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教育研究所からのお知らせ
8/6夏季情報活用研修講座
「柏市プログラミング学習」
最初に昨年度よりIT教育支援アドバイザーによる授業支援を実施しているプログラミングの授業について,受講者に体験してもらいました。どういった授業が展開しているか理解できたことと思います。次に,その後の活動につなげるためのプログラミングをいくつか紹介し,受講者にも演習してもらいました。今後の実践につなげてほしいと思います。
「教科でのプログラミング学習」
新学習指導要領で例示された5年算数,6年理科のプログラミングを取り入れた授業を模擬授業形式で研修を行いました。すでに実践されている先生を講師に招いての研修でしたので,授業準備から実際の子供の反応等も聞くことができました。今後教科にプログラミングを取り入れることが増えてくると思います。先生方が取り組みやすいように研究所も手立てを講じていこうと思います。
7/26夏季情報活用研修講座
小学校で広く活用されているジャストスマイルですが,今回は発表資料を作成する活動で取り入れた先生の授業を報告していただきました。ICTを活用することで,全ての児童が作品を完成させたことや作成のための資料の共有が図られたことなどが紹介されました。今回の報告のような実践は各教科の活動でも応用できますので,受講者の先生方にも有効だったと思います。
「みんなで取り組む『情報セキュリティ』」
情報セキュリティの知識は,これからの時代を生き抜く子供たちには必要不可欠です。具体的に授業でどう情報セキュリティについて扱っていくかについて,カード教材を使って研修しました。また,受講者の先生方ご自身の情報セキュリティについて診断を行い,その解説を受けながら,情報セキュリティに関する知識を学びました。児童生徒用の診断もできるので,興味のある方は,教育研究所まで問い合わせください。
7/25夏季情報活用研修講座
「小学校社会科デジタル教科書活用」
前半は東京書籍より様々なデジタル教科書の機能について説明してもらいました。続いて実践事例の映像を視聴し,「授業のどこで活用するのか」について理解を深めました。後半はワークショップを行い,デジタル教科書の効果的な活用場面を考え,授業案を作成しました。ただ見せるのではなく,どこでどう見せるのか,共有することができました。
「算数科デジタル教材活用」
今回の講座は日常的に使用しているデジタル教科書ではなく,デジタル教材の活用について,研修を行いました。図形の面積を求める学習場面で,従来の手立てと比較して,試行錯誤ができるなど,デジタル教材のよさを生かした実践について,模擬授業形式で体験していただきました。児童の実態,本時の目標等を考慮し,どのような手立てが有効か考え,ICTの活用が有効であるときは,積極的に活用してほしいと思います。
7/24夏季情報活用研修講座
今年度の夏季情報活用研修講座が始まりました。目的は「先生方のICT活用の実践力の向上」です。今年度は授業活用に関する講座を多くし,先生方がより具体的に実践のイメージを持ってもらうために,実践発表の時間を取り入れました。
「中学校英語科デジタル教科書活用」
最初に市内の先生から主にヒヤリングの際のデジタル教科書活用について,実践発表していただきました。工夫してデジタル教科書を活用している点が参考になったようです。その後,開隆堂より基本的な操作説明があり,後半はワークショップを行いました。受講者の先生方はデジタル教科書の機能を活用した2学期の授業案を考案していました。
「授業でのジャストジャンプクラス活用」
講座で扱ったジャストジャンプは総合学習支援ソフトです。授業の様々な場面で活用ができますが,今回は特に比較検討の学習場面での活用について研修しました。体育の技能,理科の実験等での具体的な活用がわかったと思います。後半は模擬授業形式をとり,ソフトを使った展開を体験してもらいました。2学期からの実践につながればと思います。
台風13号接近に伴う8/9(木)柏市立教育研究所主催の研修の中止について
8月9日(木)の研修について
・新任教務主任研修②(午前沼南庁舎) ⇒中止
*後日配付する資料をもとに,感想箋を提出していただきます。
・夏季情報活用講座⑬(午前豊四季中) ⇒中止
・夏季情報活用講座⑭(午後柏二小) ⇒中止
・大学連携講座(午後二松学舎大学) ⇒中止
*この大学連携講座(二松学舎大学)にしか申し込みをしていない方は別講座の受講が必要となります。希望される講座については,電話またはメール(Te-Comp@ss)で,教育研究所担当(宮内)までご連絡ください。(8/21(火)まで)お選びいただける講座は,以下のとおりです。
☆講座の詳細につきましては、各学校に配布した講座一覧をご覧ください。
| 講 座 名 | 会 場 | 実施日時 |
