教育研究所からのお知らせ

教育研究所からのお知らせ

第3回柏市プログラミング教育研究委員会


 2月20日(水),今年度のまとめとなる柏市プログラミング教育研究委員会を開催しました。今年度,柏市立手賀東小学校の佐和校長先生をはじめ,研究委員の皆様の御協力のもと,教科でのプログラミング教育の単元・教材開発を進めてまいりました。今年度の研究成果の上に,来年度もこの研究委員会を継続して実証を重ね,より実践される効果的な柏市プログラミン教育スタンダードカリキュラムとして各学校に提供していこうと考えています。
 今年度の取組はITアドバイザーオンライン上に,教材提供の1つとして公開していきますので,参考にしていただければと思います。

 

第3回教育の情報化推進委員会


 2月19日(火)に今年度最終の情報化推進委員会を開催しました。今回の主な協議内容は,「教育情報セキュリティポリシー」についてでした。基本的には文部科学省から出されたガイドラインに沿って,柏市の状況に合ったポリシーとなっていきます。新たな項目としては,「市との連携」「内部監査」があげられますが,委員の皆様より貴重な御意見をいただくことができました。今後の整理作業に反映していきたいと思います。
  

3学期柏市プログラミング教育実証授業③


 2月12日(火)に今年度最後のプログラミング教育実証授業を柏市立柏第三小学校で行いました。小学6年国語での取り組みでした。国語でプログラミング教育を取り入れた実践はあまり見られませんが,プログラムを活用して主語・述語の照応問題を作成し,相互に解き合う展開の授業でした。デジタル化することにより効率的になり,子供たちは45分間の授業の中で,作問から7~8問の友達の問題を解く活動ができていました。
 今回の授業において,プログラミング教育が他の手立てと比較して有効であるか,柏市プログラミング教育研究委員会で協議してまいります。

3学期柏市プログラミング教育実証授業②


 2月8日(金)に,柏市立柏第六小学校にて,プログラミング教育の実証授業を行いました。今回の内容は小学6年理科の「生物と地球環境」の学習の中で,生物界の食べる食べられるの関係をプログラミングでシミュレーションをし,自分なり生物界のバランスを持続していくためにはどうすればよいかについて考えるという授業展開でした。
 プログラミングを活用することにより,いろいろな状況を作り出すことが可能で(例:草食動物を少,肉食動物を多),子供たちは試しながら,自分なりの考えを持っていました。
 シミュレーションはプログラミングの得意とするところです。有効な教材になりうると思いました。

 

第2回情報教育担当者連絡会


 2月5日(火)に第2回情報教育担当者連絡会を開催しました。はじめに,Te-Comp@ssとt-serverに係る年度更新の概要についてお伝えしました。情報教育担当の先生方にとっては,大きな作業を依頼することになりますが,年度内の整理をきちんと行わないと,次年度のスタートが滞ってしまうので,お願いをしたところです。後半は中学校区ごとに子供たちのICT操作スキルの現状を把握し,全員で共有を図りました。小学校高学年から中学校にかけて,ICTスキル面での二極化が顕著だということが課題として挙げられていました。教育研究所では来年度版のカリキュラムを作成しているところです。今回の課題も検討材料とし,計画に反映していきます。

 

青森県三沢市教育委員会視察


 2月4日(月),青森県三沢市教育委員会より視察がありました。教育研究所に係る質問項目は,「ICT環境整備」「プログラミング教育の実際」でした。ICT環境整備については,自治体の状況により,整備の差はありますが,どの自治体も新学習指導要領を見据えた整備を進めていることがよくわかりました。プログラミング教育については,柏市の取組を紹介し,資料提供を行いました。特に柏市にはIT教育支援アドバイザーの授業支援の仕組みがあり,市内一斉の取組が開始できたという点が参考になったようでした。今後とも他自治体と情報交換しながら,教育の情報化を推進していきます。

3学期柏市プロフラミング教育実証授業①


 1/28(月),柏市立富勢西小学校でプログラミングを活用した実証授業を行いました。6年図工「形と色が動き出す!」で,パラパラアニメーションを表現する際,プログラミングを活用した試みでした。従来の紙の表現よりも表現の幅が広がった印象です。プログラムを組む活動も入り,プログラミング的思考を養うためにも有効な授業だと思いました。
 研究委員の先生方に実証授業をお願いし,柏市プログラミング教育スタンダードカリキュラムづくりを進めているところですが,市内の先生方にもぜひ実践してほしい授業となりました。
 最後に御紹介ですが,今回の実証授業に地域新聞社の取材が入りましたので,3月中にはポスティングされるということなのでその際はご一読ください。

