教育研究所からのお知らせ

教育研究所からのお知らせ

夏季情報活用研修講座

夏季休業中に,先生方対象の情報活用講座が16講座行われました。

ExcelWordなどの校務に関する研修やパワーポイントやタブレット活用などの授業で活用できる研修,そしてインターネット上のトラブルなどの情報モラル教育に関する研修を行いました。

先生方からは,「2学期からの授業で活用してみます!」や「楽しく研修できました!」というような感想をいただきました。

是非,今回研修したことを2学期からの校務や授業で生かしていただければと思います。

※研修マニュアルは,http://www.it.kashiwa.ed.jp/?page_id=67 に掲載しています。ご活用ください!

プログラミング研修会

 8/4(木)に,柏第二小学校を会場に,プログラミングの研修会が行われました。柏市では,2020年度からの必修化に先駆け,来年度からの全校実施に向け取り組んでいるところです。
 今回の研修では,「
Scratch(スクラッチ)」という無料のソフトを活用し,自分が考えた動きのブロックを組み合わせることによって,キャラクターが動くというもので,参加した先生方からも,「思っていたよりも簡単にできた」という感想をいただきました。2学期からは,市内の3~4校で,小学校4年生に授業をする予定になっています。柏市では,このプログラミング教育を通して,論理的思考や考えて工夫して問題を解決する力を伸ばすことを目的としています。

夏の研修会の一コマ

 夏休みに入り、教育研究所主催の各種研修会が数多く開かれています。その一つ、第3回10年経験者研修会が8月1日ウェルネス柏で開催されました。
 午前中の講師は東京大学大学総合教育センター白水教授で、新しい学習指導要領に盛り込まれるアクティブラーニングに関わるジグソー法などを使った授業改善についての講演でした。 午後は藤心小学校の広中校長が道徳の授業づくりについて具体例を踏まえながら進められました。受講者が事前に作成した道徳指導案を仕上げるべく協議が行われました。いづれの研修も3~4人のグループ協議が多く含まれ、研修そのものがアクティブでした。
 なお、午後教育委員の方々が参観され、机を回ってグループ協議に耳を傾けられました。次回は初任者など後輩への授業公開や助言を中心にした研修になります。10年間の成果、期待しています。
   

夏の教職員研修(情報活用講座)について

 今年も教育研究所主催の「柏市教職員夏季情報活用講座」が7月から8月にかけて8日間、16講座、小中学校をお借りして開催されます。
 校務に使えるワードやエクセルの講座も例年通り6講座組まれています。本年度は「プログラミング教育」講座が目新しいものです。現在ITアドバイザーは講座内容の見直しを図り準備を進めています。毎年参加して下さる先生方も初めての方も大歓迎です。午前は9時半、午後は13時半開始です。
 7.21柏中ワード基礎・活用、7.22中原中ムービーメーカー・パワポ、7.26柏中エクセル初級・中級、7.27中原小情報モラル・情報活用
 8.4柏二小プログラミング・コラボノート、8.8柏二小情報モラル・情報活用、8.9中原小エクセル上級・中原中LINEモラル、8.25柏八小エクセル中級・NHKforSchool
(写真は、昨年度のものです)

スカイプを活用した授業

 7月11日(月),大津ケ丘第一小学校で,スカイプを活用した授業が行われました。内容は、社会科の授業で、沖縄の人にスカイプを使ってインタビューをして、最終的にはCMを作成し,未来広告ジャパン(NHK for Schoolの番組)に送るという授業です。
 本時は,タブレットPCにスカイプをつなぎ、電子黒板で沖縄の人の様子を映し,グループごとにインタビューしていました。子どもたちのインタビューもとても上手で、充実した授業になりました。
 
