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教育研究所からのお知らせ
2018年7月の記事一覧
富山市教育委員行政視察
7月9日(月),柏市立旭小学校を会場にして,富山市教育委員の行政視察がありました。はじめに柏市がIT教育支援アドバイザーの授業支援として実施している小学4年生の「はじめてのプログラミング」の授業を参観していただきました。富山市はICT支援員と連携した授業を構想の一つとしているということで,参観を通して,具体的な様子を知ることができたようです。
授業参観後,「柏市のプログラミング教育の取組と今後の展開」「ICT環境整備」について,こちらから説明し,質疑応答の時間をとりました。富山市からは人的配置や授業をパッケージ化するまでの過程について,多くの質問があり,有意義な情報交換となりました。
先週から視察が続きましたが,どの自治体も新学習指導要領で求められている教育を実現するために,準備を進めていることが実感できました。教育研究所としましても,これからの子供たちに必要とされる「情報活用能力」の育成に貢献すべく,ICT環境整備や授業でのICT活用の推進を図っていきたいと思います。
群馬県榛東村議会視察研修
7月6日(金),群馬県榛東村議会視察研修がありました。はじめに,沼南庁舎にて,柏市の「ICT環境整備」「授業でのICT活用の様子」について,説明しました。榛東村では村内の学校のICT化を進めていくとのことで,本市の整備方針や取組を熱心に聞かれていました。
次に,柏市立大津ケ丘中学校に移動し,IT教育支援アドバイザーの授業支援の様子を参観していただきました。情報モラルに関する授業でしたが,授業でのICT活用にはIT教育支援アドバイザーの支援は不可欠であると感想を述べていました。
柏市としましても,ICT活用の推進とICT環境整備は両輪ととらえ,必要な措置を講じて参ります。
大阪狭山市行政視察
6月29日(金),柏市のプログラミング教育について,大阪狭山市より行政視察がありました。平成32年度に全面実施となる小学校学習指導要領ですが,新たにプログラミング教育が必修化となります。各自治体はその準備を進めていかなければなりませんが,柏市は昨年度からプログラミング教育を先行実施していますので,今回のような視察の問い合わせは多くなっています。
国や他自治体の動向も注視し,情報交換をしながら,柏市のプログラミング教育のスタンダード化に向けて,教育研究所も調査研究をしていきます。
第1回プログラミング教育研究委員会
7月2日(月)沼南庁舎ICT推進室にて,プログラミング教育研究委員会を開催しました。全3回の委員会となりますが,今回は初回ということで,今年度の取組について共有を図りました。本委員会の趣旨ですが,「プログラミング教育について,柏市のスタンダード化」を目指すことにあります。
具体的な活動としましては,教科等でプログラミング教育を取り入れた授業を実践し,パッケージ化していきます。今年度の取組は何らかの形でまとめていきますので,各学校が教育課程を計画する際に,参考になる活動になるように努めて参ります。
教育の情報化管理職研修会
6月28日(木)定例教頭会後に「教育の情報化管理職研修会」を実施しました。「PC等の修繕費」「委員会公用USBの貸与」についてお伝えしました。修繕費については,学校でのICT活用が進んでいる状況とも言えますが,限りなくゼロに近づけなければなりません。ちょっとした意識付けで,削減できることですので,具体的な事例を示し,御理解いただきました。「委員会公用USBの貸与」は,大切な情報や教職員を守ることにつながり,セキリュティ対策の1つであるとお伝えしました。今後も利便性との兼ね合いを考えて,セキュリティ強化に努めて参ります。