サーバー室のとなりから

カテゴリ:いろいろコメント

新型コロナウィルス

1月に始まり,遠い外国でのことという印象を持っていた 新型コロナウィルスが 身近になり,子どもたちは重症化することはないものの,社会的には重症化する方もいらっしゃいます。
そこで,学校は当面休校するということが宣言され,柏市でも卒業式,終業式を目前にした大事な時期ですが,休校になります。
学習が大丈夫なのか? という心配もありますが,それ以上に,健康の維持が大事だということでの 対応です。
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SNSで親子のつながり

SNS(LINEやTwitter,instagramなどのように,オンラインで情報を仲間で共有しあうサービス)の利用は,そのよくない部分が話題になりますが,家庭内で便利に使っている場合も少なくないようです。
親には秘密にしておきたいことや,何か言われそうなことをやりとりするTwitterやFacebook Instagram は親とのつながりは敬遠されるが,LINEは連絡をとったりするのによく使われているという調査の結果がありました。
ご家庭で話題にしてみてはいかがでしょうか。

https://cancam.jp/archives/476770
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キログラム原器

生活の中で欠かせない重さの単位の基準は,パリに保管されている「キログラム原器」の分銅が焼く130年間の間使われてきていました。日本では,そのコピーが茨城県のつくば市にある産業技術総合研究所に保管され使われていました。
表面の汚れで,微妙に重くなったり軽くなったりしていて信頼性の課題があったのですが,新たな基準となる物が来年の11月から使われるとのことです。

長さや時間も,これまでに新しい科学技術を取り入れて再定義されてきています。

毎日新聞より(https://mainichi.jp/articles/20171025/k00/00e/040/255000c)

詳細は,産業技術総合研究所に資料があります。
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2017/pr20171024/pr20171024.html

産業技術総合研究所にある 日本国キログラム原器
日本国キログラム原器
産業術総合研究所 Webサイトより
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教育の情報化推進委員会開催

 今年度3回目、最終の「教育の情報化推進委員会」が2月23日14時から柏第二小学校で開催された。内田所長と西田委員長の挨拶後、別室で1時間ほど新しいICT機器のプレゼンテーションが業者の方々に来ていただいて行われた。授業での生徒と教師のコミュニケーションを図るツール等の紹介が目を引いた。

   その後、PC教室に戻り、協議がなされた。27年度の取り組み状況が研究所から報告され、質疑も行われた。さらに本委員会の主要な役目である今後のICT環境整備について各委員から意見が出された。28年度は機器等の更新はないが、29年度以降、新しい学習指導要領の趣旨を踏まえた取り組みが協議された。

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情報教育担当者連絡会開催

   2月9日14:00~16:30青少年センターで「第2回情報教育担当者連絡会」が開かれた。

   教育研究所から今年度のICT機器等の更新および情報活用研修講座の状況、ICT実践事例公開などについて報告された。なお、次年度の機器等の更新はなく、次のリプレイスは29年度である。

続いて年度更新について文溪堂からTe-Comp@ss、ITアドバイザーから学校ホームページのCMS化とアクティブメールの移行そして年度末・年度初めの更新作業について説明された。

この後小中市高が北部2・中部3・南部2・東部2の9地区に分かれて情報教育(情報モラル・ICT活用)に関する話し合いが行われ、第1回の結果を踏まえた発表がなされた。

   (13時半グラウンドわきの桜でコゲラが2羽、幹をたたいていた。不鮮明だが写真をのせる。)

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理科支援員へのICT支援研修

    去る1日、市内全小中学校に勤務する理科支援員が庁舎に集まって研修会が開かれた。その中で小松ITアドバイザーから学校におけるICT機器等の活用をはたらきかける情報提供が行われた。

   内容はまず各学校のコンピュータ教室や普通教室等に導入されている機器の説明、中でも使い勝手のいい電子情報ボードがPRされた。

   教育研究所のITアドバイザーオンライン(通称ITAOイタオ)に含まれている、「NHK学校放送オンライン」や「理科ねっとわーく」は理科授業に使えるコンテンツがたくさんあること、さらに柏市で独自に作成した理科のフラッシュ型コンテンツも紹介された。ユーチューブの利用や理科支援員連絡掲示板の有効活用にも触れ1時間の研修が終了した。

