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校長日記

校長:夏休みは変わるチャンス

終業式では,昆虫のアリに関する研究について紹介しました。

「働きアリにも働かないアリがいること。働かないアリばかりを集めると働くアリが出てくること。逆に,良く働いているアリばかりを集めると,働かなくなるアリが出てくること。このことから,働くアリと働かないアリの違いは,働く力があるかどうかではないこと。本当は,どんなアリにも働く力はあるが,まわりの様子が変わると,今までと違う行動をとることになる。」といった内容です。

そして,子供たちには,下記のように呼びかけました。

 アリと人間は違いますが,この例から考えると,学校に毎日登校しない夏休みは環境が変わるので,今まで出していなかった,自分の力を発揮させる,大きなチャンスではないでしょうか。もっている力を発揮して,学習に運動に,お手伝い,地域の行事などに積極的に取り組んでほしいと思います。夏休みを有意義に過ごし,2学期には新しい力を身につけて,元気に登校してくることを,楽しみにしています。

地域や保護者の皆様,1学期中の本校教育活動へのご支援・ご協力,ありがとうございました。夏休み中の子供たちの見守りをよろしくお願いいたします。(校長 佐和)

 

校長:文章読解力を鍛える

本校には,15分間の朝学習の時間があり,漢字テストや読書を行っています。

そこに,今年度から「文章読解力を鍛える」時間を設定しました。

やや長い文集の書かれた問題を配付し,子供たちにじっくり取り組ませます。普段のテストより難しいので,写真のように頭をかかえる姿がみられることもあります。

それでも,15分間しっかり取り組ませることで,何度も文章を読み直し,答えを導き出せる子供が増えていきます。その後の答え合わせで,正解だと分かると,本当にうれしそうです。

文章読解力を育むためには, 「気が散ることなくじっくり取り組ませる環境をつくること」「理解度を確認しながら文章を何度も読み直すこと」が大切だと考えています。(校長 佐和)

校長:子供たちが使う校内放送

学校でのメディア教育というと「端末」が注目されますが,昔から学校で日常的に使われているメディアの一つに、校内放送があります。

教職員の連絡や、子供たちへのお知らせに使っており、今でも学校生活で重要な役割を果たしています。これを子供たちが使うことで、情報の伝達だけでなく、学校生活に潤いを与える効果も期待できます。

子供たちが校内放送を使う機会が多いのは昼の給食の時間で,本日も,放送室にたくさんの子供が集まり,お知らせや呼びかけをしていました。

児童会活動の連絡に加え,学年やクラスの取組を気軽に紹介できるのも,校内放送の良さだと感じます。本校が目指している「周りの世界を変える子供の育成」に,校内放送も役立てていきたいと考えます。(校長 佐和)

 ・給食委員会から給食の献立と栄養,産地について

・生活委員会から安全な廊下歩行について

・6年生より校庭での過ごし方について

・6年生から「野鳥写真展」開催のお知らせ

校長:学校の周りにいる鳥

総合的な学習の時間に大津川をテーマとした学習をしている6年生のグループがあるので,地域環境に詳しい相良様と輿石様にお越しいただき,大津川の現状や課題について質問をしました。

お話の中で,手賀沼や大津川には野鳥がたくさんいることを教えていただいたので,出勤前に少し大津川周辺を探してみました。たった2日間,10分くらい観察しただけなのに,本当にいろいろな野鳥に出会えることに驚きます。

近くに豊かな環境があるからといって,自然のことに詳しくなるとは限りません。意識して観察したり,手に触れたりするからいろいろなことが分かるようになるのだと思います。

子供たちにも,学校の周りの自然環境に興味を持たせたいと考えます。(校長 佐和)

 

校長:土曜日参観は,いかがでしたか?

本日の土曜日参観は,歌声集会,授業参観,引き渡し訓練と盛りだくさんの内容でした,

暑い中,ほとんど全員の保護者の皆様にお越しいただき,感謝申し上げます。

子供たちの歌声はいかがでしたか?

授業の様子はいかがでしたか?

一緒に下校しながら通学路の安全確認はしていただけましたか?

アンケートを送りますので,ぜひ,ご意見・ご感想をお願いします。(校長 佐和)

 

校長: 生成AIと教育

先日、ある研究会で「生成AIを活用した授業づくり」というセミナーのコーディネーターをしました。
登壇者は、全国でも最先端の実践を行っている先生方で、250名もの参加者が集まりました。
結論から言うと、このセミナーで様々な実践を聞いたり、質疑応答をしたりして、「本校でも、もっと活用を図らなくてはいけない」という思いが強くなりました。
 生成AIを教育に利用すると言うと、「生成AIで読書感想文を書く子供が出てきそうだから良くない」「子供たちに思考力がつかない」などと心配する声をよく聞きます。
しかし、しっかりした指導観を持ち、計画的な指導を行うことで、子供たちの思考力を高めるためのツールとなると感じたからです。
 
