わかば日記

2020年6月の記事一覧

校地内の草花シリーズ(3)

春の花々が散って,この季節は木々の緑ばかりが目立つようになりました。歴史ある柏三小には桜や杉など大木も多く,目を潤してくれています。木々のご紹介を,とも思いましたが,文字通り「華」がないので,この時期にもひっそり咲いている「花」をご紹介します。
  
何の花かお分かりになりますか?ヒントは,以前「シロツメクサ」の記事で紹介した花です。
そう,「カタバミ」です。え?花の色が違うじゃないか?良く気づいてくださいました。これは「ムラサキカタバミ」と言います。外来種で南アメリカが原産,江戸時代末期に観賞用として輸入されました。今では日本に広く分布していて,環境省からは「要注意外来種」に指定されています。反対に,役に立つのに厄介者扱いされているものもあります。

はい,皆様ご存じの「ドクダミ」です。独特な臭いがあり繁殖力も旺盛なので,迷惑がられることも多いのではないでしょうか。名前も「ドク」で「ダミ」なんて,何となくおどろおどろしいですよね。
実は「ドクダミ」の名前の由来は,解毒作用があるという意味の「毒矯め」が転じたものとも言われています。腹痛やちょっとした傷の止血にも効くらしいです。興味のある方は,調べてみてください。
見た目やイメージで決めつけず,内包されている良さを見極める。難しいことですが,大切なことですね。

ツルレイシの観察(4年生)

4年生の理科は,「ツルレイシの観察」です。新緑の大きな葉やツルの伸び方を良く見て,細かなところまで記録をとっています。向きを変えて,特徴が分かる角度を探す子,定規を使って長さを正確に計ろうとする子,みんな真剣な表情でツルレイシと向き合っています。先生は,「(こんな風に)よく見てかけると良いですね。」と良い記録の取り方を示して指導しています。話を聞く姿勢も良いですね。さすが4年生です。
   

透明カーテンを設置しました。

新型コロナウイルス感染防止対策として,音楽室と外国語教室に「透明ロールアップカーテン」を設置しました。どうしても声や音を出さなくては指導できない教科ですので,少しでも安全な環境を整えたいと思います。「学校の10の約束」を守りつつ,教員の指導用として活用します。