どのようなCMが完成するのか、とても楽しみです。

教育の情報化管理職研修会

 7月1日(金)に,各校の情報管理者である教頭先生を対象とした「教育の情報化管理職研修会」を行いました。
 最近,他県で起きている生徒情報の流出事件を受けて,柏市でも同じ事が起こらないよう注意喚起をするとともに,情報セキュリティーポリシーの再確認や各校での危機管理意識の向上を図るために,情報管理者の役割について研修を行いました。
 特に,教育用パソコンの事故が平成28年度は増えてきていること,学期末の成績処理の時期になるので,USB等でのデータ管理について,各校でのセキュリティー対策の徹底を図ることを依頼しました。
 ICT機器の急激な発展に伴い,とても便利で使いやすくなった反面,予想もできないような事件も起きてきています。全ての教職員が危機管理意識を高く持つことが大切ですので,各校での情報セキュリティーの徹底をお願いしたいと思います。

ZOOM会議

  6月21日(火)16:10から,web会議システムを活用した「ZOOMによるICT活用研修」が行われました。講師は,ICT活用推進アドバイザーの福島毅先生です。今回の研修内容は,「ZOOMの使い方と学校間交流」ということで,たくさんの先生方が受講していました。本日のこの研修を生かして、是非ZOOMを授業や校務等で活用していただきたいと思います。
 残念ながら,本日の研修を見逃してしまった先生方のために,教育研修所のホームページに,動画をアップロードしていますので,お時間のあるときに見ていただければと思います。教育研究所HP:(https://kashiwa.ed.jp/boe_nc2/?page_id=344
 また,毎週火曜日・木曜日の16:10~16:30まで,「ZOOMによるICT活用研修」を行っていますので、是非ご覧ください。

第1回教務主任研修会

 6月14日13時半から沼南庁舎で第1回教務主任研修会を開催しました。開講にあたり研究所の人材育成指針の説明があり,続いて東葛飾教育事務所の田中指導室長から「千葉県の教育施策」について講演がありました。
  千葉県のめざすところは「生きる力」の育成であり,人材育成・学力向上・生徒指導・特別支援教育・不祥事防止の5つの課題を解決するための根本は「授業改善」にあるというお話でした。配付資料の「実践モデルプログラム」をしっかり見て実践してほしいということでした。
 後半は岐阜大学教職大学院田村准教授の「カリキュラムマネジメント(問題解決プラン)」の講義と演習でした。4~5人グループに分かれて,代表校の年間指導計画を基に学校重点目標と関連付けを図る演習に取り組みました。総合学習や道徳,行事を中心にして各教科を「つなぐ」ことが演習の中で実感されたようです。
 指導室長の話された授業改善のヒントを,田村先生の最後の講演でも具体的な学校の姿を通して教えていただきました。   
  

指導主事研修会(アクティブ・ラーニング研修会)

 6月9日(木),教育委員会の指導主事対象に,アクティブ・ラーニングについての研修会を行いました。講師は,福岡県教育センター指導主事の瓜生純子先生です。
 今回の研修会は,アクティブ・ラーニングの手法を体験しながら,アクティブ・ラーニングを学ぶという演習形式で行いました。
 アクティブ・ラーニングの手法は,「ジグソー法」をはじめ様々ありますが,あくまでも手法であるため,アクティブ・ラーニング自体が目的とならないように気をつける必要があるということ,また,アクティブ・ラーニングのハードルを下げ,学校全体でやってみようという意識を高めることが大事であると感じました。
 福岡県での詳しい実践内容については,
「福岡県立高校『新たな学びプロジェクト』」
 平成27年度報告書 ~アクティブ・ラーニング実践手引き~ 
で,ネット上に公開されています。是非参考にしてみてください。
http://upload.fku.ed.jp/educ/common/SozaiFileDsp.aspx?c_id=452&id=0&flid=12179


NEW EDUCATION EXPO 2016

 6月4日(土),東京ファッションタウンビルで,「NEW EDUCATION EXPO 2016」が行われました。
 そのセミナー中で,パナソニック教育財団と柏市が2年間共同研究してきた「一人一台タブレットPCの授業実践と効果検証」について,発表しました。
 実証校である柏市立大津ケ丘第一小学校からは,研究の取組や実践事例の紹介,そして2年間の成果について,柏市教育委員会からは,学校へのサポート体制や教員研修,成果と今後の展望について発表し,参観者からも大きな拍手をいただきました。
 今後は,今回のパナソニック教育財団との研究の成果を生かしながら,柏市のICT教育をさらに推進していきたいと思います。