学校からのお知らせ

　本日，生徒の皆さんが帰った放課後に，令和６年度高田・松ヶ崎地区防災推進研修会が行われました。災害発生時に学校避難所を開設することになります。その際に，初動準備や開設運営ができるよう，第１部では，校舎内外の見学（被害想定時の学校活用図をもとに），第２部は地域の皆さんと柏五中の教職員で，避難所運営ゲーム（HUGゲーム）を柏市危機管理部防災安全課の３名の方にお越しいただき，レクチャーを受けながら，図上訓練を行いました。

　災害が起きないことが一番ですが，非常時に速やかに動くための準備も大切なので，地域の皆さんと共に先生方も日々勉強です。

　本日は中間テスト２日目でした。２科目のテスト後，３年生は国際理解教育として「幸せの種まきキャンペーン」の実施がありました。昨年の３年生も受けましたが，今年も内閣府の認定を受けているSYDの２名の方に来ていただき，フィリピンにおける貧困の中で生きる子どもたちの講話を受けました。

　テスト後でしたが，３年生は背筋を伸ばして真剣に話を聞いている姿が印象的でした。

　集会の最後に，生徒たちからの質問タイムがありました。３年生の「日本の子どもたちとフィリピンの子どもたちの違いで感じることは？」という質問に，「きらきらとしている・生きているという点で，日本もフィリピンも子どもたちに変わりはないけれど，スマホ・SNSなどにつかっている今の日本の子どもたちは，自分の周りの大切なものを失ってしまっていることもあるのでは？便利さゆえに失っているものがあるのではないだろうか？便利なことが悪いことではないのだけれどね。」と優しい口調で答えられていました。その回答に考えさせられるものがありました。

柏市は昭和２９年１１月１５日に、人口４万３千人のまちとして誕生しました。高度経済成長期に急激に発展し、現在では人口４３万人、県内有数の中核的な都市になりました。そして、令和６年１１月１５日に市制施行７０周年を迎えます。

今日の給食では７０周年をお祝いする特別献立を提供しました。柏市産の米、かぶ、ねぎ、ほうれん草、柏幻霜ポーク、梨を使用した、柏を味わいつくす献立です。

また、生徒たちは給食を食べながら、柏市の地場産物を紹介する動画を見ました。柏幻霜ポークを飼育する様子を見て「この豚がこのメンチカツになっているんだ」とつぶやく声が聞こえてきました。

おかわりじゃんけんは大盛況で、完食する子もいつもより多かったです。　

生産者の皆さま、いつも学校給食にご協力いただき、ありがとうございます。

生徒の皆さん、生産者の方々の思いや日々の努力がつまった地場産物をこれからも大切にいただきましょう。

「おはなし給食」とは、本に登場する料理を給食で実際に食べられる、とってもおいしい企画です。図書委員が選んだ本の中から、栄養士さんが給食の献立を考えます。

今日の給食では、エリック・カールさんの『はらぺこあおむし』より「カップケーキ」が登場しました。

作り方は、卵・砂糖・牛乳・小麦粉・バターを混ぜて生地を作り、カップに生地を注ぎます。その上からいちごジャムをのせて、スプーンで混ぜます。オーブンで２０分ほど焼くと、おいしいおいしいカップケーキのできあがりです。クラスでもとても好評で、残りはほとんどありませんでした。

１年生のクラスで「はらぺこあおむしを読んだことある人？」と質問すると、８～９割の生徒が手を上げていました。給食時間には、図書委員が「はらぺこあおむし」の読み聞かせをしてくれて、みんな懐かしい気持ちで聞いていたと思います。生徒の皆さん、たくさん本を読んで、心の栄養を蓄えてください。

　本日，９時より本校の正門付近の花植え作業をPTA環境委員の方々が行ってくださいました。パンジーやビオラを花壇やプランターに植えます。

　用務員さんの事前準備もあり，１５分程度で３００株近くの花を植えることができました。来年の春過ぎまで，美しく咲いてくれると思います。これから正門を綺麗に彩ることを楽しみにしています。

　PTA環境委員の皆様，ありがとうございました！！！