文字
背景
行間
校長日記
校長:大野隆司先生が今年も指導に来てくださいました
今年も、版画家の大野隆司先生が本校に指導に来てくださり、子どもたちに版画の楽しさと奥深さを伝えてくださいました。短い時間の中でも、先生の言葉や技の一つひとつが、子どもたちの創作意欲を大いに刺激していました。
大野先生がおっしゃった
「失敗してもいい。5秒落ちこんだら、またすぐに取りかかろう」
という言葉は、本校がめざす「創造性を育む学び」において、とても大切なメッセージです。挑戦を恐れず、失敗を次の一歩につなげていく姿勢は、子どもたちの学びを確かに支えていくものだと感じました。
さらに、
「下書きを彫り終えても、どんどん付け足しながら広げていこう」
といった助言も、創造力を伸ばすうえで重要な考え方として、子どもたちに響いていました。
こうして毎年、子どもたちの創作活動を支えてくださる大野隆司先生、そしてこのご縁をつないでくださっている石井礼子・元校長先生に、心より感謝申し上げます。(校長 佐和)
校長:衆議院議員と柏市議会議員が来校されました
このたび、衆議院議員の本庄知史様、柏市議会議員の鈴木清丞様、岡田智佳様が本校を視察されました。
当日は、外国語や算数の授業をご覧いただき、子どもたちが友達と関わりながら主体的に学ぶ姿を、温かく見守ってくださいました。
「自分から進んで学習に取り組む姿がとても印象的でした」とのお言葉もいただき、本校の子どもたちの学びの姿勢を高く評価していただきました。
今回の視察を励みに、これからも子どもたちの自律した学びを大切にしながら、授業づくりを進めてまいります。
今後とも、温かいご理解とご支援をよろしくお願いいたします。(校長 佐和)
校長:ひまわりプラザまつりで研究発表
11月29日(土)に開催された「ひまわりプラザまつり」で、本校の3年生と6年生が、これまでの学びを元気いっぱいに発表しました。
3年生は、柏の特産物「小カブ」について調べたことを、にこにこと嬉しそうに伝えてくれました。
自分たちで育てた経験や農家さんから教わったことなど、子どもたちの言葉で丁寧に紹介する姿はとても頼もしく、会場の皆さんからも「元気をもらえたよ!」という声をたくさんいただきました。
6年生は「大津ケ丘クリエイティブカンパニー」として取り組んできたPR映像づくりについて発表しました。
完成した映像のクオリティや、落ち着いた発表の様子に、地域の方々からは「小学生とは思えないね」と驚きと称賛の声があがりました。6年生の成長を感じる、とても素敵な時間となりました。終了後には、地域の方と名刺を交換する姿も見られました。
今回の発表を通して、子どもたちはその地域のよさを改めて感じたり、自分たちが地域に貢献できる喜びを味わったりすることができました。
大津一小では、これからも地域の皆さまと一緒に、「地域を良く良く変える取り組み」 を進めてまいります。
今後とも温かい応援をよろしくお願いいたします。(校長 佐和)
校長:「授業時数特例校」に関する説明会
11月20日(木)および11月25日(火)に、「授業時数特例校」に関する保護者説明会を実施しました。
両日とも少人数ではありましたが、ご参加いただいた保護者の皆さまに心より感謝申し上げます。
説明会では、「学力が下がらないか」という、もっともなご質問もいただきました。これまでの検討の経緯や、本校の学力調査結果の推移、ICT 活用による学習の効率化などを示しながら、本校としての考え方をご説明しました。
また、これからの社会を生きる子どもたちにとって、知識の量だけでなく、創造力・思考力・課題解決力といった『より深い学びの力』を育てることが重要であることを参加者の皆さまと確認し合う機会にもなりました。
今後も、授業時数特例校の申請に向けて準備を進めるとともに、保護者の皆さまと協議と対話を重ねながら、よりよい大津一小の学びのスタイルをともにつくっていきたいと考えています。
引き続き、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。(校長 佐和)
授業時数特例校に関する保護者向け文書(大津一小).pdf
校長:季節をこえて咲いたひまわり
夏に子どもたちが観察していたひまわり。その“こぼれ種”が、秋になって花壇のそばで雑草と一緒に、小さな芽を出しているのを見つけました。
寒さに弱いひまわりが、このままでは育たないと思い、植木鉢に移して校長室でそっと育てていたところ──小さな黄色い花がふんわりと咲きました。晩秋に咲いた、季節外れのひまわりです。
5cmほどの大きさの、やさしい色をしたひまわり。
晩秋の光に向かって一生けんめいに花びらを開く姿は、とてもけなげで、見ているこちらまであたたかい気持ちになります。
寒い時期でも、自分らしくゆっくりと花を咲かせる姿に、なんだか励まされるような思いがしました。
ちょっとした嬉しいできごとのご報告でした。(校長 佐和)
校長:体育館にハトがやってきました
昨日の夕方から、体育館にキジバトと思われるハトが二羽、迷い込んでいました。
今朝もまだ館内におり、ギャラリーの手すりに仲良くとまっている姿が見られました。まるで体育館を見守っているようで、自然が豊かな本校ならではの光景でした。
最近は、地域によっては熊の出没に困っている学校もあると聞きますが、本校に来たのは穏やかな訪問者です。
窓を開けると、二羽はゆっくりと外へ飛び立っていきました。
子どもたちに直接紹介することはできませんでしたが、この場でお知らせいたします。(校長 佐和)
校長:全校リレーフェスティバルを開催しました
スカイブルーの空の下、「全校リレーフェスティバル」を開催しました。
各学年ごとにトラックを駆け抜け、バトンをつなぐたびに歓声が上がりました。どの学年の子どもたちも、最後まで力を抜くことなく走り抜け、全員が完走することができました。
コースを走る子どもたちの表情は真剣そのもの。ひとりで全力を出して走る姿、チームでバトンをつないで協力する姿が随所に見られました。また、応援する子どもたちの声も一段と大きく、仲間を思う気持ちがグラウンドいっぱいに広がっていました。
そして何より、たくさんの保護者の皆さまの温かい声援が、子どもたちの大きな励みとなりました。ご来校いただいた皆さま、応援をありがとうございました。(校長 佐和)
校長:4年生の給食交流が台湾の新聞で紹介されました!
本校の4年生が、日本国内の学校と一緒に取り組んでいる「給食交流」に、台湾・嘉義県の網寮国民小学が新たに加わりました。この交流の様子が、台湾の新聞(台湾時報)で紹介されました。
記事では、身近な“給食”が国と国をつなぐ「かけ橋」になっていることが伝えられ、「食」を通して互いの文化のちがいや多様性に気づき、理解し合おうとする4年生の姿が、とても温かく取り上げられました。
これからも全国各地や台湾の友だちとの交流を続けながら、「違うからこそ面白い」「知ることで仲よくなれる」という学びを大切にしていきます。台湾の皆さんとのすてきなご縁に、心から感謝しています。(校長 佐和)
記事はこちらから https://reurl.cc/qY9yME
下記は生成AIよる翻訳です。
台湾・嘉義県東石郷の網寮(もうりょう)国民小学校がこのほど、千葉県柏市立大津ケ丘第一小学校が発起した「国際給食交流プロジェクト」に正式参加しました。本プロジェクトは、学校給食を通じて日本全国8校と台湾の網寮国小をつなぐ取り組みです。互いの給食の写真を投稿し、料理の紹介や感想を書き合うことで、「いいね!」やコメントを通した温かな国際交流が始まっています。
嘉義県東石郷網寮国民小学校の王伯安(ワン・ボーアン)校長は、
「大津ケ丘第一小学校の佐和伸明校長からのお招きに感謝しています。これまで日本国内に限られていた『給食交流』が、こうして国境を越えて広がりました」と話します。
網寮国小の児童が初めて給食の写真を投稿したところ、すぐに日本側から多くの反応が寄せられました。「豚血スープ」や「リンゴを丸ごと食べる」習慣に驚きの声が集まり、コメント欄は笑顔と活気にあふれました。
大津ケ丘第一小学校の佐和伸明校長は、
「千葉、静岡、愛媛、宮城、鹿児島、北海道など、現在8校が参加しています。台湾・嘉義県東石郷網寮国小が加わってくださり、大変嬉しく思います。交流を通じて児童たちは『量』『飲み物』『味付け』『盛り付け方法』などの違いに気づきます。それは食文化を学ぶ貴重な経験であり、多様な文化を尊重する心を育てます」と語りました。
呉毓智(ウー・ユージー)教諭は、
「食には文化や環境、生活様式の違いが表れます。国際交流を通して、子どもたちは最も自然な形で世界を理解していきます。これこそ教育の最も美しい姿です」と強調します。
子どもたちからも、こんな声が上がっています。
「投稿したら、日本のお友達から10件以上のコメントが届きました!『豚血スープって何?』『パンは美味しい?』『すごく美味しそう!』と言われて嬉しかったです!」(4年 蔡さん・黄さん)
「私たちがリンゴを丸ごと食べるのに、日本の子どもたちがびっくり!『うらやましい!』という声がたくさんありました」(5年 戴さん・劉さん)
「毎日、日本のコメントを楽しみにしていて、こちらも『いいね!』やコメントを返しています。とっても楽しいです!」(6年 戴さんきょうだい)
王校長は最後に、
「給食という日常を通じた国際交流は、異文化理解と多様性への敬意を育む機会になります。食卓から始まる小さな交流が、世界は決して遠くないことを子どもたちに実感させてくれます」と語りました。
写真のキャプション
網寮国小の児童たちは、給食をきれいに盛り付け、タブレットで撮影した写真を9校共同の交流プラットフォームに投稿し、料理の名称や感想を添えて紹介しています。
校長:歌人・木下龍也さん 特別授業―
Eテレ「NHK短歌」の選者を務める歌人・木下龍也さんを本校にお迎えし、短歌の特別授業を行いました。
はじめに木下さんから語られたのは、「大事なのは問い(?)をもつこと」「(?)を見つめてみること」「立ち止まってみること」というメッセージでした。答えはすぐに出さなくても大丈夫。そして、答えは一人ひとり違っていい。その言葉に、子どもたちはじっと耳を傾けていました。
木下さんは、現代短歌を代表する歌人の一人として、書籍やテレビ、学校など多様な場で短歌の魅力を伝え続けています。それでも、小学校で授業をされるのは初めてとのことです。その言葉に直接触れることができた今回の授業は、子どもたちにとって特別な時間となりました。
授業の終わりには、子どもたちが作った短歌を木下さんが講評してくださいました。どの作品にも、その子なりの視点や感性が光り、教室は笑顔に包まれました。
短歌を通して、自分の中にある“問い”と向き合い、言葉で世界を見つめ直す。
今回の学びは、子どもたちにとって、これからの「考える力」「感じ取る力」を育む貴重な体験となりました。
木下龍也さん、心に残る授業を本当にありがとうございました。(校長 佐和)
校長:PTAの皆さんによる前日準備 ~運動会に向けて~
明日の運動会を前に、PTAの皆様が前日準備に駆けつけてくださいました。
テント張りやロープ張り、除草作業など、多くの方々が力を合わせてくださいました。
おかげで、校庭は見違えるほどきれいに整い、子どもたちが安心して全力を出せる会場になりました。
ご協力いただいた皆様に、心から感謝いたします。
こうして学校の行事を温かく支えてくださる保護者の皆さんがたくさんいることが、大津一小の何よりのすばらしさだと感じています。
運動会は、保護者の皆さんにとっても、子どもたちにとっても、きっと思い出に残る一日になることでしょう。
明日は、子どもたちの笑顔と頑張る姿が、青空の下にいっぱいに広がることを楽しみにしています。(校長 佐和)
校長:明日は運動会!子どもたちはやる気いっぱいです
いよいよ明日は、運動会です。
朝の時間には、応援団の児童が各教室をまわり、応援歌の練習を行いました。教室中に元気な声が響き渡り、校舎全体が熱気に包まれました。子どもたちの表情からも、「明日は絶対に頑張るぞ!」という意気込みが伝わってきます。
本校では、以前のような子どもたちに負担がかかるような長時間や繰り返しの練習は行わないように気をつけており、限られた時間の中で効率的に進めてきました。その分、一つ一つの練習に集中し、子どもたちは自信をもって本番を迎えます。
明日は、天気も味方してくれそうです。
これまでの練習の成果を発揮し、全力で競技に臨む子どもたちの姿を、ぜひ応援にいらしてください。明日は、子どもたちの笑顔と声援があふれる一日になりそうです。(校長 佐和)
校長: 祝 「博報賞」受賞!