1 | 「紫式部日記」の世界 | 開智国際大学 | 8/30(木)10:00~12:00 |
2 | メダカがおしえてくれること | 東京大学柏キャンパス | 8/28(火)10:00~12:00 |
3 | 「考え,議論する道徳」の実現に向けて | 麗澤大学 | 8/23(木) 9:00~12:00 |
4 | 授業でのコラボノート活用 | 大津ケ丘中学校 | 8/23(木)10:00~12:00 |
5 | 授業でのNHKforschool活用 | 大津ケ丘中学校 | 8/23(木)14:00~16:00 |
台風13号接近に伴う研修実施の有無について(8月8日,9日)
柏市立各小中高等学校 関係者 様
8月8日(水)の研修について
・初任者研修⑨(午前小:風北小,中:沼南庁舎 午後沼南庁舎)⇒実施
開始時刻の変更なし。終了は16:00に変更。
・夏季情報活用講座⑪⑫兼免許更新講習(午前午後柏三小)⇒実施
午前中の変更はなし。受付9:30講座10:00~12:00,
午後は,講座13:00~15:00,試験15:00~16:00に変更。
*各研修の受講者は弁当をお持ちください。
*時間に余裕をもって,気をつけておこしください。
8月9日(木)の研修について
・新任教務主任研修②(午前沼南庁舎)
・夏季情報活用講座⑬⑭(午前豊四季中,午後柏二小)
・大学連携講座(午後二松学舎大学)
*各研修については,8月8日(水)13:00頃に実施の有無を御連絡します。
富山市教育委員行政視察
7月9日(月),柏市立旭小学校を会場にして,富山市教育委員の行政視察がありました。はじめに柏市がIT教育支援アドバイザーの授業支援として実施している小学4年生の「はじめてのプログラミング」の授業を参観していただきました。富山市はICT支援員と連携した授業を構想の一つとしているということで,参観を通して,具体的な様子を知ることができたようです。
授業参観後,「柏市のプログラミング教育の取組と今後の展開」「ICT環境整備」について,こちらから説明し,質疑応答の時間をとりました。富山市からは人的配置や授業をパッケージ化するまでの過程について,多くの質問があり,有意義な情報交換となりました。
先週から視察が続きましたが,どの自治体も新学習指導要領で求められている教育を実現するために,準備を進めていることが実感できました。教育研究所としましても,これからの子供たちに必要とされる「情報活用能力」の育成に貢献すべく,ICT環境整備や授業でのICT活用の推進を図っていきたいと思います。
群馬県榛東村議会視察研修
7月6日(金),群馬県榛東村議会視察研修がありました。はじめに,沼南庁舎にて,柏市の「ICT環境整備」「授業でのICT活用の様子」について,説明しました。榛東村では村内の学校のICT化を進めていくとのことで,本市の整備方針や取組を熱心に聞かれていました。
次に,柏市立大津ケ丘中学校に移動し,IT教育支援アドバイザーの授業支援の様子を参観していただきました。情報モラルに関する授業でしたが,授業でのICT活用にはIT教育支援アドバイザーの支援は不可欠であると感想を述べていました。
柏市としましても,ICT活用の推進とICT環境整備は両輪ととらえ,必要な措置を講じて参ります。
大阪狭山市行政視察
6月29日(金),柏市のプログラミング教育について,大阪狭山市より行政視察がありました。平成32年度に全面実施となる小学校学習指導要領ですが,新たにプログラミング教育が必修化となります。各自治体はその準備を進めていかなければなりませんが,柏市は昨年度からプログラミング教育を先行実施していますので,今回のような視察の問い合わせは多くなっています。
国や他自治体の動向も注視し,情報交換をしながら,柏市のプログラミング教育のスタンダード化に向けて,教育研究所も調査研究をしていきます。
第1回プログラミング教育研究委員会
7月2日(月)沼南庁舎ICT推進室にて,プログラミング教育研究委員会を開催しました。全3回の委員会となりますが,今回は初回ということで,今年度の取組について共有を図りました。本委員会の趣旨ですが,「プログラミング教育について,柏市のスタンダード化」を目指すことにあります。
具体的な活動としましては,教科等でプログラミング教育を取り入れた授業を実践し,パッケージ化していきます。今年度の取組は何らかの形でまとめていきますので,各学校が教育課程を計画する際に,参考になる活動になるように努めて参ります。
教育の情報化管理職研修会
6月28日(木)定例教頭会後に「教育の情報化管理職研修会」を実施しました。「PC等の修繕費」「委員会公用USBの貸与」についてお伝えしました。修繕費については,学校でのICT活用が進んでいる状況とも言えますが,限りなくゼロに近づけなければなりません。ちょっとした意識付けで,削減できることですので,具体的な事例を示し,御理解いただきました。「委員会公用USBの貸与」は,大切な情報や教職員を守ることにつながり,セキリュティ対策の1つであるとお伝えしました。今後も利便性との兼ね合いを考えて,セキュリティ強化に努めて参ります。