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サーバー室から研修室へ

    昨年末にサーバー室から隣のPC研修室に引っ越した。ひと月過ぎて新しい部屋にやっと慣れた感じである。引っ越し理由はサーバー室に新しいサーバーが入り手狭になったためである。

   PC研修室は広いが、教育研究所創設35年余りの間に集めた書籍等がたくさんある。この蔵書を学校の図書館のようにデータベース化する作業が今月から始まった。廃止された市立幼稚園にあった研究所からこの庁舎に本を移す際に大分整理したがそれでも貴重な本や研究紀要が多数ある。言葉は悪いが、死蔵状態だったこれらの書籍が市内の先生方の役に立つ日がやがて来ると思うとうれしい。筆者が一昨年整理した明治期の古い教科書もデータベースに含まれることになるだろう。

   この「サーバー室ブログ」もサーバー室がオフィスでなくなったのでタイトルを変更するべきだろう。というより筆者が担当して5年半、新鮮味が薄れたことでもあるし、そろそろ交代時期かもしれない。

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冬の情報活用講座終わる

    新年あめでとうございます。今年もできるだけ週一回は更新できればいいなと考えています。

昨年12月24、25日柏二小と中原小をお借りして「柏市教職員冬季情報活用研修講座」が開かれた。

   24日の柏二小、午前中はタブレットPCを使って算数の授業を児童の身になって体験した。市内全小学校に算数の指導者用デジタル教科書は今年度導入完了したが、児童用はまだない。もっとも教科書会社から少しずつ提供され始めたというのが現状である。そんな児童用のデジタル教科書の先行体験であった。

   午後は去る12月5日各中学校から代表2名が参加しネットモラル防止会議で用いた「コラボノート」というコミュニケーションツールの研修であった。このソフトは以前ワイワイレコーダーといわれたものの改訂版で全小中学校に入っている。参加者が同じ画面に書き込みができる特長がある。4人組で実際に新聞づくりを体験した。

   25日の中原小、午前中はパワーポイント、基本的な操作を学んだ後、アニメーションやリンク、録音まで幅広い内容であった。授業で先生方が独自に動きのある教材を作るにはこのソフトが一番だろう。

  午後は理科ねっとわーくの紹介であった。実際に理科ネットワークを体験する前にICT全体を含んだ内容の詳しいプレゼンがJST(科学技術振興機構)の方から行われた。137の項目を全部見ることはできなかったが、理科授業で活用できるものがたくさんありそうである。

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大津一小でICT活用授業公開

    24日、ICTを活用した二学期の授業公開が大津一小で行われた。当日は4、5校時に国語と算数の授業が公開された。大津一小の研究は昨年度から行われ、ICTを使った場合とそうでない場合の違いを明らかにする目的で進められている。

 4校時の国語は4年生「興味をもったことをしょうかいしよう」で、NHKの放送や11班ごとに各2台のタブレットPCから情報を得て、読みたくなるような本の紹介をするキャッチコピー作りに挑戦した。3名の班員は各自が書いたキャッチコピーをピラミッドチャートに貼り付け、3段階で最もいいものを選んでいった。

 5校時は6年生の算数「順序よく整理して調べよう」で4つの乗り物に乗る順番が全部で何通りあるかを予想し、各自がタブレット画面を操作したり、ノートに書いたりして求め、その結果を学習支援ソフトを使って大型電子情報ボードで代表児童の考えを取り上げたり、比較するなど情報を共有した。二つの授業ともPC教室ではなく普通教室で行われ、タブレットPCが役立った。

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第2回情報化推進委員会

   去る17日、今年度第2回「教育の情報化推進委員会」が中原小学校を会場として開催された。当日は同校におけるICT機器を活用した授業も公開され、各委員は熱心に参観した。

   授業は6年生算数「順序よく調べよう」で、4つの乗り物に乗る順序を、PC教室から外して教室に持ち込んだ一人1台のタブレットで考えさせることが中心だった。この結果を授業支援ソフトを使って見比べ、生徒全員が共有して話し合った。

