教育研究所からのお知らせ

教育研究所からのお知らせ

平成29年度夏季情報活用研修講座始まる

 柏市立教育研究所では,今年度も先生方のICT活用の実践力向上のために情報活用研修講座を実施しています。授業活用9講座,情報モラル3講座,校務処理4講座,計16講座で構成し,次期学習指導要領を見据え,授業活用に関する講座を多く設けています。
 次期学習指導要領において,情報活用能力は,言語能力とともに子供たちに身につけるべき資質・能力となり,全教科で実施していくものととして示されています。授業での効果的なICT活用を学んだ先生方が意図をもって,授業でICTを活用している姿が2学期以降の各教室で見られるよう,先生方の研修の深まりのために教育研究所も支援してまいります。

プログラミング学習視察

 1学期も残すところ,あと1ヶ月。1学期中に市内全小学校の4年生を対象に実施してきたプログラミング学習もあと数校になりました。どの学校においても子供たちは主体的に活動に取り組む様子が見られました。今回のこの学習をきっかけにして,さらなるプログラミング学習の活用につながるように研究所も支援していきたいと思います。
 さて注目を浴びている今回のプログラミング学習ですが,これまで県内外の自治体関係者・教育委員会・企業関係者等々,多くの視察がありました。先行実施した優位性を今後の取組にも生かしていければと思います。

    

キャリアアップ研修(ハートマッスルトレーニングジム 桑原先生)

 6月3日(土)、キャリアアップ研修会が行われました。今回は、ハートマッスルトレーニングジムの桑原規歌先生を講師に迎え、「教師のためのスケジュール管理とタイムマネジメント」について、講義・演習をしていただきました。
 具体的なスケジュールの立て方を実際に体験することで、改めてスケジュール管理の大切さがわかりました。今後は、タイムマネジメント力を身につけ、仕事や時間に追われるのではなく,時間を管理し自分からコントロールしていきたいと感じました。

平成29年度第1回柏市立教育研究所運営委員会

 6月2日(金)に第1回運営委員会を開催しました。委員は校長,教頭,教務主任,研究主任,特別支援教育担当の小中学校代表者で構成されています。いずれも研究所の事業に深くかかわる先生方になります。最初に本研究所長から研究所事業計画(教職員研修・特別支援教育・情報教育・幼児教育)の基本方針と施策について話がありました。次に各担当から具体的な事業説明を行い,委員の皆様から貴重なご意見をいただきました。今後はいただいたご意見を生かしながら研究所運営を進めていき,中途の評価を受け,年度末のまとめへとつなげていきたいと思います。PDCAサイクルを確保し,重点目標である「より開かれた教育研究所~教育センター機能の強化~」の達成に向けて職員一同努めて参ります。
   

主任層育成研修会

5月30日(火)第1回主任層育成研修会が行われました。
今回は、「リーダーのストレスマネジメント~感情マネジメント~」と題して、日本リーダーズ学会の嶋津先生を講師に迎え、研修会を実施しました。
参加した受講者からは、「自分の感情は自分が意味づけしていることがよくわかった」、「感情をマネジメントするという視点が新しく、とても勉強になった」等、たくさんの感想をいただきました。今回の研修を,明日からの実践に生かしてほしいと思います。

就学説明会

教育研究所では,小学校入学を控えた就学前児の保護者を対象に,就学に関する説明会を開催しています。今年度は,5月12日(金)に開催しました。

柏市プログラミング学習についてのお知らせ

 市内全小学校の4年生を対象にプログラミング学習がスタートしました。全校,一学期中に実施予定です。実際の授業内容等を研究所ホームページで公開しています。以下の画像と同じ場所が研究所ホームページのトップ画面左部にありますので,「はじめてのプログラミングSCRATCH」をクリックしてみてください。興味のある方は,ぜひプログラミングを体験してはいかがでしょうか。

   