すでに、本校では、生成AIの仕組みや利便性・リスク(ハルシネーション)などについて学び、プロンプトを入れて使ってみるところまで行ってきました。今後は、教科等の学びで効果的に活用できる場面を設定していきたいと思います。
 このセミナーでも、生成AIを使うことでより大切にすべきこととして、「好奇心・探求心を一生失わせない教育」「人間らしい感性・感動・感情を大切にした教育」などのキーワードが出されました。本校では、創造性を育む学びを推進していますので、創造性を高めるための対話の相手(壁打ち)として生成AIを使っていきたいと考えています。(校長 佐和)

校長:本校の実践が紹介されています(リシード)

昨年度の4年生が行った授業が紹介されました。
これまで何度もマスコミで取り上げていただきましたが,この記事は教師の立場から学習のねらいをまとめてくださっています。

ぜひご覧ください。(校長 佐和)

「協働的な学びを通して創造力と自信を育む「プログラマッピング」

https://reseed.resemom.jp/article/2024/05/28/8834.html

 

校長:5年生 田植え体験

本校の教室の窓からは,美しい田園風景が広がっています。

5年生は,社会科の「米作り」の学習として,昨年度から,田植えや稲刈りの見学をさせてもらっており,今年度は,子供たちが田んぼにはいっての田植え体験もお願いしました。

初めて田植えをする子供がほとんどで,おそるおそるといった感じでしたが,一度はいってしまうと,泥だらけになりながら楽しそうに作業をしていました。

田植え機と手で植えることの作業効率の違いを知ることで,農業の課題について考えるきっかけになったものと思います。また,昨今はすでに精米されてパッケージされたものしか見たことがない子供が大部分です。田植えの大変さを体験することで、食べ物を大切にする気持ちが芽生えることも期待しています。

橋本社長をはじめ,沼南ファームの皆様,忙しい時期にかかわらず快く子供たちの見学を受け入れてくださり,誠にありがとうございました。(校長 佐和)

校長:1年生から端末活用の必要性

1年生の端末利用がはじまり,カメラ機能を使って写真を撮る練習をしていました。

すぐにアサガオの生長記録に端末を活用するようです。

昔から「読み・書き・そろばん」は必ず身につけなくてはならない能力とされていました。

これからは,ICT活用スキルも重要な能力になっていきます。

そのためにも,低学年のうちからICT活用になれることは必要です。

端末を,文房具の一つとして学習を効果的・効率的に進めるために,どんどん活用させたいと考えます。(校長 佐和)

校長:PTA会長と対談

19日に、教育課程説明会とPTA総会がありました。

どちらも一方的な説明が多く、形骸化している傾向があるため、PTA会長のご提案で今年は大きく形を変えました。

まず、教育課程説明会については対談形式とし、私とPTA会長でやりとりをしました。

テーマは下記の2つです。

「大津一小でどんな教育をめざすのか」

「子供たちが小学生の時に体験させたいこと」

学校を卒業して社会に出てから、自立し、豊かな生活を送れるような資質・能力を育むという論点で、意見交換ができました。

後半は、保護者からの質問でした。

「多様性を認める教育のあり方」や「放課後の過ごし方」等についてのご質問に回答しました。特に、今年度の時間割(木曜日午前中5時間授業、13:55下校)について、どういう意図をもって変更したのかを知っていただく機会を得られたことは、たいへんありがたいことです。

PTA総会でのスライドによる活動方針も、たいへん分かりやすい内容でした。。

当日は、写真のようにたくさんの保護者の皆様が参加くださいました。

これまでのカタチに固執しない、新しいやり方をPTAの皆様と考えていきたいと思っています。

ぜひ、ご意見やご要望をお願いします。(校長 佐和)

校長:PTA会長と対談

 

校長:これから目指す学習モデル

令和の日本型学校教育に関する答申では,個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実が提示されています。(中央教育審議会,2021)

しかし、その具体的な方法は示されていないため、学校ごとに学習モデルを開発する必要があります。

子供主体の学びのあり方を研究している大津一小では、日常の教科学習のなかでも、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた取組みを始めています。

 

一例を紹介すると、本日の6年1組の算数では、点対称な図形の性質を学ぶ際、子供に学び方を選択させていました。

「1人で進める」「友達と一緒に進める」「先生と学ぶ」の3つの中から、自分に合った学び方を選んで学習をスタートします。

途中で分からなくなったら、教科書や先生が用意した資料を見たり、友達や先生に相談したりすることもOKです。

終わった順番に教師のところに行き、しっかり理解しているかどうか対面で確認します。また、学習の達成度について測定するルーブリック評価も取り入れ、指導と評価の一体化を図りました。 

これまで、このような授業はあまりしたことなかったのですが、どの子も主体的に学びを進めている姿が見られました。

一斉のなかで、同じ進度、同じやり方で指導するだけでなく、自分の力で学ぶことのできる子供を育てることは、たいへん重要なことだと考えています。(校長 佐和)

校長:立派な一年生でした(入学式)

桜が満開の穏やかな春の日、54名の1年生が入学してきました。

お話をしっかりの聞くことのできる立派な1年生です。

私からは、1年生にひとつだけ、

「しっかり、あいさつやお返事ができる,1年生になってほしい」という話をしました。

保護者の皆様には、

「本日より、大切に育ててこられたお子様を、確かに、お預かりいたします。お預かりするのは、お子様の命と未来です。安心・安全な学校づくりに努めると共に、お子様が将来、新しい社会を豊かに、たくましく生き抜くために必要な、資質・能力をしっかり育むために、教職員一同、全力で取り組んで参ります。どうぞ、本校の特色ある教育活動にご期待いただくと共に、ご協力をよろしくお願いいたします。」と、お話ししました。

