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教育研究所からのお知らせ
8/6夏季情報活用研修講座
「柏市プログラミング学習」
最初に昨年度よりIT教育支援アドバイザーによる授業支援を実施しているプログラミングの授業について,受講者に体験してもらいました。どういった授業が展開しているか理解できたことと思います。次に,その後の活動につなげるためのプログラミングをいくつか紹介し,受講者にも演習してもらいました。今後の実践につなげてほしいと思います。
「教科でのプログラミング学習」
新学習指導要領で例示された5年算数,6年理科のプログラミングを取り入れた授業を模擬授業形式で研修を行いました。すでに実践されている先生を講師に招いての研修でしたので,授業準備から実際の子供の反応等も聞くことができました。今後教科にプログラミングを取り入れることが増えてくると思います。先生方が取り組みやすいように研究所も手立てを講じていこうと思います。
7/26夏季情報活用研修講座
小学校で広く活用されているジャストスマイルですが,今回は発表資料を作成する活動で取り入れた先生の授業を報告していただきました。ICTを活用することで,全ての児童が作品を完成させたことや作成のための資料の共有が図られたことなどが紹介されました。今回の報告のような実践は各教科の活動でも応用できますので,受講者の先生方にも有効だったと思います。
「みんなで取り組む『情報セキュリティ』」
情報セキュリティの知識は,これからの時代を生き抜く子供たちには必要不可欠です。具体的に授業でどう情報セキュリティについて扱っていくかについて,カード教材を使って研修しました。また,受講者の先生方ご自身の情報セキュリティについて診断を行い,その解説を受けながら,情報セキュリティに関する知識を学びました。児童生徒用の診断もできるので,興味のある方は,教育研究所まで問い合わせください。
7/25夏季情報活用研修講座
「小学校社会科デジタル教科書活用」
前半は東京書籍より様々なデジタル教科書の機能について説明してもらいました。続いて実践事例の映像を視聴し,「授業のどこで活用するのか」について理解を深めました。後半はワークショップを行い,デジタル教科書の効果的な活用場面を考え,授業案を作成しました。ただ見せるのではなく,どこでどう見せるのか,共有することができました。
「算数科デジタル教材活用」
今回の講座は日常的に使用しているデジタル教科書ではなく,デジタル教材の活用について,研修を行いました。図形の面積を求める学習場面で,従来の手立てと比較して,試行錯誤ができるなど,デジタル教材のよさを生かした実践について,模擬授業形式で体験していただきました。児童の実態,本時の目標等を考慮し,どのような手立てが有効か考え,ICTの活用が有効であるときは,積極的に活用してほしいと思います。
7/24夏季情報活用研修講座
今年度の夏季情報活用研修講座が始まりました。目的は「先生方のICT活用の実践力の向上」です。今年度は授業活用に関する講座を多くし,先生方がより具体的に実践のイメージを持ってもらうために,実践発表の時間を取り入れました。
「中学校英語科デジタル教科書活用」
最初に市内の先生から主にヒヤリングの際のデジタル教科書活用について,実践発表していただきました。工夫してデジタル教科書を活用している点が参考になったようです。その後,開隆堂より基本的な操作説明があり,後半はワークショップを行いました。受講者の先生方はデジタル教科書の機能を活用した2学期の授業案を考案していました。
「授業でのジャストジャンプクラス活用」
講座で扱ったジャストジャンプは総合学習支援ソフトです。授業の様々な場面で活用ができますが,今回は特に比較検討の学習場面での活用について研修しました。体育の技能,理科の実験等での具体的な活用がわかったと思います。後半は模擬授業形式をとり,ソフトを使った展開を体験してもらいました。2学期からの実践につながればと思います。
台風13号接近に伴う8/9(木)柏市立教育研究所主催の研修の中止について
8月9日(木)の研修について
・新任教務主任研修②(午前沼南庁舎) ⇒中止
*後日配付する資料をもとに,感想箋を提出していただきます。