このたび、本校の教育研究「創造力で地域を変える ~未来社会を担う子どもたちの挑戦~」が、第56回博報賞(博報堂教育財団)を受賞しました。
「博報賞」は、児童教育現場の活性化と支援を目的として、財団創立とともにつくられました。「ことばの力を育むことで、子どもたちの成長に寄与したい」そんな想いを核として、日々教育現場で尽力されている学校・団体・教育実践者の「波及効果が期待できる草の根的な活動と貢献」を顕彰しています。(博報堂教育財団ホームページより)
全国の多くの取組の中から本校が選ばれたことを、大変光栄に思います。今回の受賞は、子どもたち一人ひとりの頑張りはもちろん、地域や保護者の皆様、そして本校の取組を応援してくださる多くの方々のおかげです。日頃から温かく見守り、さまざまな形でご支援くださっている皆様に、心より感謝申し上げます。
本校では、「創造力に対する自信を持ち、地域を変える児童の育成」を目指して、ICTを活用した学びを進めてきました。子どもたちは、地域の農家や商店の方々、地元企業、大学、そして全国の学校とつながりながら、自分たちの学びが社会に生かされる喜びを感じています。
私は、この活動の中心にあるのは「人と人とのつながり」だと思っています。地域の皆様が学校を応援してくださり、保護者の皆様が子どもたちの挑戦を信じて見守ってくださる。そうした温かいつながりが、子どもたちの創造力を育て、地域を動かす力になっています。
今回の受賞を励みに、これからも学校・地域・家庭が一体となって、「創造力で地域を変える」学びをさらに広げていきます。そして、子どもたちが自分の力を信じ、仲間と協働しながら、未来を切り拓いていけるよう、全職員で力を合わせてまいります。
これまで支えてくださったすべての皆様に、改めて心から感謝申し上げます。今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。(校長 佐和)
第56回 「博報賞」 受賞者一覧
https://www.hakuhodofoundation.or.jp/news/pdf/hakuhosho_56th_list.pdf
公益財団法人 博報堂教育財団HP
https://www.hakuhodofoundation.or.jp/
審査講評より
校長:わくわくが高まる!運動会まであと一週間!
いよいよ運動会が一週間後に迫りました。
毎朝、早朝からは、応援団の子どもたちが元気いっぱいの声を響かせ、気持ちをひとつに練習に励んでいます。
各学年の練習もいよいよ仕上げの段階に入り、校庭には笑顔とわくわくの気持ちがあふれています。
本番当日、子どもたちが全力で走り、踊り、仲間と力を合わせる姿をぜひお楽しみにしてください。
そのためにも、連休中は、体調を整え、最高のコンディションで当日を迎えられるよう、ご家庭でのご協力をお願いいたします。(校長 佐和)
校長:学校間交流に台湾の小学校が参加!
本校が中心となって進めている「給食でつながる学校間交流プロジェクト」に、台湾・嘉義県の網寮小学校が新たに加わることになりました。これにより、国内8校と台湾の1校、あわせて9校がつながる国際的なプロジェクトとなりました。
子どもたちの交流に先立ち、まずは教師同士がオンラインで打合せを行いました。網寮小学校の王校長先生も、これからの社会に必要な資質・能力を高めるとともに、学校や国を越えて協働することの大切さを実感しており、子どもたちに創造的な学びを広げたいという熱意にあふれていました。互いの取組や教育の方向性について活発に意見を交わし、教育への情熱を通じて国をこえた共感が生まれました。
本校からは4年生が参加し、毎日の給食を投稿しています。各校の投稿にコメントを送り合いながら、地域の食や文化を伝え合う活動を1学期の初めから続けています。
今後は、台湾の子どもたちとの意見交換や、互いの給食文化を紹介し合う活動を通して、食をきっかけに自分たちの地域や国の魅力を伝え合っていきます。
これからの展開がとても楽しみです。(校長 佐和)
校長:柏のものづくりの魅力~ニューオークボ工場見学で学ぶ~
6年生が、柏市に本社を構える 株式会社ニューオークボ を訪問し、パスタづくりの現場を見学しました。
見学を行ったのは、衛生面と安全面に徹底的に配慮された新しい工場。
工場では、イタリアから運ばれた最新の製造機械によって、生パスタ、乾燥パスタ、ショートパスタが次々と作られていく様子に、子どもたちは目を輝かせていました。
中嶋社長からは、「手間をかけるほどおいしくなる」というお話を伺い、効率よりも品質を大切にする会社のこだわりと、情熱に触れることができました。
また、ニューオークボのパスタは、小麦粉の選定から製造工程まで妥協をしない伝統的な製法でつくられており、柏の地で90年にわたり、その味と技を受け継いできたことにも、子どもたちは大きな感銘を受けました。
見学の最後には、出来たてのパスタを試食させていただきました。
「塩だけでこんなにおいしいなんて!」
「もちもちして最高!」
と驚きの声が上がり、素材の良さと丁寧な工程が生み出す味わいに、子どもたちは感動していました。
今回の体験を通して、子どもたちは、ものづくりの奥深さに加え、安全・品質・伝統を守り続ける姿勢の大切さを学びました。
この学びをもとに、児童たちは現在、取材の成果をまとめた動画を制作しています。
完成した動画は、後日ホームページ等で紹介する予定です。どうぞお楽しみに!
最後になりましたが、見学を快く受け入れてくださった 中嶋社長をはじめ、社員の皆さまに心より感謝申し上げます。
動画の完成に向けて、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。(校長 佐和)
校長: 麗澤大学を取材しました
本校の6年生が、麗澤大学を訪問し、大学での学びや学生生活を取材しました。今回で、東京大学・開智国際大学に続く3校目の取材となります。
恒例の名刺交換を終えると、子どもたちは3つのグループに分かれ、「工学部」「キャンパスライフ」「iFloor(アイフロア)」をテーマに、施設や講義の見学、学生へのインタビューなどを行いました。単なる見学ではなく、「取材した内容を動画にまとめて発信する」というミッションがあるため、どのグループも真剣そのもの。なかには、思いきってその場で学生に飛び込みインタビューを行う姿も見られました。
また、公共交通機関を利用しての移動となり、これも良い体験となりました。「初めて切符を使って電車に乗った」という児童もいました。
大学の先生方や学生の皆さんがとても親切に対応してくださり、取材を通して大学で学ぶことの楽しさや意義を感じ取ることができました。子どもたちは「自分の興味をもっと深めたい」「将来こんな大学で勉強をしてみたい」と、次の学びへの意欲を語っていました。
それぞれのグループの詳しい様子は、児童がまとめた「子どもブログ」に掲載予定です。ぜひご覧ください。
最後に、温かく迎えてくださった麗澤大学の先生方、そして丁寧にインタビューに応じてくださった学生の皆さんに、心より感謝申し上げます。(校長 佐和)
校長:運動会に向けて 子供たちの体力が落ちている?
運動会の練習が始まりました
ようやく涼しくなり、子どもたちも意欲的に取り組んでいます。
ところが、大津一小の子供たちの短距離走のタイムが年度はじめより下がっているという報告がありました。
これは、今年の猛暑の影響で、体育の授業や放課後、夏休みに十分な運動ができなかったことが要因の一つだと考えています。
今年の夏は記録的な暑さが続き、熱中症警戒アラートが長期間にわたり日常的に発令されました。気温が35度を超える日も多く、子どもたちが屋外で安全に活動できる時間が限られてしまいました。そのため、運動量が例年よりも不足しがちであったことが考えられます。
そのため、本校では子どもたちの体調や状況をよく見ながら、安全に練習を進めてまいります。
また、ご家庭でも運動会に向けて、子どもたちが元気に練習できるよう、以下の点についてご協力をお願いいたします。
・十分な睡眠をとること
・朝食をしっかり食べること
・水筒を忘れずに持たせること
・発熱や体調不良がある場合は無理をせず休養すること
・動きやすい服装やタオル、帽子などを持たせること
そして、「がんばっているね」「楽しみだね」といったご家庭での励ましの言葉かけが、子どもたちの意欲につながります。
保護者の皆様とともに、子どもたちが安全に、そして笑顔で運動会を迎えられるようにしていきたいと思いますので、ご支援とご協力をお願いします。(校長 佐和)
校長:とばせ!めざせ最長記録!全校紙飛行機大会
体育館いっぱいに歓声が響いた 「全校紙飛行機大会」 が開催されました。
今回の大会は、子供たち(クリエイティブ委員会)のアイディアから生まれた企画です。自由参加にもかかわらず、100名を超えるエントリーがあり、さらに100名近くの見学者も集まりました。
競技は、紙飛行機をどこまで遠くに飛ばせるかを競うもの。思い思いに工夫した紙飛行機を手に、真剣な表情で投げる子供たちの姿に、大きな拍手と歓声が送られました。
運営や広報も子供たち自身が担当し、会場の準備から司会進行、記録、表彰までをやり切りました。大会の様子は、GIGA・ホームページ委員会の子供たちが取材し、記事としてまとめてくれています。
今回の取組を通して、子供たちは 「企画する力」や「創造する力」 を発揮しながら、仲間と協力して一つのイベントを作り上げる経験を積みました。
これからも、子供たちが自ら考え、工夫し、みんなで楽しめる学校づくりを進めていきます。(校長 佐和)
校長:花壇に出現!? 不思議生物
花壇に近づいてみると……
あれっ? ふさふさの中から大きな目がこっちをじーっと見ています。まるで新種の生き物がひょっこり顔を出したみたい!
