四中日記 令和3年度

十進分類法

 

机上には様々な種類の本が並べられています。           5分位で一斉に座席を移動し、次の本を手にとります。

「本は心の栄養」とはよく言ったものです。実際に栄養分が人の心に供給されるわけではありませんが、本を読むことで、その人が感動したり、新しい知識を得たりすることができ、人として成長することができます。このような成長を手助けする要素である本を「心の栄養」という言葉で表していることは皆さんもおわかりだと思います。この言葉の使い方が正しいかどうかはわかりませんが、読書することが人としての成長を後押ししていくというのは確かだと思っています。

ところで、先日1年生の国語の授業が図書室で行われていたので見に行きました。図書室のテーブル上には、様々な種類の本が載っています(冒頭画像参照)。図書室の本は、十進分類法によって種類分けされ、ラベルが貼られています。(1類:哲学、2類:歴史、3類:社会科学・・・等)テーブル毎に、異なる種類の本が置いてあり、そのテーブルを5分間位ずつでローテーションして、多くの種類の本を読むようにさせる取り組みです。

平素、どうしても、読む本の種類は偏りがちです。このような様々な種類の本に接っする機会をつくる取り組みが、読書を促し、人としての幅をさらに広げていくことにつながることを期待しています。(文責 飯田)