教育研究所からのお知らせ

教育研究所からのお知らせ

新任校長研修(第1回)

令和6年4月24日(水)新任校長研修(第1回)を開催しました。

講話『新任校長に期待すること』
  教育長 田牧 徹

講義・協議『学校のリスクマネジメントの展開』
  教職員課

講義・協議『新しい時代の教職員集団の在り方』
  こども部こども相談センター

協議『学校ビジョンの実現に向けた取組に係る協議』
  教育研究所

 事例をもとに,自校のリスクマネジメントの現状や,危機の発生要因・背景について学びました。
 また,集団のリーダーとして「心理的安全性」を高める方法を学びました。

  

第57回 柏市教職員教育実践記録 表彰式

第57回柏市教職員教育実践記録の表彰式を令和6年2月14日(水)に沼南庁舎にて行いました。

今年度は,43編の応募がありました。
中堅教諭等資質向上研修の一環としての応募がおよそ7割を占めております。
その他にも,5年目の若手からベテラン,そして管理職と,幅広い世代から応募いただきました。 

表彰式は特選受賞者が教育長から賞状を授与されました。
後半は,特選受賞者による代表発表をオンライン配信で行いました。

  

初任者研修(第12回)

 令和6年2月7日(水)初任者研修(第12回)を開催しました。

 講義・演習:『学び続ける教職員として』
        川村学園女子大学教授 田中 聡

 講義・演習:『児童生徒理解⑦子供の成長をつなぐ引継ぎ・連携の在り方』
        教育研究所

 演習:『1年間の振り返りと次年度の展望』
     教育研究所

 講話:『令和5年度 柏市初任者研修 閉講式』
     教育研究所長

 今回の研修をもって1年目の校外研修が全て終了となります。この1年間で得た学びを生かし,今後の教育活動に努めましょう。また,組織の一員としての役割を自覚し,自主・自立的な学級・教科経営力の向上を目指していきましょう。

 

 受講者からは,「やりがいを感じたことを増やせるように,今年度実践できなかったことを見直し,教員としてさらに成長したいと思いました。」「今年度研修で学んだこと,実践したその結果などから,自信の強みや弱みを認識し,次年度に向けてさらに成長していきたいと感じました。」等の声がありました。

中堅教諭等資質向上研修Ⅰ 教育実践記録発表会

 令和6年1月31日(水),2月1日(木),2日(金)中堅教諭等資質向上研修Ⅰ教育実践記録発表会を開催しました。

 ・教育実践記録発表会

 ・閉講式

 中堅教諭等資質向上研修Ⅰの最後の校外研修は,自己の取り組んだ教育実践についての概要,成果,課題等について発表しました。また,発表内容について協議を行い,自己の教育課題から学校の教育課題へと視野を広げました。引き続き教育課題解決に向けて主体的に取り組み,実践的指導力の向上を図りましょう。

  

3年目研修 教育実践記録発表会

 令和6年1月25日(木)・26日(金)3年目研修 教育実践記録発表会を開催しました。

 3年目研修の最後の校外研修は,自己の取り組んだ教育実践についての概要,成果,課題等について発表しました。
 また,発表内容について協議を行い,学びを深めました。引き続き自己の教育課題解決に向けて主体的に取り組み,実践的指導力の向上を図りましょう。

 今回の研修をもって初任者研修が全て終了となります。この3年間で得た学びを生かし,学校を運営する一員としての意識を持ち,教育活動に努めましょう。

 

 

新任校長・新任教頭合同研修

令和6年1月24日(水)新任校長研修,新任教頭研修を合同で開催しました。

発表:校長『自校の共有ビジョンに基づく協働体制の評価』
   教頭『カリキュラムの編成・実施のための条件整備・人材育成への評価』
 
講義:『自己の経営行動の振り返りと次年度への見通し』
   学校経営アドバイザー 木岡 一明

発表では自分の行動を言語化し,互いに質疑し合って行動を振り返りました。
講義ではビジョン展開シートを通して,学校経営を見通すことや,この一年の成果をどう見取るのかについての視点を改めてお話いただきました。

 

受講者からは,「研修で学んだ理論と実践の往還を意識していきたい。」「否定的なことだけではなく,肯定的な部分を意識することも大事だと感じました。」等の声がありました。

新任講師研修(第3回)

令和6年1月19日(金)新任講師研修(第3回)を開催しました。

 演習:『授業力・生徒指導力向上と自己の課題解決』
    教育研究所

 閉講式・講話:『未来ある先生方へ期待すること』
        教育研究所長

 『授業力・生徒指導力向上と自己の課題解決』では,マンダラチャートを活用して自身のこれまでの実践を振り返るとともに自己の課題を見出しました。また,それぞれの課題の改善策についてグループで意見を出し合いました。自己の状況を客観的に把握し,今後の教育活動における見通しを持つ時間となりました。

