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校長日記

校長:夏休みは変わるチャンス

終業式では,昆虫のアリに関する研究について紹介しました。

「働きアリにも働かないアリがいること。働かないアリばかりを集めると働くアリが出てくること。逆に,良く働いているアリばかりを集めると,働かなくなるアリが出てくること。このことから,働くアリと働かないアリの違いは,働く力があるかどうかではないこと。本当は,どんなアリにも働く力はあるが,まわりの様子が変わると,今までと違う行動をとることになる。」といった内容です。

そして,子供たちには,下記のように呼びかけました。

 アリと人間は違いますが,この例から考えると,学校に毎日登校しない夏休みは環境が変わるので,今まで出していなかった,自分の力を発揮させる,大きなチャンスではないでしょうか。もっている力を発揮して,学習に運動に,お手伝い,地域の行事などに積極的に取り組んでほしいと思います。夏休みを有意義に過ごし,2学期には新しい力を身につけて,元気に登校してくることを,楽しみにしています。

地域や保護者の皆様,1学期中の本校教育活動へのご支援・ご協力,ありがとうございました。夏休み中の子供たちの見守りをよろしくお願いいたします。(校長 佐和)

 

校長:文章読解力を鍛える

本校には,15分間の朝学習の時間があり,漢字テストや読書を行っています。

そこに,今年度から「文章読解力を鍛える」時間を設定しました。

やや長い文集の書かれた問題を配付し,子供たちにじっくり取り組ませます。普段のテストより難しいので,写真のように頭をかかえる姿がみられることもあります。

それでも,15分間しっかり取り組ませることで,何度も文章を読み直し,答えを導き出せる子供が増えていきます。その後の答え合わせで,正解だと分かると,本当にうれしそうです。

文章読解力を育むためには, 「気が散ることなくじっくり取り組ませる環境をつくること」「理解度を確認しながら文章を何度も読み直すこと」が大切だと考えています。(校長 佐和)

校長:子供たちが使う校内放送

学校でのメディア教育というと「端末」が注目されますが,昔から学校で日常的に使われているメディアの一つに、校内放送があります。

教職員の連絡や、子供たちへのお知らせに使っており、今でも学校生活で重要な役割を果たしています。これを子供たちが使うことで、情報の伝達だけでなく、学校生活に潤いを与える効果も期待できます。

子供たちが校内放送を使う機会が多いのは昼の給食の時間で,本日も,放送室にたくさんの子供が集まり,お知らせや呼びかけをしていました。

児童会活動の連絡に加え,学年やクラスの取組を気軽に紹介できるのも,校内放送の良さだと感じます。本校が目指している「周りの世界を変える子供の育成」に,校内放送も役立てていきたいと考えます。(校長 佐和)

 ・給食委員会から給食の献立と栄養,産地について

・生活委員会から安全な廊下歩行について

・6年生より校庭での過ごし方について

・6年生から「野鳥写真展」開催のお知らせ

校長:学校の周りにいる鳥

総合的な学習の時間に大津川をテーマとした学習をしている6年生のグループがあるので,地域環境に詳しい相良様と輿石様にお越しいただき,大津川の現状や課題について質問をしました。

お話の中で,手賀沼や大津川には野鳥がたくさんいることを教えていただいたので,出勤前に少し大津川周辺を探してみました。たった2日間,10分くらい観察しただけなのに,本当にいろいろな野鳥に出会えることに驚きます。

近くに豊かな環境があるからといって,自然のことに詳しくなるとは限りません。意識して観察したり,手に触れたりするからいろいろなことが分かるようになるのだと思います。

子供たちにも,学校の周りの自然環境に興味を持たせたいと考えます。(校長 佐和)

 

校長:土曜日参観は,いかがでしたか?

本日の土曜日参観は,歌声集会,授業参観,引き渡し訓練と盛りだくさんの内容でした,

暑い中,ほとんど全員の保護者の皆様にお越しいただき,感謝申し上げます。

子供たちの歌声はいかがでしたか?

授業の様子はいかがでしたか?

一緒に下校しながら通学路の安全確認はしていただけましたか?

アンケートを送りますので,ぜひ,ご意見・ご感想をお願いします。(校長 佐和)

 

校長: 生成AIと教育

先日、ある研究会で「生成AIを活用した授業づくり」というセミナーのコーディネーターをしました。
登壇者は、全国でも最先端の実践を行っている先生方で、250名もの参加者が集まりました。
結論から言うと、このセミナーで様々な実践を聞いたり、質疑応答をしたりして、「本校でも、もっと活用を図らなくてはいけない」という思いが強くなりました。
 生成AIを教育に利用すると言うと、「生成AIで読書感想文を書く子供が出てきそうだから良くない」「子供たちに思考力がつかない」などと心配する声をよく聞きます。
しかし、しっかりした指導観を持ち、計画的な指導を行うことで、子供たちの思考力を高めるためのツールとなると感じたからです。
 
すでに、本校では、生成AIの仕組みや利便性・リスク(ハルシネーション)などについて学び、プロンプトを入れて使ってみるところまで行ってきました。今後は、教科等の学びで効果的に活用できる場面を設定していきたいと思います。
 このセミナーでも、生成AIを使うことでより大切にすべきこととして、「好奇心・探求心を一生失わせない教育」「人間らしい感性・感動・感情を大切にした教育」などのキーワードが出されました。本校では、創造性を育む学びを推進していますので、創造性を高めるための対話の相手(壁打ち)として生成AIを使っていきたいと考えています。(校長 佐和)

校長:本校の実践が紹介されています(リシード)

昨年度の4年生が行った授業が紹介されました。
これまで何度もマスコミで取り上げていただきましたが,この記事は教師の立場から学習のねらいをまとめてくださっています。

ぜひご覧ください。(校長 佐和)

「協働的な学びを通して創造力と自信を育む「プログラマッピング」

https://reseed.resemom.jp/article/2024/05/28/8834.html

 

校長:5年生 田植え体験

本校の教室の窓からは,美しい田園風景が広がっています。

5年生は,社会科の「米作り」の学習として,昨年度から,田植えや稲刈りの見学をさせてもらっており,今年度は,子供たちが田んぼにはいっての田植え体験もお願いしました。

初めて田植えをする子供がほとんどで,おそるおそるといった感じでしたが,一度はいってしまうと,泥だらけになりながら楽しそうに作業をしていました。

田植え機と手で植えることの作業効率の違いを知ることで,農業の課題について考えるきっかけになったものと思います。また,昨今はすでに精米されてパッケージされたものしか見たことがない子供が大部分です。田植えの大変さを体験することで、食べ物を大切にする気持ちが芽生えることも期待しています。

橋本社長をはじめ,沼南ファームの皆様,忙しい時期にかかわらず快く子供たちの見学を受け入れてくださり,誠にありがとうございました。(校長 佐和)

校長:1年生から端末活用の必要性

1年生の端末利用がはじまり,カメラ機能を使って写真を撮る練習をしていました。

すぐにアサガオの生長記録に端末を活用するようです。

昔から「読み・書き・そろばん」は必ず身につけなくてはならない能力とされていました。

これからは,ICT活用スキルも重要な能力になっていきます。

そのためにも,低学年のうちからICT活用になれることは必要です。

端末を,文房具の一つとして学習を効果的・効率的に進めるために,どんどん活用させたいと考えます。(校長 佐和)