  

第4回小学校社会科副読本編集委員会


 1/25(金)に,沼南庁舎ICT推進室にて,今年度最後の小学校社会科副読本編集委員会を開催しました。今回は編集した箇所が修正されているか,初稿原稿の校正を行いました。今年度は,新学習指導要領に対応した副読本とするために,編集量が多く,編集委員の皆様には多大なる御協力をいただきました。
 この後,今回の校正で出されたことを事務局で整理し,活用される副読本となるようにまとめていきます。

 

今年度のリプレイスが始まりました


 1/22(火)の柏四小を皮切りに,今年度のリプレイスが始まりました。今年度は小学校のみ,10校が対象です。今年度のリプレイスをもって,やっと柏市立小中学校にタブレット端末が行き渡ります。大きな予算が伴う機器の更新ですので,年度ごとに対象校を決め,順次行っているからです。
 機器の導入の際,短時間ですが,研修を実施しています。基本的に各学校の全教職員の先生方に参加していただき,新しい機器の操作方法,授業での活用方法を研修しています。先生方におかれましては,ぜひ多くの実践をしていただき,よい事例等を蓄積していってほしいと思います。教育委員会としても整備だけでなく,児童生徒の情報能力の向上や効果的な授業でのICT活用について,学校現場と連携して取り組んでまいります。

    

2019年スタート


 明けましておめでとうございます。年末年始と強い寒気が日本列島を覆いましたが,千葉県は比較的穏やかな天候のもと,新年を迎えられたことと思います。
 今年は亥年。次のステージに向かう準備期間という意味合いがあるそうです。皆様ご存知のとおり,2020年より,新学習指導要領が小学校で完全実施となります。すでに教育委員会の各課で準備を進めているところですが,今年はさらに学校現場における教育活動がスムーズに実施できるようにハード面ソフト面の整備に努めて参ります。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

   

冬季情報活用研修講座


 12/25(火)に冬季情報活用研修講座を2講座実施しました。
 午前中は大津ケ丘第一小学校を会場に,柏第六小学校の青木先生を講師に迎え,「みんなで実践!プログラミング教育講座」と題して行いました。2020年度から小学校で完全実施されるプログラミング教育ですが,ここで改めてその意義や目的を研修しました。また,小学校5年算数「正多角形と円周の長さ」で活用するプログラミング教育について,模擬授業形式で演習しました。これは,3学期に行う授業ですが,市内には昨年度より実践をしている先生方も多くいらっしゃいます。ITアドバイザーオンライン(授業支援-教科でのプログラミング)に資料を用意していますので,ぜひ参考にして5年生の先生方は実践してください。
 午後は手賀東小学校を会場に,手賀東小学校の佐和校長先生を講師に迎え,「授業での効果的なタブレット端末活用講座」と題して行いまいした。手賀東小学校は校内研究において,効果的にICTを活用して自校の課題に取り組んでいます。今回はその取組の一端を研修内容として扱っていただいたので,手賀東小学校と市内学校はICT環境が多少違うとはいえ,受講した先生方は具体的に授業のポイントをイメージできたと思います。

幼児教育共同研究 幼稚園主任会

 12月6日に幼児教育共同研究 幼稚園主任会を行い,市内の私立幼稚園と認定こども園の主任の先生方が参加しました。
 演習では,事例から「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」がどのように見られるか,グループごとにまとめました。話し合いを進めるうちに,いくつかの姿は関連していること,先生としてどう支援するか等,話が深まっていました。主任の先生方より「園内研修でもこの演習を行っていきたい。」との感想をいただきました。

  

第2回柏市プログラミング教育研究委員会


 11月30日(金),沼南庁舎にて,今年度2回目の柏市プログラミング研究委員会を開催しました。
これまで,研究委員により,4つの実証授業が行われ,今回,授業者から授業の概要と振り返りを発表していただきました。発表後に,プログラミング活用の効果はどうであったか,スタンダード化に向けての懸案事項等を協議しました。「教科にプログラミング教育を取り入れ,系統性を確保したカリキュラムの作成」をすることを目的とした本研究委員会ですが,協議で出た建設的な意見を整理し,パッケージ化していこうと思います。
 今後は,3学期にもいくつかの実証授業を行い,第3回柏市プログラミング研究委員会でスタンダードカリキュラムの最終確認をし,今年度の取りまとめをしていきます。

  

