四中日記 令和3年度

十進分類法

 

机上には様々な種類の本が並べられています。           5分位で一斉に座席を移動し、次の本を手にとります。

「本は心の栄養」とはよく言ったものです。実際に栄養分が人の心に供給されるわけではありませんが、本を読むことで、その人が感動したり、新しい知識を得たりすることができ、人として成長することができます。このような成長を手助けする要素である本を「心の栄養」という言葉で表していることは皆さんもおわかりだと思います。この言葉の使い方が正しいかどうかはわかりませんが、読書することが人としての成長を後押ししていくというのは確かだと思っています。

ところで、先日1年生の国語の授業が図書室で行われていたので見に行きました。図書室のテーブル上には、様々な種類の本が載っています(冒頭画像参照)。図書室の本は、十進分類法によって種類分けされ、ラベルが貼られています。(1類:哲学、2類:歴史、3類:社会科学・・・等)テーブル毎に、異なる種類の本が置いてあり、そのテーブルを5分間位ずつでローテーションして、多くの種類の本を読むようにさせる取り組みです。

平素、どうしても、読む本の種類は偏りがちです。このような様々な種類の本に接っする機会をつくる取り組みが、読書を促し、人としての幅をさらに広げていくことにつながることを期待しています。(文責 飯田)

卒業おめでとうございます。

 

 令和3年度 第49回卒業証書授与式が、好天の中取り行われました。

 お世辞抜きで卒業生の態度はとても立派でした。リモートで参加した下級生達に「伝統のバトン」は確実に渡されたと思います。

 今日まで、四中の教育活動にご理解、ご協力いただきました保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。

(文責 飯田)

 

式辞(一部抜粋)

この一年間,皆さんには,最上級生としてあるべき姿を、ことある毎に求めてきました。「リーダーシップを発揮すること」、「後輩達の手本となること」、「自分が何をするべきかを考えて行動すること」等、みなさんはいつもその言葉にしっかりと応えてくれました。

全学年揃っての行事ができなかった分、様々なメッセージを後輩達に残してくれました。生徒総会で決めた活動方針「発展~継承から発展へ」は今も受け継がれています。スポーツフェスティバルの4つの柱「主体」「称賛」「全力」「団結」この言葉を胸に、下級生達はそれぞれ精一杯に頑張りました。合唱交歓会でも・・・、普段の生活でも・・・、先輩としてのプライドを示してくれました。

「あったか あいさつ あかるい 四中」というキャッチフレーズは、皆さんの中に根付いており、いつも実践してくれました。地域の方々からも称賛をいただいています。本当にすばらしい生徒達と巡り会えたと思います。

節目となる始業式等では、「志を持つこと」や「感謝の気持ちを持つこと」等について話してきました。特に「感謝」については、繰り返し話しました。今日まで保護者や地域の方々に支えられ立派に育てていただき、こうして多くの仲間と共に、卒業式を迎えられたことへも感謝の気持ちを忘れてはなりません。これからも常に感謝の気持ちを持ち続けてください。

これからの時代を生きていく皆さんに、心にとめておいてもらいたいことを一つお話します。「時代の流れを捉える」ということです。

今、社会情勢はどんどん変化しています。今ある常識が常識ではなくなるかもしれません。高度経済成長期以降は、たくさんの知識を身に付けている人材が重宝されていましたが、今はどうでしょうか。コンピュータが発達し、多くの人が知識をすぐに検索できるスマホという機器等を持つようになると、知識だけを持っていることは、以前ほど重要性をもたなくなりました。

私たちの身の周りの職業も、コンピュータに取って代わられつつあります。様々な分野で使われるようになっている人工知能はますます進化し2045年には人間を超えると言われています。このような変化を理解しておかねばなりません。

価値観やものの捉え方も変化していきます。毎年、年始めに行われている箱根駅伝では、今年も青山学院大学が優勝しました。青学の原監督は、やみくもに厳しい練習をさせるのではなく、学生の主体性を重んじる指導法で成果を上げています。勝つことだけではなく、社会に出て必要とされる人材を育てるためだそうです。それが主体性をもって練習に臨むということにつながり、結果として強い青学を支えているのです。

時代が変われば、求められる人材も変わります。そんな「時代の流れ」をしっかりと捉えていって欲しいと思います。

皆さんが社会で活躍するようになる10年後、20年後がどのような時代になっているかは予想がつきません。自分たちで時代を見据え、「何が大切なのか」「何をする必要があるのか」を考える等、柔軟な対応をしていく必要があります。時代の流れを冷静に見つめる目をぜひ持ち続けて欲しいと思います。

                           令和4年3月11日  柏市立柏第四中学校長 飯田和夫

 

全校卒業式練習もリモートで

      

式に臨む3年生の態度は本当に立派です。            「退場」の練習です。

     

卒業式当日もこのような感じで、各教室にライブ配信の予定です。  後ろ姿からも3年生の立派さがわかります。

今日は、全校生徒による卒業式練習が行われました。明日予定されている予行練習は3年生だけで実施するため、今日が最初で最後の合同練習となります。例年と異なるのは、1,2年生ともに教室にてリモートで参加ということです。

式典や歌声に対する心構えやお辞儀の仕方等の指導が担当教員からありました。下級生が教室でどの程度できていたかはわかりませんが、体育館で練習していた3年生のお辞儀や起立、着席等の作法は大変立派でした。この3年生の有志を後輩達に直接見せられないことが残念でなりません。下級生は卒業式当日もリモートでの参加となりますが、できる限りの姿を目に焼き付けて欲しいと思います。

ところで、体育館から各教室へのリモート配信ですが、やはり一筋縄ではいかない部分があります。今まで様々な場面で何度もリモート配信をしてきましたが、簡単なことではないようです。最近は配信元(今回は体育館)と、受信先(今回は各教室)とで、職員が携帯電話を使って連絡を取りあい、それに合わせて進行しています。なぜか受信できないとか、途中で切れてしまう等のトラブルもあります。「リモート実施」を発案するのは簡単ですが、実働の先生たちの努力に支えられているということも忘れてはなりません。3年生が下級生にバトンを渡す卒業の日まであと3日です。(文責 飯田)

 

子どもたちの底力~三送会の動画に感動~

 

進行は放送室から生徒会役員が行います。             動画をお見せできないのが残念です。 

 

下級生の発表に聞き入る3年生                 校内のいたる所に「三送会」のメッセージが・・・ 

                                                      

この掲示物も動画になっていました。              3年生代表お礼の言葉 

枕詞のように「コロナ禍で・・・」ということが多くなっている今日この頃。今日は3年生に感謝の気持ちを伝える「三送会」、3年生にとっては「送られる会」です。コロナ禍ですので、計画しても歌声等は実施が不可能になってしまう可能性が大でしたので、計画段階からコロナを見据えて、「できることを考えよう」ということで始まった今年の「三送会」です。

1,2年生は、先輩達への感謝の気持ちを、3年生は下級生へのメッセージを、それぞれ動画にまとめました。会の企画・運営をする生徒会からの動画も作成されました。実施場所は何と、全クラス、各教室で座ったままの実施です。進行役の生徒会役員だけが放送室に詰めて進行していきます。どんな会になるのかと、正直、不安はありましたが、そんな思いは杞憂に終わりました。

1年生の動画上映の際、3年生は身じろぎもせず集中して視聴していました。感動を誘ったと思います。2年生の時には、各クラスから終始笑い声が上がっていました。懐かしい場面の再現動画を見ながらとても楽しんでいたようです。下級生からのメッセージに涙している3年生もいたとのことです。3年生から下級生へのメッセージ動画・・・1、2年生とも先輩方からの言葉を聞き逃さぬよう、真剣な表情で聞き入っていました。3年生が築き上げてきた伝統のバトンは、確実に下級生に渡されようとしています。

過去に行われてきた体育館に全学年が集まって行う「三送会」は一体感が感じられます。過去の価値観にとらわれるならば、動画による三送会は味気ないものなのかもしれません。しかしながら「メッセージ性」という意味では、動画による今回の形の方が、格段に強かったのではないかと思います。

コロナ禍で密を避けながら、すばらしい動画を作成してくれた各学年の生徒達と、あたらしい形での「三送会」を企画・運営してくれた生徒会の皆さんの、想像力と柔軟性、行動力に感謝します。過去に縛られ、過去と同様のものができないことを残念がっているのは、私たち大人だけなのかもしれません。(文責 飯田)

穏やかな陽気の中でレク大会

卒業を祝うかのような穏やかな天候の中、3年生のレク大会が行われました。卒業式練習と同様、学年委員が全体をリードしており,3人の担任は生徒のゼッケンと同じ色の服に身を包み、生徒と同化して応援・声援に専念していました。

   

  

  

  

  

  

 

〔長縄〕

いわゆる「八の字跳び」と「大長縄(全員で一緒に跳ぶ奴です。)」の2種目です。運動不足なのか体力的に辛そうな生徒もみられますが、皆真剣そのもの。大長縄では何度も「せーの~」というかけ声でタイミングを合わせます。回し手は1秒も無駄にしまいと間髪入れずにかけ声を・・・、跳ぶ方は必死でついていきます。しかしながらとても温かな雰囲気で、終了時には、自然発生的に自分たちのチームへの拍手が起きていました。

  

  

〔ドッジボール〕

ソフトバレーボールを使用していたので恐怖感はなかったと思います。楽しそうに試合をしていました。

〔全員リレー〕

走り終わった生徒達は、ほぼ総立ちで、走っているクラスメートを追いかけるように、あっちにより、こっちにより応援しています。「がんばれ~」「いけいけ~」と温かみのあるかけ声が校庭に響きます。どこが優勝したのでしょうか?