 

新任教務主任研修(第2回)

令和5年11月24日(金)新任教務主任研修(第2回)を開催しました。

   協議:『教育課程を評価する』
       教育研究所

講義・協議:『教育課程の改善方法を見つける視点』
      教育研究所,教職員課

  閉講式:教育研究所

グループ協議を通して,学校のリーダーとして求められる応用力を養うポイントをつかみました。
また,様々な創意工夫例をもとに,学び方改革や働き方改革について学びました。

 

受講者からは,「今までにない視点での評価方法を学ぶことができました。」「それぞれの学校で事情は違いますが,実態を把握した上で,職場の先生方と知恵を合わせて学校をより良くしていきたいと思います。」「授業時数の見直し,行事の精選,働き方改革を勇気をもって変えていこうと思いました。」等の声がありました。

柏市幼児教育共同実践研究報告会及び柏市小学校スタートカリキュラム研修

 令和5年11月22日(水)柏市幼児教育共同実践研究報告会及び柏市小学校スタートカリキュラム研修を合同開催し,柏市内の幼稚園・保育園・こども園と小学校の多くの先生が参加されました。

 グループ協議:幼保こ園による実践発表・質疑応答・意見交換

     講評:聖徳大学 河合 優子 教授

  講義・演習:『自校のスタートカリキュラムの発展~年間を通して幼児教育の成果をつなぐ~』
        ※小学校対象の研修。園は希望制で参加。

 グループ協議では,各園の実践報告から見取ったことを付箋や模造紙に書くことに取り組みました。そこから育っている子どもの姿や保育者の関わり方,乳幼児から小学校までの育ちの連続性について考えました。

 河合教授の講評では,地域の幼児教育と小学校教育の関係者が園種校種,また立場を越えて連携することの大切さを学びました。

 『自校のスタートカリキュラムの発展』では,いくつかの小学校の実践例を聞いて,スタートカリキュラムの改善に向けて話し合いました。

 引き続き相互理解を深め,自校の活動を捉え直し,幼保こ園から小学校への円滑な接続に向けた取組を行っていきます。

  

初任者研修(第11回)

令和5年11月8日(水)初任者研修(第11回)を開催しました。

講義・演習:『児童生徒理解⑥子供の強みをいかす授業づくり~特別支援教育の視点から~』
      児童生徒課

講義・演習:『学級経営⑤学級経営の改善』
      教育研究所

講義・演習:『学習指導⑦子供の姿から考える授業改善』
       教育研究所

1つ目の講義では,特別支援教育に関する支援のポイントやつまずきの背景を学びました。
2つ目の講義では,学級経営の改善に向けて,教育観について話し合いながら考えを深めていきました。
3つ目の講義では,主体的・対話的で深い学びについて振り返り,授業改善に向けた話し合いを行いました。

受講者からは,「惹きつけるための演出や,視覚的な支援も行い,スタートラインを揃えた授業を展開していきたいと思います。」「日々学び続けることで知識を身につけ,視点の転換を意識して児童と接することを大切にしていきたいと思いました。」「振り返りをすることで,学んだことを自覚し,次の学びにも繋がるとても意義のあることだと学びました。」等の声がありました。

初任者研修(第10回)

令和5年10月4日(水)初任者研修(第10回)を開催しました。

講義・演習:『健康教育の推進』
      学校教育課

講義・演習:『食育の推進』
      学校給食課

講義・演習:『児童生徒理解④~子どもの人権と学びの保障~』
       児童生徒課

講義・演習:『児童生徒理解⑤~教育相談の基本~』
      スクールカウンセラースーパーバイザー 髙井 千鶴

保健教育の在り方や,給食時間の実践的な指導例について学びました。
また,様々なケースを用いて,児童生徒の権利侵害から見る人権課題や,子どもへの関わり方について演習を行いました。

 

受講者からは,「小学校のうちから給食の時間や栄養士と協力して食の大切さを伝えていきたいです。」「こども食堂や教育支援センター,SSWやSCなどの外部機関を活用していきたい。」「困っている生徒の心に寄り添い安心感を与えることを心掛けたい。」等の声がありました。

初任者研修(第9回)