子どもたちも「動きそう!」「かわいい!」と大さわぎです。
この正体は、用務員さんが種からていねいに育ててくれたコキア。
夏は鮮やかな緑、秋には真っ赤に染まり、毎年ちがう姿を見せてくれる人気者です。
今年も遊び心いっぱいの姿で、花壇をにぎやかにしてくれています。
学校の花壇には、まだまだびっくりする発見がかくれているかもしれません。(校長 佐和)
校長:ニューオークボ中嶋社長によるご講話
このたび、株式会社ニューオークボの中嶋徳治社長にご来校いただきました。
株式会社ニューオークボは、業務用生パスタで全国シェア1位を誇り、イタリアの伝統製法を継承した日本で唯一無二のクラフトパスタをつくり続けている企業です。柏で90年以上にわたり伝統を守りながら、常に新しい挑戦を続けておられます。
中嶋社長からは「地元に愛される、世界一おいしいパスタを創りたい」という熱い思いを語っていただき、子供たちは強い感銘を受けました。
このあと、6年生が柏工場を訪問し、実際にパスタが生まれる現場を見学する予定です。さらに、学んだことをもとに日本での「パスタ発祥の地・柏」を全国にアピールするための動画づくりにも取り組んでいきます。
子供たちが、自分たちの地域の魅力を誇りに思い、自らの表現で発信していくことは、未来を切り開く大きな力につながっていくと期待しています。
「沼カレー」に続き、柏を盛り上げたいと願っている企業と出会えたことは、たいへん幸運です。今後の展開にぜひご期待ください。(校長 佐和)
校長:クリエイティブ委員会第2弾!~全校飛行機大会~
本校の特色ある特別活動の一つとして、今年度より「クリエイディブ委員会」があります。
1学期末に実施し、大盛り上がりだった「全校宝探し大会」に続き、2学期は「全校紙飛行機大会」を企画しています。
子供たちがルール作りや運営計画を立て、ポスターや校内放送で広報も行っています。
「一枚の紙で作ったものであれば、どんな飛行機でもOK!」
子どもたちの創造性や工夫する力がはぐくまれる活動です。ぜひ、ご家庭でも親子で一緒に紙飛行機を作ってみてください。
大会は 25日、昼休み に実施予定です。
みんなで工夫をこらした紙飛行機が空を舞う姿を楽しみにしています。
校長:たくさんの視察をお受けしています
今年度も本校の取組には、多くの視察が訪れています。
柏市教育委員会をはじめ、他市の先生方、さらに教育を志す大学生など、多方面から関心を寄せていただいております。
授業の様子や子どもたちの学び合い、ICTや地域と連携した特色ある教育活動を実際にご覧いただき、意見交換を行うことで、本校にとっても新たな学びや刺激を得る機会となっています。
また、授業にお越しいただいた先生方にインタビューをしたり、英会話の相手をお願いしたりと、子どもたちの学びを直接手伝っていただくこともあります。これらの交流は、子どもたちにとって貴重な体験となっています。
今後も、地域や社会に開かれた学校として、多くの方に足を運んでいただけるような取組を進めてまいります。(校長 佐和)
校長:授業参観へのご参加ありがとうございました
2日間の授業参観日には、教室に入りきれないほど多くの保護者の皆様にお越しいただき、子どもたちも一層張り切って学習に臨んでいました。皆様の温かなご支援に、心より感謝申し上げます。
また、授業の中では保護者の皆様にも多くの場面でご協力をいただきました。
6年生の「クリエイティブカンパニー」では、株主総会の形で各グループが発表を行い、保護者の皆様から貴重なご意見やアドバイスをいただきました。
5年生の英語では、会話練習の相手を務めていただき、子どもたちが学んだ表現を実際に使う良い機会となりました。
本校では、「基礎・基本」の確かな習得にとどまらず、学んだことをもとに 思考し、活用し、表現する力 を育てることを大切にしています。
例えば、算数では「計算ができるようになる」だけでなく、その意味を自分の言葉で説明できることを課題としています。計算の意味を理解することで、より深い学びにつなげることをねらっています。
さらに、中学年以上では、子どもたち自身が「どのように学ぶか」「どのように工夫して進めるか」を考え、自ら学びを深めていく姿を目指しています。
そのため、教師による一方的な説明は少なく、子どもたちの活動や対話が多い授業をご覧いただけたことと思います。
もし「子どもたちがお行儀よく座って教師の話を聞いている場面が少ない」と感じられたとしたら、それはまさに、子どもたちが自ら考え、仲間と関わり合いながら主体的に学んでいる姿の表れです。
こうした取り組みを通して、今後も子どもたちが主体的に学ぶ力を育んでまいります。
授業参観日はもちろんのこと、そうでない日でもどうぞお気軽に本校の授業をご覧ください。
(校長 佐和)
校長:大津一小の授業がNHKで紹介されました
メディアとのつきあいかたを学ぶ大津一小の取組が紹介されています。
内容は下記の通りです。
ぜひ、ご覧ください。(校長 佐和)
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005270409_00000
【授業リポート 】
千葉県柏市立大津ケ丘第一小学校の6年生で行われた、「フェイクニュース」をテーマにした授業。
『アッ!とメディア ~フェイクニュースづくりで ウソを見抜く力を!』 の視聴を通し、様々なフェイクニュースの事例を学習。さらに自分たちでもフェイクニュースづくりに挑戦!作ったニュースをお互いに見せて、フェイクニュースの特徴や、どうしたらだまされないのかについて話し合い、偽情報を見抜く力を養いました。
「メディア・リテラシーを学校で学ぶ良さは、友だちと考えを比べたり話し合ったりすることで視野が広がり、学びが深まることです。メディアの問題は日々変化しており、大人も子どもと一緒に学んでいくことが大切です。」 — 佐和伸明先生 (千葉県柏市立大津ケ第一小学校 校長)
校長:始業式あいさつ
本日より2学期が始まりました。久しぶりに子どもたちが元気に登校してきて、学校が一気に明るく、活気づきました。夏休みを経て、少し成長した子どもたちの姿に、私たち教職員も大きな喜びを感じております。
始業式では、子どもたちに「ハンバーガーのたとえ話」をしました。
ハンバーガーは、パンやお肉だけでは物足りません。トマトやチーズ、レタスなどが加わって、はじめて特別なおいしさになります。学校生活も同じです。
パン=学習や行事、あいさつなどの“土台”
お肉=授業や運動会などで見せる“力いっぱいのがんばり”
トマト=友だちに向ける“明るさややさしさ”
チーズ=“友だちとのつながりやまとまり”
レタス=“自分らしい工夫やアイデア”
これらが重なり合うことで、一人ひとりの子どもたちの「特別な学校生活」が形づくられていきます。そこで、2学期は、「スペシャルハンバーガー」を自分らしくつくっていってほしいと伝えました。
子どもたちにとって、この2学期が実り多く、笑顔にあふれる毎日となりますよう、教職員一同力を尽くしてまいります。
保護者や地域の皆様には、日頃より本校の教育活動に温かいご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。2学期も引き続き、大津一小の新たな挑戦と子どもたちの成長を支えていただければ幸いです。(校長 佐和)
校長:東京大学柏キャンパス訪問の様子が紹介されています
先日、子供たちが東京大学柏キャンパスを訪問させてもらいました。
その時の様子を、東京大学新領域広報室様が SNSに投稿してくださいました。
SNSですので、子供たちはお家の人と一緒に見てください。(校長 佐和)
【いただいたメールの内容を一部抜粋のうえ、転記させていただきます】
みなさんの明るく元気なご様子を思い出しながら、楽しく投稿させていただきました。
すでに小学生のみなさんは夏休みに入られた頃でしょうか。
暑い日が続いておりますが、みなさんにとって楽しい夏休みでありますように。
インスタグラム
https://www.instagram.com/p/DMZNh4gPX1D/?img_index=1
フェイスブック
https://www.facebook.com/UTokyo.gsfs/posts/pfbid0MDXxCHjdnPfqrgrSSMHRqa6pkRDxZALFA5Xo8zBP5iZQTJ3XMed1GtpVqmZbdkWEl
校長:【終業式】「夏休みに育てたい力」について話しました
気温が高く、体育館にエアコンが設置されていないので、オンラインによる1学期の終業式を行いました。
私からは、子どもたちに「夏休みに育ててほしい力」についてお話ししました。
スライドで紹介した育てたい力の例は、次のとおりです。
・あきらめずにがんばる力
→ 自由研究やドリルを、毎日少しずつ続ける。
・やさしさの力
→ 家族のお手伝いをしたり、困っている人に声をかけたりする。
・チャレンジする力
→ 英語の勉強や、工作・縄跳びなど新しいことに挑戦する。
・人と話す力
→ 近所の人に「こんにちは」とあいさつする。家族と話す時間を大切にする。
・自分で決めて動く力
→ 一日のやることリストを自分で考え、計画的に過ごす。
・友だちと仲よくする力
→ 兄弟や友だちとルールを守って楽しく遊び、喧嘩したらすぐに謝ったり、話し合ったりする。
終業式のあとには、各クラスでも「どの力を育てたいか」「そのために夏休みに何をするか」について話し合いが行われました。子どもたちは一人ひとり、自分なりの目標をもち、前向きな気持ちで夏休みに入っていきました。
2学期のはじまりに、それぞれの成長を持ち寄ってくれることを楽しみにしています。(校長 佐和)
校長:開智国際大学を訪問しました
6年生が「東京大学」に続き、「開智国際大学」を訪問しました。
この訪問は、大学のご厚意により、単なる「見学」ではなく「取材」として受け入れていただいたものであり、子どもたちは「大学での学びや雰囲気の魅力を、まだ知らない小学生たちに伝える」というミッションを担って臨みました。
当日は、学生の皆さんの案内で講義の様子や施設を見学。さらに、先生方や大学生へのインタビューも行い、大学で学ぶ意義や、学生生活の楽しさについて、直接話を伺うことができました。
開智国際大学は教育学部を有し、将来教師を目指す学生が多く在籍しています。少人数でアットホームな雰囲気の中、きめ細やかで温かな教育が行われており、学生の皆さんの姿からもその環境の良さが伝わってきました。
また、今回の訪問では、大学の学園祭の魅力を子どもたちが伝えることも大きなテーマの一つでした。インタビュー通して知った、学生たちが主体となってつくる企画の楽しさや工夫、学びと遊びが融合したような温かな雰囲気に、子どもたちは大きな関心を寄せていました。
「大学って、楽しいだけじゃなく、自分で考えて動ける場所なんだね」
そんな声も聞かれ、学園祭を通して、学びの楽しさ”や学生の自由な発想にも触れることができた貴重な体験となりました。
今回の実現にあたっては、開智国際大学の土井教授に多大なるご尽力を賜りました。また、学長補佐の北垣教授をはじめ、多くの関係者の皆様に温かくご対応いただきました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。
今後、子どもたちは、この取材をもとに、動画制作に取り組みます。
本物にふれ、自らの言葉で身のまわりの世界を変えたる――そんな大津一小の子どもたちの姿に、ぜひご注目ください。(校長 佐和)
校長:東京大学との連携スタート〜柏キャンパスを訪問〜
「開智国際大学」「麗澤大学」に続き、このたび「東京大学」との連携がスタートしました。
国立の最高学府である東京大学とのつながりは、子どもたちにとって、貴重な学びの機会です。
初回の取組として、6年生の子どもたちが東京大学柏キャンパスを訪問しました。
この日は、路線バスを乗り継いでキャンパスへ向かうという社会体験”からスタート。公共交通を活用して自分たちの力で目的地にたどり着く経験もまた、大切な学びとなりました。
訪問先のキャンパスでは、「造波氷海水槽」や「犬型ロボット」など、最先端の研究施設や技術を見学。
子どもたちは、科学と未来の世界を間近に感じ、大きな刺激を受けていました。
なお、今回の訪問は単なる「見学」ではありません。
これは「取材」としての訪問であり、東京大学の皆様からは「この体験を、まだ知らない多くの小学生たちに伝えてほしい」というミッションが子どもたちに託されています。
本校が大切にしている「クリエイティブ・コンフィデンス(創造力に対する自信)」の育成にとって、社会とつながり、学びを発信するこのプロジェクトは大きな意味をもっています。
今回の連携は、東京大学・割澤 伸一 教授のお力添えにより実現したものです。
また、子どもたちにご挨拶くださった伊藤 耕一 研究科長をはじめ、研究者の先生方、広報課の皆様、多くの職員の皆様に、あたたかく迎えていただきました。どの先生方も、子どもたちの目線に寄り添いながら、わかりやすく丁寧に説明してくださいました。心より感謝申し上げます。
子どもたちは、体験したことをどのように伝えるかをこれから考え、動画での発信に取り組んでいく予定です。
本物にふれ、自らの言葉で社会に伝えていく子どもたちの姿に、今後もぜひご注目ください。(校長 佐和)
校長:地域の「ぬまカレー」を応援したい
今春、手賀沼周辺(柏市・我孫子市など)のホウレンソウをたっぷり使った「ぬまカレー」が、誕生しました。
これは、手賀沼を中心に地域を盛り上げようと活動している柏市・我孫子市の有志による「手賀沼カレープロジェクト」の一環で生まれたご当地カレーです。
手賀沼周辺は、県内でも有数のホウレンソウの産地。そこで、「地域の農産物を活かし、手賀沼のイメージをより良く変えていこう」という想いから、ホウレンソウ入りのキーマカレーを開発することになりました。
今回は、プロジェクトの代表である油原祐貴さんに本校へお越しいただき、プロジェクトへの想いや、地域を盛り上げるために「子どもたちにもぜひ力を貸してほしい」という熱いメッセージをいただきました。
かつて「日本一汚い沼」と言われた手賀沼を、地域を愛する人々の力でイメージアップさせようとするこの取組は、子どもたちにとっても大きな学びのチャンスです。
これから子どもたちは、「自分たちにできる地域応援とは何か」を話し合い、ぬまカレーを通じた地域のPRに取り組んでいきます。
これからの展開にも、ぜひご期待ください。(校長 佐和)
校長:麗澤大学との連携がスタートしました
本校ではこのたび、麗澤大学との連携を開始することとなりました。
初回の交流では、麗澤大学外国語学部の小田 理代准教授にご来校いただきました。
6年生の子どもたちは、小田先生から、外国語学部での学びの様子や、昨年度新設された工学部の特色、さらに思わず訪れてみたくなるような素敵な校舎について、たくさんのお話をうかがいました。
この日は、12月に麗澤大学で開催予定のイベントに向けて、「麗澤大学の魅力を自分たちが作った動画で紹介する」というミッションも託されました。
9月には実際に麗澤大学を訪問し、さらに理解を深める予定です。
大学という未知の社会との出会いや、リアルなミッションの体験は、子どもたちの創造力や主体性を育む貴重な学びにつながります。
今後の展開に、ぜひご期待ください。(校長 佐和)
校長:子どもたちの「やってみたい」を形にした宝探し大会
今年度、新たに発足したクリエイティブ委員会による初のイベントとして、「全校宝探し大会」が開催されました。
企画・準備・運営はすべて児童が担当し、時間が限られる中でもGoogleクラスルームなどのクラウドツールを活用しながら話し合いを重ねてきました。
昼休みの開催で、学校行事ではないのですが、全校児童のほとんどが参加し、校庭全体を舞台に、宝探しを楽しむ姿が見られました。
宝物のカプセル中には、子どもたちが3Dプリンタで制作したオリジナルグッズや、時間をかけて育てたミョウバンの結晶など、創造力と工夫が詰まった「宝」が入っており、発見されるたびに校庭のあちこちから大歓声があがりました。
本校が力を入れている情報活用能力の育成・発揮の一環として、まさに「アイデアを形にする」体験となりました。何よりも素晴らしかったのは、「学校をもっと楽しくしたい!」という子どもたちの思いが、仲間とともにかたちになっていったことです。
これからも本校では、子どもたちの願いやアイデアに寄り添いながら、それを実現できる学校づくりを進めてまいります。(校長 佐和)
校長:開智国際大学との連携がスタートしました
本校ではこのたび、開智国際大学との連携を開始することとなりました。
初回の交流として、開智国際大学の土井 雅弘教授にご来校いただきました。
子どもたちには、
「開智国際大学の良さを取材して、多くの人に広めてほしい」
というミッションが教授から伝えられました。
本校では、「クリエイティブ・コンフィデンス(創造力に対する自信)」を育む教育を進めています。
今回の取組も、身のまわりの世界をより良く変える力を育てる学びの一環です。
学校の外の大人から「本物のミッション」を託されたことで、子どもたちは大きなやる気と責任感をもって取り組み始めています。
7月には、開智国際大学を実際に訪問し、さらに理解を深める予定です。
また、こうした経験は、子どもたちにとって将来を考えるきっかけにもなり、キャリア教育の一環としても意味のあるものになることが期待されます。
これからの展開に、どうぞご期待ください。(校長 佐和)
校長:本校の授業がテレビ放送されます!