残り少ない中学校生活を満喫する3年生。明日は下級生が3年生に感謝の気持ちを伝える「三送会」です。

(文責 飯田)

卒業式を自分たちの手で

  

繰り返される「礼」の練習。学年委員が角度等をチェックします。

  

学年委員の説明を聞く生徒達。                 教師役も生徒が行います。

昨日から3年生の卒業式練習が始まりました。小学校時代とは異なり、短期集中、数日間で仕上げます。昨日は起立、着席やお辞儀の仕方等の礼法を、今日は証書のもらい方を、それぞれ練習していました。昔と異なるのは、練習を学年委員が中心になって行っているという点です。司会や進行、先生役等も生徒が行い、教師は求めに応じて細かな部分を教えるという立場でした。進行役の学年委員はおごらず丁寧に、他の生徒は思いを込めて素直な面持ちで、そんな様相を見て取ることができ、改めて学年のチームワークの良さを感じました。

 

  

熱心な練習態度です。                     質問に答え、実際に立ち位置の説明をする学年委員

進行中に生徒からの質問も出ていましたが、学年委員がしっかりと答え、説明していました。教師が説明するよりも時間はかかりますが、自分たちの手で卒業式を作るという意味では、大変意義深いことだと思います。義務教育の最後の儀式、生徒達が作り上げる生徒達の卒業式です。当日までの練習経過を思い浮かべながら参列していただけると、その立派さがさらに際立ってくるのではないかと思います。卒業まで残り7登校日です。(文責 飯田)

 

 

 

思春期の生と性~自分らしく生きる~

 

千葉県助産師会 助産師の小路和子先生              真剣に話しを聞く生徒達。ふたクラスはリモートで聴いています。

今日から始まった3年生学年内日課の初日は、学年全クラス合同で性教育を実施しました。「思春期の生と性~自分らしく生きる~」という表題で、千葉県助産師会から小路(しょうじ)和子助産師をお招きしての講演となりました。あと数日で義務教育を終え、1ヶ月後には新しい世界へと進んでいく生徒達、活動範囲も交友関係も広くなります。このようなタイミングだからこそ重要な意味合いをもつ本日の授業だったと思います。以下に小路先生の講演のキーワードを記します。子どもたちがどのような話を聞いているのかを知る手掛かりとしていただければ幸いです。

 

3年1組の生徒達                        3年2組の生徒達

 

3年3組の生徒達                        生徒代表お礼の言葉・・・立派でした。

 表題「命の大切さと性」

1 序

 ・いのちの誕生  ・性を学ぶことは、生きることを学ぶこと

 ・体の性と心の性の不一致

2 体と性

 ・精通、排卵、性毛  

 ・思春期の悩み(性器、マスターベーション、プライベートゾーン、月経)

3 心と性

 ・欲求と脳  ・デートDV

4 妊娠について

 ・希望しない妊娠  ・人工中絶  ・避妊

5 性感染症について

 ・エイズ  ・性感染症への対処 

講演中派手なリアクションはなかったものの、生徒達は終始真剣な表情で頷きながら聞いていました。先生の講演では「自分を大切にできる人になって欲しい」「(心や経済的な)準備がきちんとできないうちは性行をしない」「臨まない妊娠や性感染症になったら早く大人に相談すること」等の言葉が印象的でした。

2時間授業の最後に生徒代表お礼の言葉がありました。「自分は男子なので女子の大変さを全て理解することはできないが、相手を支えられる存在になりたい。」というすばらしい言葉が聞かれました。(文責 飯田)

 

定期テストは何のため

テスト直前の生徒達の様子です。

 

 

 

 

今日は今年度最後の定期テスト日、学年末テストの最終日です。1年生は入学したばかりのような印象がありますが、もう1年が終わろうとしています。はじめは緊張感が大きかった定期テストだと思いますが、すっかり慣れたことでしょう。1時間目前に教室に行ってみましたが、互いに教え合う姿、一人黙々と自学する生徒、集中力を高めようと?している生徒、様々な姿が見られました。

また2年生はもうすぐ最上級生となり受験生と呼ばれるようになります。今日は千葉県公立高校の検査日ですので、丁度1年後には高校受検真っ最中ということになるはずです。

ところで、定期テストと言えば、忘れられない生徒がいます。私が中3の担任をしていた時、丁度この時期(公立高校合格発表直後)のことです。その生徒は検査日に、それまでの実績以上の力を出し見事第一志望の県立高校に合格しました。出願時には塾等から「無理だから他の高校に変更した方がいい。」「あなたはチャレンジャーだね。」等と言われていました。しかしどうしても合格したい高校だったとのことで、変更せずに受検し、当日は普段よりも70点程多く得点し、合格することができました。

その生徒が、成功の秘訣は?との問に話してくれたのは、「定期テストの間違い直しを徹底してやってきたこと。」だそうです。確かに定期テストは、それまでの学習内容がどれだけ自分の身に付いているのかを知るためのものです。どうしてもマルが付いている部分ばかりに目がいきがちですが、本当に大切なのは×だった部分です。そこが自分の身に付いていない部分ですので、×の問題を徹底して復習していくことは非常に重要なことであり、学力を高めていくには合理的な方法です。

3年生になっても、1年生の時のテスト直しノート(毎回の定期テスト問題と解答用紙が貼ってあり、隣のページに解説や再度問題を解いた形跡がある。)を見返し、復習に使っていたとのことです。テスト直しノート3年間分では何冊位になるのでしょうか。ボロボロになったノートに向き合う姿が目に浮かびます。

せっかく多くの時間を割いて臨む定期テストです。点数だけに一喜一憂するのではなく、できる限り活用していった方が得策だと思われます。(文責 飯田)

 

楽しそうな「確率」の授業

   

   

   

昨日、2年生の数学で「確率」の単元導入の部分が授業公開されました。単元の最初の授業ですので、生徒達が「確率」への興味関心を高め、今後の授業に意欲的に取り組んでいけるようにすることがねらいの一つです。

「確率」というと数字の羅列のようなイメージがあり、数学が余り得意ではない生徒にとっては意欲的に取り組みづらい単元のような気がします。しかし昨日の授業は,教科書巻末にある「特別なさいころ」を各自が作成することから始まり、実際に転がして統計をとり、班員や学級内でその結果をシェアして学びにつなげていくというものでした。

数学では教科書とノートで学習し、反復して身につけるイメージが大きいですので、昨日のような導入授業は新鮮な感じがしますし、生徒達も仲間とコミュニケーションをとりながら、時には大いに盛り上がり、学習を進めていました。「特別なさいころ」で学習意欲を高め、今後、主体的に学習を進めていけるようになるといいですね。(文責 飯田)

最後の授業日

  

       

      

来週はいよいよ大舞台、千葉県公立高校の入試日です(生徒達にはわざわざ緊張感を煽るようなこんな言い方はできませんが・・・)。このことに伴い、コロナ感染を避けるために、次週の月・火曜日は3年生のみ休業で自宅学習日になります。また入試が終了した後は奉仕作業や卒業式練習等を行う学年内日課となるため、3年生にとっては本日(2月18日)が最後の授業日になります。

今日3年生の教室を見に行きましたが、公立入試直前ということで緊張感漂う中での授業でした。あるクラスはテストの予想問題に取り組み、あるクラスは学年末テスト返却の中で、「入試ではこんなことが問われるかも・・・」などの解説がなされているようでした。また女子体育はダンスのまとめ、男子は体力が衰えぬよう元気にサッカーをやっていました。いずれにしても最後の授業日などという感傷に浸っている場合ではなく、目指すべき所に向かってラストスパートをかけている状況です。

先日の3年生の進路集会では、「最後まで後輩達に良い後ろ姿を見せてあげて欲しい。」ということをお願いしました。すでに進路が確定している生徒もいますが、頑張っている仲間達の妨げにならぬよう一人一人が意識して「良い後ろ姿を見せられるように」生活してくれているようです。3年生の学年のチームワークの良さを感じます。ともかくコロナ感染等、例年よりも気を遣いながらの追い込みになりますが,持てる力を100%発揮し、全員が成功できるよう祈っています。 (文責 飯田)

学校評議員会

     

本日、学校評議員会を実施しました。本校の学校評議員は元ふる協会長、青少協役員、民生委員等、地域から選ばれた7名の方々に務めていただいています。学校の様子を見ていただき、学校運営に対しての意見をいただく場となります。元々は年間に3回実施する予定でしたが、コロナ禍にあり、1,2回目は書面開催としたため、最終回の今回初めてご来校いただくことになりました。

本来ならば授業参観等を行い生徒の様子を見ていただくなどした上で、ご意見をいただければ良いのですが、それも叶わず、先日実施した保護者の皆様にもご協力いただいた学校評価を参考とし、ご意見をいただくのみとさせていただきました。

評議員の皆さんからは、コミュニケーションスキルの重要性、あったか挨拶の定着度合いの高さや、タブレット活用に対する前向きな考え方、また、(ありがたいことに)教師の頑張り等について肯定的な意見をいただきました。一方で、YouTubeやSNS等の使用についての注意喚起や、不登校生徒への対処等については、継続指導の必要性等の課題があるとのご意見をいただきました。

今まで生徒や保護者の皆様と直接お会いいただく機会があまりなかった学校評議員の皆様ですが、いつも影ながら学校を支えてくださいました。次年度より、コミュニティースクールへと移行することとなりますので、今回を最後に解散となります。長らく学校運営に協力いただきましたことに心より感謝申し上げます。

コミュニティースクール化した際には、学校評議員の皆様にご意見をいただいていた時よりも、学校と地域との距離はさらに近くなるはずです。今後も地域と共にある学校を目指していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  (文責 飯田)

保健指導

  

先日、1年生全クラスで、保健指導を実施しました。コロナ禍ですので、養護教諭が一教室からリモートで発信し、他のクラスはリアルタイムでスクリーンを見ながら学ぶという形での実施です。両教室を行き来してみましたが、どの生徒達も真剣な表情で学んでいました。

さて、指導の内容ですが、大きく分けて次の3つです。(1)思春期の体の変化 (2)思春期の心の変化 (3)いろいろな性 についてです。家庭ではなんとなく話し辛い雰囲気があるかも知れませんが、子どもたちが学校で学んでいる内容は保護者の皆様にも知っていただく必要があると思いますので、キーワードのみですが、ご紹介します。

 (1)思春期の体の変化

   ・ホルモンと二次性徴 ・精通 ・初経 ・受精の仕組み

   ・性的衝動と性差 ・プライベートゾーン(水着で隠れる部分)

 (2)思春期の心の変化

   ・思春期のイライラとのつきあい方(「もうひとりの自分」)