・夏季情報活用講座⑬(午前豊四季中) ⇒中止
・夏季情報活用講座⑭(午後柏二小) ⇒中止
・大学連携講座(午後二松学舎大学) ⇒中止
*この大学連携講座(二松学舎大学)にしか申し込みをしていない方は別講座の受講が必要となります。希望される講座については,電話またはメール(Te-Comp@ss)で,教育研究所担当(宮内)までご連絡ください。(8/21(火)まで)お選びいただける講座は,以下のとおりです。
☆講座の詳細につきましては、各学校に配布した講座一覧をご覧ください。
| 講 座 名 | 会 場 | 実施日時 |
1 | 「紫式部日記」の世界 | 開智国際大学 | 8/30(木)10:00~12:00 |
2 | メダカがおしえてくれること | 東京大学柏キャンパス | 8/28(火)10:00~12:00 |
3 | 「考え,議論する道徳」の実現に向けて | 麗澤大学 | 8/23(木) 9:00~12:00 |
4 | 授業でのコラボノート活用 | 大津ケ丘中学校 | 8/23(木)10:00~12:00 |
5 | 授業でのNHKforschool活用 | 大津ケ丘中学校 | 8/23(木)14:00~16:00 |
台風13号接近に伴う研修実施の有無について(8月8日,9日)
柏市立各小中高等学校 関係者 様
8月8日(水)の研修について
・初任者研修⑨(午前小:風北小,中:沼南庁舎 午後沼南庁舎)⇒実施
開始時刻の変更なし。終了は16:00に変更。
・夏季情報活用講座⑪⑫兼免許更新講習(午前午後柏三小)⇒実施
午前中の変更はなし。受付9:30講座10:00~12:00,
午後は,講座13:00~15:00,試験15:00~16:00に変更。
*各研修の受講者は弁当をお持ちください。
*時間に余裕をもって,気をつけておこしください。
8月9日(木)の研修について
・新任教務主任研修②(午前沼南庁舎)
・夏季情報活用講座⑬⑭(午前豊四季中,午後柏二小)
・大学連携講座(午後二松学舎大学)
*各研修については,8月8日(水)13:00頃に実施の有無を御連絡します。
富山市教育委員行政視察
7月9日(月),柏市立旭小学校を会場にして,富山市教育委員の行政視察がありました。はじめに柏市がIT教育支援アドバイザーの授業支援として実施している小学4年生の「はじめてのプログラミング」の授業を参観していただきました。富山市はICT支援員と連携した授業を構想の一つとしているということで,参観を通して,具体的な様子を知ることができたようです。
授業参観後,「柏市のプログラミング教育の取組と今後の展開」「ICT環境整備」について,こちらから説明し,質疑応答の時間をとりました。富山市からは人的配置や授業をパッケージ化するまでの過程について,多くの質問があり,有意義な情報交換となりました。
先週から視察が続きましたが,どの自治体も新学習指導要領で求められている教育を実現するために,準備を進めていることが実感できました。教育研究所としましても,これからの子供たちに必要とされる「情報活用能力」の育成に貢献すべく,ICT環境整備や授業でのICT活用の推進を図っていきたいと思います。
群馬県榛東村議会視察研修
7月6日(金),群馬県榛東村議会視察研修がありました。はじめに,沼南庁舎にて,柏市の「ICT環境整備」「授業でのICT活用の様子」について,説明しました。榛東村では村内の学校のICT化を進めていくとのことで,本市の整備方針や取組を熱心に聞かれていました。
次に,柏市立大津ケ丘中学校に移動し,IT教育支援アドバイザーの授業支援の様子を参観していただきました。情報モラルに関する授業でしたが,授業でのICT活用にはIT教育支援アドバイザーの支援は不可欠であると感想を述べていました。
柏市としましても,ICT活用の推進とICT環境整備は両輪ととらえ,必要な措置を講じて参ります。
大阪狭山市行政視察
6月29日(金),柏市のプログラミング教育について,大阪狭山市より行政視察がありました。平成32年度に全面実施となる小学校学習指導要領ですが,新たにプログラミング教育が必修化となります。各自治体はその準備を進めていかなければなりませんが,柏市は昨年度からプログラミング教育を先行実施していますので,今回のような視察の問い合わせは多くなっています。