6年生の授業の様子を放送局が取材に来てくださいました。
授業の様子を長時間にわたり丁寧に撮影していただき、たくさんの児童にもインタビューを行ってくださいました。
(担任や校長にも)
本校の教育の取組を全国に向けて紹介していただける貴重な機会となり、大変うれしく思います。
放送は、8月末を予定しています。
授業の内容や放送日時などの詳細については、あらためてご案内いたします。
どうぞ、お楽しみに!(校長 佐和)
視察が増えています 〜生成AIや自由進度学習の取り組みに注目〜
昨年度に引き続き、NHKをはじめとするメディアや市内外の教育関係者の皆さまから、本校の教育活動に関心を寄せていただき、視察の機会が増えています。特に、6年生による生成AIを活用した学びや、子どもが自分のペースで進める自由進度学習の様子に注目が集まっています。
視察の日も、子どもたちは普段と変わらない学び方で授業に取り組んでいます。いつも通りの姿ではありますが、「誰かに見てもらっている」という意識が、学びへの責任感や意欲を引き出し、さらなる成長へとつながっていることを感じます。
保護者の皆さまも、ぜひ機会がありましたら、お子さんのクラスだけでなく、本校が卒業までに育てたい子どもの姿(6年生)をご覧いただき、ご意見・ご感想をお寄せいただければ幸いです。(校長 佐和)
校長:カブの花の色って、知っていますか?
本校では毎年、3年生がカブ農家の秋谷さんのご協力のもと、カブを育てる活動に取り組んでいます。土に触れ、毎日少しずつ成長する様子を見守る中で、子どもたちは農業の大切さや自然とのつながりを肌で感じています。
実は、校長室でもひっそりとカブを育てていました。すくすくと育ったカブを見ているうちに、だんだん愛着がわいてきて、「なんだか食べるのがかわいそうだなぁ…」と思うようになり、そのままお世話を続けていたところ、ついに花が咲いたんです!
さて、そのカブの花ですが…どんな色かご存じですか?
校長室に咲いたのは、菜の花のように黄色の花でした。とても小さくて、どこかけなげで、可愛らしさがあります。白っぽいものや、うっすら紫がかった色の花が咲くこともあるそうです。
今の4年生以上のみなさんは、きっとご家庭に持ち帰ったカブを一緒に料理して味わったり、「こんなレシピはどうかな?」と親子で相談したりした思い出があるのではないでしょうか。育てる楽しさに加えて、食べる喜びも味わえる――そんな体験が、子どもたちの心に残っているとうれしいです。
ちなみに、その校長室のカブの花は種になるまで育て、今年もそれを使って、またこっそり育ててみようかなと、ひそかに計画しているところです。(校長 佐和)
校長:地域のイチゴ農園へ!~三昌農園を見学~
先日、3年生が地域の「三昌農園」を訪れました。
この場所には開園2年目の新しいイチゴ農園です。今回は社会科の学習として、農家の仕事について学ぶために見学にうかがいました。
農園では、イチゴの育て方や農家の工夫について、たくさんのことを教えていただきました。特に、今の時期においしいイチゴの見分け方を教えていただいたときは、子どもたちの目がキラキラ!
教わったことを思い出しながら、一粒ずつ丁寧に見極めて、ヘタのところまで真っ赤で大きいイチゴを選んでいました。
その後、自分で選んだイチゴを5個ずつ試食。あちこちから「甘い!」「最高!」という声が聞こえ、子どもたちの顔には自然と笑顔がこぼれていました。
今回の見学を通して、子どもたちは、教科書や動画では分からない「ほんもの」の学びをたくさん経験することができました。地域で働く人の姿や思いにふれ、「地域の中で学ぶ」ことの意味を実感したようです。
また、本校ではこれまでも、カブやお米、ブルーベリーの農家の方々にもご協力をいただいてきました。
地域に根ざしたこうした学びを、今後もカリキュラムの中で大切にしていきたいと考えています。
今回学んだことについては、子どもたちが現在アウトプットを考えている最中です。どんな形で表現されるかは、どうぞお楽しみに!(校長 佐和)
校長:みんなのために! 〜教職員紹介スライド〜
5年生の子供たち6名が、休み時間や放課後の時間を使って、今年度本校に着任した教職員を紹介するスライドを作ってくれました。これは、教師からの指示があったわけではなく、「みんなが先生たちのことをもっと知って、仲よくなれたらいいな」という、子供たち自身の思いから生まれた自主学習の取り組みです。
スライドには、先生の写真に加えて、誕生日や趣味、好きな動物、好きな食べ物、好きな色など、先生と親しくなるための情報がたくさん紹介されています。学校内のネットワークを通じて閲覧できるほか、低学年の子たちにも楽しんでもらえるように、図書室には印刷版も用意してくれました。
端末を上手に活用し、「みんなのために役立つものを、自分たちの力で創り出す」という今回の活動からは、本校の研究で目指している「クリエイティブ・コンフィデンス(創造性に対する自信)」の高まりを強く感じます。
これからも、自ら考え、行動し、仲間と力を合わせて、まわりの人を笑顔にできる子供たちの姿が、学校のあちこちで広がっていくことを大いに期待しています。(校長 佐和)
校長:情報モラルについて子供と共に考える
本校では、子供たちの主体性を大切にしながら、タブレット端末やアプリの活用を日々の学びに取り入れています。教師は、子供たちの力を信じ、自由に使わせる場面を多く設けてきました。
そんな中、5年生の学年で、アプリを使ってグループ内で内緒話をしたり、画像を貼り付けてやりとりをしたりしていることがわかりました。もちろん、これはインターネットやアプリを使っているからこそ起きたのではなく、普段の会話や手紙のやりとりでも起こり得る、コミュニケーションの一つとして、受け止めています。
今回の出来事を受けて、5年生では臨時学年集会を開き、「これからどうやって端末とつき合っていくか」を自分たちで考え、話し合う時間を設けました。これは、教師からただルールを押しつけるのではなく、自分たちでよりよい使い方を見つけていくための大切な機会です。
本校では、クローズドな教育環境の中で、失敗体験を通じて共に学ぶことが大切であると考えています。失敗を否定するのではなく、「なぜそうなったのか」「これからどうするか」を仲間とともに考えることが、情報モラルの本質的な学びにつながります。
一方で、端末を活用した素晴らしい取り組みも数多く見られます。たとえば、自主的に新聞を発行したり、好きなテーマで図鑑を作ったりと、創造性あふれる使い方をしている子供たちもたくさんいます。こうした活動は、学びの幅を広げ、友達とのつながりをより深めてくれます。
6月には、5年生にとって大きな行事である林間学校も控えています。この経験を通じて、学年全体がさらに結束を深め、信頼し合える仲間づくりが進むことを願っています。
ご家庭でも、持ち帰った端末の使い方について、ぜひ一緒に考えたり、話し合ったりする時間を持っていただければ幸いです。今後も学校とご家庭が協力しながら、子供たちが安心してチャレンジし、学びを深められる環境づくりを進めていきます。(校長 佐和)
校長:端末時代の学びを、もっと快適に
本校の6年生は、毎日1人1台端末を活用して学習に取り組んでいます。調べ学習やプレゼンテーション、記録の整理、意見の共有など、ICTを活用した学びがすっかり日常の風景となりました。
しかし、子供たちの机の上を見てみると、教科書、ノート、筆箱に加えて端末が加わったことで、スペースが手狭になってきていることに気づきます。実際に、「机がせまくてノートを広げにくい…」「端末が落ちそうで心配…」という子供たちの声も聞かれます。
そんな中、柏市にある企業「ティーファブワーク」様のご厚意により、6年生の教室に、机のスペースを拡張できる便利なアイテム「天板拡張くん」をお借りできることになりました。このアイテムは、机に固定することで、ノートや端末を安心して広げられるスペースを生み出してくれる優れものです。
取り付け作業が行われた日、教室では子供たちから「おぉー!」「広くなった!」「これ、すごいね!」という歓声が上がり、思わず手をたたいて喜ぶ姿も見られました。広々とした机の上で、端末とノートを並べながらスムーズに作業を進めている様子は、「学びの環境が改善された」ことを実感させてくれるものでした。
学習活動にICTが当たり前にある今だからこそ、子供たちが安心して、集中して学べる「学びの場」を整えていくことはとても大切です。本校では、子供たち一人ひとりが、より深く、より主体的に学べる学校をめざして、これからも環境整備に工夫を重ねてまいります。(校長 佐和)
校長:自分のめあてをもってチャレンジ!【3年生マット運動】
今日の3年生の体育では、前転や後転を中心としたマット運動に取り組んでいました。子供たちはそれぞれの技に応じた「自分のめあて」をもち、自分に合った方法で練習を進めていました。
本校では、体育の授業でも「自分で学び方を身につけること」を大切にしています。今回の学習では、次のような工夫を通して、子どもたちが主体的に学ぶ姿が見られました。
・とびかたを動画で確認してイメージをつかむ
・自分の目当てを決めて記録カードに記入
・跳んでいる様子をタブレットで撮影し、自分の動きを確認
・課題を見つけて、自分に必要な練習を行う
・友達と教え合いながら技を高め合う
こうした活動を自分のペースで進めながら、一人ひとりが「どのように学ぶか」を自分で考え、工夫しながら取り組む姿が育まれています。
子供たちからは、
「頭のてっぺんがつかなくなった!」
「脚がそろうようになった!」
といった、自分の姿を客観的にとらえた感想も聞かれ、学びの成果を実感している様子が伝わってきました。(校長 佐和)
校長:子供たち自身が伝える学びと感動の修学旅行
本年度の修学旅行が、無事に終了しました。2日間、天候にも恵まれ、子どもたちは仲間とともにたくさんの学びと思い出を持ち帰ってきました。
修学旅行で、現地での様子をリアルタイムに伝えていたのは、教員ではなく子どもたち自身でした。訪れた場所の紹介、友達との発見、感じたことや気づきなど、一つひとつの投稿には、子どもたちの素直な言葉とまなざしが詰まっています。
こうした情報発信が可能になったのは、本校が日頃から取り組んでいる「情報活用能力の育成」と、「端末を使った学び」が日常化しているからです。調べ、まとめ、表現し、伝える——そうした学びの力が、旅先でも自然と発揮されていることに、大きな成長を感じます。
今回、子どもたちが投稿した記事は、2日間で実に36本。大人の皆さんにとっても、子どもの頃に訪れた日光修学旅行の記憶がよみがえるような、懐かしく、心温まる記事がきっと見つかることでしょう。
どれも個性あふれる“記事”です。ぜひ、学校ホームページ内「大津一小子どもブログ」からご覧ください。(校長 佐和)
https://kashiwa.ed.jp/otsu1-e/page_20250411233818
校長:つぐみがやってきました
今朝、校庭の近くで「つぐみ」を見つけました。枯草の上を小走りに動きながら、何かをついばんでいる様子がとても愛らしく、思わず足を止めて見入ってしまいました。
つぐみは、冬に日本に渡ってくる鳥で、胸のうろこ模様が特徴です。あまり人を恐れず、時にはすぐそばまで近づいてくることもあります。
本校の周囲には自然が多く、四季折々の草花や生き物たちにふれる機会が日常の中にあります。こうした出会いは、子どもたちの感性や興味・関心を育む大切なきっかけとなります。子供たちが身近な自然に目を向けてくれると嬉しいと思い、学校ホームページで紹介しました。(校長 佐和)
校長:クリエイティブ委員会、始まります!