 (3)いろいろな性

   ・LGBTQ

また、保健指導に先立ち1年生からとったアンケートの概要は次の通りです。

男子については、「悩みあり」が21人、「悩みなし」が48人、一番多かった項目は「勉強や進路のこと(9人)」でした。

一方、女子については、「悩みあり」が61人、「悩みなし」が34人、一番多かった項目は「勉強や進路のこと(18人)」、次いで「友達関係(13人)」、「自分の性格や心のこと(11人)」という結果でした。

全体として、女子の方が、悩みを持つ生徒が多いとことが分かります。

指導のまとめとして「思春期は悩みや不安が多く、時には家族や友達とぶつかることもあります。身体の変化にとまどう人も多いと思います。そんな時には、心の中の『もう一人の自分』と向き合いいろいろなことを考えて欲しいです。」と養護教諭から話されていました。  (文責 飯田)

修学旅行準備が始まっています

生徒達が冬休み中にまとめてきた成果物です。2年生の廊下に掲示してあります。

  

 

次年度(令和4年)5月17日~19日に実施予定の修学旅行まで3ヶ月余り、本格的なコース決め等に先立ち、先週金曜日には、旅行業者の方に事前説明に来ていただきました。アイスブレイクと称しての簡単なクイズやプチ情報、京都・奈良の人気スポットの紹介に続き、学級別コース決めや、班別行動のポイント等を分かり易く説明していただきました。コロナ禍ですので、学年室からのリアルタイムでの配信でしたが、とても上手で興味をそそるような説明でしたので、生徒達も行きたい気持ちをさらに高めたことと思います。

大きな不安材料はコロナの感染拡大です。修学旅行の実施日時については、修学旅行列車(新幹線)使用の関係で(関東地方では、関西方面に旅行する学校がほとんどであるため)毎年入学後間もない時期に2年後の実施日時が決まります。昨年度(現3年生)は、この時期にはJRからコロナ感染者拡大に伴う実施日時変更の打診があったらしく、当初5月中旬予定だった期日を7月前半に変更していますが、本年度はまだそれがありません。林間学校等と同様、生徒達の健康を第一に考えて進めていきたいと思います。

オミクロン株拡大に伴い、見通しが不透明で、この先どのようになっていくかはわかりませんが、今は実施できることを信じて計画を立てています。まだ見ぬ京都・奈良への思いを馳せるお子さん達に、ぜひ訪問計画のアドバイスをしてあげてください。(文責 飯田)

「薬物は怖いです。」(生徒の感想箋より)

 

 

 

 1年生各クラスの生徒達:皆、真剣な表情で取り組んでいました。

寸劇をやるクラスも・・・

昨日1年生全クラスで、「薬物乱用防止」の授業が行われました。中学校では1年に1度実施することになっており、本校では1学年で実施しています。まだ早いのでは?という声も聞こえてきそうですが、「薬物の種類にはどのようなものがあるか。」との教師の問いかけに、麻薬、シンナー、大麻等々結構多くの回答がすぐに出されました。数十年前とは比較にならない程、情報が入手しやすくなっている時代ですので、生徒達にとっては、大人が思っているよりも身近に感じられるものなのかもしれません。

授業は、20分程度の動画視聴を元に行われました。薬物に手を染めることになるきっかけや、薬物から逃れられなくなり身の破滅を起こすまでの様子等がリアルに上映されました。今まで何度も見てきた動画ですが、視聴する度に「決して手を出してはならない」と思わせてくれる内容です。今回の授業をきっかけに生徒達の意識も高まっていると思いますので、ご家庭においてもぜひ、話題にしてみてください。子ども達全員が、絶対に薬物に手を染めることなく、健全に成長していけるよう見守り、声をかけていくのが我々大人の努めだと思います。(文責 飯田)

〔生徒達の感想箋より〕

・薬物をやると、大事なものを失い、家族や友達を悲しませてしまうことを知りました。

・日頃から「自分は絶対にしない」という強い意志をもつことが大切だなと思った。

・隠語のハッパ、アイス、アンパン、チョコなどにだまされないようにしたいです。

・そんなものが必要ないように、ストレスの発散や、悩みがあれば相談できるようにしたいと思います。

・少しの誘惑にも負けてしまったら自分の身に危険が生じてしまうので、今後誘われても必ず断るようにしようと思います。

・友達から誘われたときの断り方を知れて良かったです。

・周りの人や自分をつらくさせないために、誘われてしまったら、きっぱりと断りたいと思います。本当に薬物は怖いものです。

・薬物乱用防止の動画を見た人だけではなく、見た人から家族や友人に伝えていく事も薬物利用者を減らす1つの解決策であると思った。

主体性と想像力を育む新しい音楽

   

とても楽しそうに取り組んでいました。             タブレットなので指で操作できます。

  

 ◯や△などが、音になります。                 ◯には自然と目がついて顔になります。        

「楽しい~!」始まって間もなく、生徒から絶賛の声が上がりました。あじさい2組の音楽です。コロナ感染レベル3となり、授業内容に苦慮している教科の一つに音楽があります。合唱や打楽器以外の楽器演奏に制限が加わり、できることが限られています。制限された前回は、鑑賞やハンドクラップ等を中心に授業を行っていましたが、制限期間が長引くにつれ、そればかりでは厳しくなってきます。そのような中、昨日参観した授業では、一人一台のタブレットを活用した今までにない授業をみることができました。

「クロームミュージックラボ」の中の「カンディンスキー」というアプリを使用しての音楽です。上記画像を参照しながら読んでいただくと分かり易いのですが、画面に指やマウスで描いた◯△□などの図形が音楽になります。左側から右側に向かって音楽が流れていくことや、上の方に描くと高い音、下の方に描くと低い音となること等、まさに楽譜と同じような規則性があり、音楽作りの手掛かりを学ぶことができます。

また、タブレットを使用しての学習ですので、タブレットに慣れることはもちろん、主体的に学ぶ習慣や想像力を身につけるもできる等、今までとは少し異なる音楽の授業になっていると感じました。私もこのアプリに触れてみましたが、誰にでもすぐに本当に簡単にできるアプリで、かなり楽しいです。授業では、このアプリで身につけた感覚をどのように発展させていってくれるのかが楽しみです。(文責 飯田)

 

  

コロナと「正常性バイアス」

本日の生徒の様子(3年生美術:黙々と作業する生徒達)。下記本文と画像とは関係がありません。

  

コロナ陽性者が確認された旨のすくすくメールは、今日で4件目となりました。TVの情報番組でも放送されているとおり、全国的に、そして千葉県でも、最近、過去最多が更新されました。柏市からの情報では、柏市内の小中学校においても急激に陽性者が増加しているとのことです。今まで行事の延期・中止、授業での制限等、感染予防対策に腐心してきただけに、何とかとどまって欲しい、そして感染された方には早く回復して欲しいと祈るばかりです。

さて、昨日、学級閉鎖の連絡をさせていただきましたが、今回の学級閉鎖については、数年前まで冬場に行われることが多かったインフルエンザによる学級閉鎖とは若干違いがあります。今回の閉鎖にあたっては、教育委員会の学校保健課から情報提供をいただきながらの決定となりましたが、感染力の強さがインフルエンザとは異なりますので、少人数でも学級閉鎖ということにしました。

また、学校内での生徒達の様子を見てみても、インフルエンザの時には風邪ひき生徒数名が教室内で「ゴホゴホ咳をしている」という状況がありましたが、今回に関しては、前日まで見かけは元気でも、急激に熱が上がり陽性になるというようなイメージがあります(あくまでも私の個人的感覚です。)。

今登校している生徒達や教室の様子を見てみると、風邪が蔓延しているという状況は全くなく、むしろ、皆元気に活動していると言えます。このような様相だからこそ、少しでも具合が悪い場合には早めに受診し、ご家族に風邪症状の方がいる場合には、生徒本人を登校させないことを徹底する必要があると思っています。ぜひ、ご協力をお願いします。

大変な状況に陥った際、「正常性バイアス」が働き、「自分は大丈夫だ」と思い込むことがあるといいます。しかし今回については、風邪症状等がある場合には、「万が一陽性だった場合には、本人も辛い思いをするし、周囲の仲間にも感染させてしまうかもしれない。」というような想像力を働かせていただき、早めの対処をお願いします。刻一刻と変化していく社会情勢の中、学校とご家庭とが同様の考え方をもって、子ども達を守っていけるよう協力をお願いします。(文責 飯田)

 

どの学年も着々と準備を進めています

   コロナ禍で先行きが不透明な日々ですが、子どもたちは先を見据えて着々と準備を進めています。今日の6校時、総合的な学習の時間に、1年生は「林間学校の準備」、2年生は「3年生を送る会の準備」、3年生は「進路集会」を行いました。例年通り・今まで通りの活動ができない中ですが、この状況下で何ができるかを考え対応している生徒と職員の柔軟性には感心します。

  

 1年生は、次年度実施予定の「林間学校」の予察報告を聞いた後、タブレットを利用して福島県についての調べ学習をしていました。林間学校に関しての活動は今日が初めてということで、まだ知らないこと、わからないことばかりだと思いますが、これから地理的な特徴や訪問先の歴史等についてしっかりと学んでいって欲しいと思います。6月初旬の実施日まで4ヶ月余り、コロナ感染の終息を祈ります。

  

 2年生は、「3年生を送る会の準備」に入りました。送る会でイメージするのは合唱のプレゼントですが、歌を歌うことが困難な状況になっています。このような中ですが、今できる最大限のことを考え、準備を始めているようです。どの学級をのぞいてみても生徒達が中心になって話し合いを進めています。さすが2年生だと思います。ものごとに主体的に取り組んでいく様子が見られ嬉しいです。「もうすぐ最上級生になる。」そんな心構えはもうすっかりできあがっているようです。

  

 3年生の「進路集会」は、進路指導主任の学級が発信元となり、各教室のスクリーンにリアルタイムで配信し投影するという形で行われました。今までは体育館で学年生徒全員が一堂に会して行われていましたが、学級単位で話を聞く集会も、集中して話を聞いたり、わからないことをすぐに聞けたりするという意味では、メリットが大きいと思われます。いよいよ出願準備、公立の検査日まで1ヶ月を切りました。本当にラストスパートの時です。健康に十分に気をつけながら、悔いのないように準備して欲しいです。全員が納得いく結果を得られるよう応援します。(文責 飯田)

コロナ禍の授業(技術科)

   

板を押さえる足とノコギリを引く手の位置関係が大切ですね。   完成形をイメージします。

   

カンナがけは結構むずかしいようです。              黙々と作業する生徒達。

千葉県が、まん延防止等重点措置の適用になってから5日、先日もお伝えした通り、柏市では感染レベルが「レベル3」に引き上げられ、授業等での制限が以前より厳しくなりました。そのような中、学校での授業はどのような形で行われているのかと心配される方々も多いのではないかと思います。

授業で特に制限が厳しくなったのは、声を発する場面等での生徒同士の距離感です。やはり音楽での合唱や家庭科の調理実習、理科での話し合い活動や声かけ等が必要な実験観察等です。学級や学年を超えての活動も実施しづらいため、委員会活動や3年生を送る会の実行委員会も、時にはタブレットを使ったリモートや、大きな部屋で十分に距離感を保って行う等の工夫をしています。

冒頭画像にあるのは、1年生の技術科で木材加工を行っている場面です。ノコギリやカンナ等の刃物を使っていますで、おしゃべりをしている余裕はないようで、皆真剣そのものでした。

周辺の学校からは、コロナ陽性の児童生徒が出ているとの情報が入っていますが、本校では今のところ陽性者は出ていません。しかしながら、TVの情報番組等では、今後更に感染は広がっていくだろうと報道されています。学校では、日頃の感染予防対策を徹底し、感染者が出たとしても、それが拡大していかぬよう緊張感をもって生活させていきます。ご家庭においてもどうぞご協力をお願いいたします。(文責 飯田)

1、2年生の授業参観を断念!

