教育研究所からのお知らせ

初任者研修(第10回)

令和7年10月1日(水)初任者研修(第10回)を開催しました。

講義・演習:『健康教育の推進』『食育の推進』
      学校教育課,学校給食課
保健教育や児童生徒の保健管理,環境の衛生管理について学びました。
また,学校給食における食育・給食指導について考えました。

講義・演習:『児童生徒理解⑤ 子どもの人権と学びの保障』
      児童生徒課
人権課題(LGBTQ,貧困,ヤングケアラー,虐待等)への具体的な対応や,関係機関との連携の進め方について学びました。

講義・演習:『児童生徒理解⑥ 教育相談の基本』
      スクールカウンセラースーパーバイザー 髙井 千鶴
児童生徒理解に基づいた教育相談のあり方や,子どもや保護者との好ましい関わり方について学びました。

 

参加者からは,「健康教育において,低学年児童は自分の症状を伝えることが難しい場合があり,言葉通りに対応すると間違った対処をする可能性があるので気をつけなければいけないと感じました。」「食育指導については,給食時間の事故について知ることで組織的な対応が必要であることやアレルギーなどは命に関わることであると再認識しました。」「【子どもは愛される権利があり,大人は愛する権利がある】という言葉が印象に残りました。虐待や貧困,ヤングケアラーなど教員一人では解決できないことはあるけれども,チーム学校として取り組むことが大切だと思いました。」「児童も教員の姿や感情を読み取る能力がとても高いということを,ロールプレイを通して学ぶことができました。」等の声がありました。