今年度から、大津一小では子供たちの創造力を育み、発揮できる場を提供する新たな取り組みとして「クリエイティブ委員会」を立ち上げました。
この委員会では、子供たちが今までにないイベントを自分たちで考え、企画し、運営していくことに挑戦します。
「こんなこと、やってみたい!」「こんなイベントをしたら楽しいかも!」そんな子供たちの自由な発想が、大津一小に新しい風を吹き込みます。学校がもっと楽しくなり、「大津一小が大好き!」「この学校を誇りに思う!」という気持ちが育つことを目指しています。
子供たちの創造力と行動力が学校を変えていく。その新しい第一歩に大きな期待を寄せています。(校長 佐和)
校長:久しぶりの出会い
今朝、出勤の途中でちょっと嬉しい出会いがありました。道ばたに、1羽のキジがいたのです。
キジといえば、春を告げる鳴き声で知られ、縁起のよい鳥としても親しまれています。日本の国鳥でもあるキジにばったり出会えたことで、なんだかいい1日になりそうな気がしました。
実は、昨年度も、一昨年度も学校付近でキジに出会っており、大津ケ丘の自然の豊かさを久しぶりにしみじみと感じる朝となりました。(校長 佐和)
校長:学びのリズムが動き出しました
新年度が始まり、一週間が経ちました。
子どもたちは笑顔で登校し、欠席もほとんどいません。
授業でも、自分たちの学びに向かって意欲的に歩み始めています。
大津一小では、自由進度学習をはじめとした主体的な学び(子供に委ねる学び)を実現する授業を設計しており、子供たちは、自分で単元全体や本時の目標を立て、学びの進め方を考えながら学習に取り組んでいます。
こうした経験を通して、「どんな内容を」「誰とあるいは1人で」「どのような方法で」「どこまで」学ぶかを自ら考え、実行する力、すなわち『自己調整力』を育むことを大切にしています。
学習が本格的に動き出した今、子どもたちの中には「自分でやってみたい」という気持ちが芽生え始めています。これからも一人ひとりのペースや学び方を尊重しながら、自ら学ぶ力と仲間と学ぶ力の両方を育ててまいります。(校長 佐和)
校長:スカイブルーの校舎と桜
スカイブルーの校舎が青空と一体化し、満開の桜の薄紅色の柔らかい色合いと溶け合い、ひときわ美しく映えています。
この画像は、ドローンも使って撮影しています。(校長 佐和)
校長:文科省のコンクールで優秀作品に選出
文部科学省情報モラル推進事業「情報モラルの輪を広げようプロジェクト」において、本校の髙柳咲希さんと、吉田梨夏さん(令和6年度4年生)の作品が優秀作品に選出されました。
おめでとうございます!
全国規模のコンクールで、小学校の部146作品のなかから、優秀作品(2作品のみ)に選出されたことは、たいへんすばらしいです。
作品は、生成AIなどの新しい技術の発展に伴い問題になっている、偽・誤情報に騙されないようにするにはどうしたらいいかをショート動画で表現しています。大人も知っておいた方がよい内容だと思いますので、是非、ごらんください。(校長 佐和)
https://www.youtube.com/watch?v=SwaurdxpojQ&feature=youtu.be
https://www.mext.go.jp/zyoukatsu/moral/jyohomoralcontest2024/
校長:令和7年度 始業式のごあいさつ
春のやわらかな日差しとともに、令和7年度がスタートしました。新しい学年を迎えた子供たちの元気な笑顔と、希望に満ちたまなざしが学校に戻ってきたことを、大変うれしく思います。
保護者の皆様、地域の皆様には、日頃より本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。今年度も、子供たち一人ひとりの成長を大切にし、安心して学べる環境づくりに努めてまいります。
本校では、学校教育目標である「豊かな人間性と創造性を備えた児童の育成」の実現をめざし、子供たちがこれからの社会をよりよく生きる力を身につけることを大切にしています。子供たちが未来を切り拓く力を育てるために、「やってみる(挑戦する力)」「つながる(協働する力)」「つくり出す(創造する力)」という3つの行動を大切にしています。失敗を恐れずに挑戦し、仲間と助け合いながら学び、自由な発想で新しいものを創り出す。そんな力を伸ばしていけるよう、日々の学びを積み重ねていきます。
新しい出会いと学びにあふれる一年が、子供たちにとって実り多きものとなることを願い、教職員一同、力を合わせて支えてまいります。 本年度もどうぞよろしくお願いいたします。(校長 佐和伸明)
校長:1 年間のご支援に感謝申し上げます
保護者の皆さま、地域の皆さまへ
今年度も、大津一小の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
子供たちは、学びの中で多くの挑戦をし、成長を遂げることができました。これは、日々の学校生活を支えてくださる保護者の皆さま、そして温かく見守ってくださる地域の皆さまのおかげです。
特に今年は、子どもたちが主体的に学び、創造力を育む活動を大切にしてまいりました。皆さまのご支援があったからこそ、児童一人ひとりが創造力に対する自信(クリエイティブ・コンフィデンス)を持ち、自らの可能性を広げることができたと感じております。子供たちの学びに対する意識も高まり、学力調査の結果にも、その成果がしっかり表れ、大津ケ丘第一小学校はとてもすばらしい学校になっています。
新年度も、「子供の未来を預かっている」を教職員の合い言葉とし、子どもたちが安心して学び、笑顔で過ごせる学校づくりを進めてまいります。今後とも、変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
柏市立大津ケ丘第一小学校長 佐和 伸明
校長:大津一小の取組が書籍で紹介されています
本日、『情報活用能力ベーシック 活用ガイドブック(東洋館出版社) 』が発刊されました。
本校の事例も紹介されてます。
下記の先生には特にオススメです
・子供主体の学びを行いたい
・情報活用能力を育む学習過程(プロセス)を知りたい
・各教科等での具体的な実践事例を知りたい
・効果的なICTの活用について知りたい
ぜひ、お読みください。(校長 佐和)
校長:式辞で述べた卒業生の活躍
5年生で取り組んだ「大津ケ丘アクティブ大作戦」。「地域の良さを伝え、交流を促進する」というテーマのもと、商店街、近隣センター、農家の三つのチームに分かれ、実際に地域に出向いて多くの方々と対話し、学んだことをWebサイトにまとめて発信しました。完成したWebサイトには、地域を大切に思う皆さんの優しさと、たゆまぬ努力の跡が鮮やかに表現されていました。
6年生では、前年度の経験と、築いてきたつながりを活かし、「大津ケ丘ふるさとPR大作戦」を進めました。十チームに分かれ、取材を重ね、意見をぶつけ合いながら、地域の魅力を伝える動画を制作しました。当初は、「自分たちの力で周囲の世界を変えることができる」と考える人は、ほとんどいませんでした。しかし、活動を重ねるうちに、多くの人が「自分たちには学校や地域をより良くする力がある」と自信を深めていきました。
また、教育委員会や市役所、企業などの皆様も、工夫を凝らした動画作品の完成度の高さと、地域を思う熱意に感動し、さまざまなメディアで作品を紹介してくださいました。その広がりは、皆さんの努力と人とのつながりが生んだ、大きな成果です。
このように、皆さんが発揮した、周りの世界をより良く変える力の源は、皆さんが持つ「創造力」と「人とつながる力」にあります。誰もがそれぞれの良さを持ち、そこから新たな価値を生み出す創造力があります。皆さんは、その力を信じ、さまざまな経験を通して磨きをかけてきました。
人とつながり、対話を積み重ねることで得た知識と発見は、皆さんの学びをさらに豊かなものにしました。わからないことがあれば、勇気を持って地域の方々に話を聞きに行く、その姿勢と行動力が皆さんの成長を支えてきたのです。
これからの社会では、「自分の創造力を信じること」、「人とつながり、対話を重ねること」、そして「その力を社会に生かすこと」が、ますます重要な力となります。皆さんが小学校で培ったこの三つの力は、これからの未来で自信を持って歩むための、大きな支えとなるはずです。
どうか、これからも自分の創造力を信じ、人とのつながりを大切にしながら、周りの人や社会に温かな変化をもたらせる人になってください。(一部抜粋)
ご卒業、おめでとうございます。(校長 佐和)
校長:観音寺の梅
週末の学校での用事を済ませた後、観音寺(正式名は安楽山誓光院観音寺)にふらっと立ち寄りました。
気温も高く、色とりどりの梅がきれいに咲きほこっていました。
いよいよ春がやってきます。
ワクワクした気分になる一方で、6年生とのお別れの時も近づいてきて、複雑な心境です。(校長 佐和)
校長:大津一小から見える山々
冬は空気が澄んでいるため、景気が良く見えます。
大津一小は高台にあり、この時期はきれいに山をみることができるのです。
富士山と筑波山(マンションで下の方は隠れていますが)、そして北の方に山脈が見えます。
おそらく、「日光連山」で、男体山が大きく見えているのだと思います。
こんな美しい風景を見ることのできる学校にいることを幸せに感じています。(校長 佐和)
校長:PTA「エンジョイ!年度末清掃」
PTA主催の「年度末清掃」が行われました。土曜日に関わらず、たくさんの保護者と子供たちが駆けつけてくれました。
「エンジョイ!年度末清掃」を合言葉に、参加者同士のコミュニケーションを取りながら楽しみながら活動してくださいました。
特に、天井の扇風機や蛍光灯、ドアの上部など、普段子供たちだけでは行えないところが、保護者の力でたいへんきれいになりました。
学校を大切に思い、力を貸してくれる保護者の皆様は、大津一小の財産です。
保護者の皆様の期待に応えるべく、きれいになった教室でしっかりと教育活動を進めていきます。
ありがとうございました。(校長 佐和)
校長:大野隆司先生より寄贈いただきました
木版画家 大野隆司(おおのたかし)先生が、大津一小のスクールカラーである「スカイブル―」の作品を寄贈してくださいました。
大野先生には、毎年4年生が版画を教えてもらっています。
大野先生はたいへん有名な方で、とてもお忙しいはずです。それなのに、なぜ学校をまわって子供たちに版画を教えてくださるのか疑問に思って、お聞きしたことがありました。
「絵を描くことが得意な子が、必ずしも版画が得意とは限らないんです。どんな子にも版画が得意になったり、好きになったりする可能性があるから、それを体験させてあげたい。」
と、おっしゃったことに感銘を受けました。そして、だから授業中あんなに楽しく学ばせているのだと納得しました。
学校は、子供たちの可能性を広げる場所です。これからも、様々な専門家から学ぶ機会を増やしていきたいと考えています。
※大野先生の作品は、来賓(職員)玄関に掲示させていただいています。ぜひ、ご覧ください。(校長 佐和)
校長:授業参加?
