サーバー室のとなりから

2011年10月の記事一覧

授業分析の結果2(教師発問率)

   今回は教師発問率の分析結果である。前回、教師は1時間の授業で平均1/4~1/3しゃべっていることがわかったが、この教師発言の中で発問にどれ位時間を使っているかが教師発問率である。 小学校では中学校より発問が細かく、回数が増える。一方、中学校では一回の発問が長く なることが多い。この回数と一回の長さがどう影響するのであろうか。

   小学校の平均値は16.4%、中学校は9.4%である。小学校は中学校の2倍近い。とはいうものの小学校でも教師発言全体の2割に満たない。中学校では1割に満たない。教師はこのごく少ない時間で生徒に問いかけるわけだから、発問を吟味することの重要さが納得できる。今回もより詳しい実態がわかるように分布図を示す。


 

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