教育研究所からのお知らせ

カテゴリ:研修関係

研修まとめの発表続く

 今年度の研修のまとめが2月に続々行われました。
 3日の午後は10年経験者47名が13グループに分かれて教育論文発表会が行われました。この教育論文は「第50回柏市教職員教育実践記録」応募作品を兼ねています。どの発表も中身の濃い内容で各グループの協議も白熱しました。
 9日と14日は6年経験者53名が15グループに分かれ「アクティブラーニングの視点で授業改善」をテーマに取り組んだ実践が報告されました。中にはアクティブラーニングの視点が弱かったものもありましたが、1年間の努力が伝わってくるものばかりでした。
 15日と16日は2年経験者70名が16グループに分かれて発表会でした。ICTや図書館という今までの研修会で学んだ内容を生かした実践も目立つ一方、独自の視点で取り組んだものもあり変化に富んでいました。いずれの発表もほとんどの先生方がパワーポイントを使われ、このソフトなしではすまない時代だと実感させられました。
 

新任教頭・校長研修終わる

 1月31日に第6回新任教頭研修会、2月1日に第5回新任校長研修会が開かれ、どちらも閉講式で内田所長から労いと今後に期待する旨の話がありました。二つの研修会とも最終回で、一人15分~20分間の発表が行われ、短時間ではありましたが協議もなされました。
 年間講師を務められた木岡先生からは、各先生方が取り組んでこられた学校運営ビジョンや学校経営ビジョンの発表後に助言があり、今後戦略的ビジョンを構築する上でのまとめの講義もいただきました。2年目に向って改めてビジョンを見直し備えてほしいと思います。
 

主任層育成研修終わる

 5月から全4回にわたって実施された主任層育成研修が、9月13日午後、沼南庁舎で最終回が開かれました。
 今回は、横浜市教育委員会の北村主任指導主事による「メンター制度を活用した人材育成」をグループ協議を交えながら実践的に学びました。メンターという言葉を初めて知ったという参加者が半分以上いたこともあって、意欲的な研修になりました。企業では上司とは違う先輩がメンターとなって若い人(メンティ)を育てるのことが定着しているようです。
 後半は福島Link and Create代表による「ボードミーティング実習」でした。3~4人組で順番に進行役のファシリテーターとなり、ホワイトボードにメンバーから出された意見を進行役がメモしながら協議を進めました。学校に戻り、若い先生方の悩みを聞いたりするための方法などとして使っていただけるといいと思います。
 
 閉講式では、内田研究所長からの「研修の内容をぜひ、これからの仕事に活かすとともに、この研修会でできた人との繋がりを大切にしてほしい」という話で終了しました。

夏の研修会の一コマ

 夏休みに入り、教育研究所主催の各種研修会が数多く開かれています。その一つ、第3回10年経験者研修会が8月1日ウェルネス柏で開催されました。
 午前中の講師は東京大学大学総合教育センター白水教授で、新しい学習指導要領に盛り込まれるアクティブラーニングに関わるジグソー法などを使った授業改善についての講演でした。 午後は藤心小学校の広中校長が道徳の授業づくりについて具体例を踏まえながら進められました。受講者が事前に作成した道徳指導案を仕上げるべく協議が行われました。いづれの研修も3~4人のグループ協議が多く含まれ、研修そのものがアクティブでした。
 なお、午後教育委員の方々が参観され、机を回ってグループ協議に耳を傾けられました。次回は初任者など後輩への授業公開や助言を中心にした研修になります。10年間の成果、期待しています。