12月から予定していた1、2年生の授業参観ですが、感染レベルが「レベル3」に引き上げられ、学校生活で様々な制限がかけられるようになったことから、実施を断念しました。前年度も授業参観は無かったと聞いていますので、子どもたちの様子を見られることを楽しみにしていた保護者の方々が多かったと思います。子どもたちも、自分が頑張っている姿を親に見てもらいたいと思っていたのではないかと思います。大変申し訳なく思っています。

代替措置と言えるかどうかは分かりませんが、子どもたちが真剣に、しっかりと授業に臨んでいる姿を見ていただきたく、授業風景の動画撮影を考えました。発案は簡単で、撮影も簡単にできるように思えますが、実際に撮影するとなると様々な障害が生じます。

しかしながら、1、2学年教員からは、すぐにリアクションがあり、どの角度でとれば見やすいのか、全員を写すのにはどうすれば良いか等々考えながら行った試し撮りの報告がありました。撮影機器や三脚の問題等も残されています。授業参観が予定されていた1月26日に配信とはいきませんが、職員が知恵を出し合いながら、頑張っていますので今しばらくお待ちいただきたいと思います。

感染は想像以上のスピードで拡大しているようです。学校ではできる限りの予防対策をしていくしかないと思っています。ご家庭においても十分にご留意いただきますようお願い致します。 (文責 飯田)

感染拡大に伴う活動制限

  

班員4人が頭を寄せ合って行う実感は難しくなってきます。

一時はこのまま終息かと思われるほど、数値が下がっていたコロナの新規感染者数ですが、今回のオミクロン株の拡大は急激で、あっという間に全国に広がりました。先日柏市教育委員会から(レベル1を)レベル2にするという連絡をいただいた際には、すでにレベル3への移行も視野に入っていたようですし、現に保護者宛プリントを作っている脇で、まん延防止とそれに伴うさらなるレベルアップのことを話している始末です。

3学期には、何と言っても人生の大きな節目としての「卒業式」があります。下級生にとっても今までお世話になった先輩達への感謝の気持ちを伝える「3年生を送る会」があります。どちらも事前の歌練習等には、ある程度の日数が必要ですし、急な変更はできる限り避けたいと思っています。市教委からの連絡をいただいてから、担当者等を含め、その実施方法等について幾度も話し合いをしていますが、例年通りの内容とはいきません。少しでも生徒達が満足感をもって終えられるよう、感染拡大のリスクを考えながら詰めていかねばなりません。

また、授業や給食等も、活動制限をせざるを得ません。添付の画像は2年生の理科ですが、本来は4人位のグループで行うはずだった「放電」の実験を,教師による演示実験とした場面です。他教科においても同様に制限する場面が出てきます。感染拡大防止と学びの保障、どちらも非常に重要です。子どもたちの状況を見ながら、保護者の皆様にご理解いただきつつ前に進めていきたいと思います。今後益々状況が厳しくなっていくと思われますが、どうぞよろしくお願いします。 (文責 飯田)

講師をお招きし「がん教育」を実施しました。

    

講師 千田 操 氏          真剣な表情で聞く生徒達       生徒代表お礼の言葉

本日、第2学年で「がん教育」集会を実施しました。これは、新学習指導要領の保健体育で「がん教育」を取り扱うこととなったことにより、本年度初めて実施したものです。講師には東京慈恵会医科大学附属柏病院看護師の千田操氏に来ていただきました。

講師からは、がんが発生する仕組みや原因、予防や治療についての概略を聞くことができました。予防の話では、バランスの良い食事(塩分過多に注意)や適度な運動の必要性等、日頃気をつけた方が良い点に加え、将来的には健康診断を受診するようにとの言葉が印象に残りました。

2学年職員に聞くと、集会後の感想箋では、「がんは治らないという考え方が変わった。」「将来タバコは吸わない。」という意見が多かったとのことです。今回の学習機会を通して、生徒達の健康への意識が高まれば何よりです。

また、講師の思いとしては、保護者の皆様の健康保持増進というねらいもあるようで、「生活習慣等について保護者の皆様と話をしてみてください。」との言葉もありました。子どもたちが、ご家庭で「がん教育」について話題にするかもしれませんので、この機会に健康について話してみてください。 (文責 飯田)

いよいよ本番!私立入試直前。

    

注意事項が具体的に話されました。      皆、真剣に聞いています。

  

進路委員さん達の運営も立派でした。     「最寄りの駅を間違えないように!」

いよいよ始まる高校入試!本日は試験日に先立ち、入試直前集会が行われました。進路指導主任からは、試験日当日の持ち物や、前日・当日の注意事項等が具体的かつ丁寧に指導され、さらに試験に臨む際の気持ちの持ち方についても話がありました。また学年一番の若手教員からは、入試日当日の自分の失敗談を交え、絶対にあってはならないミスについての注意喚起がありました。生徒達は皆真剣な表情で話を聞いていました。いつもの事ながら、四中3年生の真剣な表情を見るにつけ、全員に成功して欲しいという思いを持ちます。

生徒達にとっては、初めての大きなハードルです。我々大人は、情報提供することと見守り・応援しかできません。今までしてきた学習の積み重ねを余すこと無く発揮できるよう、事前準備を怠らず当日を迎えてもらいたいと思っています。

今週末は茨城県私立、来週は千葉県私立高校の試験日です。3年生全員が自分の持てる力を100%発揮できるよう祈っています。頑張れ四中生! (文責 飯田)

ベストアクターは誰?

    

  

昨日から授業が本格的に始まりました。はじめから6時間授業、3年生にあってはいきなり5教科の確認テスト実施で受験モード全開という感じです。他学年の生徒達も休み明けですが、ほとんど違和感なくしっかりと学習に取り組んでいました。この落ち着きが四中生のすばらしさです。日頃からご家庭でご指導いただいている賜であると感謝しています。ありがとうございます。

さて、今日は第1学年で、グループエンカウンター(2021年12/21の「四中日誌」参照)の第2弾「ベストアクターは誰だ?」が実施されました。マスクをしている日常では、顔の表情が見え辛いので、自分の感情を伝えたり、逆に友達の気持ちを読みとったりすることが通常時より難しくなります。そこで今回のミッションは、「言葉で自分の気持ちを表現し、仲間に理解してもらう。」というもので、アクターつまり役者になり、言葉で感情を伝えるというものです。

単語で書く「何で」という言葉も、発音や声の調子によっては、「疑問」になったり、「不快な気持ちの表現」になったりします。このような課題として与えられた言葉を、発音を変える等して友達に向けて発し、「疑問」なのか「不快」なのか等を当ててもらうゲームです。

朝の10分間という短い時間でしたが、子どもたちは積極的で楽しそうに参加していると感じました。「次のグループエンカウンターはいつですか。」と楽しみにしている生徒もいるとのことです。今後も週2回位のペースでの実施予定とのことですが、オミクロン株の感染拡大によりグループ活動を制限せざるを得ない状況にならないよう願うばかりです。(文責 飯田)

「志を立てて もって 万事の源となす」

    

真っ白な校庭(体育館方面から)   雪化粧した木々         昇降口での検温チェック       清掃時間(職員室廊下)

昨日からの雪で、登校時間帯の路面凍結等が心配されましたが、生徒達の元気な姿を見ることができ、ほっとしています。また冬季休業中の大きな事故や新型コロナへの感染報告等も無く3学期を迎えることができましたこと、保護者の皆様のおかげであると感謝しております。

さて、本日は3学期の初日であるとともに、新年の始めでもありますので、「目標をもつ」という事について、始業式で話をさせていただきました。その内容を掲載いたします。

 〔3学期始業式式辞〕(部分的に省略、変更しています。)

・・・前文省略・・・今日は、吉田松陰という人の話をします。吉田松陰は幕末に松下村塾を開き、伊藤博文や木戸孝允等多くの人材を育てた人です。その吉田松陰が残した言葉の中に次のような言葉があります。

「志を立てて もって 万事の源と為す」

「志」とは、「心に思い定めた目標」という意味です。「目標を立てること」、それが全ての「源」つまり物事の始まりとなる。「何事をするにしても志がなければならない。志を立てることが全ての源(始まり)となる」ということです。

皆さんは、新年を迎えるにあたって、目標は立てましたか?・・・中略・・・まだ新年は始まったばかりですので、まだ目標を決めていない人は、ぜひ目標を決めて充実した生活を送れるようにしてください。

また、3学期に際し、皆さん個人の目標とは別に、学校全体としてお願いすることがあります。

まず3年生は、「今まで同様、すばらしい後ろ姿を後輩達に見せ続けて欲しい。」ということです。今、一人一人には受験という大きな目指すものがありますので、それどころではないと思うかもしれません。しかし、普段通りの落ち着いた生活をしていくことが、受験という「いざ」の場面で、思わぬミスや失敗を防ぎ、普段通りに力を発揮することにつながります。ぜひ、落ち着いた生活をすること、良い後ろ姿を見せることを心がけてください。