指導主事研修会

 5月26日(金)に柏市教委指導主事対象の研修会がありました。研修テーマを「研修の活性化を目指した支援のしかた」とし,講師には甲南女子大学大学院教授 村川雅弘先生をお迎えしました。村川先生のアドバイスのもと,要請訪問と集合研修それぞれの課題等について,グループで付箋トークを行い,参加者で共有しました。村川先生がこれまで実践してきた多くのワークショップ事例から,その効果について理解を深めました。学校や先生方の力となる指導主事となるよう,今後も学び続けていく所存です。

   

2年経験者研修

 5月24日(水)に第1回の2年経験者研修が開かれました。講師に千葉大学教授 土田雄一先生をお迎えして,「学級に生かす人間関係づくり」について学びました。実際に教室でつかえる演習を体験して,受講生の先生方は「明日からぜひ実践したい」と意欲を見せていました。
 後半は,昨年度2年経験者研修を受講した豊小学校の白井修造先生と風早中学校の白井亮子先生に昨年度の実践を発表してもらいました。1年間の研究の流れがよくわかる発表で受講者から大変好評でした。
  

第1回中学校社会科副読本編集会議

 5月19日(金)沼南庁舎ICT推進室にて中学校社会科の副読本編集会議を行いました。副読本はその名のとおり,教科書の補助的な意味合いとなります。内容としては,柏市に関する地理・歴史・公民で構成されています。実際授業で副読本を使用している先生方を編集委員として行うのは2年に1回となります。
 ここ2年間のうちに柏市の様相も大きく変わりました。地理・公民分野では,統計データや写真等を最新のものに更新していくことになります。また歴史分野においても,自分たちの住む柏市の変遷を知ることも大切なことですので,教科書と比較しながら,資料等の見直しを図っていきます。
 年4回の編集会議を通して,より活用される副読本になるように委員の皆さんと取材や資料収集をしていきますので,完成を心待ちにしていてください。
                        

プログラミング授業開始

 5月9日(火)より小学校4年生を対象としたプログラミング学習が始まりました。柏市には授業でのICT活用を推進するためにIT教育支援アドバイザーが8名おり,授業支援をしています。今回のプログラミング学習も担任の先生とIT教育支援アドバイザーが指導や支援場面を分担し,授業を行っていきます。
 2020年には小学校でプログラミング学習が必修化されます。柏市は先を見据え,昨年度から協力校で検証を進め,今回の授業内容や授業展開を考えてきました。実際蓋をあけ,授業での子供たちの様子を見ますと,多くの子が喜々として活動していました。まずはプログラミングとは何かというところから入り,今後は教科等での活用を実施していくことになります。
 柏市全小学校で先行実施するということで県や他市からの参観希望も多いです。また,メディア等での取り上げられることも少なくありません。いろいろなご意見を伺いながらよりよい教育活動になるように研究所も支援していきます。
 

キャリアアップ研修(上越教育大 赤坂先生)

 5月13日(土),第2回キャリアアップ研修会を行いました。今回は、上越教育大学の赤坂先生を講師に迎え,「学級づくりの極意」と題して,ご講演いただきました。
 今後向かっていく学びの方向性や,学級経営の重要性,子どもとの関わり方等,幅広い内容でしたが,赤坂先生の軽快なトークに引き込まれ,あっと言う間の2時間でした。

平成29年度第1回情報教育担当者会議


 5月11日(木)市内各学校の情報教育担当者等が集い,会議を行いました。第1部で,柏市の教育の情報化への多様な取組を教育委員会事務局から伝え,参加者で共有しました。各学校においてもこれらの取組が積極的に行われていくと思います。第2部では市内中学校区で班を作り,各学校での情報モラルやリテラシーの実際の取組を伝え,中学校区での課題や今後について協議しました。「タイピングの時間を設定していきたい」「情報モラルについては家庭と連携して取り組んでいきたい」等,具体的な意見が挙げられていました。各学校の情報担当者が取組を共有し,各中学校区,そして柏市全体へと広がり,教育の情報化がさらに推進していければと思います。