国や他自治体の動向も注視し,情報交換をしながら,柏市のプログラミング教育のスタンダード化に向けて,教育研究所も調査研究をしていきます。
第1回プログラミング教育研究委員会
7月2日(月)沼南庁舎ICT推進室にて,プログラミング教育研究委員会を開催しました。全3回の委員会となりますが,今回は初回ということで,今年度の取組について共有を図りました。本委員会の趣旨ですが,「プログラミング教育について,柏市のスタンダード化」を目指すことにあります。
具体的な活動としましては,教科等でプログラミング教育を取り入れた授業を実践し,パッケージ化していきます。今年度の取組は何らかの形でまとめていきますので,各学校が教育課程を計画する際に,参考になる活動になるように努めて参ります。
教育の情報化管理職研修会
6月28日(木)定例教頭会後に「教育の情報化管理職研修会」を実施しました。「PC等の修繕費」「委員会公用USBの貸与」についてお伝えしました。修繕費については,学校でのICT活用が進んでいる状況とも言えますが,限りなくゼロに近づけなければなりません。ちょっとした意識付けで,削減できることですので,具体的な事例を示し,御理解いただきました。「委員会公用USBの貸与」は,大切な情報や教職員を守ることにつながり,セキリュティ対策の1つであるとお伝えしました。今後も利便性との兼ね合いを考えて,セキュリティ強化に努めて参ります。
運動遊び指導者講習会
第4回初任者研修(先輩の授業参観)
IT教育支援アドバイザー授業支援その4
6月21日(木),柏市立光ヶ丘小学校6年生の授業を参観させていただきました。情報モラルに関する内容でしたが,クイズやアンケート,映像教材を通して,インターネットやSNSについて,自分なりの課題意識をもって授業に取り組んでいました。
小学校高学年からスマートフォンの所持率が上がると一般的にいわれています。子供たちにとって日常的にインターネットやSNS利用が始まるこの時期に,こうした情報モラル教育の授業が実践されることは効果的であると考えています。
今後も,柏市情報モラル育成プログラムを活用し,小・中学校9年間を通して系統的・計画的に子供たちの情報モラルの育成が図られるよう支援して参ります。
校務支援システム(成績入力編小学校)に係る研修会
6月19日(火)に大津ケ丘中学校にて,校務支援システムに係る研修会を実施しました。今年度より小学校の通知票が統一化されます。一部新機能の説明もありましたが,統一帳票の具体的な入力方法について,参加者の先生方には実環境でそのイメージをもってもらいました。
学期末に入り,成績処理が本格的に始まります。教育研究所としても学校現場が通常通りの仕事ができるよう,支援体制を整えて参ります。
第1回小学校社会科副読本編集委員会
6月12日,沼南庁舎にて第1回小学校社会科副読本編集委員会を開催しました。今年度の編集作業の主な点は,①新学習指導要領への対応②デジタル版副読本の充実の2点があげられます。どちらも例年の編集作業よりもボリュームがあり,委員の先生方にはご負担をおかけしますが,身近な自分たちの市について,子供たちのより深い理解につながればと思います。事務局と委員の先生方で連携し,活用される副読本,デジタル版となるよう,編集を進めて参ります。
IT教育支援アドバイザー授業支援その3
今回は柏市立十余二小学校4年生の授業を参観させていただきました。昨年度より開始した柏市のプログラミング学習ですが,子供たちに経験者が増えてきていることを実感します。詳しい子供たちは困っている友達にいろいろとアドバイスをしていました。もちろんはじめてプログラミングにふれる児童もいますが,コツをつかむと,どんどん自分の力でプログラムを組む様子が見られました。
今回の授業はプログラミングとは何か,まずは体験をすることを目的としています。今後の展開として,各教科等でその目標を達成するために有効なプログラミング教育とは何か,教育研究所も教材開発に努めて参りたいと思います。
IT教育支援アドバイザー授業支援その2
今回は柏市立柏第六小学校5年生の授業を参観させていただきました。授業のゴールはプレゼンテーションソフトを活用し,発表用スライドを3枚作成することです。効果的に聞き手に伝えるために,画像やアニメーション等を駆使して,子供たちは各自の「ベストスリー」についてまとめていました。