次に2年生は、上級生が安心して生活しバトンを託していけるように「様々な場面でリーダーシップを発揮して欲しい。」ということです。部活や委員会等でリーダーになっている人はもとより、それ以外の人達も、自分が経験してきたこと等を元に、周囲への声かけ等をして欲しいです。リーダーシップを発揮することが得意でない人は、リーダーを支えるフォロワーとして頑張って欲しいです。

最後に1年生は、先輩達の姿をみて、「先輩達のすばらしい部分を吸収し、四中の伝統の継承者として準備をして欲しい。」ということです。あと3ヶ月で下級生を迎え、先輩になります。その準備をしっかりとしておいてください。

今年も皆で力をあわせて、よりすばらしい四中を作り上げていきましょう。(以上始業式式辞)

終息に向かうかと思われた新型コロナウィルスですが、やはり第6波がやってきてしまいました。今学期も安全・健康第一で、生徒達の成長を促していけるよう職員一同頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いします。

(文責 飯田)

 

地域と学校を結ぶ花鉢配付

    

四中会場に集まった生徒達。民生委員さん24名。生徒70名。配付鉢数157鉢。職員もほぼ総出の状態でした。

    

「どの花鉢がいいかな?」           民生委員さんと共に出かけます。       「私達が育てた花鉢です・・・」「ありがとう~」

 終業式前日、地域の方々への花鉢配付を行いました。配付予定数は157鉢(157世帯)です。本年度はコロナ禍で地域の方々と交流する行事がすべて中止となっていますので、この花鉢配付だけが唯一の行事です。配布は、1,2年生限定にさせてもらいましたが、70名もの想いを持った生徒達がボランティアとして参加してくれました。大変ありがたく思っています。

四中会場と新田原近隣センターとに別れ、それぞれを拠点として配付しました。お手伝いいただいたのは、地域の実情をよくご存じの民生委員さん24名です。生徒4~5人のグループに1名ずつの民生委員さんが付き添い、ご家庭を訪問させてくださいました。学校としては、大変心強く、ありがたく思っています。

 配布当日までは、生徒会役員を中心として、花の水やりや植え替えをしてきました。愛情を注いできた鉢花が、地域の各ご家庭でそれぞれの愛情を受け開花していくのと同様に、本校生徒達も地域の皆様に見守られ、愛情を受けながら立派に育っていくのだと思います。生徒達にとっては、花鉢を渡すだけの短い時間での活動ですが、とても大きく身になる経験になったことはまちがいありません。

 (文責 飯田)

全ての学年に感謝!(終業式式辞)

  

放送室からこのような感じで話します。(生徒会長より)      表彰も放送で!生徒は教室で起立。

今日は2学期終業式。今回も生徒達は各教室にて放送を聴くという形です。すっかりこの形も定着してきましたが、今回は音楽科のリードでCDに合わせての校歌斉唱もありました。放送室では生徒達の歌声を聴くことができないのが残念です。4月着任初めて?の校歌斉唱、1年生は歌えたでしょうか。

さて本日の終業式では、校長より各学年へのお礼と、担任からのプレゼントの話をしました。以下に話の大意を掲載しますのでご覧ください。

〔式辞より一部抜粋〕

3年生は、スポーツフェスティバルで行動の指針となる4つの柱を示し全校を成功に導いてくれました。歌声交歓会では3クラスが切磋琢磨する中で、すばらしい合唱を作り上げてくれました。下級生に聴かせてくれた代表の歌声は、1,2年生の心の中に、四中の伝統ある歌声のすばらしさを刻んでくれました。何よりも下級生に対して、きちんとした学校生活を送る後ろ姿を見せてくれている3年生は、そのことで立派に責任を果たしています。ありがとうございました。

2年生は、林間学校、歌声交歓会、学年集会等、どの場面を見ても、本当にしっかりと行動できました。委員会活動でも先輩からのバトンをしっかりと受け継いでくれています。ありがとうございました。

部活動に関しても、引退した3年生の代わりに部を牽引しています。新人戦の代替大会で頑張る姿について、たくさん見聞きさせてもらいました。それぞれの課題を克服し春にはさらに良い成績を修めることを期待しています。

1年生。先輩達と共に行う行事がほとんどなく、中学生としてのイメージを持ちづらい学校生活です。そのような中、歌声交歓会の合唱は、よく頑張りしっかりと仕上げました。とても立派でした。普段の生活でも一人一人が中学生としての自覚をもち、小学校時代よりもきちんとした生活を送っていることと思います。そのことに感謝しています。これからもすばらしい先輩達を見習い、良き四中の伝統の継承者として活躍してください。 

さて、今日は、担任から通知票という、すばらしいプレゼントがもらえます。通知票には、皆さんが2学期の間にどれだけ頑張ったかが記されています。各教科、委員会活動、学級での係や部活動、そして生活全般の評価もあります。

この中で、自分が優れている部分や、頑張れた部分は自分自身の良いところとして、自信をもち、更に磨きをかけ、伸ばしてください。

教科の評価にCがついていたり、Cがなくとも他と比べて、そこだけ低い評価であったりすれば自分にとってはそこが弱点だとわかります。行動の評価に△が記されている場合もあるかもしれません。所見の部分に、「○○を頑張りましょう」等とはっきりと書かれていることもあるかもしれません。そのようなマイナスの評価については、はじめは、嫌だなとか、コンプレックスをもったりすることもあるかもしれませんが、この良くない部分を克服するために、取り組みをしていくことで、自分自身をさらに伸ばしていく事ができるはずです。

「嫌だからやらない」「苦手だからやらない」と言って好きなことにしか取り組まなければ、嫌いなことはずっと嫌いなまま、苦手なことはずっと苦手なままです。それらは、とても役に立つ、自分のためになることかもしれないのに、それにも気づかずに終わってしまうことにもなりかねません。いつまでも新しい自分と出会うことはできません。このように考えれば、通知票に記されるマイナス評価や励ましの言葉は、自分を伸ばす道標となるものですので、非常に大切なものだと気づけると思います。

自分自身が直した方が良い部分について、はっきりと伝えてくれるのは皆さんのお家の方を除くと、学校の先生方以外にはいないと思います。自分に対して厳しいと思われる評価や言葉は、耳の痛いものではありますが、皆さんのことを、心から心配したり、成長させてあげたいと思ったりする愛情からきているということはわかりますね。

今日いただく通知票という、すばらしいプレゼントをどのような気持ちで受けとり、自分の中で消化して、そして明日からの2週間をどのような気持ちで過ごすかで、今後の皆さんの成長の度合いが変わってくることは間違いありません。新学期、一回り大きくなった皆さんと再会できることを楽しみにしています。  以上終業式 式辞より (文責 飯田)

友達と上手くつきあっていく第1歩に!

      

クラスメートからサインをもらっています。 「サインちょうだい!」          何人分集められたでしょうか。

      

こんな所で書いたりします。        ふんふん、どんなサインかな?       先生もサインします。

今日、1年生は朝読書の時間を返上して「グループエンカウンター」を実施しました。エンカウンターというのは「出会い」という意味があるそうで、学校では4月の学級開きの際に実施することが多いです。「グループエンカウンター」というのは聞き慣れない言葉かもしれませんが、「友達関係(つくり)を円滑にするための活動」と捉えていただければ、ぴったりくると思います。 

今日の活動のミッションは、「友達のサインをたくさん集めよう」ということで、事前に考えさせておいた仲間のサインを自分のプリントに書いてもらうというものでした。当然、サインをもらうためには声をかけるというコミュニケーションが必要になります。10分程度の短い時間でしたが、「○○さんサインちょうだい!」「サインお願い!」「かっこいいサインだね。」等、教室内で皆が入り乱れて楽しそうに声を掛け合っていました。何をするか、何と声をかければよいかが決まっているので声もかけやすくなります。友達作りや声かけの仕方を覚える第一歩になるといいなと思います。

そもそも、今なぜこのような活動を行うのかということには理由があります。本校では毎月、全校生徒が「学校生活アンケート」を実施し、友達関係の悩みや困り感等について把握しています。そのアンケートで、「友達をつくれない」「クラスメートへの声のかけ方がわからない。」等、仲間作りに困り感をもつ生徒が複数名いることがわかりました。これはコロナ禍にあり2年余りの間、仲間とのコミュニケーションを制限されてきた負の側面であると考えています。1学年の教師の側にも、生徒達が上手に仲間関係のトラブルを解決できていないという見立てがありましたので、今回この時期に改めてこのような活動を計画したということです。

困り感を声にしてくれた生徒と、その声に敏感に反応して計画してくれた1年職員の迅速さに感謝しています。来学期も「グループエンカウンター」を継続的に実施しつつ、生徒達の人間関係作りを支えていきます。(文責 飯田)

英語でSDGsのプレゼン

 

     

10月19日付け「2年生が英語でプレゼン!」という記事で、英語の授業での2年生のすばらしさについて記載しましたが、今回は3年生の「英語でプレゼン」です。 

テーマはSDGs(Sustainable Development Goals)でした。コマーシャル等でもたまに耳にする言葉ですが、貧困、気候変動、資源の枯渇等、世界が直面している多くの課題を解決していくために行動することが求められている、2030年までに達成すべき世界的な目標です。その解決には大人だけでなく子どもたちも含めて、理解し取り組んでいかなくてはならない問題で、「持続可能な開発目標」と訳されています。学校教育においても、様々な教科で学ぶ事となっており、以前は国語でSDGsについて学んでいる授業の紹介をしました。

今回の英語では、自分が選んだSDGsに関するテーマに沿って、グラフ等の統計資料を説明に使用するという縛りが設けられていることや、環境問題に関する専門的な単語を、時には関係代名詞を使って説明するというテクニックを必要とする等、準備も結構大変だったのではないかと思います。

当日のプレゼンは、全て1人で行うということで、準備だけでなく発表のプレッシャーも大きかったと思います。また2年生と同様、自分が書いた記事を読み上げるのではなく、資料や原稿等を確認しながら英語で話すように発表していました。効果的な画像を取り込んで理解を促したり、グラフを指し示しながら話したり、時には笑いをとったりと、工夫する姿が見られました。学年が1つ上がると、レベルもかなりアップするものだと感心し、聞かせてもらいました。3年生は全員が発表していますので、冬休み中にご家庭でも話題にし、一緒にSDGsについて考えてみてはいかがでしょうか。(文責 飯田)