プログラミング研究委員による実証授業


 11月20日(火),柏市立富勢西小学校にて,プログラミング研究委員による実証授業が行われました。今回は小学5年生の音楽「日本と世界の音楽に親しもう」の授業の中で,プログラミング教育を取り入れた実践でした。児童は,前時までに箏の学習をしており,本時は作曲をすることが中心活動になります。従来の学習では,楽器を演奏して,試行錯誤しながら作曲を行うような展開かと思いますが,今回は,この学習場面でプログラミングを活用していました。作曲したものがすぐに再生されるプログラムなので,児童は自分の作曲したものをすぐに確認し,修正しながら仕上げていました。今回の楽器は箏なので,技能面で個人差が出てしまいますが,プログラミングを活用することで,誰もが作曲活動に専念していました。
 11月30日(金)に開催する柏市プログラミング教育研究委員会において,教科のねらいに迫るためにプログラミングが効果的だったか,参加者で検討し,よりよくするための授業改善につなげていきます。

 

柏市立手賀東小学校校内授業研究会


 11月16日(金)に手賀東小の校内授業研究会の授業参観に行ってきました。算数の校内研究でしたが,学校としての課題が明確で,課題解決するための手立ての検証もまた明確でした。
 手賀東小は,1人1台にタブレット環境が実現しており,日常的に授業でのICT活用が行われています。今回参観させていただいた授業も各自が情報を整理したり,相手に考えを伝える場面等でICTを活用していました。教師のICT活用はもちろん,児童生徒のICT活用が実現されていました。
 ICTを授業で活用することにより,教育効果を発揮する単元・学習があります。教育研究所としてもICT活用の教育効果の検証やよい授業例の周知をしていきたいと思います。

平成30年度第1回教育長・教育委員研修会


 11月15日(木)に千葉県総合教育センターで開催された第1回教育長・教育委員研修会に参加し,柏市の教育の情報化推進の取組について,発表してきました。主にプログラミンング教育の柏市の取組について,県内各市町村の教育長・教育委員の皆様へお伝えしたところ,IT教育支援アドバイザー事業のことや授業でのICT活用の効果等について御質問をいただきました。
 プログラミング教育を含むICT活用の推進にあたっては,専門的な知識・技能を有するIT教育支援アドバイザーとの連携は欠かせません。今後とも,新学習指導要領で学習の基盤とされた「情報活用能力」の育成ために,学校,IT教育支援アドバイザー,教育委員会が密に連携し,ICT活用の教育効果を検証しつつ,充実した教育活動を展開していければと思います。

プログラミング研究委員による実証授業


 11月13日(火)に大津ケ丘第一小学校にて,プログラミング教育の実証授業が実施されました。
 今回の授業は第4学年社会科でプログラミング教育を取り入れたものでした。授業者,研究委員長,研究所職員で事前に検討をし,「千葉県について各自が調べたことについて,プログラミングを活用してクイズを作る」という活動を行いました。これまでの表現活動では,画用紙やパワーポイント等で資料を作成することが多かったと思いますが,今回,研究委員の先生にプログラミングでの表現にチャレンジしていただき,新たな表現の方法としてのプログラミングの可能性が実証できたと思います。
 ただ,時数増等の課題も出てきたので,引き続き,検証を重ねていきます。

 

第2回教育の情報化推進委員会


 11月6日(火),今年度2回目の教育の情報化推進委員会を開催しました。今回の主な議題は「情報セキュリティ対策要領の見直し」「ICT環境整備」でした。
 情報セキュリティですが,昨年度文部科学省より示されたガイドラインに基づいて,各自治体の対応が求められる中,柏市の今後の方向性について事務局より説明しました。費用はかかりますが,大切な情報を守るためには,自治体の身の丈にあった整備を少しずつでも前に進めていかなければなりません。まずは,すぐにできる対応として,情報セキュリティ対策要領の見直しを図ることについて,委員の皆様から御理解をいただきました。
 ICT環境整備については,今後の方向性として,児童生徒による授業でのICT活用を推進していくための整備を進めていくことを確認しました。教育への効果を検証しながら,必要な措置を講じていきたいと思います。

柏市乳幼児保健懇話会研修会

11月14日(水)に柏市乳幼児保健懇話会の研修会を開催し,保育園や幼稚園の先生方,ファミリーサポートセンターや助産師会の方々が参加されました。
Bridgeスポーツマッサージ治療院の海老澤一哉院長を講師にお招きし,子どもの姿勢改善やけがの予防のために,身体能力を伸ばす方法についてのご講演をいただきました。また,子どもの発育に沿った考え方がベースとなっている「コアキッズ体操」を実際に体験しました。参加者からは,「子ども達と一緒に楽しみながら取り入れてみたい」と好評でした。
 