これからの子供たちには,自分の思いや考えをICTを活用し相手に分かりやすく伝える力は必要になってきます。様々な教科等でこういった活動を取り入れていければと思います。
IT教育支援アドバイザーによる授業支援
柏市立教育研究所では,今年度も継続して「IT教育支援アドバイザー事業」を実施します。その事業の一環として,IT教育支援アドバイザーが各学校に出向き,柏市情報リテラシーカリキュラムに位置付けられている授業の支援をしています。
今回柏市立名戸ヶ谷小学校3年生の授業を参観させていただきました。ローマ字を学習した後でのキーボード入力の授業でしたが,子供たちはホームポジションを覚え,一文字一文字熱心に入力していました。
情報活用能力の基礎となるキーボード入力ですが,この授業をきっかけにし,スキル向上の継続した取組につながればと思います。
第1回柏市立教育研究所運営委員会
6月1日(金)に沼南庁舎にて,第1回柏市立教育研究所運営委員会を開催しました。運営委員は小中学校長,教頭,教務主任,特別支援学級担任等の代表者で構成されています。本研究所の取組について,現場の意見を聞く大変貴重な機会となります。
はじめに本研究所長より,柏市教育振興計画における,本研究所の役割についての説明があり,その後各担当者より,事業の詳細について,委員の皆様にそれぞれお伝えしました。その後の協議を通して様々な意見をいただきましたので,各事業の取組に反映できるように努力してまいりたいと思います。
委員長の話の中にあった「研究所は先生方を支援するところ」という言葉を念頭に置き,各事業を進め,柏市の子供たちのよりよい教育に貢献する所存です。
平成30年度第1回情報教育担当者連絡会
5月10日(木),青少年センターにて1回目の情報教育担当者連絡会を行いました。最初に研究所から,教育の情報化に向けた取組やお願いをさせていただき,その後IT教育支援アドバイザーから授業支援や今後の作業について,具体的な話がありました。また,ネットワークトラブルの対応について,保守業者から詳しく説明しました。
後半は中学校区ごとに意見交換の場を設け,自校の課題や取組について共有しました。実は今年度の情報教育担当者は小中ともに約40%が新しく担当になった方でした。担当となってまだ間もないということで,積極的に他校の取組や工夫を聞き取っている姿が多く見られ,大変有意義な時間になったかと思います。
最後に研究所の西田教育専門アドバイザーから柏市のセキュリティ基準について,改めて話し,連絡会を閉じました。今年度も各校の情報教育担当者の先生方と連携し,柏市の教育の情報化に取り組んでいきたいと思います。
平成30年度第1回教育の情報化推進委員会
5月8日(火)に青少年センターにて,今年度最初の教育の情報化推進委員会が行われました。各学期に1回,年間3回実施予定です。推進委員は校長代表,教頭代表など,各職種の代表者で構成されています。
初回ということもあり,今年度研究所が取り組む「ICT活用の推進」「機器等のリプレイス」「セキュリティ対策」について説明し,委員の皆様から貴重なご意見をいただきました。特に今夏予定している各学校のt-serverの入替の案件については,各学校の協力が必要であると再確認できました。研究所としましても作業日時や内容を各学校に周知し,スムーズな入替になるように努めたいと思います。
次回実施は11月。柏市のセキュリィティポリシーについて検討したいと予定しています。
平成30年度スタート
新年度がスタートし,市内小中学校は4月5日(木)に始業式が行われました。来週は小中とも入学式があり,各学校でも準備が進んでいると思います。
柏市立教育研究所も新しい職員を迎え,各事業が動き出しました。今年度の経営方針は以下のとおりです。
☆「より開かれた教育研究所」~学校の役に立つ教育研究所~
全ての子供が「学ぶ意欲と学ぶ習慣」を身につけることに注力し,魅力的な学校づくりと教育環境の整備を進める
・人材育成の拠点となる
・きめ細やかな教育支援を推進する
・ICT環境整備と利活用を推進する