読み聞かせのテーマは「母親の愛」

    

真剣なまなざしで聴く生徒達。        「母親の愛」がテーマです。         親の気持ち・・・伝わったと思います。

「今日の読み聞かせのテーマは『母親の愛』です。普段小言ばかり言うことが多くなる母親ですが、それは子どもへの愛から来ていることなのです。そのことを伝えたくてこの本を選びました。」これは、今日生徒達への読み聞かせをしてくださったボランティアさんの言葉です。

本校では毎年、学期に1度、全クラスを対象に「読み聞かせボランティア」さんに来ていただき、朝読書の10分間に読み聞かせをしていただいていたとのことです。しかしながら1学期はコロナ禍で実施できず、2学期もずれ込んだ合唱交歓会の練習などにより、全クラスでの実施ができなくなりました。そのような中、先週末から一部の学級で読み聞かせが始まり、本日は1年生2クラスで実施していただけました。

冒頭にご紹介した方は、昨年度まで本校生徒の保護者だった方です。子育てをしてきた一人として子どもたちに母親の思いを知って欲しいとの考えをもっていらっしゃいました。読み聞かせ後、話をさせていただきましたが、子育てに悩み、苦労しているお母さん達の力になりたいというような思いが感じられました。

もう一方のクラスは『ニワトリと卵と息子の思春期』という、思春期の子どもとその母親の苦労?喜び?を綴った本の紹介でした。10分間の読み聞かせですので、本の世界への誘いのような形になりますが、生徒達にとっては、興味深い本を紹介してもらえる貴重な時間になったはずです。

まもなく2週間の冬季休業に入ります。普段は多忙で読書時間の確保もままならない生徒達ですが、この期間に読書を勧めたり、話題にしてみたりしてみてはいかがでしょうか。  (文責 飯田)

ハンバーグの味はいかがでしたか

  

生肉からこねます。材料の入れ忘れはない?   成形中。ハート型もありました。       焼きは難しいです。

  

なかなか、良い焼き具合でした。       茹でます。塩入れたっけ?         きれいに盛り付けます。

先日の3年生の調理実習に続き、今回は2年生のハンバーグ作りを見に行きました。2年生の家庭科は2時間続きのため、少し手の込んだメニューになります。ノーマルなハンバーグに加え温野菜の付け合わせまで作っていました。

3年生同様、2年生も楽しそうで、活気ある授業です。ご存じの通りハンバーグは火加減が難しいですが、やはり四中の生徒達は立派で、どの班もよく話をきいているので、表面だけ真っ黒で中身は生などという班はないようでした。付け合わせの野菜も色鮮やかに茹で上がっていました。味の方はどうだったでしょうか。普段何気なく食している料理ですが、作る手間や大変さも学べたのではないかと思います。

やはり座学だけではなく、このような実技や体験的な学習は大切だと感じます。普段の授業では見ることができない、仲間達の意外な一面を見つけたり、仲間とのコミュニケーションでの温かさを感じたりできたことと思います。長くはない冬休みですが、復習の意味を込め、ご家庭でも一緒に作ってみてはいかがでしょうか。 (文責 飯田)

「素敵な歌を聴けて心が一杯です。」との講評

      

1年3組「Let's  search  for  tommrrow」             1年1組「Believe」

 

    

1年2組「大切なもの」           1年4組「明日へ」

今日は、合唱交歓会最終日、1年生の発表です。先輩達の姿を見て学ぶ機会をもつことなく本番を迎えることとなりました。中学校での合唱発表の場をイメージすることができず大変だったと思います。司会進行の歌声委員の生徒達も、開始前は、「緊張しています!」と言っていました。開、閉会式での挨拶やクラスの移動指示等の声を聴いても、緊張しきっている様子が伝わってきました。そんな中、会を最後まで進行できたことは立派でした。

さて、1年生の合唱ですが、よくぞここまで仕上がったと思います。以前の記事にも書きましたが、しばらくは歌を歌うということをしていなかったので、歌う筋肉ができておらず、すぐ疲れてしまうという状態でした。しかし、今日はどのクラスもしっかりと合唱を仕上げていてくれました。大きな進歩です。

歌は4クラスそれぞれの個性が光っていました。「強弱をつけようと頑張るクラス」「元気いっぱいのクラス」「音程をしっかりとっているクラス」「男女の掛け合いが良いクラス」、どれも1年生らしく初々しい仕上がりでした。

閉会式の講評では、「素敵な歌を聴けて心が一杯です。クラスで一つの曲を仕上げられたことを自信にして、今後の学校生活を頑張り、ますます良い合唱を作り、そして良い学年にしていってください。」とのエールをもらえました。合唱に関して言えば、ほぼゼロからここまで作り上げた(頑張れた)学年です。先輩達からの良き伝統を受け継ぐ素養を秘めた1年生の今後の成長が非常に楽しみです。(文責 飯田)

メリハリをつけて練習してきた成果ですね。

    

2年1組「Tomorrow」       2年2組「COSMOS」

 

    

2年3組「心の中にきらめいて」   2年4組「あなたへ」

 

連日の合唱交歓会。本日は2年生です。2年生は音楽の授業時数が少ない中、朝・帰りの会等の少ない時間を使って一生懸命に練習してきました。昨年度、合唱コンクールがなかったため、目標イメージを描き辛いというハンディもあります。

練習開始直後の音楽の授業で歌を聴いた時には、果たして歌えるようになるのかと大変心配しました。その時と比べると今日の歌は雲泥の差です。どのクラスも成長の度合いで言えば、3年生に引けをとらないものがあります。きっと2年生自身も自分たちの成長を実感していることと思います。

この2年生の飛躍的成長を見るにつけ、思い出されるが、林間学校のまとめ集会です。その時の集会で生徒達から出されていた今後の学校生活の目標に、「メリハリをつけた学校生活を送る」、「自分自身が意識して生活する」等がありました。おそらく、その反省を心にとめ、ひとり一人がメリハリをつけて歌声練習をしてきた成果なのではないかと思いました。

2年生は、順位をつけないこととしていたため、どのクラスも必要以上に緊張することなく、ゆったりした気持ちで歌えたのではないかと思います(すみません。筆者の勝手な推測です。もしかしたら「採点しなくて済む」というこちら側の気持ちの持ちようかもしれません)。どちらにしても、あのスタート時点からの成長の度合いはとても大きく、聴いていてほっとする良い歌声を披露してくれたと感じています。

まだまだ伸びる2年生、1年後の合唱祭の目標は、今日披露してくれた3年生代表クラスの歌声を超えることです。これからも頑張り屋の2年生を応援していきます。(文責 飯田)

心洗われる歌声でした。3年生全員に感謝!

 3年1組 「青葉の歌」

 3年2組 「ひこうき雲」

  3年3組 「With  You  Smile」

 ようやく実現できた合唱交歓会。昨年度は合唱の発表機会がありませんでした。音楽の授業で歌うことさえ満足にできず、ハンドクラップやハミングの実施にとどまりました。歌声を再開したのはつい先月です。合唱交歓会を保護者の皆様に聴きに来ていただく計画をしましたが、正直不安はありました。しかしどのクラスの生徒達も、本当によく練習してきました。朝、帰りの会の時間になると、階上から歌声がきこえてきます。日に日に良い歌声になっていくのがわかりました。歌い過ぎて喉をからしてしまうのではないかと心配するほどでした。

 今日の発表では、どのクラスも四中生らしく、それぞれの思いをしっかり込め、精一杯歌ったと思います。皆さん感動されたのではないでしょうか。審査も難航しました。どの曲もそれぞれ良いとことがあり、甲乙付けがたく悩みました。体育館から職員室に戻った際、「(合唱を聴いて)うるうるしちゃいました。」という職員もいました。3年生の歌声は聴いている人達を幸せな気持ちにしてくれました。私は心洗われる思いでした。本当に感動をありがとうございました。

 コロナ禍で、予期せぬ困難や心配事が出てきています。その一つが伝統を如何に継承していくかです。よく1年生は、3年の先輩達の歌声に触れて、そのすばらしさに感動し、「自分たちもいつかは先輩達のようになりたい。」と原動力にしていきます。多くの行事で同様のことが起こりますが、行事等が実施できないため、それが叶わなくなりつつあります。

 今日最優秀賞をとったクラスには、他学年の合唱交歓会で歌ってもらうことになっています。合唱の伝統を繋ぐ最後の頼みの綱です。「下級生へのバトンパス」よろしくお願いします。

 本日保護者有志の方々に受付等のお手伝いをしていただきました。ご多用の折、また師走の寒空の下、ありがとうございました。今後も子どもたちのご支援をよろしくお願いします。 (文責 飯田)

 

   

 

 

調理実習はいつ以来?「いももち」を作りました。

    

レシピです。                芋を練ります。             「すりきり」を教わっています。

    

焼きはじめ。油を伸ばします。        弱火で丁寧に焼いていました。       ホントに楽しそうでした。

 3年生の調理実習にお邪魔しました。献立は「いももち」です。茹でたジャガイモをつぶしてフライパンで焼くという、すこぶる単純な料理です。生徒達は、とても楽しそうで、1時間中笑顔が絶えない様子です。調理実習は1年生の時以来でしょうか?「楽しいです。」と言葉に出してくれる生徒もいますが、声に出さずとも表情を見ていればわかります。

 手際よく焼きに入る生徒がいる一方で、ガスの火を点けるのもおっかなびっくりで、いつまでも芋練りを終えない生徒、「料理ができる男子はもてますよね~」と言いながら頑張る男子、火が強すぎて焦げ始めたのを先生に手助けしてもらう生徒等々、色々です。

 久しぶりの調理実習が心配だったのか、栄養士さんもヘルプに入っていましたが、結局50分間生徒につきっきりで手伝っていました。職員室に戻ってきて、「疲れたけれど、私も楽しかった~!」と嬉しそうな顔をしていました。

「いももち」の作り方が将来役に立つかどうかはわかりませんが、物事を体験することは尊いことだと生徒達の様子を見ていて改めて思いました。私も、楽しそうな生徒達を見ていることが嬉しくて、つい50分間居てしまいました。

