サーバー室のとなりから

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月まではやはり遠い?

   9日の早朝、6時半過ぎ、西空に満月が出ていた。満月の左に秩父から奥武蔵の山々、そして富士山もくっきり見えた。こうした景色をながめていると富士も月も同じような距離感である。しかし、実際の月までの距離ははるかに遠い。それを実感するのはなかなか難しい。そこで実際の地球や月の大きさ、距離を縮尺した模型が役立つ。20億分の1に縮めると地球は6.5mm、月は1.7mm位の大きさになる。この二つをどれ位離せば模型ができるだろうか。

そんなことがわかるアニメションをパワーポイントで作ってフラッシュ教材にのせたので開いてみてほしい。


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授業分析の結果8(授業の学年変化)

  今回は学年変化が見られなかった例を取り上げる。グラフは小学校算数の授業である。データは少々古いが、分析数を増やすのは簡単ではない。この例でも丸7年かかっている。算数は学年による変化が少ない授業だということがわかったのは興味深い。

       

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今でも使えるのかな

   30年近くも前の雑誌を処分しようと思って手をつけだした。ぱらぱらめくると懐かしい授業プリントがでてきた。自ら考えた原子記号の暗記法である。当時、中学2年生の理科授業で使ったものだが、今でも役に立つのだろうか。Au(金)とS(硫黄)は借り物だが、他はオリジナルである。

  このITアドバイザーオンラインに「Flash教材」コーナーができたが、そこにアップしてみるのもいいかもしれない。そう思って、見直すと改良点がいくつもでてきた。今の中学生に受け入れてもらえるとうれしいのだが・・・。

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教育長、新春に語る

   日本教育新聞の1月9日号に3人の教育長の座談会記事が載った。川崎市、豊島区、そして柏の河合教育長の3人が「地域からの教育改革」をテーマに話したものだ。この記事で河合教育長が柏の教育の特色を語った。 教育長は柏の学校教育で次の4点に注目している。

・学校図書館の「学習情報センター化」による調べ学習

・ICTによるわかりやすい授業の展開

・幼保小が連携した特別支援教育

・家庭の教育力の向上

サーバー室はもちろんICT活用が中心だが、学習情報センター化を目指す学校図書館も広くはICT活用に含まれる。従って教育長がいかにICT活用を学校教育の重要課題と捉えているかがわかる。 


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授業分析の結果7(授業の学年変化)

    新年明けましておめでとうございます。三学期が今日からスタート、授業分析結果はもう少し続きます。

授業は学年が上がると変わるのだろうか。変わる場合も変わらない場合もある。今回は変わった例を取り上げる。小学校のコンピュータリテラシーを育成する授業である。授業変化を今まで取り上げた教師発言率と生徒活動率で見る。

   グラフを見る前にまず予想してみよう。小学校低学年では児童の活動が高学年より多いだろうか、少ないだろうか。生活科的に考えれば活動が増えるだろうし、そこまで任せられる段階でないなら教師の発言や指示が多くなるかもしれない。分析した授業は平成元~4年度の「ロゴライター」を利用したリテラシー育成が多く含まれる。


 

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