教育研究所からのお知らせ

2018年10月の記事一覧

柏市幼児教育振興審議会

10月12日(金)に平成30年度柏市幼児教育振興審議会を開催致しました。
教育研究所における幼児教育関係の取組について報告し,幼保こ小の接続の在り方と今後の共同研究の在り方について,委員の皆様から御意見をいただきました。様々なお立場からの貴重な御意見をもとに,今後の柏市全体の幼児教育の推進に努めていきたいと思います。
 

Te-Comp@ss中学校調査書作成研修会


 10月17日(水)に柏市立大津ケ丘中学校にて,市内各中学校の進路指導担当の先生方を対象に,Te-Comp@ssによる調査書作成についての研修会を実施しました。今年度新たな機能が加わり,誤記載等の事故防止に向けて,改善をしています。まだ不十分な部分もありますが,学校現場の声を聞きながら,事故防止と使いやすさを追求し,先生方の負担軽減につなげていけばと思います。
 この後,進路指導が本格的になってくると思いますが,調査書作成のTe-Comp@ssに関する問い合わせは,教育研究所・もしくはTe-Comp@ssコールセンターまでお願いします。

柏市プログラミング教育研究委員による実証授業


 1学期に発足した柏市プログラミング研究委員会ですが,2学期はこれまで検討を重ねてきた授業案について,研究委員の先生方に実証をしていただきます。今月は柏市立柏第二小学校と柏市立柏第六小学校で実証授業を行いました。
 柏第二小では,分数の通分の学習時に,既習事項の公倍数についてのプログラムを活用する内容で展開し,柏第六小では,同じく既習事項についてのクイズをプログラミングで作成し,交流活動を行う内容で展開しました。どちらの実証もプログラミング教育と教科の目標との関連を考え実証したものですが,さらに検討を重ね,先生方へ例示できるように整理していこうと思います。

 

和歌山県教育委員会の訪問


 10月11日(木)に,和歌山県教育庁学校教育局長をはじめ,5名の方が来庁しました。今回は,和歌山県教育委員会が小中高校全ての校種で取り組むプログラミング教育と情報活用能力の育成について,本市の柏市情報リテラシーカリキュラムを参考にしたいという依頼を受け,訪問となりました。教育研究所でも,現在,新学習指導要領の3つの柱と情報活用能力を関連づけたカリキュラムの作成に取り組んでいます。私どもとしましても,和歌山県教育委員会が計画しているカリキュラムの中で「集中的に力をつける」部分と「1年を通じて力をつける」部分とが整理されている点が,大変参考になりました。
 各自治体では新学習指導要領の実施に向けて,様々な準備を進めています。今回のような情報交換の機会を大切にし,柏市としても着実に準備を整えていきたいと思います。

平成30年度第2回教育の情報化管理職研修会


 9月27日,各校の情報管理者である教頭先生を対象に,今年度2回目の「教育の情報化管理職研修会」を実施しました。
 最初に今年度8月末日現在の教育用パーソナルコンピュータの事故故障について,既に予算オーバーの危機的状況であることを説明しました。各校におかれましては,パーソナルコンピュータがリース品であり,その扱いに留意することは周知されていると思いますが,さらなる教員の意識改革と共に,日常的な取り扱いや保管管理状況等の具体的な対応をお願いしたところです。
 次に情報セキュリティに関することについて,再度チェックリスト等の資料を活用した伝達および研修の機会をもつよう話しました。教職員一人一人が意識を高め,事故の未然防止に努めてもらえればと思います。