 

柏市幼児教育振興審議会

10月12日(金)に平成30年度柏市幼児教育振興審議会を開催致しました。
教育研究所における幼児教育関係の取組について報告し,幼保こ小の接続の在り方と今後の共同研究の在り方について,委員の皆様から御意見をいただきました。様々なお立場からの貴重な御意見をもとに,今後の柏市全体の幼児教育の推進に努めていきたいと思います。
 

Te-Comp@ss中学校調査書作成研修会


 10月17日(水)に柏市立大津ケ丘中学校にて,市内各中学校の進路指導担当の先生方を対象に,Te-Comp@ssによる調査書作成についての研修会を実施しました。今年度新たな機能が加わり,誤記載等の事故防止に向けて,改善をしています。まだ不十分な部分もありますが,学校現場の声を聞きながら,事故防止と使いやすさを追求し,先生方の負担軽減につなげていけばと思います。
 この後,進路指導が本格的になってくると思いますが,調査書作成のTe-Comp@ssに関する問い合わせは,教育研究所・もしくはTe-Comp@ssコールセンターまでお願いします。

柏市プログラミング教育研究委員による実証授業


 1学期に発足した柏市プログラミング研究委員会ですが,2学期はこれまで検討を重ねてきた授業案について,研究委員の先生方に実証をしていただきます。今月は柏市立柏第二小学校と柏市立柏第六小学校で実証授業を行いました。
 柏第二小では,分数の通分の学習時に,既習事項の公倍数についてのプログラムを活用する内容で展開し,柏第六小では,同じく既習事項についてのクイズをプログラミングで作成し,交流活動を行う内容で展開しました。どちらの実証もプログラミング教育と教科の目標との関連を考え実証したものですが,さらに検討を重ね,先生方へ例示できるように整理していこうと思います。

 

和歌山県教育委員会の訪問


 10月11日(木)に,和歌山県教育庁学校教育局長をはじめ,5名の方が来庁しました。今回は,和歌山県教育委員会が小中高校全ての校種で取り組むプログラミング教育と情報活用能力の育成について,本市の柏市情報リテラシーカリキュラムを参考にしたいという依頼を受け,訪問となりました。教育研究所でも,現在,新学習指導要領の3つの柱と情報活用能力を関連づけたカリキュラムの作成に取り組んでいます。私どもとしましても,和歌山県教育委員会が計画しているカリキュラムの中で「集中的に力をつける」部分と「1年を通じて力をつける」部分とが整理されている点が,大変参考になりました。
 各自治体では新学習指導要領の実施に向けて,様々な準備を進めています。今回のような情報交換の機会を大切にし,柏市としても着実に準備を整えていきたいと思います。

平成30年度第2回教育の情報化管理職研修会


 9月27日,各校の情報管理者である教頭先生を対象に,今年度2回目の「教育の情報化管理職研修会」を実施しました。
 最初に今年度8月末日現在の教育用パーソナルコンピュータの事故故障について,既に予算オーバーの危機的状況であることを説明しました。各校におかれましては,パーソナルコンピュータがリース品であり,その扱いに留意することは周知されていると思いますが,さらなる教員の意識改革と共に,日常的な取り扱いや保管管理状況等の具体的な対応をお願いしたところです。
 次に情報セキュリティに関することについて,再度チェックリスト等の資料を活用した伝達および研修の機会をもつよう話しました。教職員一人一人が意識を高め,事故の未然防止に努めてもらえればと思います。

 

幼保こ小当番校・園連絡協議会

9月13日に幼保こ小当番校・園連絡協議会を開催しました。柏市9地区の小学校と幼稚園,こども園,保育園から担当者が集まり,新1年の入学に向けての引継ぎを中心に協議しました。また,2学期以降の地区別連絡会の計画も立てました。2学期には,どの地区でも授業参観や保育参観,交流会等が行われる予定です。
 

第2・3回小学校社会科副読本編集委員会


 7月30日,8月24日と小学校社会科副読本の編集委員会を実施しました。両日とも,夏季休業中での開催ということもあり,委員の先生方には,取材等にも行っていただきました。特に工場の学習内容の充実を図るために,工程の動画等も撮影してきました。
 移行期間ということもあり,今年度の編集作業は新しい内容も多く,委員の先生方には,二日間時間いっぱいまで活動していただきました。この後,事務局の方で整理し,第4回の編集委員会で最終校正を行います。