タイトルの「授業参加」は、誤字ではありません。
授業参観は、「教室に行って授業を見ること。」なのですが、保護者の方に見てもらうだけでなく、本日は、「参加していただく授業」がたくさんありました。
3年生は、安全マップに関する発表を行い、保護者のみなさんにアドバイスを書いてもらったり、発表してもらっていました。そのアドバイスを参考にブラッシュアップして、様々な場面で披露していきます。
4年生と6年生は、子供たちが作った学習クイズに保護者のみなさんにも参加してもらい、いつも以上に盛り上がっている様子が見られました。
他の学年も、子供たちの発表にあたたかい拍手をもらい、たいへん励みになったようです。
子供たちといっしょに授業を創っていただいたことに、感謝いたします。
ありがとうございました。(校長 佐和)
校長:入学説明会に3年生が登場
来年度の保護者向け入学説明会に3年生が登場し、総合的な学びの時間に作っている「安全マップ」を紹介しました。
4月に入学してくる1年生に、安全に登下校をしてもらいたいという願いから実現させたものです。
大津一小は、『創造性を育む学び』の単元開発をしており、周りの世界をより良く変える子供を育てることをめざしています。
「何かを作っておしまい」ではなく、それが本当に誰かの役に立つものとなるよう、ブラシュアップすることが大切だと考えています。
子供たちは、大人の前で発表することで緊張していましたが、長い時間をかけた探究活動によって完成させた成果物を紹介することで、自分たちの学びの価値を感じ達成感を味わうことができたようです。
保護者の皆様、あたたかい拍手をありがとうございました。 (校長 佐和)
校長:1a(アール)の量感を育てる
量感とは、見当をつけたり,実際の物でどれくらいになるかの見当をつけたりするための感覚をいいます。
算数では、長さ、広さ(面積),重さを学習する際に扱うのですが、学力調査の結果からは、量感は身につきにくいことが分かっています。例えば、面積の問題では、縦と横の辺の長さが示されていれば、かけ算を使って答えを出すことができるのに、1㎡(1平方メートル)や1a(1アール)の面積に近い物を選ぶ問題は多くの子供が苦手にしています。
そこで、算数支援教員が校庭に1aをラインカーで引き、昼休みに遊ぶ場を用意しました。1aの広さがちょうどいい「転がしドッチボール」や「氷鬼」で遊ぶ中で、1aの量感が養われていくことを期待しています。
量感は,日常生活を合理化する上で大切な感覚です。実感を伴った理解を促すために、体験を通して日常生活の中で学んだり、学んだことを日常生活に活かす学習が重要だと考えます。(校長 佐和)
校長:生成AIを活用した授業の感想
千教研柏支会情報部会で本校の生成AIの授業を公開しました。柏だけでなく、近隣の先生方(市川、流山、松戸)、企業や地域の方もいらして、100名近くが参加されました。
授業後に書いてもらった主な感想は、下記のようなものです。生成AIに要約してもらたものです。)
本校では、情報活用能力の育成に力を入れており、今後、情報活用能力を育む活動の中に生成AIも取り入れていこうと考えています。その中には、情報モラルも含まれますので、ハルシネーションやファクトチェックなどのリスク面についても生成AIを活用しながら指導を進めていきます。(校長 佐和)
◯児童の積極性と主体性
子どもたちが積極的に生成AIを活用し、主体的に課題に取り組む姿が多く見られた。
自分の疑問を解決するために考えながら調べ学習を進めていた。
タイピングスキルが高く、スムーズに作業を進められる児童が多かった。
◯生成AIの活用の効果
情報収集が効率的で、短時間で多くの知識やアイデアを得られた。
情報を自分の考えと組み合わせて表現しようとする姿勢が見られた。
調べた内容をスプレッドシートなどにまとめる活動や、プロンプトを工夫して使う姿が印象的だった。
◯授業方法や環境の工夫
生成AIの活用を通じて、課題解決力やICTスキルを身につけられる教育の工夫が見られた。
クラス全体でプロンプト作成の仕方を共有する取り組みが参考になった。
多様なツール(Canva、スプレッドシートなど)の活用が効果的だった。
自由進度学習や選択学習の良さが感じられた。
◯教育の可能性を感じさせる要素
生成AIを日常的に活用する姿が、今後の学びの在り方を示している。
学校全体で生成AIを段階的に取り入れる系統性が参考になった。
校長:生成AIを活用した授業公開のお知らせ
下記の通り、大津一小を会場に、生成AIを活用した授業を公開します。
他市の先生や保護者の参観もお受けします。
ご希望の方は、校長(佐和)までご連絡ください。
令和7年1月17日(金)
14:00-14:45 授業公開
・4年生 指導者 : 杉山雄太 国語「くらしを便利にするために」
自分の考えを広げるために生成AIを活用する
・5年生 指導者 : 井上昇(土小)・小山正明 情報モラル「ファクトチェック」
生成AIとの付き合い方を考え、話し合う
・6年生 指導者 : 小林郁和 理科「私たちの生活と電気」
自由進度学習のなかで必要に応じて生成AIを使う
15:00-16:00 協議会【体育館】
・パネルディスカッション テーマ「授業での生成AI活用の効果」
コーディネーター : 佐和伸明
パネリスト : 杉山雄太・井上昇・小林郁和
校長:新年のご挨拶
校長:大津一小のICT教育が紹介されました
大津一小が推進しているICT教育が『柏市民新聞』に掲載されました。
端末を活用した、学びの個別最適化を目指す授業の紹介です。(校長 佐和)
柏市民新聞 ICT活用.jpg
校長:ひまわりプラザまつりでの発表が紹介されました
校長:文部科学省「情報モラル教育セミナー」公開
文部科学省の全国「情報モラル教育推進」セミナーの動画と発表資料が公開されました。大津一小は、子供たちのICT活用場面が多く、情報モラル教育も重視しています。今回は、学校全体の取組を提案しました。(校長 佐和)
講演資料 「自ら考え判断し実践していくための情報モラル教育 」(PDF:2.9MB)
【第2回】学校全体で行う情報モラル教育
<開催日程>
10月15日(火曜日)16時00分~16時40分
<開催方法>
オンライン開催
<ファシリテーター>
山梨大学 准教授 稲垣 俊介
<事例紹介者>
江戸川区立一之江小学校 校長 伊藤 秀一
柏市立大津ヶ丘第一小学校 校長 佐和 伸明
校長:インタビュー記事が掲載されました
インタビュー記事「教師と保護者の意識改革を促し、クリエイティブ・コンフィデンスを育む」が『公益財団法人NIRA総合研究開発機構 私の構想』に掲載されました。テーマは、AI時代に求められる子どもの創造性です。
東京大学やマサチューセッツ工科大等の研究者と同じ場で発言できたことは、たいへん光栄に思います。私の役目は教育現場で理想を実現することですので、子供たちの未来のために大津一小で頑張っていきます。(校長 佐和)
校長:プログラミングコンテストが放送されました
Cygames presents CHIBA CODER CUP 2024 が千葉テレビで放送されました。千葉県教育委員会と千葉テレビ放送株式会社の共催により、千葉県内の小学生を対象としたプログラミングコンテストです。
私は、始まった年から4年間、審査員として参加させてもらっています。
プログラミング作品のコンテストですが、最終審査についてはプレゼンテーションでの審査となります。プログラミング作品はもちろん良くできているのですが、作品への思いを伝えるプレゼンテーションもすばらしいです。小学生のみなさんは、ぜひ参考にしてください。(校長 佐和)
1. 番組放送日時
2024 年 12 月 8 日(日)午後 7 時~午後 7 時 45 分 チバテレミライチャンネルにて
2. 出演者
〇司会
ラパルフェ(都留拓也、尾身智志)、関根苑子(チバテレアナウンサー)
〇審査員
冨塚昌子(千葉県教育委員会教育長)
藤井祟渡(株式会社 Cygames エンジニアマネージャー)
三木健二(株式会社市進 市進学院校長)
佐和伸明(柏市立大津ケ丘第一小学校 校長)
〇最終審査出場者 5 名
4. アーカイブ配信日時
校長: 明日のひまわりプラザまつりで発表します
明日から開催される「第9回ひまわりプラザまつり」で、大津一小の6年生が研究発表を行います。
昨年度は、地域交流の活性化をめざしてWebページを制作した子供たちが、今年度はふるさと大津ケ丘の魅力を伝えるPR動画を制作しました。当日は、8チームの作品を公開します。ぜひ、お越しください。(校長 佐和)
大津ケ丘第一小学校6年生 「ふるさとPR大作戦」
大ホール発表 11/30(土) 11:25-
モニター放映 11/30(土)-12/8(日)
校長日記:柏市教育委員視察
月曜日の長万部からの視察に続き、木曜日は柏市教育長や教育委員、教育委員会各課から合わせて10名以上の方々が視察にみえました。目的は、本校の1人1台端末を活用した授業の参観です。
本校では、1人1台端末を活用することで、教師の一方的な伝達や指示による授業から、子供が自立して学ぶ授業へと、パラダイム・シフトを図っています。もう少し具体的に言うと、学ぶ形態(一人で学ぶ・友達と学ぶ・先生と学ぶ)と学ぶ内容(教科書・デジタル教材・プリントなど)を、自分で選択し、自分に合ったはやさで学習を進めていきます。教育委員会の皆様には、新しい授業方略を参観してもらい、ご意見やご感想をいただきました。
また、会議の途中に6年生がプレゼンする時間を設定してもらい、自分たちの活動やお願い(制作した地域のCМを流せる場所があったら教えてほしい)をしました。
大津一小では、子供たちの未来をみつめ、新しいチャレンジをしていきますので、引き続きご支援ください。(校長 佐和)
校長:長万部町からの視察
本校には、時々、教育視察にお越しになる方がいらっしゃいます。18日は、遠く北海道の長万部町から、小・中・高の先生方にお越しいただきました。
端末を活用した個別最適化と協働的な学びの一体化を図る6年生の授業を参観してもらい、意見交換の時間を設けました。自分たちでは気づかない、本校の強みや弱みを知る機会になるので、外部からの意見をもらえることはとてもありがたいことです。
長万部町からお客様が来ることを知った子供が、進んで歓迎ポスターを作っていました。生成AIも活用したそうで、とてもよくできていると感心しました。(校長 佐和)
校長:オナガがたくさん来ていました
「オナガ」は柏市の鳥です。
本校にもよく遊びに来ます。
全長37センチほどで、尾は20センチ以上と長く大きめな鳥です。翼と尾は美しい灰青色をしており、大津一小のシンボルカラーであるスカイブルーの校舎の前を羽ばたく姿は映えます。
本校にお越しの際はぜひ探してみてください (校長 佐和)
校長:運動会実施します
予定通り開催します。皆様のご来場をお待ちしています。
運動会の様子は、子供たちが速報でお伝えします。ぜひ、ご覧ください。
大津一小こどもブログ
https://kashiwa.ed.jp/otsu1-e/page_20220506113541
校長:かしわの木を植樹しました
柏市制施行70周年記念植樹事業として寄贈いただいた「かしわの木」を、全校児童を代表して児童会役員の子供たちが植樹しました。
かしわの木は、新芽が出るまで今の葉が落ちないという特徴があり、次の世代へとつながる縁起の良い木と言われています。植樹を終えた子供たちは、
「僕たちより大きくなるのが楽しみ」
「大人になったら、見に来たい」
などと話していました。
柏市と本校のますますの発展と子供たちのこれからの輝かしい活躍を見守ってくれることでしょう。(校長 佐和)
校長:保護者の協力による運動会準備
先週、今週と保護者の皆様が校庭の環境整備を行ってくれています。
今週末(19日)に運動会が予定されておりますが、教職員の力だけでは、こんなにきれいな環境を作ることはできませんでした。学校に対して、いつもご支援・ご協力くださる本校の保護者の皆様に感謝申し上げます。