 12月中に、3年生他クラスでも「いももち」を、2年生は「ハンバーグ」を作る予定です。 

 (文責 飯田)

プログラミングの授業は「楽しいです!」

  

ロボットは指示した通りにしか動きません    何やら、難しそうな指示ですが、、、

    

曲がってゴールにたどり着いたロボット。    皆、必死でした。

先日、3年生の技術科の授業を参観しました。新学習指導要領で充実が図られることになった「プログラミング」の授業です。「プログラミング」と聞くと、コンピュータを得意としない人(わたし自身もそうですが)にとっては、専門的すぎるという印象をもつかもしれません。しかしながら、授業は生徒達にとって楽しく学べる教材によるものでした。

上記画像だけではお伝えすることは難しいですが、「動作」「速度」「時間」等をPCで指示(入力)し、PCと繋がれたロボットをスタート地点からゴール地点まで導くという学習です。ロボットを回転させる時間が長すぎると、あらぬ方向に進んでいったりと、なかなか思い通りに行かないようでした。時間等の微調整を繰り返しながらゴールにたどり着いた時には、充実感に満ちた表情を見せていました。声をかけてみると「これ、楽しいです。」との嬉しい言葉が返ってきました。

「Society5.0」と言われる人工知能を存分に活用し、共存していく時代が来ています。コンピュータを理解し、上手に活用する力を身につけることは、特別な人が特別に学ぶものではなく、誰もが学んでいかねばならない必須のものです。これからの時代を牽引していくことになる生徒達の頑張りを、これからも応援していきます。 (文責 飯田)

3年生の授業参観を実施しました。

   

3年昇降口で検温中です     後方から参観中

連日のコロナ新規感染者数が低いレベルで落ち着いており、昨日は1年5ヶ月ぶりに0人という喜ばしい数値でした。このような状況下、本日午前中、3年生のみ授業参観を実施しました。実に1年生の時以来の授業参観とのことです。1時間の参観者数が10名以下になるように計画していましたので、教室内に保護者が密集するということなく実施できました。

久しぶりに参観してもらった生徒達の心中はわかりませんが、親としては子どもの成長していく姿を見られることは大きな喜びだと思います。次の機会は、次週予定している合唱交歓会です。数日前からオミクロン株という変異株が確認され感染再拡大懸念のニュースが報道されています。来週の実施に影響を及ぼすことがないよう、祈るばかりです。

今回30名弱の保護者の皆様に来校いただきましたが、実施に当たっては、検温チェックにご協力いただきました。また、寒い昇降口で受付をお手伝いいただきました保護者代表の方々、大変助かりました。ありがとうございました。

 (文責 飯田)

苦手科目克服のチャンスが「チーてれ」に!

 

昨日「チーてれスタディーネット(以下「チーてれ」)」という学習動画配信のお知らせプリント(※)を全校生徒に配付しました。「チーてれ」というのは、昨年度コロナ禍で休校措置がとられていた最中、学習機会確保のために、千葉県教育委員会の先生方が中心になって作成してきた授業動画です。1年半の歳月をかけ、ようやく各教科、各単元の動画が完成したとのことです。

千葉県内全ての小中学校の児童生徒が学習できるようにするため、県内で使用されている全ての教科書に合わせて動画が作成されています。それぞれが10分~20分位で視聴できるようになっており、学習プリントも印刷して使用できます。

苦手科目がある人や、理解を深めたい教科がある人にとっては、何度も繰り返し見られることや、動画のスピードを変えながら自分のペースで視聴することができること、中学生でも小学校の学習動画を見ることができるため、誰に気兼ねすることなく、じっくりと学んでいける等の利点があり、大変魅力的です。

せっかくタブレットを持ち帰っているのであれば、「チーてれ」を利用して、苦手科目の克服や理解を深めることに使ってみてはいかがでしょうか。まだできあがったばかりの動画ですので、これを利用すれば学力が身につくという検証結果はありませんが、目先の得点にこだわることなく、主体的な学習習慣を身につけるために役立つことはまちがいありません。ぜひ1度、利用してみることをお勧めします。 (文責 飯田)

※ 配布プリントは、このHP→「おたより」→「伝言板」の中にもあります。

「2年生もすばらしい学年です。」林間学校まとめ集会より

        

発表を聞く生徒達              「メリハリをつけて・・・」         格技場前に整然と並べられた上履き 

今月初旬に実施した2年生の林間学校から、早いもので3週間が経ちました。今日2学年は、これまでに学級や各部会で行ってきた林間学校の振り返りのまとめとして、「林間学校まとめ集会」を実施しました。

各学級や部会での良かった点と反省点、そしてこれからの課題等が全体化されました。時間をきちんと守らねばならないこと、不要な私語に注意すること、挨拶やメリハリある学校生活の重要性等が出されていました。

この集会をすばらしいと思ったのは、林間学校という行事を「楽しむだけ」で終わらせるのではなく、今後の自分たちの生活に生かし、さらに成長していこうとする姿が見られたことです。

生徒達の締めくくりは実行委員長の話でした。林間学校のスローガン「move by yourself」になぞらえて、「自分たち自身が意識して行動しよう。」と主体的な行動を呼びかけていたところです。

3年生が委員会活動や部活動等の第一線から退いている日常ですが、この2年生ならば、立派な3年生が築いてくれた伝統の継承者として、次の四中を任せられると感じました。

(文責 飯田)

    

 

合唱交歓会実施までの道のり

   

   

帰りの会での練習風景です。

 来月上旬に行う「合唱交歓会」の日取りを、本日すくすくメールでお知らせしました。本校体育館で実施する学年毎の発表を、自分のお子さんのクラス発表だけを聴いていただけるように考えています。今まで行ってきた合唱コンクールとは異なる学年毎の取り組みのため、まだ計画を練っている段階です。詳細が、お知らせできるようになりましたら、ご連絡いたします。

 上記画像は、生徒達が帰りの会で一生懸命に練習する風景です。先日も「四中日記」に書きましたが、2年間合唱を行っていなかったブランクは想像以上に大きく、曲を仕上げるのにとても苦労しています。はたして交歓会を実施できるレベルに仕上がるのかどうかが心配です。担任達も生徒と一緒に歌う等、必死です。どうか、仕上がり具合よりも、一生懸命に歌う生徒達の姿を、温かな気持ちでご覧いただきたいと思います。よろしくお願いします。

 計画の中心になっている担当者も、保護者に参観していただくに当たり、「タイムスケジュール」「待機場所」「入れ替え等の案内人材の確保」「動線」「雨天時の傘の扱い」等々、様々なことに頭を悩ましています。今後の計画により、ご協力いただかなくてはならないことも生じてくるかと思いますが、ご理解の上、ご協力をお願いいたします。合唱交歓会当日まで20日程、生徒達の成長を見守っていきます。 (文責 飯田)

 

 

「学びに向かう力、人間性等」(体育の授業より)

    

温かな雰囲気で行われる授業        自分のフォームをタブレットで撮影    振り返りは皆でタブレットに入力

 皆さんは体育の授業をどのようにイメージしますか。1番に思い浮かぶのは各種目の技能向上でしょうか。当然それらはあって然るべきですが、先日、研究授業で行われた3年生の体育にはプラスαがありました。互いに励まし合いパフォーマンスを上げることや、タブレットを使って自分のフォームを確認すること、今日の振り返りを仲間とシェアすること等も行われていました。

 競技種目は陸上競技でしたが、投げるフォームをタブレットで撮影して確認することで、飛距離を伸ばそうとする姿が見られました。授業中には、「できる。できる。」「おしい!」という生徒同士の声かけと共に、「皆の声かけがすばらしい!」という教科担任の声も響いていました。以前の体育とは様変わりしたなと感じています。

 体育ですので、運動量の確保や技能向上は欠かすことができませんが、気持ちの面に対する指導も重要視されるようになっています。これは、新学習指導要領にある「学びに向かう力・人間性等(※)」を育てることの一環でもあります。3年生女子の体育でしたが、とても温かな雰囲気で行われており、このような状況であれば、体育が得意な生徒はもとより、体を動かすことが不得手な生徒達にとっても、取り組みやすい場になると感じました。

※〔学びに向かう力、人間性等〕とは?

令和3年度から全面実施となった「新学習指導要領」にある、生徒に身に付けさせる資質・能力の3つの柱の一つ。具体的には、主体性、自己の感情を統制する力、人間関係を形成する態度、チームワーク、思いやり等々、文部科学省のHPには幅広く記されています。

「学びに向かう力、人間性等」以外の2つは「知識・技能の習得」と「思考力・判断力・表現力の育成」です。

(文責 飯田)

第3回進路集会

   

先週、3年生の第3回進路集会が行われました。今回のテーマは「私立高校出願に向けて」です。3年生にとって、受験は大きな試練です。皆、真剣そのもの、一生懸命に話を聞いていました。

進路指導主任からは、私立出願についての一般的な手順や注意点が話されました。保護者の皆様の時にはなかった?と思われるWEB出願について(ほとんどの学校で実施しています。)、先を見越して担任に作成依頼しなければならない書類について、出願方法について等々、大切なことが具体的に説明されました。私立の場合は、学校毎に手順等が異なる部分がありますので、必ず、自分が受験する学校の募集要項を、自分自身で確認するようにしてください。

平素から自立心が身についている生徒、自立していこうと日々意識している生徒、まだまだ大人への依存心が強い生徒等、様々です。日頃から自立心を身に付けさせようと促していくことは重要なことですが、今回ばかりは、ミスが許されない大舞台ですので、滞りなく進められるよう、保護者の皆様においても、ぜひ、お子様と共に、要項で確認をし、手助けをお願いします。

学校では「取りまとめ日」を設定しており、生徒達が出願するすべての書類を、3年の全職員で確認します。そのため、出願日より前に、願書等必要書類の作成を促していますのでご理解ください。第1回目の取りまとめ日は、12月10日、茨城私立に出願する生徒が対象です。  (文責 飯田)

実験で多くのことを学びます。

   

昨日、理科室をのぞいてみました。廊下の端にある教室ですが、なんとなく生徒達の楽しそうな雰囲気が廊下まで伝わってきていました。思わず足を踏み入れ、尋ねてみると、「薬品が溶けるかどうか調べています!」とのこと。ちょっと楽しそうです。