8/23夏季情報活用研修講座


「授業でのコラボノート活用」
 協働学習に適したソフトであるコラボノートの授業での活用について研修しました。最初に様々な機能について再確認し,それを活用した実践報告を市内の先生にしていただきました。授業時間が限られている中での俳句の鑑賞の報告でしたが,そういった場面でICT活用が有効に働くことがよくわかりました。最後にコラボノートを操作し,協働学習場面での活用のイメージをもってもらいました。各教科等での実践につながればと思います。
                          

「授業でのNHKforschool活用」
 授業でNHKforschoolを取り入れている先生方も多いと思います。今回の講座では,講師の先生より,必要な教材の検索の仕方やプレイリストの作成方法,「どこでどう見せるか」等,具体的に教えていただきました。特に後半の模擬授業体験では,ジグソー法でのNHKforschool活用を体験しました。受講者の先生方の活発な意見交換の様子からその有効性がわかりました。
                          

8/8夏季情報活用研修講座


「みんなで取り組む『情報モラル』」
 本講座は免許状更新講習として実施しました。最初に子供たちを取り巻く環境や実態等について,様々なデータを基に把握しました。そこから,情報モラル教育の必要性を見出し,具体的な実践に向けて,柏市が導入している教材の活用の仕方やその他の教材を紹介をしました。新学習指導要領では情報モラルを含む情報活用能力が学習の基盤と位置付けられました。まずは,研究所から出されているカリキュラム「柏市情報モラル育成プログラム」から取り組んでもらえればと思います。

「授業でのICT活用」
 台風が接近している中だったので,開始時刻を早めて実施しました。新学習指導要領で示された授業改善にはICT活用が有効に働く場面があります。今回は,講師の先生に,普通教室でタブレットを活用し,授業展開する体験を取り入れてもらいました。受講者の先生方はICT活用が有効な場面と従来の手立てが有効な場面と指導者が意図的に使い分けることの必要性を学んだことと思います。
                         

8/7夏季情報活用研修講座


「エクセル基礎」「エクセル応用」
 本日は一日,先生方もよくお使いのエクセルについての研修を行いました。
 午前に基礎,午後に応用として実施しましたが,実際に学校現場でファイル作成したり,処理したりするようなときに役立つ内容でした。少しでも校務を効率的に行い,先生方の業務改善につながればと思っております。

                          

8/6夏季情報活用研修講座


「柏市プログラミング学習」
 最初に昨年度よりIT教育支援アドバイザーによる授業支援を実施しているプログラミングの授業について,受講者に体験してもらいました。どういった授業が展開しているか理解できたことと思います。次に,その後の活動につなげるためのプログラミングをいくつか紹介し,受講者にも演習してもらいました。今後の実践につなげてほしいと思います。

                             
「教科でのプログラミング学習」
新学習指導要領で例示された5年算数,6年理科のプログラミングを取り入れた授業を模擬授業形式で研修を行いました。すでに実践されている先生を講師に招いての研修でしたので,授業準備から実際の子供の反応等も聞くことができました。今後教科にプログラミングを取り入れることが増えてくると思います。先生方が取り組みやすいように研究所も手立てを講じていこうと思います。
 

7/26夏季情報活用研修講座

「授業でのジャストスマイル活用」
 小学校で広く活用されているジャストスマイルですが,今回は発表資料を作成する活動で取り入れた先生の授業を報告していただきました。ICTを活用することで,全ての児童が作品を完成させたことや作成のための資料の共有が図られたことなどが紹介されました。今回の報告のような実践は各教科の活動でも応用できますので,受講者の先生方にも有効だったと思います。

「みんなで取り組む『情報セキュリティ』」
 情報セキュリティの知識は,これからの時代を生き抜く子供たちには必要不可欠です。具体的に授業でどう情報セキュリティについて扱っていくかについて,カード教材を使って研修しました。また,受講者の先生方ご自身の情報セキュリティについて診断を行い,その解説を受けながら,情報セキュリティに関する知識を学びました。児童生徒用の診断もできるので,興味のある方は,教育研究所まで問い合わせください。
                         

7/25夏季情報活用研修講座


「小学校社会科デジタル教科書活用」
 前半は東京書籍より様々なデジタル教科書の機能について説明してもらいました。続いて実践事例の映像を視聴し,「授業のどこで活用するのか」について理解を深めました。後半はワークショップを行い,デジタル教科書の効果的な活用場面を考え,授業案を作成しました。ただ見せるのではなく,どこでどう見せるのか,共有することができました。