当日は、子供たちが頑張る姿をご覧いただけると思いますので、ぜひ、ご家族でお越しください。(校長 佐和)
校長:端末を持ち帰るからできること
宿題は自分の力でやるものですが、分からないときは家にいる人に教えてもらうことになります。これだと、家に教えてくれる人がいないと、なかなか進まないことがあります。
昨日、3年生のクラスルーム(クラウド上の掲示板)には、自分の回答に自信がない子供が、画像をつけて友達に相談する書き込みがありました。その投稿に対して友達がすぐに反応し、自然と話し合いが始まりました。何とか問題を解こうとする気持ちも立派ですし、みんなで解決しようとする態度も素晴らしいと感じました。
端末は学校での学びと家庭での学びをシームレスにつなげることができます。これこそが端末を家庭に持ち帰り、子供たちが自由にコミュニケーションのできる場所(アプリ)を用意している意味なのです。
高学年では、家庭で学んだことや集めた情報を日常的に共有し、学び合っている姿が日常的に見られます。個別最適な学びと協働的な学びの一体化に向けて、端末による家庭学習をさらに推進していきたいと思います。(校長 佐和)
校長:新しい形の学校間交流(宮城県の学校とオンライン)
4年生は宮城県柴田町立槻木小学校と交流しています。
これまでの学校間交流は,「互いの学校や地域のことを紹介して終わり」ということが多かったように思います。これでは,本校が目指す「創造性を育む学びにより,周りの世界を変えることができるという自信を持つ活動(クリエイティブ・コンフィデンス)」にはなりません。
そこで,今回の交流は,お互いの地域の「まちおこし協力隊」となり,自分の地域ではなく相手の地域のことを広報する活動を企画しました。
9月24日は,初めての顔合わせを行いました。本校の4年生と槻木小の6年生が(異学年での組み合わせ),オンラインで顔を合わせ,自己紹介や学校のことを紹介し合いました。これから,次の活動に進んでいきます。
・自分の地域のことを紹介し合う
・相手の地域のなかで紹介したいことを選ぶ
・選んだ項目についてオンラインで情報を収集する
・情報を整理分析して,Webページをつくる
そして,まだ子供たちにも相談していない,これまでに見たことのないアウトプットも検討中です。ダイナミックな活動になると思いますので,ぜひ,ご注目ください。(校長 佐和)
校長:子供が先生のAI教室
6年生が主催した「クロームブック体験会」をロング昼休みに実施しました。
子供が『講師(先生)』で,地域・保護者・教師が『受講者(生徒)』です。
本日のテーマは,生成AIです。生成AIについて説明した後,早速,体験です。「冷蔵庫にあるもので献立を決める」というお題で入力すると,献立やレシピが瞬時にでてくることに,みなさん驚いていました。
これからの時代は,生成AIを使うことは当たり前になるはずです。その時代の中心になる子供が周りの大人に教えるという,とても貴重な体験となりました。お忙しい中,ご参加くださり,ありがとうございました。
次回は,10月3日に予定しています。ご都合のつく方はぜひ,お申込みください。(校長 佐和)
校長:名月を楽しみましたか?
昨日は,中秋の名月でした。
中秋の名月とは,旧暦の8月15日に出る月のことで,満月とは限らないようです。この日は、秋の真ん中にあたるため「中秋」と呼ばれ、月が最も美しく見えるとされています。今年は,まだ秋になったという実感はないですが・・・
昔から,秋の収穫を喜び感謝する祭りの日として,月見団子のように月にちなんだものや秋の収穫物を食べたり,お供えしたりしていました。また,ススキを備えるのは,災いや邪気を遠ざけるための風習です。
昨夜は,お子さんと一緒にお月見を楽しんだご家庭もあると思います。ご家族と夜空を見上げたことは,子供にとって忘れられない思い出になったのではないでしょうか。(校長 佐和)
↑ 大津一小の近くの田んぼで撮りました。
校長:保護者に協力してもらう授業参観
本日の6年生の授業参観は,これから学習を進める内容について,子供たちが保護者のみなさんから情報収集するという活動でした。
今年度の創造性を育む学びのテーマは,「地域の良さをCМ(動画)にして知ってもらう」というものです。4名程度のグループで活動しており,学習計画を立てるために必要な情報を得るためにインタビューをしていました。スマホでQRコードを読み込み,回答してもらう方法もありました。
ひまわりプラザでの発表や,デジタルイルミネーションなど,これまでは子供たちの学習の成果を発表する場面を見てもらう機会が多かったと思います。今回は,学習のスタートから子供たちの取組を知っていただき,ぜひ,支援してほしいと願っています。
子供たちが地域を駆けまわり,創造性に対する自信(クリエィティブ・コンフィデンス)を高める活動に,どうぞご期待ください。ご協力,ありがとうございました。(校長 佐和)
校長:PTAの支援で学びやすくなりました
端末を使った学習では,対話によって学びを深めるため,お互いの画面を見合うことがよくあります。その際,端末の画面が光って見えにくいこともありました。
そこで,本校PTAのご支援で,クリエィティブ・ハブ(旧コンピュータ室)に。グループごとのモニターを設置しました。
子供たちが使い始めたところ,細かいところまでクリアに映るのでとても好評です。
本校の特色ある教育を応援してくださるPTAの皆様に感謝申し上げます。
6年生がお披露目のイベントを企画しています。子供たちが教師役を務めます。
ぜひ,ご参加ください。(校長 佐和)
https://forms.gle/Jpy8JA86isCPuKvy5
校長:「教育フェス」ご来場感謝します
昨年に引き続き,今年も地域のショッピングモールで教育イベント(「夏休みデジタル教育フェス」inセブンパーク アリオ柏)を実施しました。
本校では,これからの社会で必要とされるICTを活用する力を育む教育に力を入れています。しかし,その内容については各校に任されているため,学校や自治体ごとに大きな格差が生じていると言われています。
そこで,今回のイベントは,学校の垣根を越えて学び合っている「柏メディア教育研究会」という教師集団と,企業や団体(「株式会社 教育ネット」「一般財団法人 東葛飾教育会館」「セブンパーク アリオ柏」)が協働し,無料で実施したものです。
多くの方々にご参加いただき、親子でロボットプログラミングや生成AI,タイピングを体験してもらい,2日間とも大盛況なイベントとなりました!大津一小からもたくさんの親子が参加してくれました。
お帰りの際,「楽しかった!」という子供たちの笑顔と,保護者からの「子供のためにありがとうございました!」という感謝の言葉をたくさんいただき,とてもうれしかったです。
日本の未来は教育に委ねられているという責任感を持ち,今後も、地域と学校が連携・協働し,地域全体で子どもたちの学びや成長を支える機会を創造していきたいと考えています。(校長 佐和)
校長:みんなの笑顔を待っていました(始業式)
台風の影響を心配しましたが,無事に2学期のスタートすることができ,子供たちの元気な声が戻ってきました。
欠席や遅刻も少なかったのは,保護者の皆様のお声掛けや健康管理のおかげと,感謝いたします。
始業式はオンラインで行いました。
私からは,自分の小学校時代の経験から,誰もがいじめの被害者や加害者になってしまう可能性はあり,「している方は,意地悪しているとかいじめているとかの意識がなくやってしまうことがあること」「反対に,されている方は傷つき,解決してもいつまでも心に残ること」について話しました。
2学期は,運動会や校外学習など友達と協力して進める行事がたくさん用意されています。相手を思いやる気持ちをもって,友情や団結を深めてほしいと思います。
2学期も,「希望の登校、満足の下校」となるよう、楽しい学校創りを目指していきますので,引き続き,地域や保護者の皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。(校長 佐和)
校長:夏休みは変わるチャンス
終業式では,昆虫のアリに関する研究について紹介しました。
「働きアリにも働かないアリがいること。働かないアリばかりを集めると働くアリが出てくること。逆に,良く働いているアリばかりを集めると,働かなくなるアリが出てくること。このことから,働くアリと働かないアリの違いは,働く力があるかどうかではないこと。本当は,どんなアリにも働く力はあるが,まわりの様子が変わると,今までと違う行動をとることになる。」といった内容です。
そして,子供たちには,下記のように呼びかけました。
アリと人間は違いますが,この例から考えると,学校に毎日登校しない夏休みは環境が変わるので,今まで出していなかった,自分の力を発揮させる,大きなチャンスではないでしょうか。もっている力を発揮して,学習に運動に,お手伝い,地域の行事などに積極的に取り組んでほしいと思います。夏休みを有意義に過ごし,2学期には新しい力を身につけて,元気に登校してくることを,楽しみにしています。
地域や保護者の皆様,1学期中の本校教育活動へのご支援・ご協力,ありがとうございました。夏休み中の子供たちの見守りをよろしくお願いいたします。(校長 佐和)
校長:文章読解力を鍛える
本校には,15分間の朝学習の時間があり,漢字テストや読書を行っています。
そこに,今年度から「文章読解力を鍛える」時間を設定しました。
やや長い文集の書かれた問題を配付し,子供たちにじっくり取り組ませます。普段のテストより難しいので,写真のように頭をかかえる姿がみられることもあります。
それでも,15分間しっかり取り組ませることで,何度も文章を読み直し,答えを導き出せる子供が増えていきます。その後の答え合わせで,正解だと分かると,本当にうれしそうです。
文章読解力を育むためには, 「気が散ることなくじっくり取り組ませる環境をつくること」「理解度を確認しながら文章を何度も読み直すこと」が大切だと考えています。(校長 佐和)
校長:みんなの夢が叶いますように
「ひとりひとりの夢がかなえられる学校にしないと」と思いながら,見て回りました。(校長 佐和)
校長:子供たちが使う校内放送
学校でのメディア教育というと「端末」が注目されますが,昔から学校で日常的に使われているメディアの一つに、校内放送があります。
教職員の連絡や、子供たちへのお知らせに使っており、今でも学校生活で重要な役割を果たしています。これを子供たちが使うことで、情報の伝達だけでなく、学校生活に潤いを与える効果も期待できます。
子供たちが校内放送を使う機会が多いのは昼の給食の時間で,本日も,放送室にたくさんの子供が集まり,お知らせや呼びかけをしていました。
児童会活動の連絡に加え,学年やクラスの取組を気軽に紹介できるのも,校内放送の良さだと感じます。本校が目指している「周りの世界を変える子供の育成」に,校内放送も役立てていきたいと考えます。(校長 佐和)
・給食委員会から給食の献立と栄養,産地について
・生活委員会から安全な廊下歩行について
・6年生より校庭での過ごし方について
・6年生から「野鳥写真展」開催のお知らせ
校長:学校の周りにいる鳥
総合的な学習の時間に大津川をテーマとした学習をしている6年生のグループがあるので,地域環境に詳しい相良様と輿石様にお越しいただき,大津川の現状や課題について質問をしました。
お話の中で,手賀沼や大津川には野鳥がたくさんいることを教えていただいたので,出勤前に少し大津川周辺を探してみました。たった2日間,10分くらい観察しただけなのに,本当にいろいろな野鳥に出会えることに驚きます。
近くに豊かな環境があるからといって,自然のことに詳しくなるとは限りません。意識して観察したり,手に触れたりするからいろいろなことが分かるようになるのだと思います。
子供たちにも,学校の周りの自然環境に興味を持たせたいと考えます。(校長 佐和)
校長:土曜日参観は,いかがでしたか?
