教育研究所からのお知らせ

2017年5月の記事一覧

柏市プログラミング学習についてのお知らせ

 市内全小学校の4年生を対象にプログラミング学習がスタートしました。全校,一学期中に実施予定です。実際の授業内容等を研究所ホームページで公開しています。以下の画像と同じ場所が研究所ホームページのトップ画面左部にありますので,「はじめてのプログラミングSCRATCH」をクリックしてみてください。興味のある方は,ぜひプログラミングを体験してはいかがでしょうか。

   

指導主事研修会

 5月26日(金)に柏市教委指導主事対象の研修会がありました。研修テーマを「研修の活性化を目指した支援のしかた」とし,講師には甲南女子大学大学院教授 村川雅弘先生をお迎えしました。村川先生のアドバイスのもと,要請訪問と集合研修それぞれの課題等について,グループで付箋トークを行い,参加者で共有しました。村川先生がこれまで実践してきた多くのワークショップ事例から,その効果について理解を深めました。学校や先生方の力となる指導主事となるよう,今後も学び続けていく所存です。

   

2年経験者研修

 5月24日(水)に第1回の2年経験者研修が開かれました。講師に千葉大学教授 土田雄一先生をお迎えして,「学級に生かす人間関係づくり」について学びました。実際に教室でつかえる演習を体験して,受講生の先生方は「明日からぜひ実践したい」と意欲を見せていました。
 後半は,昨年度2年経験者研修を受講した豊小学校の白井修造先生と風早中学校の白井亮子先生に昨年度の実践を発表してもらいました。1年間の研究の流れがよくわかる発表で受講者から大変好評でした。
  

第1回中学校社会科副読本編集会議

 5月19日(金)沼南庁舎ICT推進室にて中学校社会科の副読本編集会議を行いました。副読本はその名のとおり,教科書の補助的な意味合いとなります。内容としては,柏市に関する地理・歴史・公民で構成されています。実際授業で副読本を使用している先生方を編集委員として行うのは2年に1回となります。
 ここ2年間のうちに柏市の様相も大きく変わりました。地理・公民分野では,統計データや写真等を最新のものに更新していくことになります。また歴史分野においても,自分たちの住む柏市の変遷を知ることも大切なことですので,教科書と比較しながら,資料等の見直しを図っていきます。
 年4回の編集会議を通して,より活用される副読本になるように委員の皆さんと取材や資料収集をしていきますので,完成を心待ちにしていてください。
                        

プログラミング授業開始

 5月9日(火)より小学校4年生を対象としたプログラミング学習が始まりました。柏市には授業でのICT活用を推進するためにIT教育支援アドバイザーが8名おり,授業支援をしています。今回のプログラミング学習も担任の先生とIT教育支援アドバイザーが指導や支援場面を分担し,授業を行っていきます。
 2020年には小学校でプログラミング学習が必修化されます。柏市は先を見据え,昨年度から協力校で検証を進め,今回の授業内容や授業展開を考えてきました。実際蓋をあけ,授業での子供たちの様子を見ますと,多くの子が喜々として活動していました。まずはプログラミングとは何かというところから入り,今後は教科等での活用を実施していくことになります。
 柏市全小学校で先行実施するということで県や他市からの参観希望も多いです。また,メディア等での取り上げられることも少なくありません。いろいろなご意見を伺いながらよりよい教育活動になるように研究所も支援していきます。