サーバー室のとなりから

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校長会全体研修会に参加して

 去る1日、青少年センターで開かれた柏市小・中学校長会主催の全体研修会に参加、講演を聴くことができた。講師は「これからの学校教育と教育の情報化」という演題で文部科学省の新津勝二情報教育課情報教育振興室長であった。
 我が国の教育の現状や学習指導要領、高大接続の話の後、ICT活用に入った。児童のICT活用を指導する能力が不十分、すでに黒板とチョークの時代は終わったはずだが、まだ現実は残っているということだろう。
 国はコンピュータ1台当たりの児童数の目標を3.6人としているが、柏市は全国平均の6.3人にも及ばず9人以上である。恵まれているといわれている柏市でもまだ環境整備は道半ばだと実感した。来年度からの機器更新が一層進むことを願っている。
  
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学校HPアクセス数順調な伸び

 今年度4月から市内小中学校の学校ホームペ-ジ作成が共通の方式(CMS)になり更新作業が簡便になった。その効果が月々のアクセス数に表れている。昨年までは全小中学校の毎月のアクセス総数は20万回を超えることはなかったが、今年度は30万回を超え、2学期は40万回を超える月もでている。学校からの情報発信の意義が深く理解されてきたゆえだろう。
 気になるのは学校差だが、管理職の働きかけも重要な力である。個人情報保護に注意しながら、新着情報をその日のうちに出す学校が増えてほしい。
  
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漢方薬の話を聞いて

 先日、漢方薬の基礎的な話を聞く機会があった。筆者が「へえー!」と新鮮に感じた内容を紹介したい。
・漢方薬に使う生薬は植物、動物、鉱物、何でも含まれる
・漢方薬は複数の生薬を組み合わせる(単一じゃ使わない)
・生薬は食べ物の延長線上にある
・漢方では西洋医学的病名は不要、患者の症状で服薬する処方が決まる
・西洋医学的に同一の病名でも患者により処方が異なることがある
・西洋医学的に異なる病名の別々の患者に同一処方を使うことがある
・西洋医学的に複数の疾患をもつ患者に一つの処方で対応することがある
 何か学校における教育を考える上でヒントになりそうな考えが含まれている気がするのだがいかがだろうか。写真はドクダミ、10種の効果があり、十薬と言うそうだ。
 
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ICTメンテナンス状況

 10月末現在、市内小中学校62校が、ウチダエスコにICT関連で修理等を依頼した件数は315件に上った。件数は例年とほぼ同じ数である。必ずしも導入年度が古いから多いとはいえず、導入年度に依存しない傾向は5年以上続いている。
 プリンタのトラブルが計86件で最も多く、ハードディスク等の交換も多い、一時多かったプロジェクタは落ち着いている。「その他」に分類したトラブルが計110件となっている。
 最近目立つのは、ノートパソコンを落下させて液晶を破損する事故である。私物同様、大事に使って次の人に渡せるようにしてほしい。
 
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小学校の前身はお寺

 庁舎の近くではないが、久しぶりに筆子碑を訪ねた。
 きっかけは野田郷土博物館で「染谷亮作と川間村」という企画展が開催されていることを沼南庁舎2階郷土資料展示室にあったパンフレットで知ったからである。筆者は初めて染谷亮作という名前を聞いた。早速、野田の郷土博物館を訪ねた。
 いろいろな業績のある人物だが、一番興味を持ったのは、川間小学校を設計したことである。この川間小に統合される前の中里小学校で学んだのが亮作であった。詳細は省くが、学校の設計、その考え方は興味がつきない。
 中里生まれの亮作、学校の前は寺子屋、その満蔵寺の筆子碑を訪ねた。墓地で亮作が習ったのではないかと想像される二代目染谷岱順の墓誌に出会った(中央写真)。
    
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