教育研究所からのお知らせ

カテゴリ:研修関係

第1回新任校長研修会

 27日14時から沼南庁舎で小学校6名、中学校3名の新任校長が参加して開催されました。この研修会は年間5回開かれ、今回は開講ということで内田研究所長から「新任校長に期待すること」、菅原教職員課長から「危機管理」の講話がありました。
 続いて杉橋教育専門アドバイザーから「新任校長として1年を俯瞰する」を表題に、新任教務主任研修でも使われた3.11東日本大震災の校長手記を入口に研修が進められました。教務主任とは違った見方の発表が3つのグループ各々から出されました。
 カリキュラムマネジメントが課題解決の強力な武器であることを実感してもらうことが、今後の研修の課題となりました。2030年の教育を考える上でも今日の実態を踏まえ、今後の研修を進めることの重要さを再認識させられました。
  

第1回新任教務主任研修会

 22日14:15~沼南庁舎で小学校19名、中学校5名を対象に実施されました。内容は「これからの時代の教務主任の役割」で杉橋教育専門アドバイザーが実践例を元に話を進められました。
 まず、5年前の東日本大震災の日、我孫子市F中で教務主任がいかに対応したかを校長の手記から読み取り、3~5人の6グループで付せんにメモしKJ法的にまとめました。この結果を発表して受講者が共有し、その後講師が話を続けました。
 講師のプレゼンで、その年の9月、林間学校が福島県で実施できた裏でカリキュラムマネジメントが威力を発揮したことがひしひしと伝わったことでしょう。
 先生方の実践の中にも気付かないだけで、カリキュラムマネジメントが有効に働いていることもわかりました。今後も一層、高めあえるといいですね。
   
 

第1回柏市小中学校研究主任研修会開催


 15日14時からウェルネス柏において開かれ、始めに内田教育研究所長から「平成28年度柏市教職員人材育成指針」について説明がありました。続いて鳴門教育大学村川雅弘教授が「ワークショップ型校内研修の進め方」という内容で2時間熱く語られました。
 講演では4つのワークショップ型が取り上げられ、いずれも先生方のアクティブラーニングになります。4つとは、指導案拡大シート、マトリックスシート、概念化シート、短冊方式です。詳しくは参加された先生に聞いてください。シートに貼る付せんの色分け(青・黄・ピンク)は全国的になってきたそうです。
 校内研究会の事後研で授業者が一人ワークショップを行い、後に他の参観者が協議したシートを見るというのやり方を新鮮に感じました。7月に村川教授による第2回目が開かれます。
   

特別支援学級新任担当者研修会

今年度も特別支援学級は小学校で8学級が増え,在籍する児童生徒は小中合わせて46名増加しています。益々特別支援教育の充実が求められています。そのような中,今年度新しく特別支援学級の担任をする先生方29名が集まり,研修が行われました。担当の山口指導主事から「のんき(おおらかに,あたたかく)・こんき(ていねいに,こまやかに)・げんき(子どもとたくさん関わって)」という熱いエールとメッセージを送られ,全員が真剣で新鮮な眼差しで聞き入っていました。子どもたちとともに先生方も大きく成長していくれることを楽しみにしています。

  

初任者指導教員研修会

今年度の初任者98名を指導してくださる指導教員の方々にお集まりいただき,研修会を実施しました。今回は北海道,大阪,静岡,神奈川など全国各地で初任者指導アドバイザーとしてご活躍の野中信行先生をお招きし,新卒教師時代を生き抜く心得を先生考案の「織物モデル」で教師と生徒の関係性の在り方の指導について具体的にお話をいただきました。初任者の指導はまず「関係づくり」が大原則であると大変参考になるお話でした。ご指導ありがとうございました。
後半は指導課から「意欲と習慣」についての考え方を,研究所から人材育成指針・指標について説明させていただき,同じ方向で初任者を育てるという共通理解・共通認識ができました。みんなで力を合わせて柏市の教員としての基礎基本をしっかりと育みたいと思います。