これで、1年生から6年生まで全員が揃い、賑やかに再スタートとなります。

保護者の皆様、地域の皆様、ご支援・ご協力をお願いいたします。(校長 佐和)

 

 

校長:スカイブルーと桜

先日、ドローンで校舎と桜の写真を撮った時は、あいにくの曇り空でした。

そこで、本日は、スカイブルーの空だったので、あらためて撮り直してみました。

スカイブルーの空と校舎とピンクの桜。

大津一小は自慢できる素敵な学校だと感じます。(校長 佐和)

 

校長:桜が満開です(ドローン撮影)

例年より開花の遅れた桜が満開を迎えています。

桜が学校に植えられたのは明治時代からのようで、現在でも学校の樹木、第1位になっています。

新年度に合わせて咲く桜は、美しく、心が躍ります。

子供たちも、ワクワクした楽しい気持ちで学校生活をスタートさせてほしいと願っています。(校長 佐和)

※画像は、ドローンで撮影しました。

校長:新しい教職員をよろしくお願いします

大津一小に着任した教職員を紹介する会を行いました。

新しい出会いに、子供たちも教職員も笑顔でいっぱいです。

とてもあたたかい雰囲気でした。

令和6年度の大津ケ丘第一小学校の教職員一同、一致団結して子供たちの指導に当たります。

保護者の皆様、地域の皆様、引き続きご支援・ご協力をお願い致します。(校長 佐和)

校長:実り多い令和5年度でした

2020年より世界中が苦しめられていた新型コロナウイルス感染症が、今年度の5月8日より季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行されたことにより、対面と対話を大切する教育活動を再開することができました。

また、今年度より本校はコミュニティスクールとなり、第1回の学校運営協議会において、地域と連携を図る教育課程の開発を提案し、ご賛同いただきました。具体的な活動としては、6月に子供たちが地域のことを知るための人材の発掘を依頼し、総勢25名にお越しいただいて、「地域の良さ」「地域の課題」「小学生に期待すること」について、子供たちに話してもらう場を設定しました。

この機会から、5年生の「アクティブ大作戦」や6年生の「デジタルイルミネーション」の単元開発を行い、地域を意識した学びを行うことで、研究目標であるクリエィティブ・コンフィデンス(創造性に対する自信)を大きく伸ばすことができました。

このように、今年度は、地域との連携が強化された1年となりましたので、来年度もさらに、地域や保護者の皆様のお力をお借りして、地域に開かれた学校づくりを進めてきたいと思っています。

大きな事故やけがもなく、成果の多い1年になったことは、地域や保護者の皆様のおかけです。来年度も教職員一丸となって、より良い学校づくりを推進していきますので、引き続き、ご支援・ご協力をお願いいたします。(校長 佐和)

校長:生成AIは使えるのか?

『生成AI』について学ぶ時間を、4年生と5年生に設定しました。

ご存知の通り、生成AIは世の中に急速に普及しており、これから子供たちが活躍する社会では、AIを使わないで生きていくことは、考えられなくなりそうです。

現状では、一般に普及している生成AIは年齢制限が設定されており、小学生はまだ使うことができません。今回は、教育用に開発されたものを、教師の管理下で期間(時間)限定で利用しました。

好きな動物や、昼休みのおすすめレクなどについて、プロンプト(指示や質問)を入力すると、どんどん文章が表示されます。通常のインターネット検索や図書資料を使うと何時間もかかりそうなことが、あっという間に文章化されることに、子供たちは驚いていました。しかし、物語文のあらすじなどを聞くと、あきらかに間違っている内容もあります。問題なのは、自信たっぷりに「本当っぽいうそ」が表示されることです。

間違いもあること、たんさんの選択肢が提示されるということは、ユーザー(人間)は、これまで以上に『判断力』が求められるようになります。より良い選択をするための判断力の基になるのは、様々な体験や学習によって身につけた知識であり、これまでも学校で育てようとしてきた力です。

未来を生きる子供たちには、大人以上に最先端の知識や経験が求められます。基盤となる学習を大切にしながら、新しいものにも触れさせていきたいと考えます。(校長 佐和) 

 

校長:卒業を祝う会

6年生が大津一小に登校する日数もわずかになりました。

29日は、児童会が企画・運営する「卒業を祝う会」が行われました。

普段から全校が触れ合う機会の多い大津一小ならではの、全体的にあたたかい雰囲気のなかで、笑いと涙の溢れるステキな会となりました。

運動会や委員会活動で学校を引っ張り、おおいに盛り上げてくれた6年生。

デジタルイルミネーションや陸上大会、音楽発表会等で、活躍して輝いていた6年生。

みなさんは、大津一小の「誇り」です。

中学校での活躍を楽しみにしています。

 