あわせて「授業づくり推進室」「ICT推進室」の活用を推進していきたいと思います。「ICT推進室」はアクティブラーニングのモデルルームにすべく,整備を進めています。沼南庁舎に来た時には,ぜひお立ち寄りください。
今年度も柏市立教育研究所をよろしくお願いいたします。
ペアレント・プログラム⑥
今回は,「ペアレント・プログラムで学んだことを確認する!」というテーマで研修を行いました。全6回の研修を通じて,参加者皆様の考え方や気持ちの変化や,お子さまに対する考え方や気持ちの変化を共有しました。研修を重ねるごとに変化した様子や,研修を通じて感じたことを全員で共有することができました。
参加して頂いた皆様,休日にもかかわらず全6回の研修に続けてご参加頂き,誠にありがとうございました。
進学ガイダンス
かしわ教育フォーラム
前半の部はプログラミングコンテストが行われました。今年度柏市が4年生を対象に実施した授業を受けて,発展的に取り組んだ子供たちからの応募と4年生以外の子供たちからの応募があり,当日は一次審査を通過した作品のプレゼンが行われました。最終選考まで選ばれた作品だけに,どれも制作者の思いがプログラミングで見事に表現されていました。また,プレゼンもすばらしく,わかりやすく伝えることができていました。あわせて,予選を勝ち抜いた2チームによるロボットプログラミングの決勝戦も行われ,制限時間内にプログラムされたロボットを動かし,獲得点数を競いました。ロボットやプログラムの微調整をしながら,チームで協力する子供たちの姿は大変頼もしく見えました。
後半の部は幅広い年代・職種の有識者をパネリストに迎え,「これからの社会と子どもの学び」と題してパネルディスカッションを行いました。今後子供たちに必要な資質や能力について,会場の皆さんも共有することができました。
今回のフォーラムを通して柏市の目指す教育の一端を多くの方々にご理解いただけたと思います。
第2回柏市立教育研究所運営委員会
第3回教育の情報化推進委員会
第51回柏市教職員教育実践記録表彰式・記念講演会
自分の実践を振り返りまとめることは,新たな課題を発見し,次の実践につながっていくものと思います。まさに学び続ける教師の姿がそこにあるのではないでしょうか。忙しい中,応募してくださった先生方に改めて敬意を表します。
第2回情報教育担当者連絡会
ペアレント・プログラム⑤
今回は,「ギリギリセーフをきわめる!」というテーマで研修を行いました。これまで現状把握表で記録してきた行動の「困ったところ(子ども編)」に焦点を当てて,「困ったところが起こりやすい状況(デンジャラス・〇〇)」を探しました。その反対の状況から,子どもの「ギリギリセーフ」を見つけることについて話し合うことができました。
ペアレント・プログラム④
今回は,「ギリギリセーフを見つける!」というテーマで研修を行いました。これまで現状把握表で記録してきた行動の「困ったところ」に焦点を当てて,「ここまではできている」行動や,本当に困ったところにならないように気を付けている行動等を見つけることができました。
平成29年度 学びづくりフロンティアプロジェクト 全体会議
教育研究所は「教育支援員」「ICT活用推進アドバイザー」の配置を担当していますが,プロジェクト本来の目的を中心に据え,各校の要望も鑑みながら,より効果的な支援の在り方を考えていきます。
平成29年度第4回教育の情報化管理職研修会
ペアレント・プログラム③
今回は,「同じカテゴリーを見つける!」というテーマで研修を行いました。これまで現状把握表で記録してきた行動を,同じカテゴリーに分けてみました。どの部分で頑張っていて,どの部分で困っているのか等,新しい発見を共有することができました。
第4回中学校社会科副読本編集委員会
1月26日(金)に沼南庁舎にて,今年度最後の第4回中学校社会科副読本編集委員会を開催しました。これまでの編集委員会で編集してきた箇所が反映された初校原稿の校正を行っていただきました。校正を通して新たに訂正を加える箇所もでてきましたが,最新の情報が掲載されたよい副読本になりそうです。
編集委員長をはじめ,委員の皆様には大変なご尽力をいただきました。改めて感謝申し上げます。今後事務局の方で今一度見直し,3月下旬には各学校に配付予定です。ぜひ,多くの学校で効果的に活用していただければと思います。