令和5年8月28日(月)初任者研修(第9回)を開催しました。

講義・演習:『チーム学校を支える協力体制づくり~コミュニティ・スクールの在り方を通して~』
      学校教育課

講義・演習:『学級経営④学級経営の評価』
      教育研究所

講義・演習:『児童生徒理解③保護者との関係づくり』
       麗澤大学 教職センター 客員教授 鍵山 智子

講義・演習:『教育資源の利活用~学校図書館を活用した授業を通して~』
      指導課

地域と学校の効果的な連携・協働体制の構築に関することや,保護者との関わり方,学校図書館の効果的な活用方法について学びました。
また,1学期の成果と課題を整理し,2学期以降の実践への見通しを持ちました。

 

受講者からは,「地域を積極的に知っていくことを大切にしたいと思いました。」「構成的グループエンカウンターのワークは,教師が意図を持って行うことによって,子どもたちに伝えたいことを伝えられるいい機会になると感じた。」「保護者との信頼関係を築くために大切なことを学びました。」「調べ学習の際,ICTと本を分けて考えるのではなく,その時にあった調べ方で情報を収集できるようにしたい。」等の声がありました。

中堅教諭等資質向上研修Ⅰ

令和5年8月25日(金)中堅教諭等資質向上研修Ⅰを開催しました。

講義・演習:『学校の力を高めるミドルへの期待1』
      千葉大学 名誉教授 天笠 茂

講義・演習:『学校の力を高めるミドルへの期待2』
      千葉大学 名誉教授 天笠 茂

講義・演習:『教育実践記録の中間報告』
       教育研究所

ミドルリーダーとしてのカリキュラム・マネジメントの在り方や側面について学びました。

 

受講者からは,「他校の話を聞くことで教育課程を編成し直すきっかけになるので意見交換が出来て良かったです。」「評価方法について,自分の考えになかった新たな視点での評価方法を得ることができました。」等の声がありました。

管理職研修(2年目校長,新任校長,新任教頭,新任教務主任)

令和5年8月23日(水),24日(木)
管理職研修(新任校長,2年目校長,新任教頭,新任教務主任)を開催しました。

【2年目校長研修】
発表・協議:『共有ビジョンを具現化する方策』
      教育研究所
講義・演習:『ビジョンの協働的な構築と組織体制の円滑化』
       学校経営コンサルタント 木岡 一明

【新任校長研修】
発表・協議:『アクションリサーチから捉える成果と課題』
      教育研究所
講義・演習:『具体的手立てを評価・診断する思考と方策』
      学校経営コンサルタント 木岡 一明

【新任教頭研修】
発表・協議:『アクションリサーチを活用した実践の成果と課題』
       教育研究所
講義・演習:『具体的手立てを評価・診断する思考と方策』
      学校経営コンサルタント 木岡 一明

【新任教務主任研修】
発表・協議:『教育課程の意義と編成手順』
       教育研究所
講義・協議:『カリキュラム・マネジメントの意義と教務主任の役割』
      教育研究所

元名城大学教授の木岡一明先生を講師にお招きし,講義及び協議を行いました。

受講者からは,「校長として,自校の実態に合った学校教育目標や重点目標を作るにあたり,どのような方法で,どのような視点で進めていくか参考となる考えを聞くことができました。」「他校の校長先生方の実践や取り組みは,自身の振り返りに役立ちます。」「目標申告やビジョン展開シートに立ち返りながら日々の業務に取り組んでいきたいと思います。」「カリキュラムマネジメントを『見える化』することで,地域や保護者の信頼に繋がる重要性を知ることができました。」等の声がありました。

初任者研修(第8回)

令和5年8月18日(金)初任者研修(第8回)を開催しました。

講義・演習:『学習指導⑥~単元づくりの実際~』
      教育研究所,指導課

講義・演習:『指導計画から考える総合的な学習の時間』
       指導課

講義・演習:『学級経営③~学級経営の充実~』
      教育研究所

小学校は学年ごと,中学校は教科ごとに分かれて,単元づくりのポイントついて学びました。
総合的な学習の時間の探求的な見方,考え方について学びました。
自治的な学級力や多様性を認め合う学級づくりについて学びました。

 

受講者からは,「実際に単元作りをすることで,単元の最終目的を意識して授業をすることの大切さがわかりました。」「総合的な学習の時間は,課題を発見・設定して行う探求的な学習であることを理解しました。」「生徒の自発性を養うために,生徒を自立させる場を設定したり,生徒に振り返りをさせる場を設定させたりすることが大切だと学びました。」等の声がありました。

初任者研修(第7回)

令和5年8月17日(木)初任者研修(第7回)を開催しました。

講義・演習:『学習指導⑤~授業の見とり方と改善の視点~』
      教育研究所

講義・演習:『情報モラル・セキュリティ』
       指導課

講義・演習:『情報活用能力の育成』
      指導課

講義・演習:『ICT機器活用』
      指導課

授業を参観する際の視野を広げ,授業改善につなげるポイントについて学びました。
また,情報機器を使用するうえでの注意点や,効果的な活用方法について学びました。

  