   協議では、今年度で一段落した市内小中学校の機器の更新だが、これから先の計画が話題となった。

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タブレットPCを算数の図形で

   去る15日、柏二小で、ちば「授業練磨の公開日」、4年生の算数の授業が公開された。授業はL字形の図形の面積を求めるものである。できるだけ少ない切り方で長方形に変形し面積を計算する。手元には児童一人一人に3枚の図形を印刷した紙とタブレットPCが配られ、個人、グループ、全体で求め方を追究した。

   この授業でタブレットは切る、移動、回転を簡単にする上で有効だった。それ以上に今回の授業で興味をひいたのは、発表方法だった。一番先に面積の求め方の「式だけ」を発表者が伝える。これを知った他の児童がその方法をいろいろ考えて発表、最終的に発表者がこういう方法ですというのである。求め方を淡々と述べ、最後に式を出すやり方にはないコミュニケーションを大事にした授業となった。他校でも参考になるやりかただろう。

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リプレイス研修始まる

   今年度は小学校11校で情報機器等の更新、リプレイスが実施される。夏休みを中心に準備を進め、新しい機器が学校に収められたが、使用できるようになるのはこのリプレイス研修終了後である。

   研修は放課後14日の富勢小から始まった。先週4校、今週2校で半分終了、最新機器が使用可能となる。前回リプレイスは22年度、この5年で情報機器はハードもソフトも一段の進歩を遂げた。今回の小学校11校で全部の小学校にデジタル教科書(算数と社会)が入ったので市内どこに転勤しても使えるようになった。もちろん各教室にプロジェクターも常設が完了し環境が整った。

   今年の注目は昨年度から導入したPC教室の児童用パソコンの画面部分が取り外せて、タブレットになり、PC教室外へ持ち出せることである。なお、普通教室で無線LANをつないで児童全員の画面を一覧できる等の機能を持つ「授業支援ソフト」は今年度初めて導入された。中原小や大津一小で先駆的に行われた研究がこれで広がる。

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夏の情報活用講座をふり返って3

    毎年、情報モラルに関する講座は必ず設けているが、なかなか受講希望者が増えないのが課題である。昨年から小学校6年生と中学校2年生市内全学級でITアドバイザーによる情報モラルの授業を実施しているのも先生方の手がつけにくい分野であろうとの配慮がある。

   今年の講座は2コマ、各学校で利用可能な広教の「事例で学ぶネットモラル」と西田校長先生の「みんなで取り組む『情報モラル』」であった。

   前者は最新版が出ているが、柏市で使えるのは旧版である。しかし、当日配付されたテキスト最新版は増し刷りOKということなので、使用希望がある場合は教育研究所に問い合わせてほしい。

   西田校長先生には毎年講師をお願いしているが、今年も講座内容を吟味、工夫いただき、今回は参加者4~5人の3班に分け、ワークショップ形式で双方向の講座となった。身近にこのような講師がいることに深く感謝したい。

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夏の情報活用講座をふり返って2

   この夏の講座でキーワードとなった言葉がある。「コミュニケーション力」である。恥ずかしながら準備段階では気付かなかったのだが、コミュニケーションに注目した講座が並んでいたのだ。

   まず佐和教頭先生が講師となった「スレート型PC・iPad活用」講座、講座名からは想像しにくいが、タブレット端末もツールの一つとしてコミュニケーション力を対話、交流、討論、説得の4段階で実体験する内容だった。参加者は2~3人ずつ9つのグループに分かれ、自己紹介、県名当て、国名当て、町のPR用プレゼンなど段階を踏んで学んだ。ホワイトボードの利用も印象に残った。

   さらに毎年定番化された「コラボノート」もJR四国から講師を招いて、画面上で15名近くがコミュニケーションを深めた。夏休みの思い出、動物のことわざ、節電対策、そして班新聞作りと内容は多彩だった。

   ニュースで話題になるLINEだが、講座ではLINEの講師から静岡大学と共同開発したコミュニケーションに目を向ける児童生徒用授業案を実体験した。今後大規模なアンケート調査を行い、改訂版を作るという。

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夏の情報活用講座をふり返って1

    夏休みが終わり、二学期がはじまりました。このブログも再開です。7月から8月、10日間にわたり20コマ実施された「柏市教職員夏季情報活用研修講座」が先月28日終了、何回かに分けてふり返ってみたい。