本日の土曜日参観は,歌声集会,授業参観,引き渡し訓練と盛りだくさんの内容でした,
暑い中,ほとんど全員の保護者の皆様にお越しいただき,感謝申し上げます。
子供たちの歌声はいかがでしたか?
授業の様子はいかがでしたか?
一緒に下校しながら通学路の安全確認はしていただけましたか?
アンケートを送りますので,ぜひ,ご意見・ご感想をお願いします。(校長 佐和)
校長: 生成AIと教育
先日、ある研究会で「生成AIを活用した授業づくり」というセミナーのコーディネーターをしました。
登壇者は、全国でも最先端の実践を行っている先生方で、250名もの参加者が集まりました。
結論から言うと、このセミナーで様々な実践を聞いたり、質疑応答をしたりして、「本校でも、もっと活用を図らなくてはいけない」という思いが強くなりました。
生成AIを教育に利用すると言うと、「生成AIで読書感想文を書く子供が出てきそうだから良くない」「子供たちに思考力がつかない」などと心配する声をよく聞きます。
しかし、しっかりした指導観を持ち、計画的な指導を行うことで、子供たちの思考力を高めるためのツールとなると感じたからです。
すでに、本校では、生成AIの仕組みや利便性・リスク(ハルシネーション)などについて学び、プロンプトを入れて使ってみるところまで行ってきました。今後は、教科等の学びで効果的に活用できる場面を設定していきたいと思います。
このセミナーでも、生成AIを使うことでより大切にすべきこととして、「好奇心・探求心を一生失わせない教育」「人間らしい感性・感動・感情を大切にした教育」などのキーワードが出されました。本校では、創造性を育む学びを推進していますので、創造性を高めるための対話の相手(壁打ち)として生成AIを使っていきたいと考えています。(校長 佐和)
校長:本校の実践が紹介されています(リシード)
昨年度の4年生が行った授業が紹介されました。
これまで何度もマスコミで取り上げていただきましたが,この記事は教師の立場から学習のねらいをまとめてくださっています。
ぜひご覧ください。(校長 佐和)
「協働的な学びを通して創造力と自信を育む「プログラマッピング」
https://reseed.resemom.jp/article/2024/05/28/8834.html
校長:5年生 田植え体験
本校の教室の窓からは,美しい田園風景が広がっています。
5年生は,社会科の「米作り」の学習として,昨年度から,田植えや稲刈りの見学をさせてもらっており,今年度は,子供たちが田んぼにはいっての田植え体験もお願いしました。
初めて田植えをする子供がほとんどで,おそるおそるといった感じでしたが,一度はいってしまうと,泥だらけになりながら楽しそうに作業をしていました。
田植え機と手で植えることの作業効率の違いを知ることで,農業の課題について考えるきっかけになったものと思います。また,昨今はすでに精米されてパッケージされたものしか見たことがない子供が大部分です。田植えの大変さを体験することで、食べ物を大切にする気持ちが芽生えることも期待しています。
橋本社長をはじめ,沼南ファームの皆様,忙しい時期にかかわらず快く子供たちの見学を受け入れてくださり,誠にありがとうございました。(校長 佐和)
校長:1年生から端末活用の必要性
1年生の端末利用がはじまり,カメラ機能を使って写真を撮る練習をしていました。
すぐにアサガオの生長記録に端末を活用するようです。
昔から「読み・書き・そろばん」は必ず身につけなくてはならない能力とされていました。
これからは,ICT活用スキルも重要な能力になっていきます。
そのためにも,低学年のうちからICT活用になれることは必要です。
端末を,文房具の一つとして学習を効果的・効率的に進めるために,どんどん活用させたいと考えます。(校長 佐和)
校長:PTA会長と対談
19日に、教育課程説明会とPTA総会がありました。
どちらも一方的な説明が多く、形骸化している傾向があるため、PTA会長のご提案で今年は大きく形を変えました。
まず、教育課程説明会については対談形式とし、私とPTA会長でやりとりをしました。
テーマは下記の2つです。
「大津一小でどんな教育をめざすのか」
「子供たちが小学生の時に体験させたいこと」
学校を卒業して社会に出てから、自立し、豊かな生活を送れるような資質・能力を育むという論点で、意見交換ができました。
後半は、保護者からの質問でした。
「多様性を認める教育のあり方」や「放課後の過ごし方」等についてのご質問に回答しました。特に、今年度の時間割(木曜日午前中5時間授業、13:55下校)について、どういう意図をもって変更したのかを知っていただく機会を得られたことは、たいへんありがたいことです。
PTA総会でのスライドによる活動方針も、たいへん分かりやすい内容でした。。
当日は、写真のようにたくさんの保護者の皆様が参加くださいました。
これまでのカタチに固執しない、新しいやり方をPTAの皆様と考えていきたいと思っています。
ぜひ、ご意見やご要望をお願いします。(校長 佐和)
校長:PTA会長と対談
校長:これから目指す学習モデル
令和の日本型学校教育に関する答申では,個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実が提示されています。(中央教育審議会,2021)
しかし、その具体的な方法は示されていないため、学校ごとに学習モデルを開発する必要があります。
子供主体の学びのあり方を研究している大津一小では、日常の教科学習のなかでも、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた取組みを始めています。
一例を紹介すると、本日の6年1組の算数では、点対称な図形の性質を学ぶ際、子供に学び方を選択させていました。
「1人で進める」「友達と一緒に進める」「先生と学ぶ」の3つの中から、自分に合った学び方を選んで学習をスタートします。
途中で分からなくなったら、教科書や先生が用意した資料を見たり、友達や先生に相談したりすることもOKです。
終わった順番に教師のところに行き、しっかり理解しているかどうか対面で確認します。また、学習の達成度について測定するルーブリック評価も取り入れ、指導と評価の一体化を図りました。
これまで、このような授業はあまりしたことなかったのですが、どの子も主体的に学びを進めている姿が見られました。
一斉のなかで、同じ進度、同じやり方で指導するだけでなく、自分の力で学ぶことのできる子供を育てることは、たいへん重要なことだと考えています。(校長 佐和)
校長:立派な一年生でした(入学式)
桜が満開の穏やかな春の日、54名の1年生が入学してきました。
お話をしっかりの聞くことのできる立派な1年生です。
私からは、1年生にひとつだけ、
「しっかり、あいさつやお返事ができる,1年生になってほしい」という話をしました。
保護者の皆様には、
「本日より、大切に育ててこられたお子様を、確かに、お預かりいたします。お預かりするのは、お子様の命と未来です。安心・安全な学校づくりに努めると共に、お子様が将来、新しい社会を豊かに、たくましく生き抜くために必要な、資質・能力をしっかり育むために、教職員一同、全力で取り組んで参ります。どうぞ、本校の特色ある教育活動にご期待いただくと共に、ご協力をよろしくお願いいたします。」と、お話ししました。
これで、1年生から6年生まで全員が揃い、賑やかに再スタートとなります。
保護者の皆様、地域の皆様、ご支援・ご協力をお願いいたします。(校長 佐和)
校長:スカイブルーと桜
先日、ドローンで校舎と桜の写真を撮った時は、あいにくの曇り空でした。
そこで、本日は、スカイブルーの空だったので、あらためて撮り直してみました。
スカイブルーの空と校舎とピンクの桜。
大津一小は自慢できる素敵な学校だと感じます。(校長 佐和)
校長:桜が満開です(ドローン撮影)
例年より開花の遅れた桜が満開を迎えています。
桜が学校に植えられたのは明治時代からのようで、現在でも学校の樹木、第1位になっています。
新年度に合わせて咲く桜は、美しく、心が躍ります。
子供たちも、ワクワクした楽しい気持ちで学校生活をスタートさせてほしいと願っています。(校長 佐和)
※画像は、ドローンで撮影しました。
校長:新しい教職員をよろしくお願いします
大津一小に着任した教職員を紹介する会を行いました。
新しい出会いに、子供たちも教職員も笑顔でいっぱいです。
とてもあたたかい雰囲気でした。
令和6年度の大津ケ丘第一小学校の教職員一同、一致団結して子供たちの指導に当たります。
保護者の皆様、地域の皆様、引き続きご支援・ご協力をお願い致します。(校長 佐和)
校長:実り多い令和5年度でした
2020年より世界中が苦しめられていた新型コロナウイルス感染症が、今年度の5月8日より季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行されたことにより、対面と対話を大切する教育活動を再開することができました。
また、今年度より本校はコミュニティスクールとなり、第1回の学校運営協議会において、地域と連携を図る教育課程の開発を提案し、ご賛同いただきました。具体的な活動としては、6月に子供たちが地域のことを知るための人材の発掘を依頼し、総勢25名にお越しいただいて、「地域の良さ」「地域の課題」「小学生に期待すること」について、子供たちに話してもらう場を設定しました。
この機会から、5年生の「アクティブ大作戦」や6年生の「デジタルイルミネーション」の単元開発を行い、地域を意識した学びを行うことで、研究目標であるクリエィティブ・コンフィデンス(創造性に対する自信)を大きく伸ばすことができました。
このように、今年度は、地域との連携が強化された1年となりましたので、来年度もさらに、地域や保護者の皆様のお力をお借りして、地域に開かれた学校づくりを進めてきたいと思っています。
大きな事故やけがもなく、成果の多い1年になったことは、地域や保護者の皆様のおかけです。来年度も教職員一丸となって、より良い学校づくりを推進していきますので、引き続き、ご支援・ご協力をお願いいたします。(校長 佐和)
校長:生成AIは使えるのか?
『生成AI』について学ぶ時間を、4年生と5年生に設定しました。
ご存知の通り、生成AIは世の中に急速に普及しており、これから子供たちが活躍する社会では、AIを使わないで生きていくことは、考えられなくなりそうです。
現状では、一般に普及している生成AIは年齢制限が設定されており、小学生はまだ使うことができません。今回は、教育用に開発されたものを、教師の管理下で期間(時間)限定で利用しました。
好きな動物や、昼休みのおすすめレクなどについて、プロンプト(指示や質問)を入力すると、どんどん文章が表示されます。通常のインターネット検索や図書資料を使うと何時間もかかりそうなことが、あっという間に文章化されることに、子供たちは驚いていました。しかし、物語文のあらすじなどを聞くと、あきらかに間違っている内容もあります。問題なのは、自信たっぷりに「本当っぽいうそ」が表示されることです。
間違いもあること、たんさんの選択肢が提示されるということは、ユーザー(人間)は、これまで以上に『判断力』が求められるようになります。より良い選択をするための判断力の基になるのは、様々な体験や学習によって身につけた知識であり、これまでも学校で育てようとしてきた力です。
未来を生きる子供たちには、大人以上に最先端の知識や経験が求められます。基盤となる学習を大切にしながら、新しいものにも触れさせていきたいと考えます。(校長 佐和)