これまでは、班員が向き合って実験することを制限してきましたので、なんとなく新鮮な感じがします。もしかすると面と向かって行うことは、1年以上やっていなかったのではないかと思います。やはり、教師が実験するのを見ているだけの演示実験よりも活気があります。うまく実験できたかどうかは定かではありませんが、自分達の手で行うことの意味は大きいです。

実験結果は教科書や参考書等を開けば知ることができますが、経験から得た知識の方が記憶として残りやすいです。また友達と活動することを通して、生きていくのに必要な、コミュニケーション力や協調性等を身につけることができます。

今日も子どもたちは、仲間達との様々な活動を通して多くのことを学んでいきます。

(文責 飯田)

林間学校報告②

   

大食堂では、前向き+「黙食」でした。   朝食です。

 

ホテル前での閉校式           実行委員の皆さん

 林間学校2日目、あっという間の最終日、会津若松市内の班別行動です。事前の計画にそってバスに分乗し、それぞれのコースをたどって、正午には鶴ヶ城会館に集合します。初めての土地で、バス等を利用し、集合場所にたどり着けるでしょうか。

   

紅葉がきれいでした。          鶴ヶ城天守閣から市内を一望できます。   鶴ヶ城です。

  

鶴ヶ城のお堀周辺を歩く。        「あかべこ」の絵付け体験

 

集合場所の鶴ヶ城会館前にて       最終チェックの様子です。

 事前予約で「あかべこ」の絵付け体験をする班、鶴ヶ城の天守閣まで登る班、土産物屋で時間をさく班等、様々です。どの班にも共通して感じられたのは、今の時間を楽しんでいるなということです。班内での話し合いが足らず?ちぐはぐになっている場面も見られましたが、この2日間で大きく成長したことは間違いないと思います。

この後、「行事の振り返りをしっかりと行い、今後の学校生活に生かし、さらに次年度の修学旅行につなげて行きたい」と、2年の職員は、すでに1年後の生徒達の成長した姿を思い描いているようでした。  (文責 飯田)

林間学校報告①

  

校庭での出発式です。          防災機能を備えた高台にある公園で説明を聞きます。皆真剣な表情でした。

 2学年の林間学校は天候に恵まれました。

初日、津波被災地区に新設された防災機能をもった公園を見学した後、「いわき震災伝承みらい館」の語り部さんが、津波の恐ろしさ、いざという時の判断の必要性等々を、ご自身の体験から、生の言葉で聞かせてくださいました。バス内での話だったため、子どもたちの表情は見えませんでしたが、もしかしたら若干ショックを受けた生徒はいたかもしれません。心に残るお話だったと思いますので、ご家庭で話題にしてみてください。 

    

   

  「コミュタン福島」内を見学している様子です。

次の「コミュタン福島」では、福島原発の被災状況や放射線の恐ろしさ、廃炉の困難さ等を学びました。生徒達はとても真剣な表情で学習しており、90分の見学時間があっという間に感じました。震災から10年経ちますが、福島では、まだまだ過去の出来事にはなっておらず、困難は継続しているのだということを実感しました。

  

山の中腹にあるホテルです。        寒い中での記念撮影。         到着式の様子です。

   

各クラスの趣向を凝らしたスタンツです。

  

                               フォークダンスで親交を深めました。

  

 

ホテルでのお土産タイムです。  

 夕方、磐梯山中腹にあるホテルに到着した際は、さすがに肌寒く感じましたが、キャンプファイヤーでの子どもたちの熱気が、寒さを吹き飛ばしてくれました。第1部のスタンツは、各クラスとも、趣向を凝らしたダンスや寸劇などで大いに盛り上がり、第2部のファイヤーを囲んでのフォークダンスでは、親交を深めることができたのではないかと思います。それにしても、目の前から打ち上げられる花火師による打ち上げ花火は、怖くなるくらいに迫力満点でした。 (文責 飯田)

 

2年林間学校2日目朝

昨夜は、子供達の趣向を凝らしたスタンツで盛り上がり、キャンプファイヤーではフォークダンスとプロの花火師があげる本格的花火に感動しました。

本日は予定通り会津若松での班別行動を行います。

ケガ、発熱等の生徒は一人もおらず、全員元気です。

2年林間学校

本日は、予定通りの行程を済ませ、全員ケガなく、先程ホテルに入りました。バス酔いをした生徒以外は、今のところ、発熱等の体調不良者は、いません。

外は結構寒いですが、館内は短パンで過ごす生徒がいる程、あたたかです。この後、夕食、キャンプファイヤーを、明日は予定通り班別行動をする予定です。

戻ってきた歌声!

  

男子は人数が多いので廊下で練習。    女子は同じ方向を向いて・・・。

 先日、柏市教育委員会から「感染症ガイドライン」の改訂版が通知され、そのことに伴って、行える学習活動の範囲が増えました。その一つが上記画像にある合唱です。おそらく2年ぶりの合唱練習ではないでしょうか。以前は、帰りの会の時間になると、当然のように聞こえていた歌声ですが、制限されるようになってからは全く聞くことができなくなっていました。

 今日の帰りの会の時間、階上から歌声が響いてきたので、慌てて2階へ上がってみると、嬉しいことに3年生の練習に遭遇しました。嬉しくて、思わず写真に収めてしまいました。なるべく人数をしぼって、短時間での練習にする事としています。マスクも着用したままですが、本当に久しぶりの歌声です。この先、どのように仕上がってくるのかが大変楽しみです。

 音楽の授業では、今週から歌唱指導が始まっています。3年生は1年の時に歌った経験がありますので、モチベーションを上げていけば、よい歌声ができそうだとのことです。一方で、1年生は歌を歌うための筋力や体力がもたないらしく、教師の「歌を歌って疲れた?」との問いかけに、「もうダメだ~」という応えが帰ってきたとのことです。頑張れ1年生!

2年のブランクというのは予想以上に大きいのかもしれません。2年分を取り戻すべく、ひとつひとつ積みあげていくしかありません。何事にもしっかり頑張れる四中の生徒達ですので、必ず良い歌声を響かせてくれるようになると思っています。12月上旬には、学年毎の合唱交歓会という形で発表会をする予定です。  (文責 飯田)

林間学校間近です

  

フォークダンス、当日も楽しみです。   しおりの読み合わせ、結構大変です。   教師陣も、密かに頑張ってます。

2度の延期により、11月に実施することとなった2年生の林間学校が、どうやら現実のものとなりそうです。コロナ新規感染者数の数値が跳ね上がり、今年は何もできないのではないかと思われる時期もありましたが、ありがたいことに、ここしばらくは数値が落ち着いており、来週の林間学校は実施できそうです。

計画が何度も変更になった影響で、準備の方はなかなか大変です。昨日は、体育館でフォークダンスの練習をしていました。11月の福島は寒いですし、コロナ感染拡大への予防という意味も有り、手袋をしたままフォークダンスを踊るというのは、生徒達の発案だそうです。

また、今日は、体育館でしおりの読み合わせを念入りに行っていました。会津若松市内の班別行動等もあるため、事前確認は非常に大切です。集合時間や乗車するバス、貴重品の管理等々、たったの1泊2日ですが、しおりに記入しなければならないことはたくさんあります。この事前準備のきめ細かさが、当日の活動の成否を分けます。

3枚目の画像は、2学年の職員が、空き時間を使ってキャンプファイヤーの準備をしているところです。本来なら子どもたちにやらせたい作業ですが、時間の関係で、職員が・・・ということになっています。大きな行事で生徒達の喜ぶ顔が見られると思うと、教師陣も力が入るのだと思います。

コロナ感染の予防を忘れず、ケガなく元気に、一回り大きく成長して帰って来られるよう職員一同支援して参ります。 (文責 飯田)

授業参観を実施します

 昨日、3年生の保護者宛に、授業参観実施についての文書を発出しました。コロナ感染拡大の第6波は必ず来ると言われていますので、全面的に安心できるわけではありませんが、ようやく参観していただける状況が見えてきました。

 今回は3年生を最優先で考えています。3年生にとっては、初旬の三者面談、中旬の期末テストと、11月は重要な行事が続きます。そのため参観日を11月下旬に設定しました。12月以降は入試等に関わり、授業参観は難しい状況になります。なんとか今の状況が続き、参観していただけるといいなと思います。

 当日は、一学級を4班に分け、1時間に10人以下の参観者数での実施を考えました。不都合がある場合は、お子さん同士の話し合いで、参観時間の入れ替えをお願いします。また感染拡大防止という趣旨から、廊下等でのお知り合いの方々とのお話もご遠慮いただきたいと思います。様々な点でご不便をおかけしますが、ご容赦ください。

 1、2年生につきましては、1月以降の実施を考えています。何とか感染が拡大しないことを祈るばかりです。

 今後も引き続き、感染拡大防止へのご協力をお願いいたします。(文責 飯田)

授業風景(研究授業でも頑張っています。)

      

      

      

 食欲の秋、スポーツの秋・・・様々な秋がありますが、学校では、よく秋に研究授業を行います。柏市教育委員会から講師の先生方をお招きし、ご指導をいただきます。普段とは少し違った雰囲気になりますが、生徒達は普段と変わらず頑張ってくれています。

 画像はじめの3枚は、1年生のタブレットを有効活用する社会科の授業です。

PC画像をスクリーンに提示したり、生徒達が各々のタブレットに打ち込んだ意見が一瞬のうちにデータとしてまとめられて全体化されたりと、ICTの良さを存分に盛り込んだ授業でした。

 次の3枚は、3年生の数学です。グループ活動での話し合い結果をホワイトボードに記し、班ごとに発表していました。3年生ともなると、話し合いやボード記入等がとても手際よくできます。皆の前での発表も一生懸命でした。

 最後の3枚は、以前にも紹介したハンドクラップを扱った音楽の授業です。ちょっとした合間に互いに教え合い、フォローし合う姿が見られ、チームワークの良さを感じました。

 今日のご紹介は、ほんの一部ですが、どの学年、どのクラスの生徒達も落ち着いた学校生活を送っています。コロナ感染レベルがさらに改善し、一日も早く、以前のような学校生活が送れるようになる日が来ることを心待ちにしています。  (文責 飯田)