 前半の5日間は毎年参加の多いエクセルとワードの講座である。エクセルは全5コマ、初級2回、中級2回、上級1回である。筆者も受講者となって毎年参加しているが、ITアドバイザーは少しずつテキストを改訂してくれているので毎年発見がある。今年の一番の収穫は上級講座のマクロが理解できたこと。1年たてば忘れてしまうに違いないが、あの時分かったという感覚は残ると思う。

ワードは基礎と応用の2コマ、特に活用の差し込み文書はエクセルと連携する楽しい内容が今年も展開された。他にムービーメーカー、パワーポイント、Teコンパスの講座が各1コマあった。受講者は5日間で241名、まだまだ校務処理での要望が根強い証拠である。

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大津一小でICT授業公開

   今年度も「ワンダースクールプロジェクト」の公開授業が6月29日大津一小で展開された。一人一台のタブレットPCを使ったICT授業である。6年生社会科「武士の世の中へ」、元との戦いについてどちらが勝利したのかを考える上でタブレットと大型画面を往復させて情報提供がなされた。日本が勝ったか、元が勝ったかの予想分布もタブレットから大型画面にさっと表示され、3~4名の班員とのやりとりを効果的に支えた授業であった。
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中学校の情報モラル授業開始

   ITアドバイザーによる中学校2年生全学級での情報モラル授業が17日の酒井根中学校から始まった。昨年から始まったこの巡回授業、今年も市内全中学校の2年生全学級で展開される。内容は昨年のものをベースに少し改訂されている。

  今年度は授業を保護者にも公開しており、酒i井根中でも何名かの参観者があった。この授業だけを参観に来校されるということは、それだけ保護者の関心も高いといえよう。

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情報教育担当者連絡会

   年2回開催される情報教育担当者連絡会の1回目が13日青少年センターで開かれ、市内各校の担当者が出席した。前半は教育研究所の指導主事からICTの活用実態、研修講座等の報告や実践事例の紹介、今年度の機器等のリプレイスについて報告された。後半はITアドバイザーからの連絡が細かになされ、ネットワークトラブルへの対応をウチダエスコの中野さんが話された。さらにポプラディアネット活用についてポプラ社のプレゼンがあった。

最後に9地区に分かれて、小中高で情報交換し連携の糸口作りを図った。情報モラルと授業でのICT活用に関して情報交換がなされ、各代表の報告で締めくくられた。初めて担当になった先生にも頑張ってほしい。

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教育の情報化推進委員会開催

  今年度第1回目の「教育の情報化推進委員会」が12日沼南庁舎で開かれた。委員会では今年度リプレイスされる学校のPC等の基本仕様や研修内容等が検討された。文科省の「学校における教育の情報化に関する調査結果」では市内小中学校とも活用が前年度より進んだことが紹介された。また、次年度以降、各学校のHP作りを円滑にすすめるためのコンテンツマネジメントシステム(CMS)についても時間をかけて協議した。

  この委員会の始まりは昭和までさかのぼる。平成1年1月、この委員会が調査したアンケート(柏市内小学校33校、中学校14校)の結果は、パソコンを活用していると答えた学校は小学校23校(69.7%)中学校12校(85.7%)、活用教職員数は小学校1051人中231人(22。0%)、中学校574人中174人(30.3%)である。

当時、パソコンを何に使っていたのだろうか。各学校に導入されたパソコン1~2台、活用ソフトはワープロ(オアシス)、表計算(マルチプラン)が大半で、これに成績処理や健康管理ソフトが少し使われていた。先生方は台数増や研修の充実を切望し、パソコン通信をしたいという要望も若干見受けられた。いわゆる校務処理が主であり、i日常の授業で活用することなど夢の時代であった。

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小中学校HPアクセス数、月10万回

   今年度も残りわずかとなったが、市内小中学校のホームページアクセス数は昨年よりやや減ったものの平均月10万回である。カウンターを設けていない学校が3校あるので小中59校の合計数である。

   月別の変化はグラフの通りだが、8月の夏季休業中にぐっと少なくなるのは毎年同じ傾向である。長期休業中は記事がほとんど更新されないことが原因であろう。「更新すれば見てくれる、記事が古いままだと見てくれない」ということを如実に証明している。3月は16日までの数である。
          

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