  

平成29年度第1回教育の情報化推進委員会


 5月9日(火)に今年度最初の「教育の情報化推進委員会」を開催しました。委員は校長代表,教頭代表,市内小中高の教職員,そして柏市教育委員会事務局で組織されています。それぞれの立場で忌憚のない意見を出し合い,柏市の教育の情報化計画の方向性を検討していきます。特に情報環境整備は子供たちの学習にダイレクトに影響を与える事項ですので,今後の国の動向を注視しながら,学校現場の声を大切に運営していければと思います。
   
    

百科事典・オンライン百科事典を活用した授業


 先日田中北小学校において,ポプラ社の方を講師に迎え,4年生を対象にした調べ学習の授業が行われました。この授業のねらいは,目的に応じて調べるツールを子供たち自らが選択し,より有効に活用できる力を身に付けることです。
 まず最初に百科事典の基本的な調べ方や見開きの構成を理解し,続いてインターネットを使用したオンライン百科事典での調べ学習へと展開していきました。子供たちは学習を通して,「百科事典は信用性が高く,編集者などの確認者がいる」,「オンライン百科事典は情報が新しく,音声や動画もある」ということを学んでいました。

                 

新任教頭研修

 4月26日(水),第1回新任教頭研修が行われました。今年度は,17名の教頭先生が参加しています。
 まず初めに,酒井根西小学校の荻村校長から「これからの管理職に求めるもの」と題して,教頭としての役割や気をつけることをお話していただいた後,保健課・教職員課・学校財務室・学校施設課から,学校運営上の連絡がありました。
 朝から一日がかりの研修で,内容も盛りだくさんでしたが,本日の研修を学校現場で生かしていただければと思います。

新任校長研修

 4月25日(火),第1回新任校長研修が行われました。今年度は,13名の新任の校長が参加しています。
 今回の研修では,「新任校長に期待すること」と題して教育長からお話していただいた後,杉橋教育専門アドバイザーから,学校経営ビジョンの実現に向けて,具体的な話があり,充実した研修会となりました。

キャリアアップ研修(東大 市川教授)

 4月22日(土),第1回柏市キャリアアップ研修が行われました。今回は,東京大学の市川伸一教授をお招きし,「新教育課程における授業の方向性 ~教えて考えさせる授業を軸に~」と題して,ご講義いただきました。
 新学習指導要領の改訂のポイントや「教えて考えさせる授業」の実践事例を紹介していただき,とても充実した研修会になりました。
 市川先生には,第4回の中堅教諭等資質向上研修でもご講義いただきます。

講師のためのキャリアアップ研修

 4月17日(月)に「講師のためのキャリアアップ研修」が行われました。
 講師の先生は,初任者指導アドバイザーとして全国で講演されている野中信行先生です。今回は,【学級づくり講座】・【授業づくり講座】・【模擬授業講座】の3講座を体験し,教員としての基礎基本を教えていただきました。
 参加した先生からは,「今まで研修する機会がなかったので、とても勉強になりました」というような声を多数いただきました。
 早速,明日からの学級経営や授業実践に生かしてほしいと思います。

初任者指導教員研修会

 4月7日(金),第1回初任者指導教員研修会が行われました。
 今年度の柏市の新規採用者は,小学校67名・中学校27名います。その新規採用者の指導に当たるのが,初任者指導の先生方です。
 今回の研修では,初任者研修の進め方を,昨年度まで初任者指導をされていた先生方からご指導いただく形で進めました。今年度から初任者指導教員になられた先生から「研修の進め方がよくわかった」,「同じグループの先生に詳しく教えていただいてとても参考になった」という声が聞かれました。
 今後とも,新規採用者へのご指導,よろしくお願いします。