつきない。
 中里生まれの亮作、学校の前は寺子屋、その満蔵寺の筆子碑を訪ねた。墓地で亮作が習ったのではないかと想像される二代目染谷岱順の墓誌に出会った(中央写真)。
    
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