それにしても、どの学年の発表もとてもすばらしかったです。

プレゼンテーションや歌、ダンス、劇などで堂々と気持ちのこもったパフォーマンスを見せてくれました。

お世話になった6年生に「ありがとう」という感謝の気持ちと、卒業「おめでとう」というお祝いの気持ちが、いっぱい詰まっていたからだと思います。

素晴らしい会を開いてくれた、子供たちに感謝の気持ちでいっぱいです。(校長 佐和)

校長:読み書きそろばん・タイピング

昔から「読み書きそろばん」と言われるように、文字や文章を読むこと,内容を理解して文章を書くこと,計算することは豊かに生きていくために必要な能力です。それに加え、現代社会では、タイピングも欠かせないものになっています。

学校においても、自分の考えをまとめたり、友達と話し合ったりする活動に端末を利用する機会が急激に増加しました。現在の教育において、タイピング能力を身に着けることは、「読み書きそろばん」と並んで必要な能力になっています。

そこで、大津一小では、教育ネット様の支援を受け、3年生以上で「タイピング大会」を実施しました。企画や広報は、プログラミング委員会の子供たちがやってくれています。

子供たちはたいへん意欲的に取り組んでおり、近々表彰式も行われます。

将来必要とされる能力を、しっかり身につけさせていきたいと考えています。(校長 佐和)

 

 

校長:「プログラマッピング」の授業レポート第3回

2023年12月15日に開かれた、4年生の「プログラマッピング」の授業レポート(全4回)の3回目が公開されました。

何度も取材を重ね、分かりやすく紹介されています。

ぜひ、お読みください。

第4回(最終)は、2月20日公開予定です。(校長 佐和)


第3回:「小4が挑むプロジェクションマッピング、試行錯誤と工夫の連続が育む論理的思考力 」

第2回:「学校は面白い場所がいっぱい!小4が創造性を発揮するプロジェクションマッピングが始動」

第1回:「地域の人を笑顔にしたい! 小4がプログラミング×プロジェクションマッピングの発表イベントを開催 」

 

校長:ボクシング教室から学んでほしいこと

本校の卒業生に、ボクシングで世界チャンピオンになった先輩がいます。

2002年の卒業生、岩佐亮佑さんです。

本日は、岩佐亮佑さんとセレス小林さん(セレスボクシングスポーツジム会長、日本ボクシング協会協会長、元世界チャンピオン)、澤田純一さん(セレスボクシングスポーツジムマネージャー、チーフトレーナー)の3名にお越しいただき、ボクシング教室を開催しました。

ねらいは2つあります。

ひとつは、 運動の楽しさを体験することです。 ボクササイズを通じて、楽しみながら体を動かすことで、運動の楽しさを感じること。そして、もう一つは、 成功への道のりの理解です。世界で成功したアスリートの話を聞くことで、夢を追い求めることの大切さを学ぶことです。

同じ学校で学び、地域で育った人が、世界で活躍していることを知って、子供たちにも大きな励みになったようです。

「夢を持ち、自分を信じ、努力を続ければ結果が出る」という、世界チャンピオンのお話を心にとどめ、大津一小の子供たちが10年、20年後に、いろいろな分野で世界で活躍してくれることを願っています。(校長 佐和)

 

 

校長:授業参観1

1年生、3年生、5年生、あおぞら、そよかぜの授業参観と懇談会を実施しました。

一年の間に子供は大きく成長します。

本日も、お子さんが成長した様子を見ていたただけたものと思います。

また、本校が進めている、子供主体の学びの様子はいかがだったでしょうか。

いよいよ、まとめの大切な時期になります。

引き続き、本校教育へのご支援・ご協力をお願いします。(校長 佐和)

校長:入学説明会でのあいさつ

来年度入学予定の保護者対象に、入学説明会を行いました。

「本校で大切なお子様をお預かります。お預かりするのは、お子様の命と未来です。安心・安全な学校づくりに努めると共に、お子様が将来、新しい社会を豊かに、たくましく生き抜くために必要な、資質・能力をしっかり育む教育を行うために、教職員一同、全力で取り組んでまいります。」

というご挨拶をさせていただきました。

お子様のご入学、楽しみにお待ちしています。(校長 佐和)

 

校長:北海道ぎょれん食育授業(5.6年生)

ぎょれん(北海道漁業協同組合連合会)の方にお越しいただき、食育授業を行いました。

スーパーマーケット等で、切り身になった鮭や貝柱だけのほたてを見ることがあっても、そのままの形で見る機会は少なくなくなってきています。

北海道から、秋鮭(オス・メス)と殻付きのほたて、産地の異なる昆布を持ってきてくださり、子供たちが実物を見たり、触ったり、においをかいだりしながら学びました。

「おいしそう」「食べたい」という声があちこちから聞かれました。

子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう、学校においても積極的に食育に取り組んでいくことが重要となっています。

今回の食育授業では、「ぎょれん」さんと「和食応援団」さんのご支援により、本校の子供たちの食に対する興味関心を高めることができました。(校長 佐和)

校長:量感を育てる算数の授業(2年生)

算数での量感とは、計器を使わずにある量の大きさの見当をつけたり,ある単位で示された量が実際の物でどれくらいの大きさになるかの見当をつけたりするための,およその感覚をいいます。

