教育研究所からのお知らせ

2016年5月の記事一覧

第2回新任教務主任研修会

 26日午後、沼南庁舎5階で22名が出席し、「教育課程と法規」および「カリキュラムマネジメントの発想に立った教育課程経営」の二本立てで行われました。
 前半は、内田教育研究所長から教職員必携を開きながら、教育基本法や学校教育法、地教行法、教特法(免許法)等の具体的条文に触れました。初めて目にした先生方もいました。国、県、柏市が制定した教育振興計画や管理規則にも話は及びました。
 後半は、岐阜大学大学院田村知子准教授の講義と演習で進められました。目標設定と手段がカリキュラムマネジメントの中核であること、PDCAはCAP----D---で回すこと、カリキュラムマネジメントという研究用語は平成10年に生まれた新語であること、国が論点整理で述べているように今が第三の教育改革の時期であることなど教務主任の力量アップに欠かせない内容でした。カリキュラム一覧表が作れるといいですね。 

   
  

第2回初任者研修会

 柏市は中核市なので、柏市独自で教職員研修を実施しております。今日は、柏市で行う初めての初任者研修を沼南庁舎で開催しました。午前・午後ともに、アクティブ・ラーニングを体験しながら、これからの教員生活に大切なことを学びました。 
 午前中は信州大学の青木准教授から「授業」と「学級経営」の実践的な課題対応についてお話ししていただきました。「わかる授業」では、分かる、判る、解かるの三つが記憶に残ったという感想がありました。学級経営では危険(リスク)と危機(クライシス)への対応が主要なテーマで、グループでの検討が行われました。ワールドカフェ方式も新鮮に映ったことでしょう。日々の授業に生かしてほしいスタイルの一つです。
 午後は山本学校教育部長と内田研究所長から初任者への期待や身分と服務の話がありました。最後は「接遇の基本」と題してNOMA総研の中島彩花さんからお話がありました。企業でも学校でも挨拶や電話の応対は、相手を尊重することが基本とのことでした。今日の内容から一つでも明日からの実践に活かせることを期待しています。
   
                        

第1回10年経験者研修会

  17日午後、46名の先生方が沼南庁舎に集まり、今年度初めての10年経験者研修を行いました。
 まず、開講式では、内田研究所長から人材育成指針の話がありました。続いて、各自が作成した「学校経営方針と自分の実践」の報告書を3~4人組に分かれて20分程見合い、互いのよさをシェアリングしました。
 その後、杉橋教育専門アドバイザーが同報告書の主題に沿い、組織体として学校が機能するためには、その基盤となる教育課程(カリキュラム)の重要性について話がありました。その内容を受けて、今後の実践の展望について再びグループで30分位話し合いました。
 この研修のゴール、8回目に教育実践記録の発表ができる今後の取組の展望が開けたでしょうか。             
    

社会科副読本編集委員会

 13日に,社会科副読本編集委員会が,沼南庁舎4階ICT推進室で行われました。

 今年度は,小学校版社会科副読本「わたしたちの柏」の編集の年になるため,小学校の代表の先生方に集まっていただき,グラフや写真の見直し等の作業をしていただきました。次回は,実際に取材に行き,編集作業をしていただく予定になっています。児童にとってわかりやすく,そして楽しく地域学習ができるよう,平成29年度版「わたしたちの柏」を編集していきたいと思います。


【「わたしたちの柏」の歴史】

最初は,昭和43年3月31日に発行されています。昭和43年度版を見てみると,当時の学校数(小学校11校・中学校6校)や駅前の様子など,とても参考になる資料がたくさん掲載されていました。研究所では,昭和43年度版から,平成28年度版まで保管していますので,興味のある方は,研究所までお立ち寄りください。(ただし一部欠けている年度があります)

第1回5年経験者研修会

  13日、10時から青少年センターで、柏市内小中学校の教職員70名が集まって『5年経験者研修』が行われました。午前中は「アクティブラーニングの視点に立った授業改善」をテーマに、全員が2つに分かれて社会科と理科のジグソー法を使った授業を体験し、その後東京大学白水教授から講義がありました。
  午後は「ひとりひとりの学ぶ力を引き出し見取る授業のデザイン」をテーマに子どもの評価をどうすればよいかを学びます。講師は午前に引き続き、東京大学特任助教の斉藤萌木先生と飯窪真也先生です。今後、ジグソー法を使った授業実践も楽しみです。