受講者からは,「明確な視点を持ったうえで授業を参観することで,自身の授業力向上にもつながることを学びました。」「教育の為に様々な機器やコンテンツがあることを知ることができました。活動に応じて効果的なコンテンツを選択できるよう研究していきたいです。」等の声がありました。

夏季研修講座(1) ~ (13)

7月26日~8月3日 夏季研修講座を開催しました。
また,8月17日より教材市場にて動画配信を実施しています。
柏市の教職員にとって,充実した学びの機会になることを期待しております。

夏季研修講座(1)『ゲートキーパーの役割 ~大切な子供と仲間を守るために~』
  メンタルレスキュー協会 副理事長 小野田 奈美

夏季研修講座(2)『特別な教科「道徳」の実際 初級編』
  麗澤大学 客員教授 広中 忠昭

夏季研修講座(3)『コーチングの方法と実際』
  and Cs 代表 藤田 潮

夏季研修講座(4)『チームの力を引き出すファシリテーション』
  拓殖大学 准教授 石川 一喜

夏季研修講座(5)『個別最適な学びと協働的な学びを支える1人1台端末の活用』
  山梨大学 准教授 三井 一希

夏季研修講座(6)『虐待、引きこもりについての理解と状況 ~子どもと保護者が抱える困難とサポート、最近の話題と支援~』
  愛泉寮 臨床心理士 中村 麻実子

夏季研修講座(7)『教師力を高める若手教師からミドルへの成長』
  千葉大学 名誉教授 天笠 茂

夏季研修講座(8)『性別違和や性指向・性自認に係る児童生徒への対応について』
  柏市立高田小学校 校長 中光 理惠

夏季研修講座(9)『不確かな未来と心理的柔軟性』
  メンタルコンパス(株) 細川 涼偉、伊井 俊貴

夏季研修講座(10)『こどもの権利と学校教育 ~こども家庭庁開庁とこども基本法施行を踏まえて~』
  弁護士 佐藤 香代

夏季研修講座(11)『個別最適な学びを実現する授業づくり』
  京都大学大学院 准教授 石井 英真

夏季研修講座(12)『対話とコミュニケーション力を重視した考える授業 初級編』
  教育実践研究家 菊池 省三

夏季研修講座(13)『対話とコミュニケーション力を重視した考える授業 中級編』
  教育実践研究家 菊池 省三

  

初任者研修(第6回)

令和5年8月3日(木)初任者研修(第6回)を開催しました。

講義『対話とコミュニケーション力を重視した考える授業 初級編』
  教育実践研究家 菊池 省三

安心感のある教室づくりの方法や児童生徒の笑顔が溢れる学級づくりの方法について学びました。
また,様々な実践例から,褒めることの大切さを学びました。

受講者からは,「授業を行う時には笑顔でいることと上機嫌で授業することを意識したい。」「一人も見捨てないことの大切さや,子ども一人一人の価値を見つけ認め,居場所を作ることが教師としての役割であると改めて学んだ。」等の声がありました。

2年目研修(第2回)

令和5年8月1日(火)2年目研修(第2回)を開催しました。

講義:『性別違和や性指向・性自認に係る児童生徒への対応について 』
   柏市立高田小学校 校長 中光 理恵

性の多様性に関する基礎知識や,社会の動向について学びました。
また,様々な事例をもとに,実際の対応方法について理解を深めました。

 

受講者からは,「学級で苦しんでいる子がいるかもしれないという意識を持ち,傾聴する姿勢をこれからはもっと大切にしていきたい。」「多様性を理解し,子供たち一人ひとりが安心して自分らしく過ごせるよう,クラスづくりや学校全体で居場所づくりをしていきたいと思いました。また,普通という概念を捨て,いろんな見方や考え方を理解していきたいです。」等の声がありました。

中堅教諭等資質向上研修Ⅰ(選択講座)

令和5年7月27日(木)中堅教諭等資質向上研修Ⅰ(選択講座)を開催しました。

講義・演習:『コーチングの方法と実際』
      and Cs 代表 藤田 潮

講義・演習:『チームの力を引き出すファシリテーション』
      拓殖大学 准教授 石川 一喜

ミドルリーダーとしてのコーチングの考え方や方法について理解を深めました。
また,ファシリテーターとしての意義や役割について学びました。

 

受講者からは,「後輩との関わり方を悩んでいたのですが,様々な角度から関わり方の具体的な視点を知ることができ,自分の現状を把握できました。」「教師自身がファシリテーターになることの重要性,子どもたちもファシリテーターになれる学級づくりをしていきたい。」等の声がありました。