量感は,計器の選択を適切にしたり,日常生活を合理化したりするために,大切なものです。

しかし、全国学テや柏市学テの結果からも、「およそ」とか「見当」といった量感に関する問題に課題があることが分かっています。

つまり、教科書だけの学習では、量感を身につけることは難しいということです。

 

そこで、本日の2年生の学習では、量感を育むことをねらいとして下記のような授業を行いました。

1 校内の好きな場所で、長さが気になる物をみつけます。

2 自分でどれくらいか予想します。

3 実際に図って確かめます。

4 その結果を端末で撮影します。

5 教室に戻り、画像を見せながら全体で発表します。

教科書で見るだけでなく、このような体験を繰り返すことで、量感が育っていくものと考えます。

また、共有の場面で1人1台の端末が効果的に活用されました。

今後も、データを基につまずきを分析し、改善する授業を工夫していきます。(校長 佐和)

校長:プロから学ぶ意義(Web作成)

5年生が公開しているWebページを、「プロ」にアドバイスしてもらいました。

 大津ケ丘アクティブ大作戦ポータルサイト https://sites.google.com/g.kashiwa.ed.jp/active

講師は、柏市内でも活躍されている、株式会社フィルズリンクス代表取締役の舟山様です。

一番大切なのはゴールであり、ターゲットに合わせた表現の重要性を教えてもらいました。

また、子供たちの作ったサイトをじっくり見ていただき、細かいところまで改善点を指摘してくださいました。

子供たちは、ページを見直し、

・ターゲットを意識して、面白いと思ってもらえる工夫を考える

・文字の色を絞ったり、サイズをそろえたりして見やすくする

・写真や動画をとりいれて、分かりやすくする

・スマホでも見やすいようにコンテンツを整理する

などの、意見が出ました。

自分たちは「良くできた・完璧」と思った作品でも、プロの眼には「まだまだのところがある」ことが分かり、あらためてプロ(大人)のすごさを実感すると共に、さらに学びを深めていこうという機会となりました。

学校での学びは、子供たちが将来生きていく社会で、たくましく、豊かに生き抜く力を育むためにあります。

そのために、社会とつながり、専門家から学ぶ学習をこれからも推進していきます。(校長 佐和)

 

校長:北海道からの視察

先日のGoogleの視察に続き、本日は北海道教育庁とせたな町、今金町の先生方が視察に見えました。

1年生と3年生、4年生の授業を参観してもらった後、今年度の各学年の実践についても紹介しました。

課題の解決に向けて、子供たちが自由に端末を使ったり、話し合ったりしている姿を高く評価してもらいました。

教師の話をお行儀よく聞くだけでなく、子供主体の学びを引き続き進めていきます。

北海道から雪の中お越しくださり、ありがとうございました。(校長 佐和)

 

校長:大野隆司先生に指導してもらいました

4年生の図工の授業に、有名な版画家の大野隆司先生にお越しいただきました。

「失敗しても大丈夫!」

と繰り返して声をかけてくださいます。

「なぜ、小学校をまわって授業をされるのですか?」と、質問した際、

「絵は上手に描けなくても。版画は上手にできる子がいます。褒めて、自信を持たせてあげたい。」

と、おっしゃっていました。

大野先生の心のこもった指導で、子供たちは版画にたいへん興味をもったようでした。

子供が得意なことは、それぞれです。

少しでも活躍できる機会を増やしてあげたいと感じながら、授業を参観しました。(校長 佐和)

校長:Google様の視察

12日(金)にGoogle様の視察がありました。

当日は、アメリカ、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、インドネシアの各国からシステム開発や教育担当の方々が訪問されました。

4年生のICTを活用した授業に加え、書初めも参観され、日本の縦書きの文化にたいへん興味を持ったようです。

その後の協議会では、地域をテーマにクリエイティブ・コンフィデンスを育む教育について紹介し、活発な意見交換を行うことができました。

視察をお受けすることで、本校の教育実践の見直しができ、参観者からいただいた意見は今後の方向性の参考になります。今後も、本校の研究について積極的に学校外にも公開していきます。(校長 佐和)

校長:大谷翔平選手寄贈のグローブ

大谷翔平選手寄贈のグローブが、本校にも届きました。

9日の始業式で全校に披露した後、今週は各クラスをまわっています。

「子どもたちに野球を楽しんでほしい」という思いを汲み、来週からは子供たちに使ってもらう予定です。

本校の子供たちも、大谷選手のように、世界で羽ばたいてくれることを期待します。

大谷選手ありがとうございます。(校長 佐和)

校長:新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

地域や保護者の皆様におかれましては、新春を清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は、多くのお力添えいただき誠にありがとうございました。

今年も、「学校は子供たちの未来を預かっている」という責任感を持ち、子供たちの10年後、20年後に必要とされる資質・能力を見据えた教育の実現に教職員一同で努めて参ります。

皆様のより一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。(校長 佐和)

校長:プログラミング作品発表会にお越しください

地域を盛り上げ、地域の方に喜んでもらうことをめざして子供たちが作ったプログラミング作品を発表します。

寒い中ですが、ご来校をお待ちしています。

夕方のイベントになりますので、どうぞ、暖かい服装でお越しください。(校長 佐和)