                           
「算数科デジタル教材活用」
 今回の講座は日常的に使用しているデジタル教科書ではなく,デジタル教材の活用について,研修を行いました。図形の面積を求める学習場面で,従来の手立てと比較して,試行錯誤ができるなど,デジタル教材のよさを生かした実践について,模擬授業形式で体験していただきました。児童の実態,本時の目標等を考慮し,どのような手立てが有効か考え,ICTの活用が有効であるときは,積極的に活用してほしいと思います。

                           

7/24夏季情報活用研修講座


 今年度の夏季情報活用研修講座が始まりました。目的は「先生方のICT活用の実践力の向上」です。今年度は授業活用に関する講座を多くし,先生方がより具体的に実践のイメージを持ってもらうために,実践発表の時間を取り入れました。

「中学校英語科デジタル教科書活用」
 最初に市内の先生から主にヒヤリングの際のデジタル教科書活用について,実践発表していただきました。工夫してデジタル教科書を活用している点が参考になったようです。その後,開隆堂より基本的な操作説明があり,後半はワークショップを行いました。受講者の先生方はデジタル教科書の機能を活用した2学期の授業案を考案していました。
                           
「授業でのジャストジャンプクラス活用」
 講座で扱ったジャストジャンプは総合学習支援ソフトです。授業の様々な場面で活用ができますが,今回は特に比較検討の学習場面での活用について研修しました。体育の技能,理科の実験等での具体的な活用がわかったと思います。後半は模擬授業形式をとり,ソフトを使った展開を体験してもらいました。2学期からの実践につながればと思います。
                           

台風13号接近に伴う8/9(木)柏市立教育研究所主催の研修の中止について

89日(木)の研修について

・新任教務主任研修②(午前沼南庁舎)           ⇒中止

 *後日配付する資料をもとに,感想箋を提出していただきます。

・夏季情報活用講座⑬(午前豊四季中)           ⇒中止

・夏季情報活用講座⑭(午後柏二小)            ⇒中止

・大学連携講座(午後二松学舎大学)            ⇒中止

*この大学連携講座(二松学舎大学)にしか申し込みをしていない方は別講座の受講が必要となります。希望される講座については,電話またはメール(Te-Comp@ss)で,教育研究所担当(宮内)までご連絡ください。(8/21()まで)お選びいただける講座は,以下のとおりです。

☆講座の詳細につきましては、各学校に配布した講座一覧をご覧ください

 

講 座 名

会  場

実施日時

1

「紫式部日記」の世界

開智国際大学

8/30()10:0012:00

2

メダカがおしえてくれること

東京大学柏キャンパス

8/28()10:0012:00

3

「考え,議論する道徳」の実現に向けて

麗澤大学

8/23() 9:0012:00

4

授業でのコラボノート活用

大津ケ丘中学校

8/23()10:0012:00

5

授業でのNHKforschool活用

大津ケ丘中学校

8/23()14:0016:00


台風13号接近に伴う研修実施の有無について(8月8日,9日)

柏市立各小中高等学校 関係者 様

88日(水)の研修について

・初任者研修⑨(午前小:風北小,中:沼南庁舎 午後沼南庁舎)⇒実施

開始時刻の変更なし。終了は16:00に変更。

 

・夏季情報活用講座⑪⑫兼免許更新講習(午前午後柏三小)⇒実施

午前中の変更はなし。受付9:30講座10:0012:00

午後は,講座13:0015:00,試験15:0016:00に変更。

 

*各研修の受講者は弁当をお持ちください。

*時間に余裕をもって,気をつけておこしください。

 

89日(木)の研修について

・新任教務主任研修②(午前沼南庁舎)

・夏季情報活用講座⑬⑭(午前豊四季中,午後柏二小)

・大学連携講座(午後二松学舎大学)

*各研修については,8月8日(水)13:00頃に実施の有無を御連絡します。

富山市教育委員行政視察


 7月9日(月),柏市立旭小学校を会場にして,富山市教育委員の行政視察がありました。はじめに柏市がIT教育支援アドバイザーの授業支援として実施している小学4年生の「はじめてのプログラミング」の授業を参観していただきました。富山市はICT支援員と連携した授業を構想の一つとしているということで,参観を通して,具体的な様子を知ることができたようです。
 授業参観後,「柏市のプログラミング教育の取組と今後の展開」「ICT環境整備」について,こちらから説明し,質疑応答の時間をとりました。富山市からは人的配置や授業をパッケージ化するまでの過程について,多くの質問があり,有意義な情報交換となりました。
 先週から視察が続きましたが,どの自治体も新学習指導要領で求められている教育を実現するために,準備を進めていることが実感できました。教育研究所としましても,これからの子供たちに必要とされる「情報活用能力」の育成に貢献すべく,ICT環境整備や授業でのICT活用の推進を図っていきたいと思います。
   

