読み聞かせのテーマは「母親の愛」

    

真剣なまなざしで聴く生徒達。        「母親の愛」がテーマです。         親の気持ち・・・伝わったと思います。

「今日の読み聞かせのテーマは『母親の愛』です。普段小言ばかり言うことが多くなる母親ですが、それは子どもへの愛から来ていることなのです。そのことを伝えたくてこの本を選びました。」これは、今日生徒達への読み聞かせをしてくださったボランティアさんの言葉です。

本校では毎年、学期に1度、全クラスを対象に「読み聞かせボランティア」さんに来ていただき、朝読書の10分間に読み聞かせをしていただいていたとのことです。しかしながら1学期はコロナ禍で実施できず、2学期もずれ込んだ合唱交歓会の練習などにより、全クラスでの実施ができなくなりました。そのような中、先週末から一部の学級で読み聞かせが始まり、本日は1年生2クラスで実施していただけました。

冒頭にご紹介した方は、昨年度まで本校生徒の保護者だった方です。子育てをしてきた一人として子どもたちに母親の思いを知って欲しいとの考えをもっていらっしゃいました。読み聞かせ後、話をさせていただきましたが、子育てに悩み、苦労しているお母さん達の力になりたいというような思いが感じられました。

もう一方のクラスは『ニワトリと卵と息子の思春期』という、思春期の子どもとその母親の苦労?喜び?を綴った本の紹介でした。10分間の読み聞かせですので、本の世界への誘いのような形になりますが、生徒達にとっては、興味深い本を紹介してもらえる貴重な時間になったはずです。

まもなく2週間の冬季休業に入ります。普段は多忙で読書時間の確保もままならない生徒達ですが、この期間に読書を勧めたり、話題にしてみたりしてみてはいかがでしょうか。  (文責 飯田)