 

日時 12月15日(金) 雨天18日(月)

〇4年生 「ブログラマッピング」 16 :15~17:10 校舎内 

・10グループに分かれ、校舎内の様々な場所(教室や昇降口、廊下等)に、プログラミングで作成したデジタル映像を投影します。
・スクリーンは使わず、建物や物の形状を生かして、アナログとデジタルを融合させたものです。
・先に学習した落語のエッセンスを取り入れ、「ストーリー」と「オチ」を意識した作品になります。

〇6年生 「デジタルイルミネーション」 17:30~17:40 校庭

・校舎に、プログラミングで作成したデジタル映像を投影します。
・季節にふさわしい、冬やクリスマスをイメージした作品になります。

校長:CHIBA CODER CUP 2023で本校児童入賞

当コンテストはプログラミング作品をただ集めるのではなく、想像が膨らみやすいテーマを設定することで千葉県の未来を考える・より良くするきっかけになるようなコンテストを目標としています。

作品のクオリティだけでなく、意図や過程・未来像にも目を通しながら将来活躍が期待される千葉県の子供を発掘することをめざしています。

今年で3年目となり、応募数も年々増加しています。

 

今年のテーマは、「みんなを元気に!」です。

そのファイナルプレゼンテーションの様子が2023 年 12 月 4 日(月)12:00から千葉テレビで放送されました。

大津一小の5年生の石井花歩さんが、123 作品の応募の中から、ファイナリスト5名に選ばれ、見事に「Cygames 賞」に輝きました。

おめでとうございます!

 

大津一小は、創造力に対する自信(クリエイティブ・コンフィデンス)を持ち、よりよい未来の創り手となる児童の育成を目指しています。

石井花歩さんのように、創造力を持ち、周りの人を元気にできるような子供をたくさん育てていきたいです。

 

詳細は、下記のチバテレ公式 YouTube チャンネルでご覧ください。

(ちなみに、私も毎年、審査員として出演しています。)

(校長 佐和)

 

チバテレ YouTube チャンネルにて

 https://www.youtube.com/watch?v=a3z3MUdJOBE&t=1944s

 

校長:インフルエンザによる学級閉鎖

久しぶりの更新です。

最近は、子供たちや教職員が積極的に発信してくれるので、安心して任せていました。

校長日記も、もう少しマメに更新するようにします。

 

さて、昨日から急にインフルエンザで欠席する児童が増え、今日は5学級が学級閉鎖になっています。

急なご連絡に対応いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

また、心配をおかけしてすみません。

 

コロナ禍前は、学級閉鎖になると、

「やったー!」

と、喜ぶ子供がいました。

学校に来ないで、家でゆっくりできると思ったからでしょう。

しかし、今は、学級閉鎖を嫌がる子供が多いです。

それは、学級閉鎖中も、しっかりオンラインで授業をするからです。

学級閉鎖を終えた子供からは、

「学校で友達と一緒に学んだり、遊んだりした方が楽しい」

という声が多く聞かれます。

 

学校に登校できない状況が起こったは、学びの保証をしていきますが、り患したお子さんは、はやく回復することを第一に、お大事になさってください。

また、ご家庭での感染予防(うがい・手洗い・換気)もよろしくお願いします。(校長 佐和)

校長:音楽集会で成長させたかったこと

たくさんの保護者の皆様にもご来校いただきまして、ありがとうございました。

また、子供たちがお互いの発表を聴き合うことを大切にしたため、保護者の皆様は「立ち見」となってしまったことをお詫びいたします。 

学校行事は、当日すばらしい発表をすれば良いというだけでなく、取組を通して子供ひとりひとりの成長がともなってこそ価値があると考えます。

音楽集会で、子供たちに成長してほしかったことは、下記の3つです。

〇音楽で表現する楽しさや喜びを感じること

〇友達を思いやる気持ちが高まること

〇力を合わせて創り上げるすばらしさを体感すること 

この後、オンラインアンケートを実施しますので、ご回答をお願いします。(校長 佐和)

校長:大津ケ丘ふるさと祭りに参加します

今週末(11月4日)に本校を会場として開催される、「大津ケ丘ふるさと祭り」に本校の音楽部が参加します。

柏市音楽発表会で披露した楽曲の他に、お祭りらしい楽しい歌も練習しています。

地域のたくさんの皆様が、模擬店等で参加する予定です。

地域とのつながりを深める機会をたくさん作っていきたいと思います。(校長 佐和)

校長:大津ケ丘商店会のイベントで農作物を販売しました

10月28日(土)に開催された商店会の「ハロウィン」イベントに、5年生が参加しました。

本校は、コミュニティ・スクールの活動として、子供たちが地域について学び、より良くするために働きかける学習を行っています。

そのなかで5年生は、学習テーマを「大津ケ丘アクティブ大作戦」とし、「アクティブな地域=地域の方々が積極的に交流し合う地域」を目指し、①「商店街チーム」②「ひまわりプラザチーム」③「農家チーム」に分かれて活動をしています。

今回は「農家チーム」が、これまでの学習でお世話になった地域のブルーベリー、カブ、米農家さんを広報し、地域のみなさんに知っていただくことを目指し、農作物の販売会を企画・運営しました。

