卒業式を自分たちの手で

  

繰り返される「礼」の練習。学年委員が角度等をチェックします。

  

学年委員の説明を聞く生徒達。                 教師役も生徒が行います。

昨日から3年生の卒業式練習が始まりました。小学校時代とは異なり、短期集中、数日間で仕上げます。昨日は起立、着席やお辞儀の仕方等の礼法を、今日は証書のもらい方を、それぞれ練習していました。昔と異なるのは、練習を学年委員が中心になって行っているという点です。司会や進行、先生役等も生徒が行い、教師は求めに応じて細かな部分を教えるという立場でした。進行役の学年委員はおごらず丁寧に、他の生徒は思いを込めて素直な面持ちで、そんな様相を見て取ることができ、改めて学年のチームワークの良さを感じました。

 

  

熱心な練習態度です。                     質問に答え、実際に立ち位置の説明をする学年委員

進行中に生徒からの質問も出ていましたが、学年委員がしっかりと答え、説明していました。教師が説明するよりも時間はかかりますが、自分たちの手で卒業式を作るという意味では、大変意義深いことだと思います。義務教育の最後の儀式、生徒達が作り上げる生徒達の卒業式です。当日までの練習経過を思い浮かべながら参列していただけると、その立派さがさらに際立ってくるのではないかと思います。卒業まで残り7登校日です。(文責 飯田)