群馬県榛東村議会視察研修


 7月6日(金),群馬県榛東村議会視察研修がありました。はじめに,沼南庁舎にて,柏市の「ICT環境整備」「授業でのICT活用の様子」について,説明しました。榛東村では村内の学校のICT化を進めていくとのことで,本市の整備方針や取組を熱心に聞かれていました。
 次に,柏市立大津ケ丘中学校に移動し,IT教育支援アドバイザーの授業支援の様子を参観していただきました。情報モラルに関する授業でしたが,授業でのICT活用にはIT教育支援アドバイザーの支援は不可欠であると感想を述べていました。
 柏市としましても,ICT活用の推進とICT環境整備は両輪ととらえ,必要な措置を講じて参ります。

 

大阪狭山市行政視察


 6月29日(金),柏市のプログラミング教育について,大阪狭山市より行政視察がありました。平成32年度に全面実施となる小学校学習指導要領ですが,新たにプログラミング教育が必修化となります。各自治体はその準備を進めていかなければなりませんが,柏市は昨年度からプログラミング教育を先行実施していますので,今回のような視察の問い合わせは多くなっています。
 国や他自治体の動向も注視し,情報交換をしながら,柏市のプログラミング教育のスタンダード化に向けて,教育研究所も調査研究をしていきます。

第1回プログラミング教育研究委員会


 7月2日(月)沼南庁舎ICT推進室にて,プログラミング教育研究委員会を開催しました。全3回の委員会となりますが,今回は初回ということで,今年度の取組について共有を図りました。本委員会の趣旨ですが,「プログラミング教育について,柏市のスタンダード化」を目指すことにあります。
 具体的な活動としましては,教科等でプログラミング教育を取り入れた授業を実践し,パッケージ化していきます。今年度の取組は何らかの形でまとめていきますので,各学校が教育課程を計画する際に,参考になる活動になるように努めて参ります。

  

教育の情報化管理職研修会


 6月28日(木)定例教頭会後に「教育の情報化管理職研修会」を実施しました。「PC等の修繕費」「委員会公用USBの貸与」についてお伝えしました。修繕費については,学校でのICT活用が進んでいる状況とも言えますが,限りなくゼロに近づけなければなりません。ちょっとした意識付けで,削減できることですので,具体的な事例を示し,御理解いただきました。「委員会公用USBの貸与」は,大切な情報や教職員を守ることにつながり,セキリュティ対策の1つであるとお伝えしました。今後も利便性との兼ね合いを考えて,セキュリティ強化に努めて参ります。

 

運動遊び指導者講習会

柏市幼児教育共同研究の「運動遊び指導者講習会」を6月20日に行い,幼稚園や認定こども園,保育園,小学校の先生方が参加されました。船橋市グリュック保育園長の齊藤まり子先生を講師にお招きし,様々な運動遊びを教えていただきました。音楽に合わせて身体ほぐしをしたり,グループごとに自分たちで考えた鬼ごっこをしたりしました。運動が得意な子も不得意な子も「みんなが楽しめる運動遊び」を実際に体を動かしながら創り出す活動がたくさん行われました。
  

第4回初任者研修(先輩の授業参観)

6月から7月にかけて第4回の初任者研修として先輩教員の授業参観が行われています。生徒指導の視点からどのように授業を行っていくかについて,先輩教員の優れた実践を参観させてもらい,授業後に協議会を開いてアドバイスをもらっています。

IT教育支援アドバイザー授業支援その4


 6月21日(木),柏市立光ヶ丘小学校6年生の授業を参観させていただきました。情報モラルに関する内容でしたが,クイズやアンケート,映像教材を通して,インターネットやSNSについて,自分なりの課題意識をもって授業に取り組んでいました。
 小学校高学年からスマートフォンの所持率が上がると一般的にいわれています。子供たちにとって日常的にインターネットやSNS利用が始まるこの時期に,こうした情報モラル教育の授業が実践されることは効果的であると考えています。
 今後も,柏市情報モラル育成プログラムを活用し,小・中学校9年間を通して系統的・計画的に子供たちの情報モラルの育成が図られるよう支援して参ります。

 