ご来場された皆様にたくさん買っていただき、1時間もかからずに完売しました。

地域の農作物のおいしさを伝えることが目的ですので、食べた感想をお渡ししたQRコードを読み取って、ご回答いだけると幸いです。

子供たちのこれからの学習に役立てたいので、ぜひご協力ください。

また、2学期の後半は、地域に子供たちが出向いたり、学校に地域の方をお迎えする企画が盛りだくさんです。

地域の皆様、ご支援・ご協力をお願いします。(校長 佐和)

校長:ゲストティチャーのすばらしさ

月曜日(16日)は、4年生の国語に、落語のゲストティーチャー(外部講師)がみえました。

楽亭じゅげむさんです。

9月に、オンラインで指導をしていただいた後、待ちに待った対面となりました。

火曜日(17日)は、5年生の総合的な学習の時間に、お米のゲストティーチャーがみえました。

田植えと稲刈りでお世話になった、沼南ファームの橋本さんです。

どちらも専門的な立場で、分かりやすくお話をしてくださいました。

ゲストティーチャーを招聘するメリットしては、以下のようなことが挙げられます。

今後も、学校の先生や家庭だけでなく、専門的な知識や技能をお持ちの方々による学習の機会をどんどん増やしていきます。(校長 佐和)

 ・子供の関心や意欲を喚起することができる。

 ・専門的な知識・技能を学ぶことができる。

 ・新たな課題を発見し、学びを深めることができる。

 ・様々な職種を知ることで、キャリア教育につながる

校長:今年の運動会で目指すもの

今年度の運動会は、9月30日(土)に予定しています。

全校児童がそろって、表現運動や団体競技、応援合戦等を行うのは、4年ぶりとなります。

本日、初めての全体練習があったので、子供たちに「なぜ、運動会を行うのか」について話しました。 

一つ目は、「運動に親しみ、楽しさを感じること」です。

当日、何着だったとか、何色が勝ったという結果だけでなく、「去年より速く走ることができた」「最初はうまくできなかったダンスが上手になった」など、自分自身の成長を感じてほしいと思います。

二つ目は、「協働して運動会を創ること」です。

同じ学年だけでなく、他の学年の友達とも関わり、一緒に競技や演技をすることの楽しさや達成感を味わう機会にしたいです。また、係活動(応援も含む)では、責任をもって仕事をやりどけることの大切さを学ばせたいと思います。

 

コロナ禍に行った発表は、主に個人としての成長を見ていただくことができたと思います。

それに加え、今年の運動会では、「仲間と協力して大津一小の運動会を創った」という実感を持ってくれるような運動会を目指しています。

「勝ち負け」だけでなく、「力いっぱい応援をしている姿」「係活動をしっかり行っている様子」「友達と声を掛け合い、励まし合っている様子」などにも注目して、子供たちを励ましていただきますようお願いします。(校長 佐和)

校長:出版社のインタビューが掲載されました

小学館「みんなの教育技術」とEDUPEDIAのコラボインタビューを受けました。

テーマは、「子供の創造性とクリエイティブ・コンフィデンスを育む1人1台端末活用」です。

変化の激しいこれからの社会を、子供たちがたくましく生きていくために、校長として、どんな教育を目指しているのかを話しました。

お読みいただけると幸いです。(校長 佐和)

インタビュー記事はこちらから

https://kyoiku.sho.jp/258348/

校長:夏休みにプログラミングをしたい

先日紹介した「プログラミングコンテスト「CHIBA CODER CUP 2023」」に出品したいという5年生と2年生が、校長室に相談に来てくれました。

これまでに作った作品もみせてもらいましたが、とてもよくできていることに驚かされました。

コンクールに向けた作品を考えるにあたり、私からは、

・「みんなを元気に!」というテーマにふさわしい作品を考えましょう。

・なぜ、その作品を作ろうと思ったのか、自分の思いをしっかり持ちましょう。

・全体を通してストーリー性のあるものを考えましょう。

・「千葉県」を意識してみましょう。

という、アドバイスをしました。

千葉県のみんなを元気にする作品を作ってくれることを楽しみにします。(校長 佐和)

 

校長:CHIBA CODER CUP 2023に参加しませんか

「CHIBA CODER CUP 2023」のチラシが千葉県内の子供たち全員に配付されます。

CHIBA CODER CUPは、小学生を対象としたプログラミングコンテストで、千葉県教育委員会も加わり、産官学が一体となって千葉県の未来を考える・より良くするきっかけになるようなコンテストを目標としています。

私は第1回から審査員をしていますが、応募作品数が増え、作品のクオリティも良くなっていることを実感します。

今年のテーマの「みんなを元気に!」

最終審査ではプレゼンテーションも予定されており、技能面だけでなく、「どういう思いで作品を作ったのか」、アイディアや創造性も問われます。

周りを笑顔にさせるような、楽しい作品を期待しています。

小学生のみなさん、どしどしご応募ください。

 

詳細は、下記をご覧ください。

https://techkidsschool.jp/grandprix/regions/chiba/

 