運動遊び指導者講習会
第4回初任者研修(先輩の授業参観)
IT教育支援アドバイザー授業支援その4
6月21日(木),柏市立光ヶ丘小学校6年生の授業を参観させていただきました。情報モラルに関する内容でしたが,クイズやアンケート,映像教材を通して,インターネットやSNSについて,自分なりの課題意識をもって授業に取り組んでいました。
小学校高学年からスマートフォンの所持率が上がると一般的にいわれています。子供たちにとって日常的にインターネットやSNS利用が始まるこの時期に,こうした情報モラル教育の授業が実践されることは効果的であると考えています。
今後も,柏市情報モラル育成プログラムを活用し,小・中学校9年間を通して系統的・計画的に子供たちの情報モラルの育成が図られるよう支援して参ります。
校務支援システム(成績入力編小学校)に係る研修会
6月19日(火)に大津ケ丘中学校にて,校務支援システムに係る研修会を実施しました。今年度より小学校の通知票が統一化されます。一部新機能の説明もありましたが,統一帳票の具体的な入力方法について,参加者の先生方には実環境でそのイメージをもってもらいました。
学期末に入り,成績処理が本格的に始まります。教育研究所としても学校現場が通常通りの仕事ができるよう,支援体制を整えて参ります。
第1回小学校社会科副読本編集委員会
6月12日,沼南庁舎にて第1回小学校社会科副読本編集委員会を開催しました。今年度の編集作業の主な点は,①新学習指導要領への対応②デジタル版副読本の充実の2点があげられます。どちらも例年の編集作業よりもボリュームがあり,委員の先生方にはご負担をおかけしますが,身近な自分たちの市について,子供たちのより深い理解につながればと思います。事務局と委員の先生方で連携し,活用される副読本,デジタル版となるよう,編集を進めて参ります。
IT教育支援アドバイザー授業支援その3
今回は柏市立十余二小学校4年生の授業を参観させていただきました。昨年度より開始した柏市のプログラミング学習ですが,子供たちに経験者が増えてきていることを実感します。詳しい子供たちは困っている友達にいろいろとアドバイスをしていました。もちろんはじめてプログラミングにふれる児童もいますが,コツをつかむと,どんどん自分の力でプログラムを組む様子が見られました。
今回の授業はプログラミングとは何か,まずは体験をすることを目的としています。今後の展開として,各教科等でその目標を達成するために有効なプログラミング教育とは何か,教育研究所も教材開発に努めて参りたいと思います。
IT教育支援アドバイザー授業支援その2
今回は柏市立柏第六小学校5年生の授業を参観させていただきました。授業のゴールはプレゼンテーションソフトを活用し,発表用スライドを3枚作成することです。効果的に聞き手に伝えるために,画像やアニメーション等を駆使して,子供たちは各自の「ベストスリー」についてまとめていました。
これからの子供たちには,自分の思いや考えをICTを活用し相手に分かりやすく伝える力は必要になってきます。様々な教科等でこういった活動を取り入れていければと思います。
IT教育支援アドバイザーによる授業支援
柏市立教育研究所では,今年度も継続して「IT教育支援アドバイザー事業」を実施します。その事業の一環として,IT教育支援アドバイザーが各学校に出向き,柏市情報リテラシーカリキュラムに位置付けられている授業の支援をしています。
今回柏市立名戸ヶ谷小学校3年生の授業を参観させていただきました。ローマ字を学習した後でのキーボード入力の授業でしたが,子供たちはホームポジションを覚え,一文字一文字熱心に入力していました。
情報活用能力の基礎となるキーボード入力ですが,この授業をきっかけにし,スキル向上の継続した取組につながればと思います。
第1回柏市立教育研究所運営委員会
6月1日(金)に沼南庁舎にて,第1回柏市立教育研究所運営委員会を開催しました。運営委員は小中学校長,教頭,教務主任,特別支援学級担任等の代表者で構成されています。本研究所の取組について,現場の意見を聞く大変貴重な機会となります。
はじめに本研究所長より,柏市教育振興計画における,本研究所の役割についての説明があり,その後各担当者より,事業の詳細について,委員の皆様にそれぞれお伝えしました。その後の協議を通して様々な意見をいただきましたので,各事業の取組に反映できるように努力してまいりたいと思います。
委員長の話の中にあった「研究所は先生方を支援するところ」という言葉を念頭に置き,各事業を進め,柏市の子供たちのよりよい教育に貢献する所存です。