校務支援システム(成績入力編小学校)に係る研修会


 6月19日(火)に大津ケ丘中学校にて,校務支援システムに係る研修会を実施しました。今年度より小学校の通知票が統一化されます。一部新機能の説明もありましたが,統一帳票の具体的な入力方法について,参加者の先生方には実環境でそのイメージをもってもらいました。
 学期末に入り,成績処理が本格的に始まります。教育研究所としても学校現場が通常通りの仕事ができるよう,支援体制を整えて参ります。

  

第1回小学校社会科副読本編集委員会


 6月12日,沼南庁舎にて第1回小学校社会科副読本編集委員会を開催しました。今年度の編集作業の主な点は,①新学習指導要領への対応②デジタル版副読本の充実の2点があげられます。どちらも例年の編集作業よりもボリュームがあり,委員の先生方にはご負担をおかけしますが,身近な自分たちの市について,子供たちのより深い理解につながればと思います。事務局と委員の先生方で連携し,活用される副読本,デジタル版となるよう,編集を進めて参ります。

  

IT教育支援アドバイザー授業支援その3


 今回は柏市立十余二小学校4年生の授業を参観させていただきました。昨年度より開始した柏市のプログラミング学習ですが,子供たちに経験者が増えてきていることを実感します。詳しい子供たちは困っている友達にいろいろとアドバイスをしていました。もちろんはじめてプログラミングにふれる児童もいますが,コツをつかむと,どんどん自分の力でプログラムを組む様子が見られました。
 今回の授業はプログラミングとは何か,まずは体験をすることを目的としています。今後の展開として,各教科等でその目標を達成するために有効なプログラミング教育とは何か,教育研究所も教材開発に努めて参りたいと思います。

  

IT教育支援アドバイザー授業支援その2


 今回は柏市立柏第六小学校5年生の授業を参観させていただきました。授業のゴールはプレゼンテーションソフトを活用し,発表用スライドを3枚作成することです。効果的に聞き手に伝えるために,画像やアニメーション等を駆使して,子供たちは各自の「ベストスリー」についてまとめていました。
 これからの子供たちには,自分の思いや考えをICTを活用し相手に分かりやすく伝える力は必要になってきます。様々な教科等でこういった活動を取り入れていければと思います。

  

IT教育支援アドバイザーによる授業支援


 柏市立教育研究所では,今年度も継続して「IT教育支援アドバイザー事業」を実施します。その事業の一環として,IT教育支援アドバイザーが各学校に出向き,柏市情報リテラシーカリキュラムに位置付けられている授業の支援をしています。
 今回柏市立名戸ヶ谷小学校3年生の授業を参観させていただきました。ローマ字を学習した後でのキーボード入力の授業でしたが,子供たちはホームポジションを覚え,一文字一文字熱心に入力していました。
情報活用能力の基礎となるキーボード入力ですが,この授業をきっかけにし,スキル向上の継続した取組につながればと思います。

   

第1回柏市立教育研究所運営委員会


 6月1日(金)に沼南庁舎にて,第1回柏市立教育研究所運営委員会を開催しました。運営委員は小中学校長,教頭,教務主任,特別支援学級担任等の代表者で構成されています。本研究所の取組について,現場の意見を聞く大変貴重な機会となります。
 はじめに本研究所長より,柏市教育振興計画における,本研究所の役割についての説明があり,その後各担当者より,事業の詳細について,委員の皆様にそれぞれお伝えしました。その後の協議を通して様々な意見をいただきましたので,各事業の取組に反映できるように努力してまいりたいと思います。
 委員長の話の中にあった「研究所は先生方を支援するところ」という言葉を念頭に置き,各事業を進め,柏市の子供たちのよりよい教育に貢献する所存です。

   
   

平成30年度第1回情報教育担当者連絡会


 5月10日(木),青少年センターにて1回目の情報教育担当者連絡会を行いました。最初に研究所から,教育の情報化に向けた取組やお願いをさせていただき,その後IT教育支援アドバイザーから授業支援や今後の作業について,具体的な話がありました。また,ネットワークトラブルの対応について,保守業者から詳しく説明しました。
 後半は中学校区ごとに意見交換の場を設け,自校の課題や取組について共有しました。実は今年度の情報教育担当者は小中ともに約40%が新しく担当になった方でした。担当となってまだ間もないということで,積極的に他校の取組や工夫を聞き取っている姿が多く見られ,大変有意義な時間になったかと思います。
 最後に研究所の西田教育専門アドバイザーから柏市のセキュリティ基準について,改めて話し,連絡会を閉じました。今年度も各校の情報教育担当者の先生方と連携し,柏市の教育の情報化に取り組んでいきたいと思います。