酒井根中学校区学びづくりフロンティアプロジェクト会議
酒井根中学校区の学びフロンティアプロジェクト会議のため,酒井根小学校に訪問してきました。学びフロンティアプロジェクト校には,他校に比べ,サポート教員,学校図書館指導員,外国語指導員,理科教育支援員,ICT活用推進アドバイザー等,様々な分野に人的配置がされています。はじめに,その方々の授業での活用場面を参観させていただきました。それぞれ方々がその専門性を生かし,担任の先生と連携しながら,授業が展開されており,どの教室においても子供たちは意欲的に活動していました。
特に教育研究所では本事業において,教育支援員・ICT活用推進アドバイザーの派遣に携わっております。今回の訪問ではICT活用推進アドバイザーの授業活用場面を見ることができましたが,3年生の道徳の授業において,柏市が導入している協働学習ソフト「コラボノート」を使い,子供たちが意見を交わす活動が行われていました。事前のICT機器の準備から,授業でのサポートまで,よりよく活用がされている様子が垣間見ることができました。
千葉教育研究会柏支会安全教育部会研修
今回の研修を通して,新たな方法での安全教育の取組について,多くを学ぶ機会となっていました。
行政視察
1月17日(水)に青森県三沢市と東京都北区より行政視察がありました。視察内容は柏市のプログラミング学習とIT教育支援アドバイザー事業についてでした。両自治体とも,今後プログラミング学習を進めていきたいということで,柏市のプログラミング学習の導入過程,その考え方,実際の授業,今後の展開について,熱心に聞かれていきました。また,柏市のプログラミング学習を支える大きな柱,「IT教育支援アドバイザー」についても細部にわたる質問があり,参考にしたいとおっしゃっていました。
今回のような視察は今年度,大変多いです。どこの自治体も次期学習指導要領の実現のために環境整備を進めていることを実感します。柏市教育委員会も国・他自治体の動向を注視し,さらなる環境整備を進めていきます。
ペアレント・プログラム②
ペアレント・プログラム
平成30年仕事始め
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は戌年。戌年は「結実」を表す年,また,次のステップへの準備期間の年と言われています。まさに教育は次期学習指導要領実施に向けた様々な準備をしていくことが最優先課題となってきています。これまでの努力が実を結んだと思われる良い点は残しつつ,これから求められる力を子供たちに身に付けていけるように,柏市教育委員会・柏市立教育研究所としても,リーダシップを発揮し,準備を進めて参ります。
平成29年仕事納め
平成29年も残り数日となりました。次期学習指導要領が完全実施される平成32年度に向けて,柏市教育委員会としても,引き続き準備を進めて参ります。よいお年をお迎えください。
平成29年12月28日(木) 沼南庁舎4階より 夕景の富士
「効果的なICT活用による21世紀型スキルを育成する授業デザイン」
26日(火)の午後,今年度冬季情報活用研修講座の最後の講座となる「効果的なICT活用による21世紀型スキルを育成する授業デザイン」を行いました。この講座は,子供たちの21世紀型スキルを育成する授業デザインについて,3人編成のグループで意見交換しながら,ワークショップ形態で具体的に考え,理解を深めていく内容でした。また授業をデザインしていく過程で,子供たちの主体的な学びに効果的に働くICT活用場面も考えてもらいました。
授業をデザインする力というのは一長一短で身につくものではありませんが,今回の講座を通して,「これからの子供たちに求められる資質・能力とは何か」,「ICT活用も含め,そのためにはどのように授業を組み立てていかなければならないのか」,受講された先生方に新たな視点が生まれたことと思います。
冬季情報活用研修講座「ジャストジャンプクラス2活用講座」
