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教育研究所からのお知らせ
2019年2月の記事一覧
第3回柏市プログラミング教育研究委員会
2月20日(水),今年度のまとめとなる柏市プログラミング教育研究委員会を開催しました。今年度,柏市立手賀東小学校の佐和校長先生をはじめ,研究委員の皆様の御協力のもと,教科でのプログラミング教育の単元・教材開発を進めてまいりました。今年度の研究成果の上に,来年度もこの研究委員会を継続して実証を重ね,より実践される効果的な柏市プログラミン教育スタンダードカリキュラムとして各学校に提供していこうと考えています。
今年度の取組はITアドバイザーオンライン上に,教材提供の1つとして公開していきますので,参考にしていただければと思います。
第3回教育の情報化推進委員会
2月19日(火)に今年度最終の情報化推進委員会を開催しました。今回の主な協議内容は,「教育情報セキュリティポリシー」についてでした。基本的には文部科学省から出されたガイドラインに沿って,柏市の状況に合ったポリシーとなっていきます。新たな項目としては,「市との連携」「内部監査」があげられますが,委員の皆様より貴重な御意見をいただくことができました。今後の整理作業に反映していきたいと思います。
3学期柏市プログラミング教育実証授業③
2月12日(火)に今年度最後のプログラミング教育実証授業を柏市立柏第三小学校で行いました。小学6年国語での取り組みでした。国語でプログラミング教育を取り入れた実践はあまり見られませんが,プログラムを活用して主語・述語の照応問題を作成し,相互に解き合う展開の授業でした。デジタル化することにより効率的になり,子供たちは45分間の授業の中で,作問から7~8問の友達の問題を解く活動ができていました。
今回の授業において,プログラミング教育が他の手立てと比較して有効であるか,柏市プログラミング教育研究委員会で協議してまいります。
3学期柏市プログラミング教育実証授業②
2月8日(金)に,柏市立柏第六小学校にて,プログラミング教育の実証授業を行いました。今回の内容は小学6年理科の「生物と地球環境」の学習の中で,生物界の食べる食べられるの関係をプログラミングでシミュレーションをし,自分なり生物界のバランスを持続していくためにはどうすればよいかについて考えるという授業展開でした。
プログラミングを活用することにより,いろいろな状況を作り出すことが可能で(例:草食動物を少,肉食動物を多),子供たちは試しながら,自分なりの考えを持っていました。
シミュレーションはプログラミングの得意とするところです。有効な教材になりうると思いました。
第2回情報教育担当者連絡会
2月5日(火)に第2回情報教育担当者連絡会を開催しました。はじめに,Te-Comp@ssとt-serverに係る年度更新の概要についてお伝えしました。情報教育担当の先生方にとっては,大きな作業を依頼することになりますが,年度内の整理をきちんと行わないと,次年度のスタートが滞ってしまうので,お願いをしたところです。後半は中学校区ごとに子供たちのICT操作スキルの現状を把握し,全員で共有を図りました。小学校高学年から中学校にかけて,ICTスキル面での二極化が顕著だということが課題として挙げられていました。教育研究所では来年度版のカリキュラムを作成しているところです。今回の課題も検討材料とし,計画に反映していきます。