校長:船橋市で講演しました

船橋市の研究会に呼んでいただき、講演をしました。

たくさんの先生方がご参加くださり、さまざまな意見交換もできました。

船橋市と柏市は学校を取り巻く環境が似ており、「1人1台端末によるこれからの教育」に向けても、同じような課題を抱えていることも分かりました。

これからも情報交換をしながら、お互いの自治体(学校)の子供たちが伸びるような教育をしていきたいです。

船橋市の皆様、ありがとうございました。(校長 佐和)

校長:着衣泳と熱中症予防

以前、水の事故から自分の命を守ることは、水泳指導の大きなねらいの一つであることを書きました。

https://kashiwa.ed.jp/otsu1-e/blogs/blog_entries/view/103/a146f9e34a877f2e7dc55ef03b4f1418?frame_id=120

 

海や川、湖、沼などの自然環境において事故にあうときは、水着でないことが多いです。

着衣による水泳指導では、プール等での水着で泳ぐときと違う難しさを身をもって体験させ、そこから事故にあったときの対応の仕方を学ばせることにあります。

あわてて泳ごうとせず、助けが来てくれるまで長く浮いていることと、見ている人は泳いで助けにいかず、浮くもの(ペットボトルやクーラーボックスなど)を投げて助けることなどを体験しました。

 

一方、今日の水泳指導で指導者側が注意したのは、熱中症予防です。

暑さ指数(WBGT)が、31以上の場合は、運動は原則中止となりますので、状況を確認しながらの指導となりました。

子供たちはプールが大好きですが、熱中症のことを考えると、『暑いからプールで涼む』というわけにいかず、判断が難しい日々が続いています。

これから夏休みにかけて、ご家庭でも、熱中症には十分注意させてください。(校長 佐和)

暑さ指数(WBGT)については、下記から

https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

 

 

校長:データ分析による教育

今年度より、1~3年生を対象にMIMを導入します。

MIM(ミム)とは、初期の「読み」の指導における難関である「特殊音節」に焦点を当て、文字や語句を正しく読むことをめざした指導モデルです。

ゆっくりなら読める、ではなく、なめらか(流暢)に読めることが目標です。

それは、なめらかに読むことができないと、教科書の内容の理解に時間がかかったり、読書をしても楽しめないことがあるからです。

今月、初めてのアセスメントテストを実施しました。

今後は、月一回のアセスメントテストと、トレーニングにより、子どもがつまずく前に、またはつまずきが深刻化する前に支援したいと考えます。

1人1台端末により、教育にデータを活用しやすくなりました。

今後も、タイピング検定や、健康観察などでデータ分析を行っていく計画です。

なお、MIMの導入は、株式会社Gakken 様にご支援いただいています。(校長 佐和)

校長:日本の学校には、なぜプールがあるのか?

10年位前の話ですが、シンガポールの学校に視察に行きました。

当時、日本の学校では実現されていなかった、1人1台端末(保護者負担)や教室の冷房もはいっており、充実した設備を持つ学校でした。

シンガポールの学校の先生方と話している際、日本の学校のことを聞かれ、何気なく「ほとんどの学校にプールがある」ということを話したら、たいへん驚いていました。

シンガポールは一年中暑いですし、校庭が狭い学校が多いので、うらやましいといわれました。

日本は、まわりを海で囲まれている島国で、川も多いので、昔から「水練」という泳ぎ方を学習をしていたそうです。

しかし、海で「水練」をしているときに子供が溺れたり、船の衝突により大勢の子供が亡くなる事故(※)が起こったことから、全国の学校にプールが作られるようになったのだそうです。

水泳指導は、万が一の時、水難事故から身を守るために必要です。

また、それだけでなく、「水に慣れて、水と親しむ」ことをめあてに、楽しい水泳の学習を行いたいと思います。(校長 佐和)

※紫雲丸事故(1955年)

旅客船が沈没する事件。修学旅行中の中学生168人が泳ぐことができなくて死亡する最悪の事故になった。この事故をきっかけに、日本政府が学校に補助金を与えてプールを建設し、水泳授業を義務化させた。

校長:ツバメが巣を作ると縁起が良い

昔から、ツバメが巣を作ると縁起が良いといわれます。

大津一小では,今年もツバメが巣を作りました。

なかよしトンネルの巣は、ヒナが生まれました。

ツバメは、人の出入りが多い、栄えている家を選ぶそうです。

毎年ツバメが来てくれるような、みんなが仲よく、発展していく大津一小を創りたいと思います。(校長 佐和)

 

校長:不思議な植物をもらいました

以前、登校してきた子供から、お花をもらったことを紹介しました。

今日は、不思議な植物を手渡されました。

プロペラのような形に、丸い実のようなものがついています。

おもしろいと思って持ってきたようです。

調べてみると、楓(かえで)の種のようです。

このプロペラ状の種のことを翼果(よくか)と言い、少しずつ乾燥して茶色くなった頃、風に乗ってくるくると回転して着地するのだそうです。

楓が種を飛ばすのは知っていましたが、こんな時期から種があるとは思いませんでした。

植物が子孫を残すための工夫はすごいものです。

また、子供の好奇心や発見力もすごいです。

調べたことを印刷して持っていったら、「知ってたよ」と言われてしまいました。

参りました。(校長 佐和)