26日(火)の午前に「ジャストジャンプクラス2活用講座」を実施しました。今年度よりリプレイスが始まり,中学校に学習ソフト「ジャストジャンプクラス2」を導入しました。このソフトは,中学校の授業・活動に必要なコンテンツを多く搭載しており,タブレットPCにも対応しています。今回の講座では,基本的な操作を講習し,授業で活用できる場面を受講者の先生方に具体的に持ってもらいました。普段ICT活用を敬遠している先生方にとっても,簡単な操作なので,無理なく実習できていました。タブレットPC対応ということで,一斉学習や協働学習,個別学習など,さまざまな授業スタイルで活用もできます。まだ導入間もないソフトなので,教育研究所としましても,ITアドバイザーと連携しながら,より効果的な活用を探っていきます。
冬季情報活用研修講座「みんなで取り組む『情報セキュリティ』」
25日(月)午後に冬季講座2つ目の「みんなで取り組む『情報セキュリティ』」を実施しました。情報セキュリティ教育や情報モラル教育分野の重要性は誰もが承知しているところですが,実際の教育活動は進んでいない状況にあります。先生方にとっても,どう教えればいいのかわからないというのが率直な意見だと思います。今回の講座では,web上にある教材を活用し,先生方がすぐに授業を行うことができることを研修目標としました。具体的には,カードを使いながら,子供たちに判断力を身に付けさせる展開を講師の先生から教えていただきました。また,教える側には一定の知識が必要であることも再確認し,情報セキュリティや情報モラルに係る最新の情報を得ることができました。教育研究所でも情報モラルの指導カリキュラムを作成し,実施を促しているところですが,更なる手立てを講じ,推進を図っていきます。
冬季情報活用研修講座「誰でもできる教科でのプログラミング学習」
12月25日(月)・26日(火)に今年度の冬季情報活用研修講座を開催しました。午前1講座・午後1講座の計4講座,実施しました。
1日目午前中は「誰にでもできる教科でのプログラミング学習」と題して行いました。柏市では4年生にプログラミング学習を位置付けたところですが,今後の取組として教科でプログラミング学習を取り入れていくことが大切になってきます。今回はすでに市内小学校で教科でプログラミング取り入れている3名の先生方に実践を紹介していただき,受講者の先生方にも模擬授業形式で具体的に学んでもらいました。どうしても敷居が高くとられてしまう内容ですが,「該当単元で実践してみたい」「教科でのどうプログラミング学習を取り入れるか,イメージできた」等の大変前向きな感想が多く聞けました。今回のような実践例をどんどん増やし,柏市のプログラミング学習の指導計画が作成できればと思っております。
ある日の午後…
この時期にはめずらしく,にわか雨がありました。数十分の雨があがった後,北の空に大きな虹がかかっていました。同時に,忙しさに追われ,空を見上げるなんて久しくなかったと感じました。今教員の働き方改革が叫ばれていますが,子供たちと先生方が向き合える時間を確保するために,教育研究所に何ができるのか,考えていきたいと思います。
いじめ防止サミット KASHIWA
11月25日(土),沼南庁舎大会議室にていじめ防止サミットKASHIWAが開催されました。市立中学校20校の代表40名が参加し,「いじめをなくすためにはどうしたらいいのか」について,それぞれの考えを伝え合いました。難しいテーマではありますが,子供たちが自らいじめについて考え,解決に向けて具体的に取り組んでいくことは大切なことです。最後の振り返りでは,「生徒総会で今日のことを伝えたい」「ポスター掲示をしたい」「まずはクラスから考え,学年・学校へと広げていきたい」という前向きな感想が聞けました。柏市教育委員会も同じ気持ちをもってこれからもいじめゼロに向けて皆様と協力して取り組んで参ります。
山梨県教育事務所 所長・副所長会視察
11月10日(金),山梨県教育事務所の方々が県外研修として,柏市のICT教育の視察にみえました。当日は柏市立逆井小学校5年生がプログラミング学習を行っている様子を参観していただきました。実際に子供たちと同じように授業を受けている方もおり,管内の指導主事に伝えていくとの感想をいただきました。その後プログラミング学習実施に至るまでの経緯や柏市のICT環境整備について,教育委員会担当から説明し,情報交換をしました。
これまで,今回のような他の自治体等からの視察が多くありました。このような機会を有意義なものとして捉え,いろいろと参考にしながら,柏市のICT教育をさらに推進して参ります。