文字
背景
行間
2012年10月の記事一覧
理解率の変化に規則性は
楽しさ率は年度を通してみると一学期から三学期に向って下がる傾向がみられた。では理解率についてはどうだろうか。楽しさ率は感情的な因子であり、知的な理解率とは全く違う気もするが、似ている気もする。
1986年度の3年生理解率の変化は他の年度と違って、学期が進むにつれて上昇傾向がみられる。高校受験を意識して学習に力が入った結果だろうか。しかし、他の3年度は楽しさ率と似て減少傾向がある。両率は似た変化をしているといって差し支えなかろう。
どれ位生徒は授業をわかったと感じているか
授業の目標に「わかる授業」をあげる場合は多い。ここではあえて「楽しい授業」を先に取り上げrたが、今回は同じアンケートから捉えた中学校理科17単元終了後の生徒の感じた理解度の分布を紹介する。
5はよくわかった、4はわかった、3はどちらともいえない、2はわからなかった、1は全然わからなかったを示している。
ここで5+4の割合を、「楽しさ率」と同様に考えて「理解率」と定義する。単元差がかなりあるが、その規則性は次回考える。
楽しさ率の変化に規則性は?
前回の中学校理科、17単元終了後の生徒アンケートの結果から求めた「楽しさ率」は分布状況から見て一定とはいえない。では変化に何らかの規則性はあるのだろうか。そこで「楽しさ率」を各年度ごとに区切って学習順、つまり4月から3月で並べたグラフを作ってみた。この結果から、中学校理科の楽しさ率は学期が進むにつれて毎年度、低下する様子が認められる。今の中学生の実態に合うかどうかは改めて調査が必要だが・・・
ICTは年中使うにと越したたことはないが、集中的に使うとしたら年度の後半、これからの時期である。
|
※上記一部は市内専用サイトです
|
※動画コンテンツは
柏市内教職員専用サイトです